勇者シャルのゼテギネア放浪記

〜第26話補記〜
怨霊退散ブンチキマーチ

(聖杯探索)

さて!
聖杯求めてやってきたのはクリューヌ神殿
先に来ていたルバロン将軍を追い散らした反乱軍でしたが、聖杯は見つかりませんでした。

シャル
「しゃーない!近隣の町に散らばっていろんな情報を集めてきて!」
一同
ラジャ!
と、再び旧本拠から四方八方へと情報収集の為に散らばり行く反乱軍諸部隊。
そんな矢先に妙な噂が飛び込んできます。
町の人
「実はの…最近このクリューヌ地方では幽霊騒ぎが頻発しとるんじゃよ…」
トリスタン(ジェネラル)
…幽霊?
なにやら怪しげな雰囲気を秘めておりますねぇ。


○聖杯の行方○

で、各地の町や教会を転々とした挙げ句、結局新しい情報は得られませんでした。
でしたが、クリューヌ神殿で老騎士の亡霊が出るという噂を耳にします。
トリスタン
「…やはりクリューヌ神殿だな」
ランスロット(パラディン)
「しかし、一体どこに…?」
アイーシャ(ビショップ)
「通常の方法では見つからない、という事かもしれませんね」
フット(ニンジャマスター)
「なるほど?ここは我等の出番やも知れんなシャル」
シャル
「ないない」
ラデッシュ(ブラックナイト)
「チッ、道具の準備は万端整えたのに」
アイーシャ
「…どこかに工事にでも行かれるつもりですか?」
フット
散ッ!
(闇の軍団、瞬時に姿を消す)
アイーシャ
「チィッ!逃げられると思うてか!
(アイーシャ、負けじと姿を消す)
ニーナ(フレイア)
「染まりやすい娘ねぇ」
シャル
「ま、それはともかく。どの道、クリューヌ神殿に行くしかないね」
アッシュ(パラディン)
酒はおやつに含まれない!
ガッシュ(パラディン)
「なればおつまみも当然!
ラッシュ(パラディン)
準備万端でござる!」
ユーシス(セラフィム)
どこにいくつもりなんですかッ!
シャル
「まぁいっか♪じゃ、行くぜ野郎ども!
一同
おおッ!
ニーナ
野郎言うな〜ッ!」

○クリューヌ神殿○

ともかくクリューヌ神殿に到着した反乱軍。
トリスタン
「いくつかの班に分かれて行動しよう」
デボネア(ジェネラル)
「こうだだっ広くてはな…」
というわけで、幾つかの班にわかれて探索に向かいます。
なんせ、あれだけの帝国軍が隠れていた神殿ですから、かなりの広さがあるに違いありません。
シャル
「というわけで、数人で組になって散らばってねー」
ナイジェル(サムライマスター)
「なんか、肝試しかなんかみたいだな」
クリス(パラディン)
「怖いのってなんかワクワクしますよね」
ヴォニータ(ビショップ)
ううっ…霊の気配がしますよ〜ぅ(半泣)」
ニーナ
「大丈夫大丈夫」
ヴォニータ
「うえ〜んニーナちゃんこあいよ〜(泣)」
ラウニィー(フレイア)
「…ともかく、中はいってみるか」
取り敢えず、行って下さいませ。


○アイーシャ○

神殿の中に入っていった反乱軍ですが、どうもやはり何かがいるようです。
マーチン(サムライマスター)
「前はこんなにはっきり感じなかったでござるが…」
アイーシャ
「かなり強く感じますが、瘴気はあまり感じられませんね」
ユーシス
「…感じるには感じますけどね」
クリス
「わくわく、わくわく」
バダム(パラディン)
あたたかくはならないぞ
アイーシャ
「あなたどこから出てきたんですか」
バダム
「いつものことだ」

