前回のアギトVSギルスを振り返りましょう。ってとこ。
ですが、翔一の回想映像にすげー意味深なシーンが追加されてます。
「死んだように横たわる雪菜」「フェリーが起こす波泡」「(学院)なんたら専門学校」「波打ち際」「青空」
うーん、たぎるシチュエーションですねぇ。特に雪菜姉さんの胸辺り(ばかもん)
与太はともかく、先にいくか!
−OP、及びCM−
幹部会はG3-Xの装着員として、氷川誠を正式に任命した。北條透はそれを不服として幹部会に食ってかかるが、決定は翻ることはなく、憤然と退室する・・・。
「取り返しの付かないことになるに決まってるんだ!」と憤然と歩み去る中、小沢さんの座ってる椅子の脚部に足をかけたりするシーンは・・・おっ、姐御を誠が制止している。明日は天変地異だ。(哄笑)
他、加地閣下の「頼むよ氷川君」って台詞の時の視線が北條センセへ向いていたのが、いい演出。北條センセが退室した後の幹部三名の「やれやれ」って動きも。
誠の決意の言葉も、彼らしいですね。北條センセならあんな風にはならないんだよな(笑)。
その後、北條センセに連絡がつかなかったのは津上翔一と会っていた為らしい、という姐御に誠が「わかるような気がします。彼の独特のペースに巻き込まれると、普段の自分を見失ってしまうんです。」って台詞も、彼が言うと説得力があります。というか、自分の無骨さを人のせいにしちゃいけないよな(笑)。
北條センセの出番は今回ここだけ。というか、警視庁関連全員今回ここだけ。翔一メインで話が進むので、そんなに出番を作れないんでしょうね。
庭の家庭菜園の手入れに余念のない翔一。見事に熟れたトマトを使い、その晩の美杉家の食卓は『自宅deイタリアン』となった。
真魚ちゃん!黄色が眩しいッ!脚が・・・あれ?(すぐそっちか貴様)
いやまぁ、それはいいとして。
「記憶が戻るまで翔一クンの戻る場所はここしかない」って言った真魚ちゃんに真顔になってしまう翔一。「どうした?」って真魚ちゃんの台詞が、相変わらず『らしさ』を現してますね。
で、その晩の食卓は見事なまでにイタリア〜ン♪うまそーだなぁ。「いつまでもここにいていいぞ」って教授はとぼけたけど、いやマジで「翔一クンみたいな子がだんなさんだったら」っていう世の奥様方は五万とも十万とも・・・いや百万とも一千万とも・・・。ついでにそう思った後に溜め息が出るのはセットですね(笑)。
で、その食卓での翔一クンの台詞、他の三人は料理にうつつを抜かしていて聞き流してしまいましたが・・・。
真夜中、真魚は冷蔵庫を物色、ジュースを手にする。その時、翔一が食卓で語っていた『子供の頃の話』を思い出し、翔一の部屋へ急ぐ。しかし、翔一がいる筈の部屋には、もう誰もいなかった・・・。
「津上翔一」と宛名された封筒は、翔一クンが保管してたんですねぇ。そしてそれを手に、ある決意をする翔一、と。うーん、いいんじゃないですか?翔一もやっと主人公の仲間入り(死)。位階はアギトの下ね(笑)。
そして真魚ちゃん。あんまり寝る前に飲み物はどうかと思うけどなぁ・・・ま、それはいいとして。この真魚ちゃんのシーン、間の演出がよかったっすね。
台所の蛇口から滴り落ちる一滴の水が鳴らす音と真魚ちゃんのフィードバック、翔一の部屋のドアノブに手をかける間、そして倒れたパックから零れ落ち続けるジュース(オレンジだったかな)・・・。
そして、翔一の部屋に入った真魚ちゃんの「翔一クン・・・」って台詞がまた良い。
翔一のいない朝、食卓も寂しく感じる三人。そこへ、翔一から電話がかかる。「会いたい人がいるから」と・・・。
待て待て!パンに目玉焼きか、ご飯に味噌汁くらい作れんのか貴様ら!太一はいいとしても、教授、あんた今までどうやって生活してたんだ?
