結花は身を守る為、つい警官隊をバッタバッタと・・・しかしその罪を償う為、結花は自首をしてしまいます。それは勿論、南の思う壺。
さあ、勇治と巧は、見事結花を助け出すことが出来るのか!?
冒頭、勇治の前で、結花が警官隊を襲うシーン。そこから結花は逃走。その様子は草加と巧も目撃します。巧は同様著しいようです。・・・草加って、結花の正体、知ってたっけ?
全員が揃った食卓。巧だけ箸が進まないのを啓太郎が気にします。まあ、結花のことを見た後です、無理もないでしょう。
しかし、この時啓太郎が何気にショッキングなことを口走ります。「俺達だっていつか(オルフェノクに)なっちゃったりして。」と。これに、真理と草加が厳しい目をむけます。
勇治のマンション。結花の所業を聞いた海堂がやけに激昂し、「自首しろ自首!」とえらい剣幕。ただでさえスマブレに狙われてるのに、この上警察まで敵に回しては堪らん、というお話ですが・・・スマブレって、結局お前等を本気で排除しようとしてないじゃん。だってほら、お前等そのスマブレが勇治にあてがったマンションで未だに平和に生活してるし(笑)。
「そんな簡単な話じゃない」と勇治は冷静。でも、だったらどうするの?やはり、「オルフェノクの中にも人間の心を持った人はいる。」と訴えていくんだろうな。
でも、誰が『人間の心を持つオルフェノク』を識別するんだろう?
こちら例の研究施設。どうやら沢村は南に気に入られちゃったようですねえ。夜は用心しろよ?(何の用心だ)
「既に戦いは始まっているのです。人間とオルフェノクのね。」
目の前で起きたことを「まだ信じられない」という沢村に、南は同意を示して、研究の真意を語ります。
南は完全にオルフェノクを敵視しており、壊滅させようとしている。しかし、オルフェノクが人間の姿に戻られると、人権問題がどうとかいう騒動に発展してしまう。だから南は、オルフェノクから人間を取り除き、常に『化物』でいさせることでこの問題を解決しようとしているわけです。
だから、実験体のカニコウモリ男がずっとオルフェノク態でいるわけです。
・・・は?『カニ男』?あいつが実は『コウモリ男』だったことを知らんとは笑わせる(いつ『コウモリ男』だったか)。
署に戻った沢村は、一人で残業している添野の元に。沢村は、添野にはこの事件に関わりを持たず、平穏な日々を送って貰いたいようです。そんな優しい沢村の今後がどうなるか、危険ですね。奴のことですから。奴ってのは井(削除)
・・・ところで、相変わらずMacでしかもタワー型をデスクトップ利用するのって、普通じゃないよ。
場所はまたもバッティングセンター。今回はバッティングは披露せず。
勇治はやはり、オルフェノクの中にも人間の心を持つ人がいる、と警察に訴えると決意し、巧にそれを語ります。そう聞いた巧は、自分も一緒に行く、と申し出ます。お互い、こう言い出したら聞かないことを知っており、そんな二人だからこその笑顔が浮かびます。
・・・って、いつからそんなに信頼する仲になったのかねチミ達は。
草加と真理の二人だけの室内。うひひ、やることはひとつですたい。ソファもあるし(?)。
真理は、自分がオルフェノクになってしまうかもしれない可能性におびえを見せます。そんな真理に草加は、自分達はオルフェノク化実験の失敗作だから、オルフェノクになることはない、と断言。
それを聞いてほっと安心する真理は、直後にそんな自分を「サイテー」と評します。お、ここ劇場版と微妙なシンクロ。
そんな真理を草加は「そんなことはない。それが普通だ。」と安心させようとしますが、そう簡単な話じゃないんだよな。
海堂はほとぼりが冷めるまで旅に出ようと準備に奔走。ゲロ甘。
そんな海堂に、結花が『一生に一度のお願い』と称してデートを申し込みます。しかし海堂は「ふざけんな、こんな時に何を言っとるんだお前は。」と完全に眼中に無し状態。
