アギト第13話『父の手掛り』
(2001/4/22)

真魚、誕生日を前に父を思い出し、事件担当の河野の元を訪ねる。
北條、氷川にエール。戸惑う氷川。
レイウルス・アクティア、第一の殺害と思ったら第三の殺害。
真魚・翔一、レイウルスに襲われる。翔一、アギトに変身するも敗北。


☆ 冒頭

誠の北條センセぶん殴り→黒馬吹っ飛び→沢木哲也。
特筆は、迷惑千万なリムジン男・沢木哲也が、謎の青年の元を訪れるシーン。
さあ、病室の扉を開けーの、中に入りーの、扉を閉めーの、
はいっ「どどんっどどどどんっ、っびゃ〜♪」(笑)

☆ Gトレーラー内

さて本編。まずは小沢・尾室・氷川ですが・・・。
小沢さんは報告書作成の為に、氷川に北條センセを殴り付けたその状況報告を5回もさせています。「些細なことから確執が生まれることもある。同じチームとして状況を把握しておくべき」とのことですが・・・。
その割には小沢さん、楽しそうに「グーで殴ったの?パーで?チョキで?」とか、「で、何メートルくらい吹っ飛んだの?」とか「歯の一本も折れたの?あのバカ男」とかを聞いてます。どうも小沢さん、「北條が殴られた」ということが嬉しくてたまらないようです(笑)。

☆ 運送業者

どこだかわかりませんけど、何かを定期的にどこかへ運搬する業者の人が出てきます。
と!
唐突にシュルシュルッっと謎の物体が画面を・・・!
あー、びっくりした。このシーン、ちょっとビクッとしてしまいました。
で、これっていうのがどうやらドクトル・・・ゲフォッ!(吐血)
いや失敬。レイウルス・アクティアの毒針みたいなんですが、プスッと首筋に刺さっても業者の人は平気。なんだい全く。ヨロ(削除)とドク(削除)が合体したような見てくれしやがってこんちきしょう(死)。

☆ 美杉家

一方、美杉家ではもうすぐ真魚ちゃんの誕生日。何か欲しいものはないか、とか、ごちそうを作るという教授や翔一に、「嬉しいけど、今まで通り、普通でいいよ。」と真魚ちゃん。
自分の部屋に戻った真魚ちゃんの脳裏に、幼い日の父との思い出がよぎります。楽しい筈の誕生日も、真魚にとっては父を思い出して寂しさをいや増すだけのものなのかも知れません。
それはそれとして。
風谷伸幸・・・いや、人の親というのはどうしても子に甘いものだが・・・親バカさんめ(笑)。

☆ 河野・氷川と北條センセ

カメラは警視庁に戻って、氷川と河野。まーた氷川は北條ぶん殴りを謝ってるよ・・・。
ま、それはいいとして、河野さんによれば北條センセはなんか様子がおかしいらしいです。おかしいというと、爽やかな笑顔が似合うようになったとか?(こらこら)
連絡が入って移動の途中、二人は北條センセと出会います。
北條センセは自らの非を認め、氷川にエールを贈ります。戸惑う氷川。北條センセはそのまま歩み去る・・・。

☆ 河野さんの彼女

さて、上で入った連絡というのは河野さん宛。彼女かららしいですわ♪まー♪歳の分際でお盛んなこと♪(馬鹿)
失礼しようとする氷川をひきとめ、その彼女に会わせようとします。余程自慢らしい。(その移動中、北條センセと会います)
河野さんがやってきた部屋に居たのは、真魚ちゃん。真魚ちゃん・・・援交はよくないよ(馬鹿)。河野さんも警察官なんだから、職務中に堂々と会うのは控えなきゃ(こらこら)。
じゃなく、河野さんは真魚ちゃんの父親殺害事件を捜査している、捜査担当官だったのです。意外な繋がり。
帰る真魚を見送った後、氷川はその事件について詳しく教えてもらうことにします。

☆ 現場検証

河野さんと氷川は、風谷伸幸殺害現場へ。勿論、2年も前ですから現場に何があるわけでなし。
ここで重要なのは、風谷伸幸の死因。致命に至る外傷はなく、しかし内臓はボロボロだったという。氷川は不可能犯罪・アンノウンの仕業と考えますが、河野さんは時期的なことと、気になる人物がいるという理由でそれを否定します。
うーん、刑事ドラマっぽいねぇ。

☆ あるカフェ

事件当日、風谷伸幸はこのカフェに来ていたという。
身なりの良い中年の紳士と一緒にやってきて、その彼と風谷伸幸は口論になったらしく、だがマスターは内容を詳しく知らない。紳士の方が「そんなことはありえない」とかなんとか言っていたこと以外・・・。
河野は、その男が怪しいと踏んでいるが、どこの誰だかわからないという。でも、私たちには今のところ該当しそうな人が一人だけ思い当たりますよね。
さて。
河野さんが何気に使ったSPジューク、平尾昌章の「星はなんでも知っている」ですねぇ。
全く、こんな歌を歌ってるから女ったらしだっていわれるんだよ。本人否定しないし事実だし(こらこら)。
それはそうと、私の聞き違いかどうかわかりませんが、その日はこの店の開店10周年とマスターは言っていた筈。公式ページは開店周年・・・。どういうこと?