昨日翔一クンが子供の頃のことを話していたのを「あまりにいつもの翔一クンなんで迂闊にも気が付かなかった」とは教授。「迂闊」?食うのに夢中だったというのも迂闊というのか(笑)。
そこに電話。いつもは翔一クンが出る電話も、ここでは教授が出ることに。で、相手が翔一と知るや受話器を奪う真魚ちゃん。ひどいや、出ようともしなかったのに(笑)。
で、翔一クンは博多行きのひかり号に乗る。7時14分・・・8時ちょうどでもあずさ2号でもないのは減点だな(なんでやねん)。
真澄の元を、涼が訪ねてきた。「あかつき号のことで」と。恐怖におののく真澄を、克彦がなだめる・・・。
真澄、パソコンでゲームに夢中。しかし、ヘンなゲーム・・・。
前回あれだけ暴れた割に元気にオタク訪問・・・いやお宅訪問する葦原涼。挨拶にも涼の人格が現われてます。翔一クンだったら笑顔だけで・・・笑顔・・・いや、それだけで十分なケースが多い気がする(笑)。
アイキャッチはルスクス!・・・カラスドルゲ(違)には遠く及ばんな。
克彦が後で真澄を落ち着ける為にやってきますが・・・逆に錯乱させようとしてるんじゃないか?(笑)。不安を煽ってどうするんだ。
フェリー最後尾で海を眺める翔一。ふと、後ろに姉(?)・雪菜がいる気がして振り返るが、そこには誰もいない・・・。
雪菜ねーさんの姿を思い出して優しく微笑む翔一クン、というシチュエーションが十分おかずになることでしょう・・・おかず?何の?
ともかく、雪菜ねーさんはショートカットで少しボーイッシュな雰囲気がある顔立ちなのに、衣装とミスマッチでどーも妙な存在です。それを視聴者が再確認した為か、翔一クンがちょっと困り顔(関係ない)。
−CM−
車で移動中の克彦と真澄を、コルウス・ルスクスが襲う。そこに登場したのは葦原涼。涼は変身し、ルスクスと戦う。ルスクスは退散するが、涼はそこで力を失い、倒れる。克彦はそんな涼に近づき・・・
今回のアクションシーンで見ごたえがあったのは、やはりこっち。
ルスクスの、あのコルウス特有の攻撃方法「神風特攻隊」(笑)もあったし、それ以上にギルスのアクションは、私をテレビに釘付けにする力がある。アギトやG3-Xには、まだそれほどの力がない。だからこの作品で一番魅力的なライダーはギルスである、というのが私の見解。
また、車から脱出しようともがく真澄と克彦の行動も、パニック性が全面に出ていてよかった。ただその後、変身の解けた涼を見やる真澄の冷ややかな視線が、嫌な女度数を激増させてますが。
さてルスクスですが、弁髪・・・ですね?えーっと・・・一つ目?あ、ホントだ。しかもちゃんと左目(笑)。じゃあ、『カラス惇』決定。略して『惇兄ィ』。いや、片目っつーたらさぁ・・・。
とある大学を訪ねた翔一。そこに会いたい人がいる筈だったが、その男は東京の実家に戻ったという。彼の居た研究室で、ある写真を見つける翔一。「この人が、津上翔一」と言ったその写真には、沢木哲也と雪菜が写っていた・・・。
大学のヒントはあの像と「際大学」。・・・ナントカ国際大学、というのはわかるんだけど、他から類推できん。クウガみたいにできんのかなぁ?
しかし、このおっさんは味わい深いなぁ。アギトに登場するおっさん連中って、どうしてこうも味わい深いんでしょう。ヘタしたら主人公よりいいって奴も出たし。
いや、それはいいとして、哲っちゃんだ哲っちゃん。
翔一が哲っちゃんのことを尋ねた・・・さて、どう尋ねたのか?「津上翔一」?「沢木哲也」?そして、自分は何と名乗ったのか?
そして沢木の研究室。いかにもって風情の研究をしていたらしいですね。あと、写真。なんか、わざと雪菜を映さない様にしてたみたいだけど・・・見てる人、あの雰囲気の女の人が最近頻繁に出てくる雪菜だってすぐわかったと思うよ?もし、わからないように、って演出なら、ド素人以下だよな(笑)。
・・・そんな情けないことはないよな、ウン。
気を失った涼を部屋に担ぎ込んだ克彦に、真澄は突っかかる。克彦は、木野に会う為に部屋を後にする・・・。
真澄は今まで登場した女の中でも、最も嫌な風情の女だよな。
それはともかくとして、木野って、涼が訪ねたときには既に引越ししていたって、あの木野薫さん?いよいよ出番なんでしょうか?しかも克彦の言い方から、克彦より上の立場の人間?うーん、気になるなぁ。って、出番あるのかホントに。
しかし・・・涼はホントにベッドシーンが多いよな。あっ奥さん、そういうベッドシーンじゃなくって・・・あ、ちょっと奥さん!?
