ファイズ第11話『謎のベルト』

村上が訪れた『BAR CLOVER』。そこには、村上をして『上の上』と評させるオルフェノクが４人いる筈だったが、一人は来ていない。彼らを呼び集めた村上の真意は・・・？

勇治の部屋に担ぎ込まれた海堂だが、やはり苛々を募らせていた。その様子に結花は、自分が部屋を出ていくと言って去っていく。それを契機に大人しくなる海堂。

啓太郎が久々の結花からのメールに舞い上がっている頃、真理の元にも同窓生からメールが届いた。しかし、メールに添付されていた画像は、ファイズのベルトにそっくり・・・真相を確かめるべく、真理と巧は指定の場所へ。
その途中、財布を勇治の部屋に忘れた事を思い出した真理は寄り道をするが、訪ねてみると、玄関から海堂が倒れ出る。それを放っておけずに真理は、騒ぐ海堂を一喝して黙らせ、素直に寝かしつけて部屋を後にする。

待ち合わせ場所・八景島シーパラダイスには、偶然結花と出会った啓太郎の姿もあった。しかし真理達とは別行動。
同窓生・犬飼は現れない。とその時、背後のメリーゴーラウンドに犬飼の姿を見つけた真理。しかし、犬飼は灰になって崩れ去ってしまう。
「オルフェノク！」

巧が警戒しているところに、クロコダイルオルフェノクが襲い掛かる。変身して立ち向かう巧だったが、圧倒的パワーにまるで歯が立たない！
その時、クロコダイルオルフェノクを撃つ数発の弾丸・・・その軌道の先には、謎のライダーの姿が！

ぃいーぃやっほーぉい♪
ファイズ観ててこんなに血湧き肉踊ったことはありませんよ！それだけストーリーがヘッポ（略）

いやまあ、冗談はさて置き。
山崎潤さんと言えば『仮面ライダーアギト』の北條透として、平成ライダー視聴者層なら知らぬ者無しの天下無双の朱柄の槍にてござ候。観た事ないならともかく、知った上で「誰？」とか言うなら出て行きなさい。北條センセを語れぬものに平成ライダーを一言たりと語る資格なし！ふわははははは！よきにはからえ。（？）

要はそれだけ舞い上がってる、というお話で。
彼ほどのビッグネーム（当社比）を起用する以上、この琢磨逸郎、次回ポックリか最終章まで生き延びるかのどちからしか選択肢はありません。そこら辺は、東映のごんだくれ共も理解してるでしょう。今後の彼は、全て次回が握っています。そして、ファイズが駄作となるか、アカデミー賞を取るかが決まります。勿論、どっちがどっちかは、幼稚園児でも分かる事。さあ、楽しみですねえ。フッフッフ、ニヤリ。

・・・ツッコミは？（呆れて物も言えんわ）

冒頭からいきなりシリアス。あの瞳っちが顔を強張らせるんですから。まあ、あのカッコで運転するなら無理も無いが（そっちとちゃうわハゲ）。

村上は、スマートブレイン社長就任を認めてもらうべく、『BAR CLOVER』にオルフェノクの上上メンバー『ラッキー・クローバー』を呼び出していました。他のオルフェノクとは完全に別格扱いです。
社長就任について、彼らに否はありませんが、下らない要件で自分達を使わないで欲しい、と琢磨がピシャリ。っくー！やっぱりアンタってば最大最強ッスよ！グッドっすよグッド！
メンバーについては、長くなったので後述します。

しかしアレですなあ、それぞれ個性溢れるキャラですが、とりわけ琢磨が際立ってますねえ。ビール・・・というか泡？を舐めるジェイの愛犬、ロングコートチワワのチャコちゃんも霞んで見えます。
因みに、琢磨はモンキーズランチというカクテルがお好み。村上はスコッチ党。肝心のおねーさんの好みがわからなかったのは憤慨の極み。ヤロー共の好みなんざ知ったことかーっ！責任者出てこーい！（出してどないすんねん）

そして、今回大暴れするのはブラック無糖のジェイ。クロコダイルオルフェノクに変身して犬飼を抹殺した（多分）わけですが、ついでにファイズも始末しようというお話。これがまた強いの何の・・・というか、単に肉体の差ではないかと（笑）。
格闘ではおそらく勝てる相手じゃないでしょうね。カイザも、その辺は心得てるようですが・・・。

今回、上上メンバーを除いて、男女のカップリングが成立してないのは彼等だけという（笑）。
海堂は、あとでちょっと真理とありますけどね。ここでは・・・
「ありがとう、心配してくれてるんだ。」
「馬鹿言え。」
なんてやりとりが、性別を超越したカップリングという腐（もーえー的削除）

