花形のことを真理には教えるな・・・草加は巧に釘をさす。そんな折、草加に里奈から連絡が入る。
「デルタのベルトが!?」
急ぐ草加だが、その様子を嗅ぎつけた真理に捕まり、仕方なく同行を許す。これに巧も加わる。
村上は冴子を呼び出していた。ラッキークローバーの新メンバーになるかもしれない者が覚醒した、という。だが冴子はあまり良い顔をしない。村上との関係は、思わしくないものになりつつあったからだ。
新たに覚醒したオルフェノクは、必要以上に派手に、大量に、人間を襲っていた。少なくとも、冴子の興味を引くものはあった。
流星塾のメンバーには異変が起きていた。デルタギアを装着して戦った者達は、デルタギアに執着するようになり、奪い合いを始めるようになっていた。今、ベルトは新井が持っているようだが・・・。
仲間割れの様相に、流星塾と関係のない巧を、草加は追い返す。
デルタギアは、新井の手から河内が奪って逃げた様子。しかしその河内から、助けを求める連絡が草加に届く。河内ではない?すると一体?
急行した草加達だが、河内は既に息絶えていた。河内を殺したオルフェノクを追い詰める草加だが、その先の異様な雰囲気に足を止める。真理から連絡を受けた巧が合流した頃、その目の前にオルフェノクが赤い炎を発して倒れ込んでくる。
「デルタだ・・・。」
呻くような草加の呟き。一体誰がデルタに・・・?
デルタギア装着の後遺症で、男連中はベルト独占欲が高まっている様子。あからさまに『力に溺れた者』を表現しています。
しかしまあ・・・流星塾のメンバーというのは全く覚えられませんねえ。
ということで、流星塾メンバーのおさらい。
恭輔は、今回一番目立っていた黒シャツの子。これがもう、草加のバイクに蹴りくれるわ、草加の胸ぐら掴んで迫るわ、
「そうさ、デルタギアの力は最高なんだ。
変身すれば解る。あの力は、全てを支配できる力なんだ。
・・・あのベルトは俺の物だ。」
と、イッちゃってるのを強烈アピール。
更に、死んでる麻美を見ても舌打ちし、気絶寸前の新井をつかまえて「貴様、どこにやった!デルタのベルト・・・俺のベルトどこにやった!」と怪我人を乱暴に扱う始末。うひい、さっさとポックリいっちまってくれえ。
っちゅーか、女の子ストックは残り2人。割と女の子比率高かったのに・・・野郎連中だけ死なせるべきなのになあブツブツ。今から夏なのにブツブツ(結局それが目的かコラ)。
巧に対しては相変わらずキツい物言い。いやいや、「本当の俺を見せられるのは、君だけだよ。」なんてブラベストなネタがもう時期的に入稿は無理ですか!?(日本語書け)
みんなの前ではいつもクール。ただ、今回の草加は表情がちょっと険しいんですよね。だんだん余裕が無くなって、いつか爆発しそうです。あ、既に爆発してたっけ(笑)。
河内を殺したフロッグオルフェノクに激昂するシーンは、こんな草加でも仲間意識があるんだ、という印象。まんざら「流星塾にはいい思い出ばかり」というのも建前じゃないのかも。
後はカイザに変身して・・・というところですが、活躍はそこそこ。なんせ、今回の主役はデルタ・・・って出てきてねーやん!って慣れた慣れた。
はーい、今回登場は、阿部里奈と伊藤麻美、ついでに真理でーっす。アレは後ね、後。
っつーても、里奈は解説要員だわ麻美はハナから死ぬわ、真理は周りに流されるわでもー散々。せめて次回、散る華がないことを祈っておきましょう。
冒頭での啓太郎へのけん制とか、今回のアレとか、割とギャグ担当だった今回、出番の割に満足。
「お前は黙ってろ!」「黙って梅干しでも食え!」(To啓太郎)
「乾巧だ!よろしく!」(To沙耶)
いやあ、啓太郎が役に立たない分、主人公として責任を感じた巧の頑張りがいいですねえ(何の責任だか)。
勿論、ただ笑われるだけではありませんとも。
『偽りの仮面』草加にもすっかり慣れた様子で、いちいち突っかかるということがなくなりました。成長したな、巧。
ラストは真理に呼ばれて律儀に駆けつけ、ファイズ姿まで披露。主人公として、少ない出番で頑張ってるとは思わんかね(いんや、あんまり)。
・・・まあ、不満は次回ということで(結局不満なんじゃねーか)。
ラッパッパー、ラッパッパー、ラーッパきざくらラッパッパ。
・・・オルフェノク態を見た瞬間、「これじゃあっ!」と思ったネタ(駄目すぎ)。
大量虐殺のオルフェノク、正体不明の筈なのに世間様では『正体は明かされてる』ってことで話を進める悪い癖が治らない人が多いわねえ。まったくやれやれです。
それでその『澤田』なんですが・・・は?いいんですよ、公式様もちゃっかり『公開』してるんだから。
人間だけでなくオルフェノクにも容赦無し。「自分の力を試したい」と、草加みたいなことをぬかしやがります。最近こんなんばっかりで、もう食べあきました。
『折り紙が燃え尽きるまでに片づける』という、まるでゲームを楽しんでいるような風情。そして、ヘッドフォンから流れる音楽は、ゲームに臨んだ彼の集中力が極めて高いことを示しています。
はい、澤田は今回このくらいで。
ところで、次回予告での不穏な台詞はこいつでしょうか?真理の昔話といい、なにか引っかかります。
っちゅーか澤田の『名前』、狙いすぎ(笑)。
今回、菊池クリーニングのアルバイトとして採用された娘。『真っ白な洗濯物が好き』だの『猫舌』だの・・・君、揃えすぎだっつの(笑)。わざとらしすぎて胡散臭いよ、ちょっと。
どうしても意識的なものを感じざるを得ず、全て『芝居』に思えてしまう彼女の目的は一体何なのでしょう?