アイーシャ
「…あら?この気配は…」
謎の人物
「アイーシャ」
アイーシャ
「…お母様?お母様ですね!でもどうして…」
フォーリス(故・大神官)
「全ては、神の思し召しでしょう」
アイーシャ
「神…お母様、アイーシャはでしょうか?」
フォーリス
「心配要りませんよ、あなたの中では同じ事でしょう?神も御仏も、私達の俗称なのですから」
アイーシャ
「そうですね!私の中の信仰が正しければ良いのですね!お母様、アイーシャは頑張ります!」
フォーリス
「その調子ですよアイーシャ」
マーチン
「なるほど、そういう事でござったか」
クリス
「でも、話は通じ難いみたいですねやっぱり」
ユーシス
「何分、あまりそう呼ばれる例がないもので」
アイーシャ
「…いいですもん、御仏とお母様はわかってくれてるんだから」
フォーリス
「そうね」
マーチン
「ま、それはそれとして。フォーリス殿は何故ここに…?」
フォーリス
「ええ、実は…」

○ランスロット○

また別の班では。
ランスロット
「やはり何かの気配を感じるな…」
ノルン(ビショップ)
「はい。どうも霊の気配と呼ぶべきものの様です」
ナイジェル
「…近いぞ、この気」
フィガロ
「ノルン!会いたかったぞノルン!
(がばっちょ→失敗)
フィガロ
「おお、そういえばできなかったっけか。はっははは
デボネア
今度はノルンか
フィガロ
「拗ねているのか?こいつぅ」
二天王
っはっははははは
ニーナ
「どこまでもさわやかに笑うわねこいつらは」
ノルン
「また出てきたわね。死んでからの出番の方が多いんじゃない?」
バダム
筆者の都合らしい
ナイジェル
「いつやってきたんだ貴様」
バダム
「細かい事を気にするな」
フィガロ
「お前達に会いたかったのは確かだが、今日は特別だ。レディのエスコートを頼まれたのでな」
デボネア
「レディ?」
フィガロ
「こちらです、レディ・ウィニア」
ランスロット
「ウィニア…?」
ウィニア(故・ランスロット夫人)
「お久しぶりです、あなた」
ニーナ
あなた!?って…」
ランスロット
「ウィニア…会えるとは思ってなかった。嬉しいよ、ウィニア」
ウィニア
「私も、会えて嬉しく思います。あなた♪」
ニーナ
「まー、死別してもあっつい事
デボネア
「…誰に頼まれたのだ?」
フィガロ
「うむ、それがな…」

○トリスタン○

また別の班でも。
カノープス(バルタン)
「強い霊の気配がする」
バダム
「お、文字どおりトリ肌が立っておるな
ギルバルド(ビーストマスター)
「どこから沸いて出たのだお主」
バダム
「これも浮世の倣い」
ラウニィー
しばくぞコラ
トリスタン
「うむ?あれは…」
謎の人物
「トリスタン…立派に育ったな…予は嬉しく思うぞ」
ラウニィー
「…何者だ?この気配、ただの霊じゃないぞ」
トリスタン
「…もしや、父上?」
グラン(故・ゼノビア王)
「そうだ、トリスタン。…久しいな、カノープス、ギルバルド」
ギルバルド
「王…」
カノープス
「死んだくせに元気そうじゃないか」
グラン
「うむ。おかげさまでな」
三人
わっはっははは!
ラウニィー
「またえらくウマがあうなこいつら」
グラン
「お?そちは、ひょっとしてウチの息子のコレか?」
(グラン、小指を立ててみせる)
ラウニィー
「ばっ…違うよテメー!ざけんなよコラ
グラン
「何じゃ違うのか…では予の側室にならんか?」
トリスタン
「父上…なんかイメージ違うなぁ…
グラン
「お?おおすまんな。どうも死ぬと地が出るもんでな」
ギルバルド
「隠れてこそこそ夜の町へ出向いたり」
カノープス
「夜通し飲み明かしてぶったおれたり」
グラン
「懐かしいのー」
三人
わっはっははは!
ラウニィー
「ったく、とんでもねー放蕩ジジイじゃねーか」
グラン
「まぁそー言うな息子の嫁候補よ」
ラウニィー
やめろよそーゆーの!
トリスタン
「…。ところで、何故父上がここへ?」
グラン
「おう、それがな…」