☆ 手作りケーキ教室

このシーン、実際の世間の奥様方がそのままやってきたって感じですねぇ(笑)。
でも、やっぱり翔一のギャグに凍り付いてしまいました。免疫が無いってのは辛いよね。でも、私はあの後、奥様方の「かーわーいーいー♪」って歓声が起こったと断言できます(笑)。ねぇ奥様方。さすがはマダームキラー翔ちゃんですよね。

☆ 再び運送業者

二度も出番があるとは、果報者め。

☆ 風谷邸

風谷邸にやってきた河野と氷川は、同じくやってきた真魚をみかけます。真魚は、父のことを思い出したりしたとき、時々ここへくるそうです。
真魚の成長の度合いを刻んだ柱・・・その柱に真魚は、妙な隙間があることに気が付きます。それを氷川が手ごろな本で叩き付けると、その部分がこっぽり外れます。
外れた部分は箱のようになっていて、中から黒いボールの様なものと、赤いラベルのビデオテープが1本・・・これは何かと思ったところで、アンノウンによる事件発生の連絡を受け、現場に向かう氷川。

☆ 病院の一室

折り紙をひたすら折る謎の青年。全てが・・・。ふと吹いた風に、手にしていた1つを除いて飛ばされてしまう折り舟。
ここでの二人の会話、かなーり何かを暗示させますが、番組終了時に「あれ、何だったの?」ってことにならなきゃいいね。

☆ 現場

既に到着していた北條センセと合流した氷川。
今までのことを全然感じさせない、ここだけみればいいコンビな二人。
被害者の状態、同じ様な変死体との因果関係、的確な情報を氷川に伝えます。いつ調べたんだ北條センセ(笑)。
しかし、この血縁関係もこれまで。次にアンノウンが誰を狙うか、その手がかりはプッツリ途絶えています。

☆ アギトVSレイウルス

そこで翔一と真魚のシーンに移るとなれば、また予告編見てれば次が誰かもう見当ついてますね!
蛇の如く襲い来るドクトル元帥(死)の尻尾(?)を払い落とす翔一、真魚を逃がして変身!
丁度その頃、G3出動準備が整い、氷川も急ぎます。でも今回の出番は無し
斧を振るうドクトル元帥に対抗すべくフレイムセイバーを出すアギト、赤に変身します。この殺陣を見て、大野剣友会を懐かしんでました。
相対する両名、互いに駆け寄り、アギト「ハアッ!」と飛び唐竹割!が、ドクトル元帥の冥王の盾に完全に防がれます。それでも意地で押し切ろうとするアギトの首に尻尾(?)を巻き付け毒針をプスッ♪苦しむアギトを斧の柄でぶん殴り飛ばし、倒れたアギトは翔一の姿に戻ります。
駆け寄る真魚の目の前に、ドクトル元帥仁王立ち!真魚、絶体絶命!?
終いはドクトル元帥のどアップ。絵になるねぇ。


■ 今回の北條透

出番、ほんのちょっとでしたが、上でも述べてる通り「大きく見開いた目」で話を進める北條センセって、怪しさ無限大ですよねぇ(笑)。
氷川に期待しているといいますが、とてつもなく戸惑っている氷川を見て、内心ニヤリとしてんじゃないでしょうか。全く腹黒いんだからセンセは(こらこら)。
あのシーンの表情の切り替わりなんかも、北條センセならでわって感じでねぇ。BGMの選定も、台詞そのものとかなりミスマッチしていて、実に北條センセらしいですしねぇ(笑)。なんか言ってることが支離滅裂だな、ここ(死)。
かといって、そうした確執を仕事に持ち込むほど精神制御が出来ないわけでもない。現場で氷川に提供した情報については、いつ調べた的北條センセの能力の一端を垣間見せ、確かにエリートと呼ぶに相応しいものがあります。
その彼が、次回・・・うふっ、うふふふふふふふ。
さあ、いくぜ200票


■ その他の注目点

なんといっても今回は小沢さんですねぇ。
報告書打ちつつ、楽しくて楽しくて仕方が無いというのがもうダイレクトに伝わってきてかなり好感度アップ(笑)。いかんなぁ、北條センセの牙城も長くはないなぁ

そして太一のCM明けの爆弾発言。「真魚ねぇももうオバサンだから・・・」。お前、来週までには線香上げられる立場になるぞ。国外逃亡でもしとけ。無駄だろうがな。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
倒されてしまったアギト・翔一。だが、死んだわけではない。同じ様にして3人が死んでいると聞かされても全くわかってないだろう翔一は、果たしてどうなるのか!
そして北條センセが幹部会に提出した「アギト捕獲作戦」とは・・・?
また、しつこくもまだ出てくる沢木と謎の青年。「アギトはもうすぐ死ぬよ」との番組終了告知(違)!
ところで、篠原佐恵子さんはどうなったんでしょうか先生!オラ無視すんじゃねー監督・脚本・演出家!何ィ!?もうちょっと先のお楽しみィ?ならばよし!
次回、「ドクトル元帥!悪魔の正体は?」に乞うご期待!(大違)

【 アギト第14話『最強キック』 】

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