遂に揃った3人のライダーですが・・・あまり長続きはしそうにありませんねえ。草加ですから。
今回はそんなことより、新たな組織の介入があります。今回は、早めにテコ入れを始めたようですね。前の時はそりゃもう散々でしたからねえ(笑)。今回のも十分散々なこといわれそうな気もしますが(笑)。
3対3、しかしデルタ三原は相変わらずへなちょこ三昧。ま、相手が北崎ですしね。
そこに、冴子ねーさまと琢磨をまた川に放り投げた(笑)カイザ草加とファイズ巧が合流し、北崎を3人がかりでリンチ。遠隔攻撃に徹するデルタと、接近戦を二人で挑むカイザとファイズの前に、さすがの北崎も切り札である脱皮まで披露して逃げる有様。
戦いを終えた巧に真理が駆け寄り、「もう迷わないよね?」と最終確認。そこで草加が例のごとく皮肉をぶつけますが、真理もいい加減草加には辟易してますので効果無し(笑)。
そして巧は、真理達の下に戻ることに。
一方大敗した北崎は、冴子と琢磨に肩を借りてヘロヘロ状態。その様子に琢磨は、北崎からわざと手を放し、倒れる北崎に対して優越感を感じていました。北崎に殴られても、口元に愉悦の笑みを浮かべたまま。うひひ、これこれ、琢磨はこうでなきゃ。
そんな琢磨に冴子ねーさまも冷たい視線を向けますが、琢磨の笑いは収まりません。そういう奴だって、冴子ねーさまもよく知ってるでしょ(笑)。
一転して警視庁。調べ物中の沢村に、添野が声をかけます。なんかお偉いさんが来るそうで。
その時、沢村はとある資料を見つけだします。それは、バスケ部員消滅事件。そう、結花が初めて犯した過ち。って、結花をチラッと見かけただけでピンと思い出すとは・・・さては女子高生マニアだな(なんでそうなる)。
そこにグラサン姿の怪しい男・南が乱入。「会議室であなた方を待つ時間は私にはない。だからこうして出向いたのです。」というこの男は、一連のビル火災についての調査を中止しろと命令。事件ではなく事故だから、というのがその理由ですが、何かの圧力を感じざるを得ない命令です。先天的に偉そうだし。
啓太郎は、真理と一緒に巧が帰宅したことに、信じられないほど歓喜します。そこまで喜ぶかフツー、と言うほどの有様には、啓太郎の単純さが窺い知れます。その隣を草加がブスッと通り過ぎるのも全く目に入らないあたり特に(笑)。
一方勇治。あの施設の子にやけに入れ込んで、結花にクッキーを焼かせながら小うるさい姑みたいなイチャモンをつけてるいる海堂を微笑ましく見つめながらも、どこか沈んでいます。
そこに、その原因である巧から連絡。
「洗濯物ないか?今なら俺がタダで洗ってやる。」
その言葉で勇治は全てを理解し、巧の復活を心から喜ぶのです。
さて、二度も立て続けに敗北を喫したことで、北崎は落ち込んでしまったとか。北崎も落ち込むんだー、とかいう侮蔑を込めて笑う琢磨が素晴らしいです。
今回、村上がやってきたのは、「後れを取っているのは欠員がいるからでもある。」と、人員補充を薦める為です。久しぶりに登場したスマートメディアに映し出されたのは・・・
「なかなか可愛い人ですよ。」
長田結花その人でした。村上は、結花が人知れず何人もの人間を虐殺していることを知っているようで、これからもっと強くなる可能性を秘めていると冴子に薦めます。
っちゅーか、物証は灰ぐらいしか残って無い筈なのに、どうやってそんなことを調査できるんだろうね。
その結花の姿は、海堂と、何故か啓太郎とともに例の施設にありました。先のシーンでうるさい姑のイチャモンに泣きそうになりながら結花が作ったクッキーは、子供達に配られる為のものでした。
海堂は既に「タダで物をくれる気前の良いバカタレ」と子供達に認識されたらしく、クッキーを配るや否や黒山の人だかり。しかし、そこには例の照夫の姿はありません。