○企んだ人○

神殿の外。
ウォーレン(ゴエティック)
「今宵はよい日取り」
サラディン(ゴエティック)
「これもまた人間の自然の営みというべきものですかな」
謎の爺(師匠)
「たまにはこういう趣向もよかろうというもの」
ジジイズ
ファッホッフッハハハ!
フェンリル(ドラグーン)
「随分にぎにぎしい事だな」
謎の爺
「ホ。これは天空の。いや、そこの賑々しさは知らぬ事じゃが」
フェンリル
「何のつもりだ、闇の予言者
謎の爺
「ホ、懐かしい事を。何の…といわれてものぅ、星にでも聞いてもらおうかの
ウォーレン
「ホッホッホッホ」
フェンリル
「フッ…全くお前等の相手を一人でやるのは骨が折れる」
サラディン
「まぁまぁ。…今宵はまた特別でもあるので」
謎の爺
「死してなおその精神が生きている事が人にはある。何か特別に強い想いがあるのだろうの。わしもたまには天の川などを消してやりたく思う事があるという事じゃホッホッホちとくさかったの
ウォーレン
「いえいえなかなかポエマーでしたぞ」
サラディン
意外な一面というのもまた自然の姿」
ジジイズ
ファーッホッフッハハハ!
フェンリル
「もーいーわかったわかった。…さて、あっちの方はシャル達に任せて、昔話など聞かせてもらおうかな?ホーライの神官殿
謎の爺
「ホッホッホ。歳を取ったのフェンリル」
フェンリル
「あんたに言われる筋合いはないよクソジジイ」
謎の爺
ホッホッホッホ
フェンリル
フッフッフッフ
サラディン
「これも意外な関係
ウォーレン
「全てはやはり、星の導きでしたな」

○聖杯○

さて神殿内に戻ります。
トリスタン
「時に父上、聖杯のありかをご存知ありませんか」
グラン
「聖杯はパーシバルに一任しておる。予は預かり知らん事だ」
ラウニィー
「じゃ、パーシバルはどこにいるんだ?」
グラン
「ふーむ、パーシバルにはあっちでも会ってないのだが…はて?」

シャル
「ジーいさんよーい」
アッシュ
「むぅ、シャルではないか」
シャル
「連中はどしたの?一人でどこにいくつもりよ」
アッシュ
「ふむ…さての」

謎の騎士
「久しぶりだな、アッシュ」
アッシュ
「ほう…随分渋味が増したようだなパーシバル」
パーシバル(故・ゼノビア騎士)
ダンディズムとは男の美学よ」
シャル
「やっぱり死んでたんだね」
パーシバル
「…娘御か?」
アッシュ
「誰が?」
パーシバル
「そこの少女だ」
アッシュ
「誰の?」
パーシバル
「おぬしの」
アッシュ
「ふ〜む…そうなのか?
シャル
違うわボケジジイ
パーシバル
「似ておるのだがな〜雰囲気が特に」
アッシュ
「ふん。時にパーシバル、積もる話はあるが先に出てきた用件を済ませろ」
パーシバル
「うむ。…シャル、であったな。そこもとは勇者として十分な資格を持っておると見受ける」
シャル
照れるなぁ
パーシバル
「グラン王の命により守ってまいった聖杯を受け継ぐに相応しいと判断する」
(宙空に光を帯びた杯が現れる)
シャル
「これが…聖杯」
パーシバル
「受け取るがよい、シャルよ」
シャル
「…確かに」
パーシバル
はーやれやれ終わった終わったー。さ!グランの旦那のおかげで随分退屈しておったところだ。暫く付き合って頂くぞアッシュ!
アッシュ
「望むところじゃてパーシバル!」
ジジイズ
ぶわーっはっははは!
シャル
「…なんか…聖杯の方がおまけみたい
パーシバル
「かてー事いうなよ、いい若いモンが」

○追善供養唱題菩提の為の南無三の宴○

トリスタン
「それは聖杯…か?パーシバルに会ったのか」
シャル
「ん。取り敢えず目的達成ね。後は…」

グラン
「懐かしい顔ばかりじゃのー。お前等も早くこっちにこい。退屈でならんわい」
アッシュ
「まぁ、そのうちに参りますでな。はっははは!
パーシバル
よいですかな王よ。我が輩を選んで頂いたのは誠に光栄の至りなれど、我が輩がこちらでねばっておる間王はあっちでやりたい放題し放題、これでは一国の王であった者として…って人の話し聞かんかコラ王!
グラン
説教臭くなったな、パーシバルよぅ」
パーシバル
「誰のせいだ誰の」
ギルバルド
「なんだ、あっちでも放蕩三昧かこのおっさんは」
カノープス
「成長の見られない奴だな」

