取り敢えず、真理と巧は、一緒に旅を続けることになった・・・というより、真理がつきまとってるだけだな(笑)
ここで真理の状況が説明される。ツール一式とバイクは、東京の父から送られたものだという。そして、そのことに何らかのメッセージを感じた真理は、真相を確かめる為に東京へ向かっている、と。
後編でこういう説明が入るんなら、まあいいか(何が)
巧の方はというと・・・コーヒーかお茶か、とにかく熱い飲み物をもらったものの、それをえんえん「フーフー」してばかり。猫舌らしい。こういう設定のキャラも珍しい。
で、「俺を巻き込むな」と我関せずの態度は相変わらず。
そんな巧に、警察から連絡が。何かと思えば、バッグが見つかったらしい。
中身は赤と黄色のパンツ、シャツとタオル。真理が「ぶっ」と吹き出すのが愉快。
そこで巧が必要書類に記入するのを覗き見て、漸くこの男の名前を知る真理。
バッグを取り戻した巧は、これで旅を続けるという。それは真理が黙っていない。巧はファイズに変身できるんだから、私を守る義務がある、と真理は言うが・・・
「義務?俺はそういうのが一番嫌いなんだ。俺を縛るような事を言うな。」
と巧はサラリ拒絶。
真理はバッグを押し付けようとし、暫くバッグの投げ合いが展開される。やがて頭に来た巧がバッグをぽいっと遠くに飛ばしてしまう。
でも、それで真理を放っておけずにバッグを探し出してやる男が、干渉されるのが嫌い、とは笑わせる。
バイクのところに戻ってみると、なんとまたもバッグが無くなっているではないか(笑)。け、警察署の敷地内で堂々と置き引きかよ、全くどうなってんだ国家権力の犬ども。
更に悪いことに、巧が放り投げたバッグは、実は自分の荷物だった(笑)。つまり、今度は真理のバッグが無くなってしまったということになる。
で、前以上に巧に付きまとう真理。まあ、こいつのせいで荷物が無くなったんだから、当然といえば当然。
巧も観念したのか、小休止。
ここで、巧の旅の理由を真理が尋ねる。すると巧は「夢が無いから」と言う。自分探しの旅とでも言うところか。
真理には、美容士になるという夢がある、という。実はこの春から、東京での働き口も決まってるという。えっと・・・16だっけ?決断の早い奴だ。
「そっか、頑張れよ」
と、さりげなさを装ってトンズラここうとする巧だったが、勿論失敗(笑)。色々考えてるんだなあ。
仕方が無いので不承不承また一緒に旅してる二人。ラーメン屋をでたところで、真理が質屋のショーウィンドウを眺めている。
美容士らしく、シザーセットに熱い視線を向けている。シザー・・・隣に亀の置物か何かを置いてないのは片手落ちだな(何の手だ)
そのせいか、その奥に陳列してあるファイズベルトには気づいていないという・・・(笑)。気づいたのは巧。なんだ、やっぱり気にかけてんじゃん。
質屋の親父に詰め寄る二人。しかし、質屋の親父とて持ち込まれたものを買っただけ。
「これがどんなものかわかってんのか?」
「そりゃー腹巻きじゃろ」
ジジイにゃ勝てんな。というか、尋常じゃないな、あの食い散らしたミカンの皮の量は(笑)
荷物を買い戻すべく、真理は近場で技術を生かした『青空美容室』で金を稼ぐことに。
このシーン、子供を扱う巧の技能というのが割と高いとこにあることもわかる。子供は割と人を見る目がある。あれだけじゃれつかれる男には、それだけでヒーロー番組の看板を背負って立つだけの力量ありといえる。
で、ベルトに付けられた値段は\5,000。他のがいくらだったのかはわからんが、とにかくバッグごと買い戻すことには成功した真理。いやいや、お疲れさん。
ということで、巧の責任というのはこれできれいサッパリ無くなった、とは巧・談。しかし真理は、そうはいくかという風情。
「まだ、あたしを守ってくれなきゃ。ね」
こりゃたまらんと、真理がトイレにいった隙を突いて逃走する巧。ええい、卑怯者め。
「冗談じゃないぜ」
当然、追う真理だが、その前にバイク野郎が立ちはだかる。
「ねえ、そのバッグ、頂戴」
頂戴言うてハイヨってやる奴がおるわけないやろこのサンピン。というわけで実力行使とばかりに象フェノクへ変化。
逃げる真理は埠頭へ。また埠頭か。しかもお約束気味にこけて窮地だし。
そこに巧がバイクで特攻して象フェノクをぶっ飛ばす。ベルトを装着し、そそくさと変身。ここに、象フェノクVSファイズの戦いが始まる。
最初は圧倒されていたファイズだが、徐々に盛り返し、前回キメたキックを食らわして象フェノクは倒、これでお終いか。割とあっけない。
んなわきゃあねぇ。