東京に戻ってきた翔一は、「津上」という表札を掲げている邸宅の前にいた。案内され、ある部屋に通された翔一は、本当の「津上翔一」を待つ・・・。
台詞殆どなしで、映像とBGMだけで雰囲気を伝えようとしているんですが、なかなかよかったですよね。ところであの女、ああ見えてメイドなのかな(笑)。
しかし・・・サングラスで車ってのは、よくないよなぁ。敷地内とはいえなぁ。って、この津上邸って、玄関から邸宅までどのくらいかかるんでしょう?あれで玄関から邸宅まで歩いて5分とかだったら大笑いだよなぁ。
雑踏の中、克彦はそれと気づかず哲也とすれ違う。そして克彦は哲也の力により、己の中の力を急激に強めていく・・・。
そして、哲也は自分の邸宅へ戻るが、翔一の姿はそこにはもうなかった・・・。
白シャツの哲っちゃん!カァ〜ッコイイ〜ッ!
以上、このシーンの感想終わり!(自爆)
いや、だぁってそれしかねーじゃんいーじゃん哲っちゃん久々でてきたんだしさー。台詞も振るってたよな。
「お前の力が覚醒する。その力をどう使うか、お前の自由だ」
っかー!なんですかアンタ。もーいいねこの哲っちゃんは!カッコ良くてもアンタのことは『哲っちゃん』と呼ぶがなぁ!(死)
そしてその後の哲っちゃんと翔一のシーンの交錯。BGMは例の「哲っちゃんのテーマ」。勿論移動はリムジンだ!うひー無意味な金持ちアピール!(笑)
しかしこのシーン・・・というか、哲っちゃんがらみのシーンは映像の演出に凝る癖があるよなぁ。なんでだろう?雰囲気がいいから効果高いけど。
イントンススに襲われる克彦。その彼を、翔一が助ける。アギトに変身して戦う中、ルスクスが戦いに加わりアギトは苦戦を強いられる。だが、『トリニティフォーム』に変身し、遂にイントンススを撃破するアギト。ルスクスは逃亡する。
克彦が階段を降りていくシーンがあるんですが、イントンススの登場の仕方が実に良かったですねぇ。でも・・・なんか変だよなぁ・・・特にあの口。
イントンスス・・・長い髪って意味でつまり女ってことらしいけど・・・『メタル姉ちゃん』ってことで(笑)または『カラスメタル』(死)。いや、なんか装飾品とか装束とかさ、パンク系じゃんこいつら。
さてメタル姉ちゃん、克彦を追いますが・・・走ってるよ(笑)。カラスなら飛べーッ!ムーへ!(?)
そこに現われた翔一に、克彦ビックリながらも言われる通り逃げる。こっからアギトの活躍。
なんだかんだであのスイッチはアギトの弱点だよなぁ、って再確認させられたフレイムセイバー出し。あの一挙動は戦う時に致命傷になり易いよなぁ。
で、メタル姉ちゃんが漆黒の槍を手にするとアギトもフレイムセイバーで戦う。そんな中、惇兄ィが屍の刀を手に上から跳びかかる!ホントはここで「真澄の部屋」のシーンが入るけど、ジャマだから後回し。
2対1となり窮地に立たされるアギト。しかし、アギトはもう一つの武器、ストームハルバートを取り出し、一気に形勢逆転!メタル姉ちゃんをフレイムセイバーで斬った上、二撃目をフレイムセイバーとストームハルバードで横薙ぎに斬ってメタル姉ちゃんあっという間に爆死。おいおい(苦笑)。
で、それを見てルスクスは逃げる。
今回のアギトのフィニッシュブロウは、「ファイヤーストーム・アタック」とは違うみたいですね。「突き」じゃないもんな、あれ。
真澄は、自分の部屋のガス栓を解放、意識の戻らない涼に殺意の視線を浴びせる・・・。
真澄ってそーゆー奴だよな。これは未遂に終わるだろうけど、もう明日はこの役者、生きてねーかもなー。うぇっへへへ(煽動するな)
哲也は自室で昔のことを思い出していた。恋人だった雪菜が、目の前でビルの屋上から地面に、物も言わずに落ちていく光景を・・・。
アギトの存在を感じ取った哲っちゃん、という雰囲気で始まる哲っちゃんの回想で今回は幕となります。
酷く降りしきる雨、ビルの屋上、雪菜がその端に駆けていく。それを追う哲っちゃん、「やめろ!」と叫ぶ。雪菜はしかし、「来ないで」と言い飛び降りる。すんでのところで落ちゆく雪菜の手を掴んだ哲っちゃん、しかし「お願い、離して」という雪菜・・・。
そして・・・哲っちゃんは雪菜の願うまま、自らその手を放した・・・。
彼にそうさせたのは、一体何だったのか。実にたぎるシチュエーションでこれから見ごたえがあるところ!
といったところでまた次回!うーん、楽しみだなぁ。
って、待てー!出番あれで終わりかこらボケカスー!誰が主役の番組じゃー思うとるんじゃボケー!責任者でてこんかいオラー!
・・・は?仮面ライダーアギト?津上翔一?いつからそんな番組やねん。・・・最初から!?
