翔一、事情聴取を受ける。
真魚、その能力で真犯人の逮捕に貢献。
涼、父の死を知らされる。
北條、攻撃が利かないアンノウンに死の恐怖を感じ敵前逃亡。
アギト、モリペス・オクティペスを撃破。
前半後半でガラリと変わりました。
アンノウン撃破に気をよくした北條センセ、小沢と尾室と連れ立ってディナー♪もう尾室君バクバク食べてすっかり飼い慣らされたってカンジですね。単純ですねまったく。
対して小沢は北條センセに対してまだ信頼を寄せていません。確かに機動性能は引き出していますが、アンノウン撃破なら誠もやってますし・・・。それを感じた北條センセは・・・
「氷川誠みたいに可愛げはないかもしれませんが。」
とサラッと返します。
前回少年を拉致したままのタコ入道を撃った事も「腕には絶対の自信」があったからと断言。
このシーン、終始ゴキゲンな北條センセが実に印象的。
アンノウン出現の報せを受けて出動するG3チーム。現れたのは前回のタコ入道。一様に動揺しますが落ち着いてGM01を撃ちつける北條G3。しかし、今回はタコ入道に全く通用しません。前回トドメを刺したグレネードも通じません。逆にタコ入道に攻撃を受ける北條G3でしたが、外部ユニットに損傷はあるものの戦闘は継続できます(尾室・談)。
小沢が北條に檄を飛ばしますが、ここで北條センセはG3ユニットを強制排除し、ほうほうの体で逃げ出します。
スローモーションが物悲しい・・・。これで人気も落ちるか?
うーん・・・次回の北條センセ、どっちになるか楽しみですね。自信を失うか、平然としているか。
・・・どっちだか、聞くまでも無い気がしますねぇ(笑)。ねえセンセ?
三浦智子殺害容疑をかけられたのもどこ吹く風、マイペースな翔一節バリバリです。
取り調べを受けていても、身に覚えの無いことですから、包み隠さず語る翔一クン。まあ、当然といえば当然ですかね。
で、カツ丼の出番です。「こういう時、本当にカツどんが出るんですね。」と翔一クン、実に楽しげ。実際、どうなんですか警視庁の皆さん(見とるかボケ)
が、誠の質問「買い物で何を買ったか」に素直に答えた為に余計に疑惑を強められます。でも、翔一クンの「そうなんですか」といわんばかりの表情は、覇気を削ぎますねぇ(笑)。
後は、誠が煎れたお茶を飲んで「俺が煎れ直して良いですか」と聞き直す翔一クン。憮然とする誠を見て「駄目?」と言ったり・・・翔一クンはいいねぇ、さすがマダームキラー(関係ない)
誠に「その日の行動」を聞かれて、事細かに、楽しそうに語る翔一クンに、もー誠も困った困った(笑)。さすがマダームキラー(関係ないってば)。
真犯人が捕まって釈放された翔一クン。考えてみれば、真魚ちゃんが尽力してくれた事など知らないわけですよね。そして、真魚ちゃんの能力も。
真魚ちゃんを乗せて帰宅途中、アンノウンの気配を感じた翔一は、真魚ちゃん降ろしてUターン。アギトに変身してタコ入道と初対戦。これをライダーキックで仕留めて万事解決。
いやあ、今回の翔一クンは実に「らしい」演技でよかったですねぇ。さすがマダーム(もーええっちゅーねん)
今回は刑事らしいところを見せてくれます。
まずは小沢から、北條がアンノウンを撃破したという連絡を受けます。小沢は面白くない風ですが、誠は単純にそれを喜ばしいことと受け取った様子。根が良い人なんだが、鈍感というかなんというか・・・。
翔一の取り調べが進む中、お茶を入れてやるシーンがあります。どうやら以前、ほったらかしにされた事をまだ根に持っているみたいですね。この辺りはしっかりしてるのに、他の部分は鈍だよなぁ(笑)。
おまけに折角入れたお茶を翔一に「煎れなおしても良いですか?」とにこやかに言われるし。
翔一の無実を証明する為にやってきた真魚は、誠に自分の能力を見せます。前々から超能力というキーワードにひっかかるものを感じていた誠は、これを信用して捜査に乗り出します。
真魚のもたらした「銀の二本線、黒い服の男、ナンバープレートらしいものの下2桁が62」というヒントから捜査を続ける誠は、、そのヒントを見事に繋ぎあわせ、真犯人を捕らえます。捕らえますが・・・。