突進態になってドカーン♪と登場。・・・『どかーん』はもう終わったぞ。この段階でお前の運命は決まったも同然(何の話だ)
しかし、この巨象にまともに組み合って敵うわけが無い。そもそも組み合う事自体不可能。
そこに真理が、ファイズポインターを手に巧に近づき、右足にそれを装着させる。そこに特攻かます巨象のおかげでファイズぶっ飛び。真理は巧のおかげで逃れ、ワンボックスカーの中に逃げ込む。巨象いともたやすくこれを転がし、さながら玉転がし競争・・・とはならず、踏み潰しにかかる。こういうときこそ象に踏まれても壊れない某筆入れが(役に立つかバカモン)
さてそこで復活のファイズ。真理の指示に従って携帯のENTERを押すと、右足にパワーが集まる。そのままジャンプ一番キックの態勢。そこでファイズポインターが作動、鋭い円錐状の力場の様なものを形成する。
そこにファイズのキックが重なり、巨象を貫通。大きく描かれた『ファイ』のマークが際立つ。オルフェノクは爆発しないで灰化して消滅する様だ。爽快さは今一つだが、割とアクションが魅せるので不問。
ビルの屋上で黄昏る勇治。
「そうか・・・生き返っちゃいけなかったんだよ・・・」
と呟いたかと思えば、次の瞬間にはフリーフォール。ハトさんが絶妙な間を描いている。当然、下は大騒ぎさ。
しかし勇治は再び目を覚ます。そこはどこぞの高級マンションかなんか。上半身裸でベッドに寝ていた勇治、という段階でもうヤベーとこに足を突っ込んでいる(どこだ)
そこに現れたのはスマートレディ、なんだが・・・なんだこいつの異様なノリは(笑)。今後、瞳っちと呼ぶことにしよう(なんでやねん)
気になるのはこの瞳っち。オルフェノクがどーだとか、勇治はまだ適応できてないだとか、よくわからないことを口にする。一方的にまくしたてられてる勇治は、再び眠りへといざなわれる。
戦利品確認:(ピロリン♪)『スマートパッド』→(ぴっ)入手
さてここで千恵が登場。
木場一彰が原因不明の死を遂げた為、事情聴取に警察がやってくる。目の前で一彰に灰化されたせいか、千恵は情緒不安定。サラッサラーのサラサーティが必要とかいう部類ではない(やめれ)
さあ宣伝料寄越せ(無理)
まあ、目の前で人が灰となって崩れ去るのを見れば、誰だって情緒不安定になろうというものだ。
しかし千恵はちょっと度合いが違っていた。
再び現れた勇治と会う千恵。そこで、一彰とのことを「寂しかったから」と釈明。そりゃまあ、無理もあるまい。許可。
で、今度は突然「あたしを守って!」と訴え出す。勇治も、自分が頼られてるとわかれば、生きる甲斐もあるというもの。勇治、新たな人生を進めるか?
しかしそこで、千恵の目に刑事の姿が。
「なんなのよあいつら・・・私じゃない!」
と脱兎。追う刑事。勇治も遅れ馳せながら後を追う。
やがて刑事に取り押さえられた千恵。そこに勇治も姿を現す。しかしそこで、千恵は信じられないことを口走る。
「あいつです!あの男が犯人です!
アタシ知ってます、あの男が、一彰に嫉妬して・・・それで!」
保身に走ったか、女は魔物よのぅ(妙なこと言うな)
刑事の追跡から逃げる勇治。ここは、逃げるというより、幸せだったあの日を取り戻そうと必死にもがいている、といったイメージシーンになっている。なんという物悲しさか。その姿にときめいた連中も多いものと思われる(誰が)
画面は再び千恵を映し出す。なんか、刑事の元からもまた逃げ出したらしい。やはり相当錯乱していたのは間違いない。
だが、時既に遅し、だ。
千恵の前に勇治が姿を現す。追手の刑事がどうなったのかは、おそらく想像するまでもないのだろう。
いいつくろう千恵に、勇治は静かにこう切り出す。
「千恵、君が言ってた通りだ。
俺が眠っていた間に君は変わってしまった。
でもね・・・実は俺も変わったんだよ。」
そして、馬フェノクへ。今回はいきなり疾走態。
千恵の首根っこを掴んで吊り上げ、その心臓に剣を突き立てる。悲鳴もなく、そのまま倒れ込む千恵。
これで、勇治には何も無くなったわけだが、勇治の顔には何の感情も現れない。
そこに現れたのが瞳っち。他に戻るべき場所の無い勇治は、いざなわれるままに・・・
いや、というか・・・あのカッコで街を?(笑)
木場勇治は「きば・ゆうじ」と判明。
勇治は、最後の拠り所だった千恵の裏切りにより、本当に何もかも失ってしまった。千恵があそこでしっかりしていれば、勇治は前向きに進めたかもしれないが、そうなっては話が面白くないので必然というところ。やな見方。
関連で、スマートレディと接触。自分の不可思議な力が『オルフェノク』と呼ばれる存在の証だと知る。勇治をいざなうのは彼女の役割という事になる。