シャル
「…とかとか、幽体となごんでる人があちこちに」
トリスタン
…違う、父上はもっとこう…

バートン(ヴァンパイア)
「あーあー。ただいまマイクのテスト中〜。どれみそ〜♪ぜぜぜぜぜぜぜぜっこうちょー♪」
グレッグ(ウェアウルフ)
「血が騒ぐ月夜だぜ〜」
(どんからら)
ディロン(ウェアウルフ)
「まったくだぜ〜」
(どんからかっか)
バートン
「まずは軽く一節まいろうかの…正調パトリオット音頭〜!」
グレッグ&ディロン
「よっ!山本節!」

ナイジェル
「バートンの野郎はりきってやがんな〜」
ニーナ
「歌には自信があるんだって〜」
クリス
「唐揚げと焼き鳥とってきたよ〜。あとね、ビア樽お願いしてるからね〜」
バダム
「気の利く聖騎士だ」
ヴォニータ
肉ばっかりじゃないですか!野菜もたんとお召し上がり下さい!」
(どんっ)
ナイジェル
「って、ボール山盛りの生野菜をどーしろってんだこら!」
ヴォニータ
野菜だけでもおいしいわ
(ばりばり)
マーチン
CMネタは風化するでござるよ」
バダム
「それ言うの私の仕事でござるよ武神流殿」
マーチン
さいこっぱーわー
クリス
「わ、凄い量呑んでるマーチン先生」

シャル
「すっかり盆踊り大会って風情ねー」
町の人
「いやもう、時期なんでねー。毎年ここでやってるんだ。幽霊騒ぎで忘れてたけどな」

バートン
「よーっしよしよし、次!正調・究極音頭いってみよ〜!」
グレッグ&ディロン
「よっ!山本節!
祭りの宴はふけてゆく…


○後の祭り○

フォーリス
「それじゃアイーシャ、私はそろそろ帰るわね」
アイーシャ
「…また、会える?」
フォーリス
「いつまでも子供みたいな事を言わないの」
アイーシャ
「…いいもん、お母さんの前では子供で」
フォーリス
「心配しないで。私はいつも、アイーシャを見ているわ」
アイーシャ
「ありがとう…お母さん」

ランスロット
「行くのか」
ウィニア
「はい。私も死んだ身…いつまでもここにいるわけにはいきません」
ランスロット
「ウィニア…私は今でも君を愛している」
ウィニア
「私も、愛していますよ、ランスロット♪」

フィガロ
「ん〜…死が二人を別けても愛は不偏、か…」
ノルン
「いーなー…私が死んでも、愛していてくれる?クアス」
デボネア
「とっ…唐突になんて事を…」
ノルン
「茶化さないで、目を見て応えて」
デボネア
「ノルン…俺はいつまでも君を愛するよ」
ノルン
「私もよ、クアス♪」
フィガロ
「…さーて、とっとと帰るか!
デボネア
「お…もう行くのかフィガロ」
フィガロ
「誰のせいだと思ってんだコラ。…次に会う時はお前らの子の顔を拝ませろよ!約束しろいや誓え!
デボネア
「お、おまえまで…
ノルン
来年あたり楽しみにしててね♪」
デボネア
「のっのるん!?らいねんって…ちょ…ええ!?
ノルン
「う・ふ・ふ♪公約♪
フィガロ
「んだよ俺はまたダシかよ…じゃな!来年だな!」

トリスタン
「父上…」
グラン
「我が息子よ、俺がどうあれ、お前はお前だ。己の信じる道を進め。道が誤っておれば、必ず友が諌めてくれよう。お前は良い友に恵まれておる…。大事にするがいい」
トリスタン
「はい」
グラン
「ギルバルド、カノープス。これからも息子…いや、皇子を頼むぞ」
カノープス
「承知した」
ギルバルド
「確かに」
グラン
「…ところで、もうアプローチはしてみたのか?ん?」
トリスタン
「…え?」
グラン
「っか〜ニブちんじゃのお前は!ん?少しは気になっておるのであろうが。ん?どうじゃ?向こうも全く気が無いわけでもなさそうだしよ、スパッと言っちまったらどーだ。あ?」
トリスタン
…違う、私のイメージしていた父上はもっと…
グラン
「ちぇー、そっちはからっきしかー。つまらんのー。おい、そっちの方も少しは見てやってくれよ。頼むぜダチ公」
カノープス
「って、そればかりは俺らがどうしてやることもできねぇってばよ」
ギルバルド
「ふむ…俺もそんなに得手な方では無いのは知っておろうが」
グラン
「なーにをー?ユーリアちゃんみたいなカワイ娘のハートゲットしといてよーほざいたなハゲー
ギルバルド
俺はハゲじゃねぇ〜ッ!
(どんがらがっしゃん)
一同
うわーぅ!