しかし・・・この３人が揉める時はどーしても『嫁・姑・夫であり息子』という図式が、嫌というほど当てはまりますなあ（笑）。今回は遂に嫁が実家に帰るんですが、帰るに帰れず途方に暮れる。姑は、言い過ぎたことを悪く思いながらも、それを素直に詫びられずにいる。そんな二人を黙って温かく見守る夫であり息子。
どないやねん、こんなベタな展開、許されてええのんか（お前の想像の産物じゃねーかアホボケカス）。

そういえば、海堂が言ったように勇治は狙われる立場にある筈・・・スマートブレインの息のかかっている場所にいつまでも居ていいのか？と思えば、勇治は割と状況を楽しんでる様で。だから君は偉そうなのよ。
というか、なんで結花や海堂には部屋が割り当てられないんでしょう？

さて、勇治の部屋を出ていった結花は、お約束風味に公園のブランコで孤独を満喫。そこに忍び寄るのは勿論啓太郎。車走らせながら、よく気がついたな・・・。

啓太郎は啓太郎で、丁度久しぶりに『結花』からメールの返信を貰ったばかり。しかし、その内容の深刻さに素直に喜べないでいます。そんなところにこの結花発見です。しかも、不思議なことに『結花』と境遇がシンクロしている様子。・・・啓太郎は、どうも全く感づいてないようですね（笑）。

結花の新必殺技です。
啓太郎の手をそっと両手で包み込み、
「どこかに、連れてってください。
　どこか思いっきり楽しい場所に。」
と切実に訴えかける。
男である啓太郎に、どうしてこのカワイ娘ちゃん（死語）のこのオネガイを無下に出来ようか（反語）。

で、やってきたのが八景島シーパラダイス。ここまで都合がいいと笑いが出ますが、今回の二人は別に巧達に絡んでくるわけではありません。
ここでは、啓太郎の愉快な思考が満喫できます。
「結花さん、ごめんなさい。僕、好きな人が出来ちゃいました。
　どうしようもない男です、浮気者です、フタマタヤローです。
　でも、好きなんです、長田さんが。」
こいつ、ただのメル友を勝手に恋人扱いしてるぞ（笑）。おまけに、事情を知ってる私達には笑い話でしかありません。哀れな奴。
というか貴様・・・男の分際でフタマタのひとつやふたつかけられんでどう（以下修羅場に発展した為続行不可能）

今回の二人は、謎のメール添付画像の真相を知るべく、八景島シーパラダイスへと向かいます。そこにはメールの送り主である、真理の同窓生・犬飼が待っている筈。
途中で勇治の部屋に寄らされてちょっと不機嫌な巧、というのも割とキャラ出し。

で、いざやってきてみれば、犬飼は灰化して崩れ去り、巧はファイズに変身してクロ助と戦うものの、格闘戦ではからっきし勝ち目がありません。クリムゾンスマッシュさえ、叩き潰されます。捕まれるともぉサイアク。
それを救ったのが、謎のライダー。小指と小指をクロスさせて高々と掲げ「エックス！」と叫ぶべし（意味無し）

・・・というか、事象の整理するくらいしか強烈な印象がないよ今回。
軽いジャブとしてなら、財布を捜す真理と、手伝おうとも協力しようともしない巧のシーン。僅かなシーンでしっかりキャラが描かれてますねえ。そこに「大変だー！」と現われた啓太郎もナイスコンビネーションでシカト。グッジョブ！（終わったぞそれ）

今回の見所と言えば、圧倒的攻撃力のクロ助と、もう一つはこの二人の遭遇シーン。・・・は？潤ちゃん？んなもん、完全別格に決まってるでしょうが。そんなこともわからないとは笑わせますねえ。フッフッフ、ニヤリ。

デコッ八は放っておくとして。
財布を勇治の部屋に忘れた、と訪ねてきたものの、出てきたのは海堂で、しかもえらい苦しみ様で倒れ込んでしまいます。そんな状態なのに律義に出てきたなんて、いい奴だね。単に逃げ出そうとしてたのかもしれないけど（笑）。
で、真理がそれをベッドまで担ぎ込んで寝かせます。・・・真理って割と屈強なのかも。