一方、乾巧は園田真理にいざなわれることになるようだが、この二人、どうも気が合わない。干渉されるのが嫌いな巧と、干渉したがりな真理では、所詮水に油というものか。
そんなこと言っても、巧は存外律義に真理を守ってるから、不思議な奴だ。
旅の目的も判明した。
真理は、東京の父から送られたファイズツールとバイクが何らかのメッセージだと思い、それを確かめる為に東京へ。
一方の巧は、特に目的も無く、ただ東京へ。なんだこいつは(笑)
さてオルフェノクであるが、どうも真理の持つツールを狙って行動しているようだ。
スマートレディによれば、彼等はその力を「楽しんでいる」というが、それは単に人を殺して楽しんでいるということか、それとも個人によって力の使い方が違うのか。
まだこの存在の全貌は見えていないが、スマートレディが現段階では鍵となっているのは明らか。鍵だと思いたくないキャラ作りをされてはいるが(笑)
なんつー見出しか(笑)
とはいえ、今回の話はこの4つのキーワードに集約されるといっても過言ではあるまい。基本的に何か間違ってる気もするが気にしないように。
まずは『半裸』。無論これはエレファントオルフェノク、略して象フェノクの母体のこと。
素肌にジャケットっていうのは某イライラ伝道師を思い起こさせるけど、こいつは似ても似つかない雑魚キャラ。比較しようとした奴は即斬首。ざくっ←お前か
『腿・ツーケー』っつーたらスマートレディ、略して瞳っち。
そのキャラの描かれ方も尋常ではないが、なんともナイス装束というかナイスアングルでこのままゴーだ!(どこへだ)
欲を言えば乳が足りないことだが、まあこれで乳まで強調したらどこぞの主婦が『エロ番組』扱いしてギャーギャー騒ぐかもしれないしな。そんなこと言う主婦が居たら、ライダーを取り巻くおかーさん方の実状というものを突き付けてやれば大人しくなるか(笑)
最後の『パンツ』は勿論、巧のそれ。
予想外にトランクスだったことはいただけない。
こういう場合のパンツっつーたらきわどいほどのブリーフタイプ、またはヒモパンTバック、或いはもっと奇抜なもの(笑)くらいでなければならない、と特撮の神がお決めあそばしたやんごとなき詔勅(勅?)。東映は何を血迷っているのカーッ!(お前だバカチン)
ところで、勇治が起きた時は上半身だけだが半裸。なかなか鍛えられた肉体で、おかーさん方釘付け。
ベッドといえば、勿論ズボンも脱がしてるだろうし、ひょっとしたら・・・という瞳っち役得♪に全国各地で「俺が介抱脱がすんじゃーっ!」と暴れた腐女子の数は逮捕者を含めて200と8名(ちょっと嘘)
因みに、勇治がブリーフ党である事は言うまでもあるまい(妙なこと言うな)
トランクスというなら今回登場の象フェノク人間態。まかり間違ってもビキニではないだろうタイプ。
象ゆえに「オラは人気者」的展開もやぶさかでなかったのだが、さすがに倫理協会からクレームがついた模様(どんな展開だ)
そういえば、真理なんかはそういう点では、スポーツショーツかその程度が関の山って感じだ。間違ってもビスチェとかはしないだろう。っつーかまだまだ年季が足りない。っつーかスタイルも足り(以下、正体不明の『ユリアを見守り愛でる会』幹部連の襲撃で途絶)
ファイズツールに添付されていた書類。随分薄っぺらいので、大した事は書いていないだろう。
「食べられません」とか「エンソサラシ不可」とかで殆ど潰れてるに違いない。
今回新たにお目見えしたファイズツールの1つ。
どうやらブースターの役割を果たすものの様だが、今のところはそれ以上の使い道は不明。
また、これを使う際にはファイズフォンからカード状のものを取り外し、それをツールに装填、更にENTERを押す必要がある。アド○ントより手間だ・・・。
オルフェノクやファイズが、この会社が操る『ゲームの駒』の様に捉えざるを得ないシチュエーションだが、その正体は全くの謎。こう書くと、まるで数十年前の悪の秘密結社みたいな響きがある(笑)
今回も何も描かれないまま。このまま全ての窓口がスマートレディだけ、というのは勘弁して欲しい。
ハイテク腹巻き・・・とでも言うのだろうか、あの質屋の親父(笑)
ただ、あくまでベルト単品の値段で、その他の品物の値段は定かではない。・・・というか、どんな奴が警察署の敷居内で置き引きしていったんだか気になる(笑)
次回は新たなレギュラーキャストの登場・・・か?イジメられてる女子高生っぽいが、一体何の関係が?
というより『王の眠りは深い』て何かね?王とは?眠りとは?深いとは?ってそこ!国語辞典を引っ張り出すなーっ!