冒頭 | アギト VS G3-X。氷川気絶でドロー。小沢・尾室到着。頭部だけ強制排除。 |
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西東京警察病院 | 回復する誠。小沢・尾室、北條と遭遇。 |
美杉家 | 翔一が見た夢。美杉家の朝の一コマ。 |
警視庁 | 報告会。熱くなる北條。 Gトレーラー。無視される尾室。 |
とあるビル | Dr.エイ登場。早速不可能犯罪。 |
高村研究室 | 助言を求めてきた小沢。 |
現場検証 | 河野の忠告。北條の忠告。 |
西東京警察病院 | 氷川を見舞う小沢。自分を責める氷川。 |
葦原涼の部屋 | 復讐の反芻。 |
美杉家 | G3-X装着員になるよう翔一を説得する氷川。断る翔一。 |
警視庁 | 報告会。G3-Xが欠陥であるのは認めるが、V1装着員に氷川を薦める小沢。 |
美杉家 | 尚も懇願する氷川に、翔一は・・・。 |
G3-X、出動 | Dr.エイ出現。 報告会に「アンノウン出現」と「G3-X出動」の連絡。 Gトレーラー。G3-Xを装着し、出撃する翔一。 現場。轢かれるDr.エイ。対峙する両名。 |
ぶほーっ!!
【安定する間お待ち下さい】
いや、濃かったなぁ今日は・・・。
最初の出番は病院。左腕を首から吊っての登場。折り良く(相手にとっては悪い気がする←笑)出会った小沢(と尾室)をこれ幸いとばかりに責め立てます。
「驚きましたよ。氷川さんがあんな人間だったとは。」
なーんて言ったり、V1がG3-Xに負けたわけじゃないと息巻いた上、「わかってるわよ」という姐御に
「それだけですか。他にも言うことはあるでしょう。
部下が問題を起こした、上司であるあなたにも責任がある。謝って下さい。」
と謝罪を要求。謝れば済む問題でないことを重々承知している癖にこの物言い。識者諸君、今回も北條センセはますますもって絶好調!(何がだ)
そして素直に謝る姐御に、
「心がこもっていませんね。まぁいいでしょう。私は心の広い人間ですから。」
ひー。いやーあんたを「センセ」と呼んでてこんなに嬉しかったのは久しぶり!
後は、久々に河野さんとのシーンがありましたね。考えてみれば、別に捜査一課から排除されたわけじゃないんですよね(笑)。
アンノウンが動き出せば、対策班もゴタゴタしてられないな、と話し掛ける河野さんにニヤリと不敵な笑みを浮かべ・・・
「任せておいて下さい。もうすぐアンノウンの犯行も収まりますよ。
V1システムの活躍でね。」
最後のが一番の本音だなぁ(笑)。
そんな北條センセを、河野さんは「実力を認めさせようと焦っている」と見ている様子。的確なツッコミを入れられた北條センセは、ラーメンネタの後、その場を去ります(笑)。
色んな北條センセが見られました。
病院のシーンでは、憮然とした表情、挑発的な表情、優越感に浸りそうなのを押え込んでいる表情(笑)が見られます。
幹部を前にしての報告会では、勝利を確信しての不敵な笑みのみならず、小沢発言に驚きと困惑を隠せない表情。
そして今回極め付けは、狩野のダンナの発言に意外なほどヒートアップして立ち上がってまで食って掛かったときの表情でしょう。こういうのは珍しいですね。
意外な展開にちょっとビックリな今回でしたが、久しぶりに翔一について謎が増えてきました。
最近、『海岸で波と戯れる白い服の女に誘われる夢』をよく見るという翔一クン。
・・・いや奥様方!「誘う」に反応しないでッ!あっちょっと奥さんっ!?(何しとんねん)
しかもその女(雪菜)の台詞、「こっちへ来て」。聞いた台詞ですね。
しかし・・・時機が時機だったんで、「ユウナ」とかぶる・・・(死)←時事ネタ
そして美杉家の朝食風景。なんだか太一も美杉教授も久しぶりな雰囲気。
夢のことを話す翔一クンに、美杉教授がそれは過去の記憶と繋がりがあるかもしれないと分析。その女性は、翔一クンの彼女か、奥さんか・・・ここで真魚ちゃん反応。
「翔一クン、結婚してるっていうの!?」
あくまで可能性だという教授は、更に追い討ちとして「子供もいるかもしれない」とのたまい、真魚ちゃん動揺。
そして、例の台詞はちゃっかり別編集別媒体でいつでも聞けるように保存しときましょうね奥様♪
それにしても、太一のツッコミは・・・確かに、若い男の子が彼女もいないまま悶々と・・・。いや奥様、決してそういう想像させたいわけじゃなく、あっ待って下さいちょっと!(やめれっつーに)
いやぁ、今回も充実だなぁ(何がだ)
後は、誠との対話の中でチラと。
G3-Xを装着する様説得する誠に、自分がなればいいじゃないかと言うんですが、誠は「うまくいかなくて」と苦い顔。ここで翔一が先のG3-Xの活躍を思い出し・・・
「じゃあ、あれもしかして氷川さんだったんですか?