結花はそのまま、『啓太郎さん』とメールのやり取りをしながら、バスでどこかへと向かいます。ささやかな夢を語った後、結花は最後に「ありがとう。私、啓太郎さんに会いたかった。さようなら。」とやり取りを終える。
そして、結花が向かったその場所は・・・。
戻ってきた勇治と巧は、海堂に結花のことを聞きますが、勿論この男がそんなことを気にしているわけがありません。その時、ふと巧が、結花の書き置きを見つけて驚きます。
結花が向かった先はそう、警察だったのです。
「どうして止めなかったんだ!」と勇治は海堂を責めようとしますが、この男に何を言っても無駄なのはもう勇治も学習済み。勇治と巧は、急いで警察へと向かいます。
こちらは神妙に逮捕された結花。何故か胡散臭い洞窟を通って怪しい研究施設に連れて行かれますが、おかしいと考えないんでしょうかこの娘。自分がオルフェノクであるということだけで、こういう特異な状況を受け入れすぎている気がします。
とある頑強そうな扉の前に立たされた結花。扉が開くと、そこには南が喜色満面で待ち構えていました。そして結花は早速、手術室を思わせる人体実験室のベッドに、鋲付きベルトで拘束されるという、まさに「お縄」を頂戴した格好に。まだギャグをかませてない分、良心的(?)。
ここで結花は「君の中のオルフェノクを取り除く」手術を受けるのですが、その苦痛たるや尋常ではなさそうです。結花は、あまりの激痛に気絶。研究員達も、これ以上続けると生命に関わると中止しようとしますが、南は続行を指示。
「構わんさ。どうせゴミの様な生命だ。」
南の本音は、やはりこちらのようです。
その実験室の頑強な扉をぶち破って登場したのは、なんとあのカニコウモリ男・・・面倒だからカニ男でいいや、もう。
結花を助け出したカニ男は、施設から脱出を謀りますが、待ち構えていた警官隊の銃撃を受けてしまいます。しかしさすがオルフェノク、この程度では簡単には死にません。
『長田結花担当』らしい沢村に、勇治と巧が面会を求めます。自分達がオルフェノクであることを明かして。
たじろぐ沢村に、勇治が穏やかに「危害を加えるつもりはありません。」と声をかけ、本題を切り出します。それは、結花を解放する代わりに自分達を逮捕して欲しい、というもの。
そんなことを、ただの下っ端である沢村が決められるわけがありません。そこにうまいことお助け舟。オルフェノクが結花を連れて脱走したと連絡があり、沢村はそれを二人に伝えます。そんな事、明かしちゃっていいの?
三原と里奈の今後は、どうやらあの、照夫のいる施設にバイトに行くことになるようです。っちゅーかアンタ達、今どこに住んでるのよ・・・。
このことをバッシャー清掃中の草加に報告している二人は、「今度結婚するんだ♪」と幸せそうに友達に打ち明けるカップルみたいに見えます(笑)。早速浮気とは隅に置けねぇなぁ三原(違うというに)。
草加は大して関心を見せませんが、「俺達と同じ、身寄りのない子達の力になれれば」という三原の言葉に、なんか複雑な表情を見せます。・・・もしかして、お前、仲間が去っていくのが寂しいのか?(笑)
どうにか追っ手を振り切ったらしいカニ男の前に、勇治と巧が姿を現します。
「彼女を、頼む・・・。これ以上、苦しませないで・・・」
苦しい息の下、そう呟くカニ男。「助けてくれたのか・・・あんたが・・・」と巧は、勇治以外にも人間の心を失っていないオルフェノクがいたことに、感激しちゃった模様です。でもカニ男はそこから逃げるように去っていきます。巧はそれを追います。
後に残された勇治と結花の前に、人間の暗黒面の顕現者集団こと、国家権力の守護者の分際で血税の捕食者、年末には交通違反者を急増させて賞与を水増し請求する腐れ外道、『警官隊』が登場します。
そんな連中を前に、勇治が怒りをあらわにします。
「お前達・・・お前達が!
