今回の冒頭は、一人の男の通勤風景。しかも自転車。しかもスマートブレイン。しかも社長。でも顔はまだ。
はいっ、ででっどででででっでっどっででん♪(またか)
なんだかんだで勇治の部屋に入り浸ってる海堂が、自分達はどう生きていけば良いのか、と二人に問題提起します。
勇治は「人間を守りたい」と答えますが、海堂は
「いきなり正義の味方かよ。ふざけんなよ。」
と反発、出ていってしまいます。結花は勇治の制止を振り切って後を追います。
「夢を失ったばかりだから・・・。」
優しい事言うわね君は。
公園で腕立て伏せをしている海堂を見つけた結花は、精一杯の勇気を出して「私に出来ることがあれば言ってください!」と申し出ますが・・・
「なんもねぇよ。
っちゅーか、鬱陶しいんだよお前。」
と冷たい海堂、公園から立ち去ります。でも、そんな態度を取ったら、結花が余計に心配するんだよね(笑)。
こちら西洋洗濯舗『菊池』。免停により課せられた講習会から、巧が帰ってきます。真理は部屋の掃除中。
そこに啓太郎が「決まったよ、次の人助け。」と嬉しそうに乱入。それは、近所を襲う空き巣犯の逮捕・・・って、警察の仕事だろ、それ(笑)。
「面白そう」と乗り気の真理に対し、巧はやはり渋い顔。
そんな時、真理の携帯に連絡が。それは、スマートブレイン社からの来社要請。あれだけ門前払いしておいて、何を今更・・・というか、番号はどこで・・・?
ともかく、本社ビルへとオートバジンを飛ばす真理。後ろにはちゃっかり巧。あ、今回はちゃんと免停を意識してる(笑)。
本社ビルに到着した二人。緊張してる真理を元気づけ、先を進む巧。
真理の緊張は、『父に会えるかもしれない』という点から来てる様子。複雑そうですから、無理もないでしょう。
広い回廊を進んでいくと、案内役が登場。さすがに瞳っちではありませんでしたが(笑)、女性です。でもパンツルック・・・ええい、物の道理というものを知らぬ連中めらが(どんな道理だ)。
ともかく、二人は別室に案内され、そこでドレスとタキシードにお召し代えさせられます。まあ、特に巧は『お偉いさんに会う』スタイルじゃないですが(笑)、お召し代えなんて、ちょっと普通じゃないですよ。
お召し代えを終えた二人が通されたのは、豪奢でありながら落ち着いた雰囲気の洋室。そこに現われた男は、社長ではあったが、真理の父ではなかった。
その名は村上峡児。新任の社長ですが、とすると前社長は一体・・・?
啓太郎の方ですが、依頼人のおばさんから、空き巣の話を聞き出しています。仕事はどうした(笑)。
盗まれたのは『夜食の残り』のビーフシチューだけ(笑)。しかも、風呂場をピッカピカに掃除していったそうです。
「随分良心的な泥棒ですね・・・。」
この奇妙な犯人の犯行動機は一体・・・?っちゅーか、だから警察の仕事だっつーの。ほら、添野と沢村、出番だっちゅーの(出ねーよボケ)
村上の『おもてなし』もそっちのけで、父のことを問う真理。村上によると、真理の父は行方不明とか。当然の如く心配する真理ですが、村上は「決して悪い様にはしませんから。」と淡々と説く。
思いっきり胡散臭いですよね。それに、「前社長は『気まぐれ旅』かも」なんて軽口を叩いて。これで後々、「二度と戻れない旅ですが」なんて言い出したら、ちょっと笑っちゃうけどなあ。
本題に入る村上。真理を呼んだのは、ファイズギアの返却要求を受けてもらう為。そこで、いかにもな口上を述べてくるんですが・・・
「テメーみてぇなガキが使える代物じゃねーんだよ。
大人しく寄越せやダボがぁ。」
って思ってる奴が使う常套句ばかり(笑)。
さあ、真理の答えは?てなとこでCM。
スマートブレインといえば忘れちゃいけない瞳っち。彼女は今日も元気です(笑)。
勇治が社長に面会を求めてきますが、社長はあいにく予約でいっぱい。カワイイ勇治クンの為に瞳っち、慰みになげキッスをプレゼント。露骨に嫌がる勇治がグーです(笑)。
真理は村上の要請を受けます。一度はそれに待ったをかけた巧も、渋々ながら手を引きます。これで、主人公・巧は御役御免となったわけです(笑)。
去っていく二人を物陰で見つめる村上、「所詮は子供か。」と侮蔑の色を現します。やっぱりベタな展開になりそう。
そこに部下らしき男が、今日からボディガードをつける様に、とご注進。最初、真理達の護衛の意味かと思ったんですが、社長の護衛だったんですね(笑)。
社長の座を強引に獲得した村上に従わない連中も、未だに多いからだそうで。
「下の下、ですね。」
とは村上・談。それって・・・抵抗勢力?『ボディガード』をつける事?それとも、どっちとも?