パーシバル
「これで漸く肩の荷が下りたわい」
アッシュ
「ま、せいぜいあっちで退屈しておれ。じきにわしも行くでな」
パーシバル
「おぬしが来るとやかましくなって叶わん。そう簡単に死なれては困るわい」
アッシュ
「ふーん!嫌でもまかり通るわい!…じゃあな」
パーシバル
「フッ…バーカ!
アッシュ
カーバ!
(間)
パーシバル
なんだとォアッシュ君!
アッシュ
やるかァパーシバル君!
(どんがらがっしゃん)
ユーシス
「あーもー、何なんですかあなた方はッ!?

謎の爺
「天の川もいつまでも消しておくわけにはいかんでな」
フェンリル
「…お前はこれからどうするのだ?」
謎の爺
「…わしはまだ、人の生命の神秘と言うものを理解しておらん。まだまだこの現世、知りたい事は山ほどあるによってな」
フェンリル
「フッ。戦が終わったらウチに来い。お前がいれば喧嘩相手に困る事はなさそうだ」
謎の爺
「前向きに善処させていただこうかの。ホッホッホ」

シャル
「…いなかったな。よかった様な気もするけど…」
クリス
「シャールー。そろそろおひらき〜」
シャル
「ん?んー、今行く〜」
バートン
いやー歌った歌った
ニーナ
「御満悦ね伯爵は」
かくて神殿での一夜は宵闇に幕を降ろされり。


いやー。
ちょっとだけの予定だったんだけどねー。
書き出したらやっぱりこんなになっちゃうんだから仕方が無いよねー。

大神官フォーリスは、まぁこんな感じでよいかと。
ランスロットの細君は既に死別したとしています。事実関係なんて知りゃしません。
フィガロは、いつもの通り。なんか、一番でしゃばってるなこの死者(笑)
グラン王…いや、王らしい王で出してもつまらんし。
パーシバルは、アッシュと親交があったとしました。ウマあいそうだし。
ギルバルドとカノープスなんかもグランとダチの様な関係だった様に書いてますね。

一応、断っておきますが。
この寸劇は開発サイドが用意しているらしい公式設定なんぞ考えてもいません。

というかですね。この人、公式設定とか公式裏エピソードとか殆ど気にかけた事がありませんの。ハイ。

天の声
「ヘーイ、俺って結構ずさん?
シャル
イェーイ♪
天の声
「俺って結構行き当たりばったり?
ニーナ
イェーイ♪
天の声
「俺って結構無責任?
クリス
イェーイ♪
天の声
「俺って結構いい加減?
ナイジェル
イェーイ♪
天の声
「俺って血行いい方?
バダム
腰の辺りに来ておるな」
天の声
「そうそう、も少し上の方なんか結構キてるんだよ…
シャル
イェーイ、ダーリン最高ジャーン♪
天の声
「イェーイ♪キッドさん、やっちゃってくださ〜い
一同
いぇーい♪
−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−

さて次はいよいよ帝国に進攻します反乱軍。その前に立ちはだかるは上都ザナドュを守る大将軍・ヒカシュー
トリスタン
「帝国随一の猛将にして内外の信望も厚い人物だ…できれば戦いは避けて味方につけたいところだが…」
ラウニィー
「無理だと思うぜ、あのとっつあんはよ」
デボネア
「うむー…。俺も大将軍は反乱軍にはつかないと思う」
シャル
「じゃあ、決戦もやむなし、ね」
フォーゲル(ドラグーン)
「うむ」
ラウニィー
「…親父…」
さぁ、急に深刻な話に戻るとギャップが激しい好例ですが、さてどうなりますか。

NEXT
〜第27話〜
父と娘と雪合戦

いよいよ帝国首都に迫る反乱軍。雪降り積もる大地での一大合戦。


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