それを目ざとく見つけた啓太郎がクッキーを手に近づいていきますが、照夫はそんな啓太郎にも牙を剥きます。その様子を見た結花が「やめなさい、照夫君!」と何度も叫びますが、一向に聞く様子がありません。
遂には結花も堪忍袋の尾が切れたか、怒気をはらんだ口調で叫ぶと、ぱたりと照夫が抵抗を止めます。むう、叫んだと同時にきゅっとスカートの裾に食い込んだ太腿に見とれたに違いない。漢よのう(何が)。
それが功を奏したか、照夫はすっかり大人しくなった模様。ふむ、本気で自分を叱り付ける結花に母の面影を感じでもしたのか?或いは、結花の本性を垣間見たか?なんか後者のような気もしなくはない(笑)
そんな結花の姿を見つめている男がいました。真っ昼間からスーツ姿でうら若き乙女をつけねらうとは、悪に違いありません。・・・って沢村じゃん。そうか、貴様も仕事そっちのけで国民の血税を貪り快楽も貪る日本警察の鏡だったか(何から何まで違う)。
沢村が結花を尾行しているのは、実は南の指示。沢村からの連絡に、「絶対に見失わないように」と厳命する南は、なぜか洞窟らしきところに。見ればそこには階段が・・・。
階段を降りていくと、そこにはなにかの施設らしき場所が・・・。一瞬『流星塾か?』とも思ったけど、どうも見当違いの様です。光当たってるしキレイだし。
とある部屋の前で立ち止まった南。その前には、手術室らしき部屋で動き回る所員らしき人達、そして、羊水らしきものを満たした水槽(?)に横たわるオルフェノク!こっこれは・・・?
南と所員の会話では、どうやらオルフェノクについての研究をしているらしいですが・・・到底オルフェノク寄りの研究ではなさそうです。この南、一体何者なのか?
話はがらりと変わって、おそらく啓太郎主催による『パーティ』の様子が描かれます。といっても、遊園地ですが。
真理・勇治・巧の安定したチームと、啓太郎・結花・海堂の『啓太郎敗北』チーム(笑)で楽しいひととき。
啓太郎は相変わらず『長田さん』にゾッコン(死語)ですが、その目の前で繰り広げられる海堂と結花のあまりの有り様に完全に消沈してしまいます。
更に、消沈の啓太郎の迂闊な呟きに対する長田の即答が、啓太郎の息の根を止めました。
「長田さん、海堂君のことが好きなんだ・・・。」(啓太郎)
「はい♪」(結花)
とまあ、まるで心の中では「この長田結花、容赦せん!」とジェイソンマスクにチェーンソー構えていそうな結花の、今までにないくらい元気に明るい即答が、実に小気味よく啓太郎を痛めつけてくれていい気味ザマス。いいぞ結花!
一方の巧達の方は和気あいあい。なんせ、啓太郎達を『保護』してる人達のグループですからね(笑)。
しかし、そんな和気あいあいなムードに水を差す男がいます。
「いいな、オルフェノク同士、気があって。」
草加・・・お前いたの?プッ、なんだよ、なに拗ねてんだよ。カワイーとこあんじゃんお前♪(大笑)
さて啓太郎達に戻ります。
啓太郎はここで、『メル友の結花さん』に「自分は今失恋しました」と報告!そして結花は『メル友の啓太郎さん』に「啓太郎さんを振る人がいるなんて信じられません。最低です。」と返信!
・・・未だにお互いの正体を知らないのか、この二人は(笑)。
そして、この結花の返信に付け加えられた言葉で、啓太郎は遂に奈落に転がり落ちることに!
「積極的に、手ぐらい握ったらどうですか?」
それを受けた啓太郎、何の脈絡もないのにいきなり結花の手を握ります!バカだ、こいつは致命的にバカだ!知ってたけど(笑)。
勿論、結花は「何するんですか菊池さん!」との罵倒と百裂張り手を啓太郎にぶつけてこれを再起不能に(笑)。クックック、ざまをおみ啓太郎。いい気味すぎ。
そして、結花はその場から駆け出していってしまいます。
そんな結花の前に、なんと冴子ねーさまが立ちはだかります。誰がこの場所を・・・?