なんてことするんです、何度も氷川さんのこと助けてあげたのに、
いきなり襲い掛かってくるなんて・・・」
勿論、翔一がアギトであることを知らない上に当初意識がなかった誠が、何の事だか分かるわけがありません。
そして翔一は、誠の説得に応じてG3-Xを装着して出撃する・・・。
ちょっと今回は・・・あれでした(何だ)。
まず今回、ベッドシーンが頻出しています。あっ、奥さん、身を乗り出さないで下さい!
中でも取り分け一番最初のベッドシーン、誠です。
無理に起きあがろうとする誠を、両肩を押さえつけて寝かせる尾室君・・・。
どーですか?たぎるシチュエーションですねぇ!
ベッドシーンはこの後、更に続きます。
『海辺で白い服の女に誘われる夢』を見続ける翔一。
『亜紀に関する夢』を見る涼。
『翔一のベッドで横たわる』誠。
いやぁ、語弊が多少ありそうな表現だけど、シチュエーションはいいセンいってますねぇ(どんなセンだ)。
そして奥様!今回の目玉といえばこれですよ!翔一クン!
いえ、G3-Xのアンダースーツ姿とかじゃなくって・・・そうそう、それですよ奥様!
「(太一、)抱かせてくれ!」
さあ、テレビ前で七転八倒阿鼻叫喚の悶絶天国を味わった方々が多数おられるものと思います。
あっ、奥様!?オクサマ〜!?
フッ、さすがマダームキラー翔ちゃん・・・。あんた、今回どれだけ奥様方を喜ばせたかわかってるか?え?わからん?罪なお床よ・・・あ、違う、罪な男よ・・・。
注意:別にソレ系趣味があるわけでなく(余計に胡散臭い)
珍しいことずくめだった今回の姐御ですが、最後にはやっぱり「姐御」らしさを取り戻して万々歳って具合です。来週はもっと、らしくなりそうです。
病院で北條センセに遭遇してしまった姐御は、北條センセに対してなすすべなしです。ま、起こってしまったことを考えれば、強気に出られないのは当然ですけどね。
ここでの珍しいシーンは、とてつもなく弱気な姐御、です。
で、更に姐御は高村教授にG3-Xについての意見を求めます。うん、好き嫌いは別として、能力の評価をする、二人ともその部分はしっかりしてます。
自分から助言を求めることはなかったであろう姐御、貴重なシーンですね。
病院で誠の自己犠牲ぶりに視聴者の気持ちを代弁してもくれました。
その後の幹部会で、G3-Xに欠陥があることを認めます。しかし、姐御がただで引き下がるわけがありません。
「それが事実であれば、V1システムを採用せざるを得ないが?」と狩野のダンナ。これに対しても神妙です。先の暴走についての責任も自らが負って構わないと明言。
但し!
「V1システムの装着員には、今までの経験から氷川主任が相応しいと思います。」
北條センセも「それは・・・!」と絶句。なんか、今にも半ベソかきそうな表情の北條センセが可愛い(またセンセかコラ)♪
くぅ、ナイスミドル(死)!