こいつがなんと、あの謎の青年。
てなとこで、今回の出番おしまい。確かに刑事としてのカンは一流かも、ということをアピールした一話でした。
今回のことで、どうやら真魚ちゃんは自分の能力の使い方が分かり始めたようですね。
以前は、テストの答えを引き出すという、逆に自分を追い詰める愚の骨頂な使い方をしていましたが、他人の為に力になる事に目覚め始めた、とも言えそうです。主に翔一クンでしょうけど(笑)
その能力は、どうやら何か残留思念というものを拾い上げ、それに関わったもののビジョン、或いは音を感知するといった風情。また、透視能力も有し、サイキッカー通りまっしぐらです。カッコ、まっしぐら(インテグラだ。おまけにいつの時代だ)。
遺留品の針金から、犯人が翔一ではないことを確信した真魚は、それを誠に訴えます。その能力を信用してもらう為に、誠の免許証番号を言ってのけます。そしてそれを信用する誠。
そして現場に残っていた足跡から、具体的な犯人像がビジョンとなって真魚に飛び込んできます。しかし・・・まるで「僕はここにいるよ」って、わざと残したような御都合主義的ビジョンだな・・・。
で、誠はみごと真犯人を挙げ、翔一は無事釈放。真魚は警察署前で翔一のバイクと待っていました。翔一も言ってますけど、バイクどうしたんだろう真魚ちゃん・・・。もしかして、乗ってきたのか?(笑)
まあ、誠がどうにかしたってのが実状かもね。
で、バイクで帰宅途中にアンノウンの気配を感じ、真魚を降ろしてUターンする翔一。その背に向かっての言葉。
「早く帰ってきなさいよ!今日は翔一クンに、いっぱいごちそう作って貰うんだから!」
・・・お前が作るんじゃないんかい(笑)
ほんでもってお前も手ェ振って承諾すんな翔一(笑)。
・・・てなとこで真魚ちゃん出番おしまい。
相変わらずな小沢さんですが、今回は少し理性が見えましたかね。
(はっ)いや、別に小沢さんがいっつも感情でしか行動しないアッパラパーだとか、経歴詐称だとか、スカートじゃないからサービスが悪いぞとか、そーんなことが言いたいわけでなく、う、うわーっ!?
【暫くお待ち下さい】
戦勝を祝ってのディナーですが、「気取ったところは好きじゃない」そうです。私も好きではないです。
小沢はここで「少年を拉致したままのタコ入道に発砲した」ことを責めますが、上機嫌の北條センセはサラリとかわします。駄目だこりゃ。
そしてアンノウン出現の報せにより出撃するG3チーム。「前回のがまぐれでないことを証明してよね。」とハッパをかける小沢。すると、これで北條が見事撃退していれば多少は見方が変わったのか?という気もしますが、どうせそんなことはないんでしょうね。
で、実際に戦闘となると、タコ入道に押される北條G3。ただ、損傷はまだ活動不能まで至ってない為、攻撃を続ける様に指示を出します。
しかし、北條はG3ユニットを強制排除して逃げ出します。唖然とする小沢、尾室。
次回、小沢と北條のかけあいが実に楽しみですねぇ。
毎度毎度ダークな場面でしか登場しない涼。おまけに出番も極めて少ない。
謎の青年を光にしてからは、自分の部屋に篭っている涼。かかってくる電話も留守電任せ。
しかし、今回の電話は涼に衝撃を与えました。行方不明になっていた父の死が知らされたのです。電話の主は叔父の松井。背番号55。あるかいボゲー。
いや、OPで「松井」って出て正直「誰?」って思ってたもんで。
で、叔父との会話でわかった事ですが、「あかつき号事件の直後」に行方不明になったとか。では、あかつき号事件の唯一の行方不明者ではない、というわけですかね。
涼の父の死因は「衰弱死」。一体どういう事でしょう?行方をくらましていた間、彼は何をしていたのでしょう?そして、涼が何気なく手に取った父の遺品の手帳に、三浦智子の名が・・・。両者の関係は一体何か?というか、あの手帳に列記されていたほかの人々に因果関係があるのか?