喫茶店で、どこか気が抜けたような巧と真理。ファイズギアの返却については、二人とも何かしこりが残っているようですね。特に巧は「せいせいした」とか言ってますが、嘘が下手(笑)。
回想。真理の本当の両親は、真理が幼い頃に火事で亡くなったそうです。
独り身になった真理を拾って育ててくれたのが、スマートブレイン前社長。
んー・・・この辺の接点はなんなんでしょう?
その時、巧はそそくさと店を出ようとします。「なんか気に食わない。」勇治がやってきた為です(笑)。無理もないですねえ。
しかし、会計:1,200円に対し、巧は財布を忘れ、真理の所持金は1,000円札1枚こっきり。さあどうする?
それを救ったのは、やはり勇治。
「まだこんな生活をしていたんですか。」
優しい口調に、どこかトゲトゲしさを感じるのは、きっと瞳っちのせいです(笑)。
食いつこうとする兄(笑)を抑え、妹の真理がお礼を言って、お金は返すからTEL番教えれ、と逆ナン。チャンスを逃さぬ奴よのぅ(笑)。
1,200円って・・・コーヒー1杯600円?(笑)
一方、啓太郎の方も結花の来店を受けて似たような展開(笑)。
店に誰も居ないので帰ろうとする結花を、ギリギリで引き止める啓太郎。これが再会です。ちゃっかり姿を覚えていた啓太郎と、大鉄神食らわせた事しか覚えてない結花の間に多少の溝はありましたが(笑)。
結花の帰り際、空き巣注意を呼びかける啓太郎に、結花は笑顔で「ありがとう」と応えます。結花の笑顔って、初めて・・・?いいなあ、女の子はやっぱり笑顔が似合うよ。
啓太郎も「長田さんか、いいなあ・・・」と感慨ひとしお。
名字は預かり証で確認済。名前までは書かないもんね、ああいうの。因みに読みは『おさだ』。
閑話休題、新社長の人となりを描くべく、スマートブレインの企画会議が描かれます。
プレゼン中にいびきかいて寝てる村上(笑)を幹部が揺り起こしますと、村上はえらく不機嫌そうな表情を見せ、全ての資料をあっという間に精読します。
そして、「中の下」と評価を下し、せめて中の中になるようにやり直す様に指示し、席を立ちます。
以上、閑話休題でした。
会議と意味合いは似てるシーンですが、こちらは閑話休題というわけにはまいりません。
スマートレディの駆るHONDA NSXで移動中(帰宅?)の村上。また寝てるよこの人は(笑)。
それを妨害する怪しい男4人組。おやおや、やっぱりどっかで見たような人達ですねえ(笑)。
寝ているのを起こされるのが一番嫌い、と明言する村上。だから会議も・・・って、寝てる方が悪いんじゃん(笑)。
とか言ってると若い衆が村上に襲い掛かりますが、村上の異様な能力を目の当たりにしてたじろぎます。それを尻目に村上は
「下の下、以下ですね。」
と呟き、元気玉で男達をなぎ倒します。
そう、村上はスーパーサ(削除)
最後は巧達です。空き巣犯を捕まえるべく、三人仲良く夜のご近所を巡回中。ベルト返却についての啓太郎と巧のやりとりが、意外と面白いシーンです。
なんて見てたら「ドロボー!」とおばさんの叫び声。駆けつけると、逃げようとしている覆面の男の姿が。勿論三人は追いかけます。
犯人をビルの屋上に追いつめた三人。なんでビルの屋上なんだ(笑)。
しかしこの男、実はオルフェノクだったのです。ファイズに変身できない巧、絶体絶命のピンチ!