敬意を込めて、ドクトル高村と呼ばせていただきます(死)。
いや、それはいいとして。
姐御が助言を求めてやってきたのはなんとドクトル高村のもと。ここでのドクトル高村は、ほーんのちょっとしか出ないのにも関わらず、実に印象的でナイスミドルで残すはロマンスグレー(死)って具合でオジサマ趣味的女子高生が続々卒倒するほどのオジサマぶり。
何言ってんだかさっぱりわからん。
「珍しいじゃないか。君が人に意見を求めるなんて。」
小沢の姐御に皮肉も忘れないドクトル高村。姐御も負けてはいませんでしたが、ドクトル高村の深みのある声音には到底かないません。
そのドクトル高村、G3-Xを「完璧だよ。G3-Xは、素晴らしい」と評価。姐御の才能は認めているわけですが、それでもなおかつ姐御を嫌っている、という。前回私が感じた「嫉妬心」というのとは違い、随分大人の領域で物を言って下さってたんですね。さすがドクトル高村です。そのナイスミドルぶりで好感度増大中(なんで好感度やねん)。
そして更に付け加えて・・・
「君が犯したミスはたった一つだ。氷川誠だったかな、彼を装着員に選んだことだ。」
うーん、渋い、しぶすぎますドクトル高村。
いやぁ、ゲストキャラなのが惜しいなぁ(笑)。司大センセと並び、消えていくのが惜しいキャラです。勿体無いブツブツ・・・。それでなくてもアギトはゲストキャラの扱いがぞんざいで酷いというのにブツブツ・・・。
しかしナイス演技!見たかものども!演技というのはこうやるんだ!え!わかったか若造ども!
倒れるシーンが更に増えましたが、今回はおそらくシリーズで唯一となりそうな「サポート役の氷川」がレアとなりそうです。
ただ、相変わらず自分を責める癖は治っていません。他の人のことを信じているから、という話もありますけど、あまりに彼は自己犠牲の精神が強すぎます。
今回、姐御が言ってくれましたけど、「もっと自信を持ちなさい」っていうのは絶対そう思いますよね。ホント誠は自分が絡んだことはなんでも自分のせいだと思いたがる・・・。その割には翔一んとこでは色々やってますけどね(笑)。
今回の誠の見せ場は翔一をG3-X装着員に説得するシーンです。
とにかく押していく!誠らしさというか、無骨な彼のイメージに相応しい説得です。が、不器用な彼ですから、そうそう簡単にはいきません。
皿を割ったり、バケツの取っ手を引っこ抜いたり、そのまま気を失って倒れたり・・・。でも、誠の想いが届き、翔一はG3-X装着員になることを承知します。
シーンは路上を行くGトレーラー。G3-X格納庫をオープンさせる誠は、スーツ姿のまま。とすると、アンダースーツを着込んでいるのは・・・
翔一!
あ、オートフィット機能なんての出来たんだ。やっぱりね。だってG3ってその都度直しいれなきゃ駄目だったもんね。役立たずだよね、そういう点では。さすが改良型。
そして第1話以来のガードチェイサー出撃シーン!いやぁ、カッコイイねぇこのシーンは。
誠の「ガードチェイサー、発進」という台詞と共に、『Believe Yourself』が流れ始め、いやでも盛り上がります!
現場に駆けつけるまで、この『Believe Yourself』がかかりっぱなし。いい演出だ〜。
でもね。
合成が稚拙なの・・・。
トレーラー内部からコンテナ外の風景が見えるんですが、その、あまりにも不自然・・・。
今回、すんげーゲンナリしたシーンになっちゃいました。すごい冷めた。ウン。
あれでオッケー出すか?
さて。今回のアンノウンはポタモトリゴン・ククルス。長ったらしいわボケ!
それとは別に、この造形、どこか雨宮慶太作品の名残が見え隠れ。
能力は久々にアンノウナー(なにそれ)を唸らせる「壁抜けさせ」。うーん、その芸術性をいただいて、Dr.エイと名づけましょう(何でやねん)。
さて登場した途端早速犯行。屋上で同僚と二人きりでバトミントンしていた女性を、一方がシャトルを取りに降りていったのを見計らって犯行。ビルの中をすり抜けさせ、4F床(多分)に激突させての落下死!うぉぅ不可能犯罪!
