意識不明の重態となってしまった真理。このことで、巧と勇治の亀裂は修復不可能なレベルになってしまった。これがどう修復されるのかが見ものですねえ。或いはこのまますれ違いに・・・?
巧と勇治の戦いが始まった現場に、北崎が偶然登場。デルタに変身してちょっかいを出しますが、二人に邪魔者扱いされて散々。
「やだなぁ、マジになっちゃって・・・。」
北崎は、この戦いに勝ち残った方と遊ぶべく待機。機動力が12になります(ならへん)。しかし結果はダブルKO。「あーあ、ダッサいなぁ。」と北崎は呆れ、変身解除。
「なんか、飽きちゃったなー・・・。」
デルタのベルトを手に、そうつぶやく北崎は・・・。
草加は、里奈に連絡を取り、流星塾残党を緊急招集。まだいたのね、雑魚キャラが。しかも、集まった新キャラはヤロー2名。ざけんな東映。お前ら阿呆の集団か。知ってたけど(どっちが阿呆か)。
澤田のことを聞かされて1人が怒りを燃やす中、もう1人は「バイトだからそろそろ帰っていいかな?」となめたことをぬかします。ごたごたに巻き込まれたくない気持ちは分かりますけどね。
草加はそんな彼に理解を示しますが、「好きにすればいい」と、つっけんどん。当然ですが。
巧は、ファイズとして戦っていく資格が自分には無いと、ファイズギアを啓太郎に預けてしまいます。なんとか説得しようとする啓太郎ですが、巧のあまりの消沈ぶりにやがて諦めます。
仕方が無いので、ファイズギアを一旦預かり、そのまま草加にスルーパス。まあ、そうなるだろうなあ。
北崎の衝撃の告白に、琢磨がこれまで以上に激しく動揺します。なんせ、デルタギアを「飽きちゃった」からそこのゴミ捨て場に捨てたというんですから。
そうと聞いた琢磨が、雨の降る中、ゴミ捨て場を荒らして、通りかかった母娘の冷たい視線を受けたのは、至極当然の結果。
ところがこれは北崎の嘘。デルタギアはちゃんと椅子の上に。気づかない琢磨も琢磨だなあ(笑)。やっぱり北崎は、琢磨で遊んでいるんですね。知ってたけど(笑)。
でも、飽きたのは事実らしく、デルタギアを澤田に渡します。さて、澤田はこのデルタギアをどうするつもりでしょう?
真理担当の医師に呼ばれた巧と草加。また啓太郎は邪魔者扱い・・・当然だけどね。この医師も、啓太郎にこんなことを話せば騒動の種にしかならないのを、一瞬の内に看破したと見えます。大した慧眼。
医師が言うには、真理は以前に現代科学(医学?)では想像もできない治療を受けた痕跡がある、とのこと。草加には思い当たる節がありそうですが、そこは「いや、別に。」とお茶を濁します。
退室した後、巧は草加に迫りますが、「君には関係ない。」とそっけない扱いを受けます。
里奈の呼びかけに、澤田が応えた・・・。流星塾残党を引き連れ、草加は澤田と会うことに。そこには、関わりを避けようとしていた彼の姿も。草加も言ってますが、意外です。
そこに澤田が姿を現します。決着を急ぐ草加の足元に、何かが投げ込まれます。それはなんとデルタギア。
「あげるよ。今のままじゃ、あまりにも僕が有利だからね。」
澤田余裕のコメント。そして、次に遭う時までに戦う準備を整えておくように告げ、悠然とその場を後にします。
草加のもとに揃った、ファイズ・カイザ・デルタギア。意を決した草加は、澤田に連絡を入れます。
「戦う準備はできている。決着をつけてやる。」
と。
澤田の元に向かおうとする草加の前に、巧が立ちはだかりますが、ファイズである資格を放棄した巧に今更何ができるのでしょう。草加は巧を放って、そのまま澤田の元へ。
その時、啓太郎から巧に連絡が入ります。ただ事ではなさそうです。
その頃、村上に呼び出された澤田は、デルタギアを草加に渡したことを糾弾されます。糾弾とはいっても、村上の態度は表面上は紳士的。
「何か思惑があるのなら教えてください。」
と随分譲歩している村上に、澤田は「別に。」と気の無い返事。そんな態度に、村上も黙ってはいません。オルフェノク態となって澤田を襲います。その攻撃力たるや圧倒的。・・・いや、っつーか、何のオルフェノクですかアンタ。・・・ローズ?またまた、こんなところにも荒川出張かい(してへん)。
澤田も変身して抵抗を試みますが、まるっきり話になりません。堪らず澤田、ビル何階か分かりませんが、窓を突き破って墜落、そのまま逃走します。
それを見た村上は、側近二名を呼び出し、澤田の追跡に。
「抵抗するようなら殺しても構いません。」
村上、容赦なしモードに突入です。っつーか、ラッキークローバー以外にそんな腰巾着がおったんかい。なんなんだ一体。
逃げる澤田を追う二人の側近。勿論こいつらもオルフェノク。
澤田が既に手負いの上、二人がかりだから実力のほどは不鮮明。っつーか何オルフェノクよアンタ達も(公式ちゃんと読め)。
そこに登場したのは草加。カイザに変身して、まるで澤田を守るように戦います。勿論これは「お前を殺すのは俺だ!」という、ベッタベタなパターンなんですが、この場合は本気だからちょっと違います。
しかし、カイザの力ではこの二人には勝てない様子。それならば、と草加はデルタに変身、途端に二人を圧倒します。ふうむ、そんなに差があるのか。
そして、一人を始末し、残る一人にとりかかります。
その頃、啓太郎と巧は、病院にいました。集中治療室の真理は、危険な状態のようです。電気ショックによる心臓マッサージも功を奏さず、真理の心電図が『心拍数0』を指し示します。医師も手を止めてしまいます。
「真理ーっ!」
巧の叫びがむなしく響いて今回は幕。
オルフェノクてんこ盛り。久々に登場した村上はバラで荒川の手先と判明(?)、しかも上述のとおり、ラッキークローバー意外に手駒を持っています。すると、ラッキークローバーって、一体何の集団?ただの特権階級だけ?
・・・というか、こうなると久しく登場してない瞳っちもオルフェノクなのかどうなのか気になるところです。
草加のもとに、3つのベルトが集結したわけですが、一人で3つのベルトを装着するわけにもいかない以上、あんまり意味は無いような(笑)。では、誰かに委譲する?ははあ、それで流星塾の雑魚が増えたわけか。
上では端折りましたが、海堂の行為は新聞報道になって、『英雄』扱いですよ海堂。その時の灰をかぶって髪が黒に戻ったそうです(結花・談)。
それを聞いて嬉しそうな勇治ですが、今回の出番はなんとこれだけ。仮にも主人公と一番悶着起こしてる奴がほえほえで終わっていいと思っとんのかコラ。
さて。
真理なんですが・・・世間様ではオルフェノクとして復活するのが確定しているようです。そうなん?私はこの展開、村上が荒川の手先(?)だったから、真理も復活する場合はライジング真理になるものとばかり思ってましたが・・・そっか違うんだー。ふーん・・・死んでオルフェノクとして復活、ねえ。へー、そうなんだー。3へぇ進呈。
さて!
次回はまだ真理の復活はなさそうですが、どうやらとんでもない真相が明らかになるようです。ほら、ラストの巧のカット、オルフェノク変化用SEですよ?うひひ、こんな早くバラして、後はどうする気なんでしょう?目が放せませんねえ。
というわけで次回、衝撃のラスト!っつーか、皆が予想してる通りの展開な気も(笑)。