涼が出る度に謎が増えていく気がする・・・謎バラ巻キャーと命名するか、ウム。(すな)
前回、ギルスによって光りになったかと思ったら、ちゃっかり登場するんですねこれが。そりゃまあ、あれで消えたら物語続かないけどね。
で、何ですか、三浦智子殺害したそうですが・・・?
彼が三浦智子を殺害した理由は一体何か?
というか、この段階でどうも「アギト=翔一」という図式が彼の中に成立している様です。翔一が、翔一の過去を知る人物に遭うのを妨害したのか?アンノウンの安寧な活動の為に、アギトの出現を抑え付けようとしたのか?それとも、三浦智子だから・・・?
ともかく、おとなしく投獄されていますが・・・受刑するつもりじゃないだろうな(笑)。
まずはタコ入道と北條G3。このタコ入道、頭が大きいからか、振り向くのにイチイチ癖がありますね(笑)。
で、どういうわけで「北條G3乗車ガードチェイサーボディアタック」を真っ向から受けようと思ったんでしょうかね。全くアンノウンってのはどいつもこいつもブツブツ・・・。
で、GM01での攻撃ですが、命中してはいますが、イマイチ効果が無いようです。GG02のグレネード弾が命中しても、前回のようにいかず、ケロリ。そして反撃のタコ入道!前回全く良いとこなしだった鬱憤爆発ってとこですか入道和尚。
で、しこたま打ち据えられた北條G3は川岸へ転落、小沢の激もどこ吹く風と北條、G3ユニット強制解除、そのまま逃走。捨て置かれたG3ユニットが痛々しい。
それを追おうとするタコ入道でしたが、気配を感じて振り返ります。そこで目にしたのは、逆光に照らされた雄々しいアギトの姿!はい音楽入りまーす。で、入道和尚も「アギト」と呼びました。
入道和尚、腕で攻撃するもアギトは平気で受け止め、正拳突きを炸裂させます。尚も腕を振りかざす入道和尚ですが、その腕を取って投げ倒すアギト。起き様、足元を狙う入道和尚でしたが、アギトは軽くジャンプでかわし、降下時に顔面にスマッシュパンチ!入道和尚、吹っ飛びます。
間合いが開いたら角開き。
今回のライダーキックは実にじっくり魅せています。両手をかざして力を貯めるアギト。この「力を貯める」って雰囲気がかなり明確に出ています。そして突っ込んでくる入道和尚に「とぉーっ!」と飛び、「たぁーっ!」とキックを炸裂させます。
うーん、感じ出てきたねぇ。
欲を言えば、締めのポーズが早すぎたってとこでしょうか。もう少しタメて、最後にトメの時をもっと力強く腰を入れてさ。おヤクソクすぎるかもしれないけど、やってて気分がいいものは我々が見ても気分がいいしさ。って、誰に言ってんだ。
さて!
次回、またも何か謎を深める人物が登場!あのマークは、アギトのあのマークと同じ・・・何故?
そして、久々にツインで登場するアンノウンに苦戦するアギト!落ちているGM01を手に、氷川誠は生身で戦いを挑む!
あれ?涼の出番はまた無しか?
そして、牢の中でじっくりしている謎の青年はどうなるのか?
おっと、最後に・・・我等が北條センセの去就は!?これが目下、最重要!人気に陰りが見えてきたか!?次回、「さらば北條!G3暁に死す!」(勝手なタイトルつけるな)