次に現われたときは並み居る警官隊の銃撃の中、ターゲットにゆっくり歩み寄るという実に不敵なシーン。うーん・・・でもやっぱちょっと造形が今までと違う分、やや違和感が拭い切れない。
警官隊の一人を掴んで放り投げたシーン、何気にすり抜け1回。うーん、能力見せるねぇ。
かと感心してたら「G3-X乗車ガードチェイサーボディアタック」で吹っ飛ばされて「どんがらがっしゃん」。おいおい、さっきまでのいぶし銀はどこへ・・・(笑)。
そしてG3-Xと対峙ですが、無策に躍り掛かる!・・・いや、アンノウンってホントこういうの多い。戦士という風情が薄い。無策に過ぎるケースが実に多い。
で、GM-01発砲で今回の幕なんですが、次回、いきなり昇天?
もう本編に戻ってきたよこいつ。すげー。でも相変わらず回復には時間がかかってます。
夢の中にまで、アギトが亜紀を横たえるシーンが出てくる涼。で、目を覚ますとアギトへの復讐の念を強くする、と。なんか、手帳に「復讐」って字をいっぱい書いていそうな気もする(ないない)。
冒頭のG3-Xとアギトの対決シーン、今回のアクションパートはほとんどここに集約されてます。ええんかいなこんな特撮番組・・・(苦笑)。
しかし、それを差し引いてもなかなか見ごたえのあるアクションでした。
重火器の命中精度はともかく(笑)、格闘戦でアギトを翻弄するとは大した物です。
・・・前回のV1同様、意識の差とは思いますけどね。G3-Xはやっぱり「倒す意思」があり、アギトにはないってこと。
で、なんだかんだで誠が気を失っておしまい。
というより、アギトは何故近づこうとしたんでしょう?この後の話から、あれが誠であると思っていたわけじゃなさそうですが・・・。それにしても、G3-Xといいギルスといい、アギトは打ってかかられるシーンが続いてるなぁ。
他では、最後のDr.エイとG3-Xのシーン。緊張感が漂っていましたねぇ。しかし、こうもスッキリしない幕切れが続いては却って逆効果になる部分があるんじゃないかなぁ・・・。
姐御の分析では、まず「銃口を向けた」V1をAIが敵と認識したのは事実のようです。ま、こればかりは北條センセが迂闊といえば迂闊でしたね。でも、それだけで襲い掛かってくるとも想像しないでしょう。
そして、まずG3-Xはその銃を叩き落とそうとした、と。しかし誠がそれに抵抗した。そしておそらく、既に肉体にダメージが蓄積されていた誠はそこの段階で意識が朦朧とし、その意識の中で、戦っている自分→アンノウンが相手である、と感じたことで、G3-XのAIと意識共鳴し、G3-Xが稼働を続けた、とこういうお話のようです。
しかし、装着者本人の意思と関係なく、条件判断で敵を認識し攻撃するシステムは、とてもではないが、何者かを守ろうとするシステムには不似合いではないかと思います。
どうやらV1システムには、そうしたAIが組み込まれていない様子。文字どおりパワードスーツで、組み込まれているのは姿勢制御、運動補正プログラムといった、装着員の動きを主体とした完全補助AIのみ。ドクトル高村と姐御の思想の違い、なんでしょうか。とすれば、私個人はドクトル高村の思想を支持します。ドクトルの人間的問題とか、デザイン面とかそういうのはおいとくとして(笑)。
もうG3-Xが登場しているんですが、G3のシーンは残ったまま。今後、G3の出番がなさそうなことを考えても、そろそろ修正した方が良いんじゃないか?
西東京警察病院・・・なんで関東医大病院じゃないんだよ(しつこい)。
さて!
次回予告は魅力的な台詞が目白押し!今から期待が持てて持てていっそ明日が日曜日になったら会社も休めて一石二鳥で万々歳なんですが(なめたこと考えてんじゃねぇ)
というか・・・
思ったより早い葦原涼の復活、そしてアギトを襲うギルスWithギルスレイダー、そして土左衛門・翔一・・・ここから紡ぎ出されるシーンは・・・!?
また、一旦欠陥を認めたG3-Xを完璧だと表裏返しする姐御や、今回とんでもない行為を働いた誠の処分は如何に!?
というか、Dr.エイは冒頭で見納め!?しくしく・・・。
それよりなにより、次回一番の楽しみは、「北條センセ、翔一と会う!」です!多分会うんでしょう!すげー楽しみです北條センセと翔一の対話!うひひひひひひひ(危)!
っつーわけで、Dr.エイ追悼準備しつつ、北條センセの出番を待て次週!