冴子ねーさま、「あなた、可愛い顔して割とやることやってるそうね。」と、いやんばかン♪朝っぱらから女同士でそんな展開ありなのー?とかいう煩悩を刺激してくれます(誰がするか)。
・・・あ、冴子ねーさまのブローチ(笑)。
結花は冴子がオルフェノクであると察し、逃げ出そうとしますが、そこに雑魚フェノクが現われて邪魔立て。結花も一時は変身して抵抗しますが、すぐさまやられて変身解除。
うまい具合に、そこに巧と草加がやって来て、オルフェノクと戦い始めます。その隙に結花は逃走、冴子が追います。
この戦いはかなり不毛で、雑魚フェノクはダブル必殺技をキメられてあっという間に灰化。酷い、酷すぎる。割とカッコイイシーンだけど。
逃げる結花の前に、おそらく沢村からの連絡を受けたパトカーや機動隊輸送車両(笑)が到着。彼等はなんと、結花を狙ってやってきたのです!
どこかで見たような場所に追いつめられた結花に、「生きたまま捕獲せよ!」と容赦なく催涙弾が打ち込まれ、結花は身を守る為にやむなく変身して必死の抵抗をします。
それでも怯むことなく銃撃を浴びせる機動隊の戦士達に、結花も遂に本気モード発動!駆けつけてきた勇治の目の前で、結花は遂に・・・!
その頃、機動隊を差し向けたと思われる南の施設では、あのオルフェノクが動き出そうとしてました。そんな姿に南の一言。
「この化物が!」
うわ、ひでー言い草。というところで今回は幕。
今回の進展は、警視庁にも介入する謎の男・南の登場と、怪しい研究所の登場。オルフェノクを完全に敵視しているらしい彼等ですが、これで「オルフェノクを制御して無敵の兵士とするのだ。」なんて言い出したら大笑いです。奴もヤキが回ったか(最初から)。
というより、この南、番組終了間際にしゃしゃり出てきてデコっぱちをおだてていたどっかのナイスミドルを思い出させます(笑)。今回は大丈夫ですかね?
期せずしてスマブレと同じターゲットを狙うことになった南ですが、果たしてこれは全くの偶然でしょうか?偶然なんだろうなあ(笑)。南がどうして結花がオルフェノクであることを知っていたのか、というのが観た時の頭痛の種。どうせ大した事は描かれないから考えるだけ無駄と言うもの、一週間なんてあっという間ですし、放っておけば番組も終わるってことで。
今回イチオシは、琢磨以外には有り得ません。ご覧ください、琢磨ですねえ(わけわからん)。ほんのちょっぴりの出番を最大限に活かす、今回の琢磨は文字通りそれでした。いやー素晴らしい。朝から気分爽快。
気分爽快といえば、冴子ねーさま。相変わらずパンツルックですが、どうですかあの色っぽさ。さすが、たった一人でこの作品の『女の色気部門』を背負って立つだけのことはあります。同じパンツルックでこうも違うとはねえ・・・(参照:インチキジャーナリスト)。
すっかり忘れてたけど、里奈ってもう退院しちゃったんだよね(笑)。そんなに軽い怪我で済んだのか?いや、さすが出来損ないとはいえオルフェノク、といったところでしょうか。
・・・まさか、三原の決意を促す為に、わざと?
さて!
謎の研究所で、南は一体何をしているのか?オルフェノクを完全敵視している割に『捕獲』を指示するその目的は?
結花が捕まった次は、海堂か勇治の番。どうやら勇治が囲まれて次回は終わるようです。勇治が囲まれて終わるのには、僅か1ミリ秒にすぎない。では、そのプロセスを見てみよう(見てどーする)。
そして、またもカイザがファイズに襲いかかる!デルタもいるぞ?何が起きるのやら・・・。