ところで書き忘れましたが、彼女はただのバイト志望の娘ではなく、流星塾のメンバーです。巧も啓太郎も、そのことは知りません。勿論、花形がデルタギアを送った相手とも。
巧は『沙耶』という名前に聞き覚えがある筈ですが・・・目の前の同志がそうだとは、まず思わないでしょうね(笑)。
今回のことで村上とラッキークローバーの間には亀裂が入ったようです。それがどのような形になっていくか。修復するのか、あるいは更に亀裂が深まるのか・・・。
草加は取り逃がすわ流星塾は見つかるわ、花形が草加に接触するわで村上は割と焦り気味。
それが今回の『失望』発言に繋がるわけですが・・・殆ど琢磨クンのせいなのは容易に予測できます(笑)。
その琢磨が指摘した通り、村上は琢磨達にすら打ち明けてない『隠し事』が沢山あるようです。
枕がかわると寝付けないこととか、自らく〜ちゃん人形を買いに行ったとか、母親代わりになってくれる女性を捜しているとか・・・
(元気玉準備中)
いや、まあ・・・花形のことも教えてないし、琢磨の様子だと花形以前に『前社長』ということさえ驚きだったようなので、村上の隠し事はまだまだ沢山ありそうです。
ところで、スマートレディって何か雰囲気が変わったような・・・?
冴子ねーさまも琢磨クンも、今回は村上に対しての不満を包み隠そうとしません。とりわけ冴子ねーさまの『背中語り』が逸品ですよん♪
琢磨は村上に、「隠し事が多すぎる」と詰め寄ります。「失望した」、といわれて黙っていられるほどご先祖様譲りのプライドは低くはありませんよフッフッフ、ニヤリ。
・・・というか、琢磨クンの出番は今回これくらい。扱いもご先祖様クラス(笑)。
冴子ねーさまは、新人オルフェノクの素行調査依頼ごときで呼び出され、更にご機嫌斜めに。しかしそこは大人の女、依頼を受けながらも、機嫌が悪いのもちゃっかりアピール。
とりわけ、新人を自分が気に入ったとしても、北崎の態度によっては「火傷するわよ。」、と村上に忠告するシーンが精妙。
琢磨と冴子、二人とも『北崎の去就』を気にしています。というより、恐れているのでしょうか・・・。こうなると、北崎がどんな立場にある人間なのかが気になります。・・・いつ出てくるのかも(笑)。
自分だけ仲間はずれにされ、店も手伝ってもらえないし・・・ということで、啓太郎は赤字経営の癖にバイトを募集(笑)。大丈夫かこいつの頭。
更に、『長田さん』の事も忘れて、バイトの面接に来た木村沙耶にデレデレ。ちょっと可愛い娘だからって鼻の下伸ばしやがって・・・男として当然の態度だな!(当然かコラ)
・・・いや、子孫繁栄プログラムってそういう仕様だし(勝手なもんデッチ上げるな)。
今回のポイントは、バイト募集の件を巧に詰め寄られての『ふてくされ坊主』っぷり(笑)。ガキですか・・・すまん、ガキだっけ。
錯乱して飛び出したところに偶然通りがかった河内にぶつかり、わけがわからず襲い掛かっただけなのに、カイザに追われてフェードアウトして殺害されてフェードインしてゴッドミサイルラーイ(何でや)。
というか、襲う立場の癖にヌルんでた彼は襲われて当然。慌てふためいて気が動転したまま河内を殺したのはいいけど、結局デルタに始末されるという、なんとも哀れな人でした。合唱。
・・・気付かんか?(笑)
勇治・結花・海堂は、あれからどうなったんでしょう?現場の花形さん?
「・・・・・・」
電波の届かないところにいらっしゃるようですねえ(人を選べ馬鹿野郎)。
まあ、今回欠席の分は次回補完ということで(多分無理)。
デルタに殺されたオルフェノクは赤い炎に包まれるそうですが・・・夏休み科学実験のネタ提供ですか?
カイザの剣、溶けちゃったね・・・。まあ、馬神様やバッシャーの弾薬と同じ原理で自動再生するんだろうけどさ。
なんでみんな、上手い具合にバイクに乗ってるんですか。>流星塾の皆さん
あの絵画は『完璧』なんですか『ゼロ』なんですか。その理論では、私としては『ゼロ』としか・・・。>村上さん
『ゼロ』・・・(只今古いおねーさま方が七転八倒)
・・・時期だからねえ(やめれっつーとるやろこのネタ)。
さて!
次回も流星塾の男どもは狂い咲き。っちゅーかもうみんな死なせていいよ。里奈しか残ってないじゃん。価値無し。
デルタと新人オルフェノク・・・両陣営に不穏な影が迫ってきております。次回は琢磨も勇治と「決着をつける」様ですが・・・一方の主役を相手にそんな事言ったらどうなるか、分かってるのか?っちゅーか琢磨クン死んだら視聴率が8割は削れるのは承知の上?(そんな事実はねーよ)
ああ・・・次回が不安。まあ、冴子ねーさまが残るなら取りあえずいいか(それでええんか)。