長田さんに何をした!」
この木場勇治、容赦せん!と今回は勇治がホッケーマスクにチェーンソーで大暴れ(?)。
今回の英雄・カニ男を、容赦なく地獄に突き落とす悪魔の使いが登場します。
ヘロヘロといかにも死にそうな様子のカニ男が道路を横切る現場に、あろうことが啓太郎が偶然を装って登場し、草加に通報しちゃいます。まあ、カニ男が何をしたのかも知らない彼のこの行為を、一方的に責めることはできませんけど・・・。
そのせいでカニ男は、草加カイザと三原デルタに襲われることに。
戦う力なんて残っていないカニ男に、ライダー達は容赦なく襲い掛かります。非道極まりありません。そこに巧がやってきて、ファイズに変身、カニ男を助けるべく間に割って入ります。
「やはりな。所詮貴様はオルフェノク・・・仲間を庇うつもりか。」
と我が意を得たりの草加、ここぞとばかりに巧に襲い掛かります。つられて三原も襲い掛かります。こいつ信念なさすぎ(笑)。
そして、折角身を呈して助けたカニ男は、遂に力尽き倒れ、灰になってしまいます。
その様子を背に、二人のライダーに襲われるファイズのアップで今回は幕。
今回悲しいまでの大活躍を見せたクラブオルフェノク。ああ、やっぱりこういうキャラクターなんだなー。こういうのが『友情出演』っていうことか、とちょっと納得。
勇治と巧がすっかり意気投合しちゃいましたが、正直「何時の間にそこまで・・・」です。この分では、また分裂の危機が訪れそうです。というか、OPラストでホースとファイズが対峙してるんだから、当然最後は二人が戦う事になるんだろうけど。
海堂は・・・『女の子の一生のお願い』を文字通り『一笑』に伏した時点で見捨てようと思いましたマジに。でも、こういうことをした後、海堂は劇的な登場をするんだろうなあ、と勝手に妄想。
・・・そうでないんなら、勝手に野垂れ死にしてくれて結構。というかむしろそうならなきゃ嘘。
啓太郎ですが、巧がオルフェノクであることを知ったことで、てっきり「オルフェノクの中には巧のような人もいるんだ」と思うようになったと思ってました。
でも、啓太郎は内心で巧を怖れ続けていたのです。
その証拠に、あの状態のカニ男を発見して、躊躇せずに草加に通報しましたね。オルフェノク=滅ぼすべき敵、と自分の中で決め付けていなければ、こんな行動は取れません。さすが元祖偽善者、やることが違います。
こんな啓太郎が、結花の正体を知ったらコロリと転向するんでしょうねえ(笑)。さすが、女には丸っきり弱い。
そういえば・・・村上達がおざなりになってますねえ(笑)。
なんて思ってたら、ちゃっかりスパヒロ時間の幕を閉じてくれました。よすぎます琢磨。よすぎます北崎。『折角だから・・・』ってのを観たいぞ。DVD特典でひっそり収録しなさい。それならレンタルぐらいしてやる。高いから買いはしない。っつーかレンタル版にはそういうのは付かないお約束(笑)。くそ、極悪集団だな東映ってのは。みんな知ってるだろうけど(笑)。
さて!
次回は何と、スマブレ村上と正体不明の南とが接触!?しかも村上はオルフェノクの人材派遣をする模様。ぬう、スタッフサービスは子会社に違いない。というか、南の真意が一体どこにあるのやら・・・。
っちゅーか、アンタ何をモチーフにしてるんだよ(笑)<次回のオルフェノク
そんな連中を余所に、草加は三原と巧に『指導ォいくぞォーッ!』とアゴ三昧(?)。勇治は勇治でまた何かお困りのご様子。そして、遂に天然ボケカップルが相手の正体を!うひひ、破局の予感♪(アンタ人としてサイテー)