そこに颯爽と現われたのは、そう、勿論我等がファイズ!・・・でも、誰?
全自動馬神との連携で、オルフェノクを圧倒するファイズですが、オルフェノクは僅かな隙を見つけて逃走。それを追う事なく、ファイズは変身を解いて立ち去っていきます。
その正体は何と海堂!こりゃびっくり。
オートバジンを駆りながら口元を歪める海堂を、アップで映して今回は幕。
海堂が勇治達の元を飛び出していって、ファイズになりました。最初と最後を繋げると、話が全く見えてきませんね(笑)。
ところで、どうして海堂がファイズに変身してオルフェノクを襲うのでしょう?この答えは次回予告でいくらか明かされてますので、次回分に持ち越し。
ところで、海堂にサンドイッチひっくり返されて結花が謝る一連のシーンですが・・・
嫁=結花/姑=海堂/夫であり息子=勇治
としか見えません(笑)。
結花が外出するシーンも、「もうあなたと一緒には居られません。」みたいなアレだとばっかり(笑)。
今回の話は、巧達が主役の座を放棄するという、全くとんでもないお話。でも、近い内に巧がファイズに復帰するのは間違いないでしょう。なんたってほら、主人公だからね、仮にも。
ただ、巧はこれで行動指針を失ったわけですから、巧が次回どうするのかは注目しておくべきですね。
そんな巧を余所に、真理と啓太郎はそれぞれ良い展開になりそうですねえ。特に啓太郎なんかはもう、殴ってやりましょうかね(妬くな)。
ピピルマ(以下検閲削除)
今回から登場した、スマートブレイン新社長。なんでもかんでも2つの『上中下』でランク付けする事を好む男。まあ、『白飯』『並』『上』『特上』『極上』とかランク付けしないだけマシか(白飯?)。
ついでにいえば、何人かは「北海道」とネタフリしてやりたくなったかと。是非ともボケ希望(無理)。
村上は特殊能力を持っているものの、それが村上=オルフェノクと断ずるにはまだ・・・普通に考えればオルフェノクだと思うんですけど、変身しませんでしたし。ま、正体がアレだったら時機尚早ですからね。
この村上、『第0号』みたいな位置づけだとちょっと・・・現場指揮官の瞳っちなんか、まるっきり『バラの刺青がある女』みたいなことやってますしねえ。
ええい、パクリネタで逃げるつもりか井(削除)
色んな意味で謎の多いキャラですが、今回の『なげキッス』や「バカな人達」で、その芸の幅が広がっている印象を受け、大変良い塩梅です。
あとはセパレートタイプや前かがみをローアングルで撮影されるなどなど、果ては『スマートレディ写真集』を待つばかり(何の話やエロジジイ)。
というか、誰が驀進してるんだか・・・(自滅)
スネイル・オルフェノク。カタツムリです。銀路と命名。
いや、別にそういう能力で掃除してるわけじゃないと思うけど(笑)。
どうも半端者っぽい印象なので、次回はオルフェノクらしい活躍を期待。
覆面をしているのは、角を出す為。後は槍を出せば完璧です。頭は元々出てるからいいとして・・・。というか、あれって何で『槍』なんでしたっけ?(馬鹿)
講習会から帰った巧に、真理が言った台詞。
「正義の味方なんだから、
バイクに乗って颯爽と現われるのが普通でしょ?」
いや、バイク限定というのはちょっと・・・あ、割と普通だ(笑)。
意外とバイク通勤のヒーローって多いですね。
月○仮面とか電人ザ○ーガーとか(待て待て)。
しかし、その台詞が今回のファイズ登場シーンに引っかけていたとは。
っちゅーか、月光○面の歌のまんまじゃん海堂(笑)。
さて次回は、海堂の新たな使命。そして、それ故に戦わねばならない相手・・・。
銀路の動向も気になりますが、巧達が海堂とも接触したことで、いよいよ両者の宿命みたいなものが交錯し始めるのかな、と。
そして、いよいよ登場の新ライダー、或いは新フォーム(笑)。巷では正体は技北だのソルジャーインザスペースだの嘘ともホントとも取れない噂が(120%嘘やんか)。
どうせ最後に顔見せだけさ。この、前科者の確信犯め。