目を覚ました海堂は開口一番憎まれ口。というか、『コソ泥』はねーよな、こんな堂々としてるのに（笑）。
で、シャツを替えるように言う真理に
「余計なことすんなー！」
と、結花の時と同じ反応。しかし、そんな態度を取られて真理が黙っているわけがありません。
「もー！あんまし世話やかさないでよーこっちは急いでるんだから！
　赤？青？さっさと答えなさい！」
この真理のまくし立てに完全に飲まれた海堂が「あか。」と答えて素直に着替える様は・・・カワイイじゃねーか（笑）。ちょっと意表を突かれました。そうか、そうきたか（どないやねん）。
・・・ところで、寝汗はちゃんと拭いたか？（笑）

帰り際も真理らしい。
石鹸の匂いがする、と言われた真理の返しがこれ。
「それ洗い立てのシャツに着替えたからでしょー？
　ほら目ぇつぶって、さっさと寝る。」
これまた素直に従う海堂。そして真理はさっさと帰っていきます。意外な繋がりができちゃったなあ（笑）。この組み合わせは面白いわ。

いやー、真理って海堂にとって、苦手なタイプというより、好みのタイプかも。我の強い女って意味でなら、うじうじハッキリしない結花に海堂が苛立つのも当然かも。

しかし真理・・・キッカケを作ろうと無意識の内に仕込みをしておくなんて、結構やるわね（おネエ語やめれ）

勇人。父の名は轟一郎。私立ベルナ（以下削除）

知ったかはこのくらいにして、と。
『仮面ライダーカイザ』、まだクレジットは『？』。そういやセリフもないんですよね、まだ。
今回も顔見せ以上のことはしませんでしたが、さて、どんなキャラなんでしょうね？

山崎氏の登場で混乱したままですが、取り敢えず初登場なのでメンバー紹介だけでもしておきます。

ラッキー・クローバーとはバスケット選手から転向した格闘家だが、1997年に「ヘルバウッ・・・」を辞世の句として敢え無い最期を・・・
は？違う？しかも二重に？
わかってまんがな旦はん、お約束でんがな（誰がそんな約束したか）。

村上峡児が「上の上」と評し、天下無敵のスマートレディでさえ緊張を走らせるほどの猛者達、それがラッキー・クローバの４名。さしずめ村上がバラなど投げる役でしょう（違う）。

まず、筋骨隆々の肉体には不似合いなほどの細やかな優しさを愛犬チャコ（ロングコートチワワ）に注ぐ『ジェイ』。アメリカ海兵隊から日本に留学してそのまま留まった顔面神経痛のハードパンチャー・・・
は？違う？
わかってまんがな旦はん、本宮ひろ志のパクリ屋でんがな（滅多なこと言うな）。

次に、バー『CLOVER』のバーテンダーにしてマスターの、真理や結花とは明らかに別世界の住人な『冴子』。クールな物腰が実に細そうで抱き心地良さそうでまいったまいったあっはっは（何がやのん）。
因みに腐れ縁として、凄腕のスナイパー男と16tハンマーを平気で振り回す女が・・・
は？違う？
わかってまんがな旦はん、特撮とモッコリは切っても切れない間柄でんがな（余計な事言うな）。

最後は勿論、イエーツの詩集などを読む、ザマス風眼鏡とイカレ風ヘアセット、金のジャケットに丁寧語という、もうこれ以上はないほどに最大最強なキャラ『琢磨逸郎』。どっちが名前かわからないところがミソ。これで名前が『琢磨』で、ライダーだけに姓が『一文字』となったりしたら別の意味で仮面が登場する上にヅラロボまで出て来て、「あてつけかーっ！」と却下したそうです。いや俳優に。
（V1ショット炸裂中）
・・・まだ持ってるのか。とすると、オルフェノクとは遺伝子シンセ（削除）

今回登場するのはこの３人。最後の一人『北崎』は、気ままに生きる、ギターを背負った風来坊。ついたあだ名がスナフ（削除）
は？違う？
わかってまんがな旦はん、繰り返しギャグでんがな（しつこいっちうねん）。

ネタばっかりやん（知っててやっとる癖に）。

次回もニューキャラ登場祭りが続くようです。真理と前社長との繋がりで増殖するらしいですが・・・あの娘を結花だと思った私は一体・・・？（笑）
今回の戦いの行方も気になりますが、それ以上に気になるのは勿論あの男！あの男こそ我々が待ちに待った救世主！フッフッフ、これだッ！遂に俺の出番が来たーッ！
てなところで、上上メンバーの準レギュラー化希望。っつーかやれ東映。ついでに荻野さんと菊池さんと大塚さんも連れてきたまえ。ケチくせぇ事いうなよウケ狙いしか考えてなかった癖に。＞東映
では次回。