うむむ、意外な事実が判明してしまった。まさか北條センセが主人公ではないとは・・・(死)。
阿呆はこの程度にして。
血管がブチ切れる音が聞こえてきそうな北條センセのお怒り。っつーか、連絡が付かなかったことを責められなかったのは吉報だな。北條センセ、何かにつけてこういう細かい失敗に対する追求を逃れるのが上手いよなぁ(笑)。
・・・というか、暫くは北條センセも出番なさそうだねぇ。姐御も誠も。あ!尾室君出番無し(笑)!不憫な子だねぇ(哄笑)。
出番無しといえば、ドクトル高村も。名前だけは出たけど、やっぱりドクトル高村と姐御、というシーンで決着して欲しかったなぁ。今回の話の流れからは挿入する余地がなかったろうけど。
・・・ああ、これでもう出番がないんだろうなぁ。惜しいなぁ。次のオジサマの登場を待つか(オジサマいうな)。
まずはルスクス。弁髪・片目、そしてあの武器。あの刀が中国調な上、弁髪なんつーモロ中国風味なキーワードが重なって、ついついあの男とダブらせてしまうんですよねぇ。しかもちゃあんと左目。だからカラス惇。
次がイントンスス。・・・いくらラテン語ベースとは言え、もちっと呼びやすい名前は付けられないのかねぇ?これは今までにも思っていたことですが、特にこいつは・・・。
で、外見はやはり女をイメージした長髪に小さ目の口。・・・ただ、身に付けてるものとか考えるとどーしてもパンク系のねーちゃんを想像して・・・でメタル姉ちゃんなんですがね、この女。
ただ、どっちもカラスドルゲ(違)を超えるような奴じゃないね。っつーか足元にも及ばん。ギルスには撃退させられ、アギトの前からも逃げ出すルスクス、登場した回で爆死しやがったイントンスス。次回にはカルウスも一回限り爆死が決定してて、もうカラスドルゲ(違)がたった一人で築き上げたコルウスのイメージがガタガタよ!
あ〜あ、カラスドルゲ(違)はよかったのになぁ・・・。
関谷とか真澄とか、フルネームで書いても「誰?」っていわれそうな奴。
今回はちゃんと、克彦を中に入れた後で鍵を閉めてました。初登場時は鍵が全く役に立たない運用をされてたのですが、知恵がついてきたって事かな。
ま、それはともかくこの女、マイナスイメージを与えるものが重なり過ぎ。
パソコン使いで警視庁ホストにハッキングも出来る上、ストレートの長髪に長めのスカート。服装どころか全体的に地味な色調を好み、悪い目付きにザマス眼鏡(笑)。
こりゃあ、ヤベー女だよなぁ・・・。
で今回、こいつのやってたゲームが更にマイナスに傾倒。ともかくすげーヤなカンジのゲームで、真澄の陰湿さ陰険さ性格の悪さ邪念妄念断念執念を感じさせ、嫌悪度数を高めている。
更に悪いことに、この女、一時的とはいえ(意識がない)葦原涼と同じ屋根の下に・・・いやそうじゃなくって(死)・・・葦原涼に殺意を向けている。これでもう、この役者は明日の朝日を拝むことは出来ない(だから煽動すんなっての)。
どっちにしろ、全国平均で見ても心証が悪い彼女には、早いとこ始末をつけてもらいたい。次回予告のあの車に乗ってたのか?それならそれで始末がついていいんだが(どういう始末だ)。
爆音が轟き、翔一がフレーム・イン。絵本付きカセットブックを50名にプレゼントと告知、変身ベルトの音と共にフレーム・アウト。
再び爆音、トリニティフォームのアギトがフレーム・イン。「みんなどしどし応募してね!」とフレイムセイバー突きつけていった後、構えてフレーム・アウト。
・・・おいおい、剣をつきつけるのはないだろう翔一クンよう。
前回のおとぼけ版ではない、ノーマル版。でも・・・。
新しい仮面ライダー!って、タイトルでもバレてるし児童誌とか読んでりゃ姿さえバレバレなのに・・・。おまけにこのCMで顔だけだけどバラすし。
なんか新鮮味ないなぁ。
さあて!
なんだか最近、分量がデケーんだけど・・・どーしたもんかねぇ?
ってな話はいいとして!
いよいよ次回、翔一と哲っちゃんが出会う!というその前に、涼を助け出せ克彦!そして真澄に死の制裁を!・・・それは駄目?ケチ。いいもん、カラス惇に頼むから。惇兄ィ〜♪
そして、美杉家に舞い戻った翔一。太一じゃないけど、思い出したんならちゃんと自分とこ行けってカンジですが、行けない理由があるのでしょうか?
来週もまたこの超ヘンテコな三位一体で大暴れのアギト!開発側がオモチャ遊びしてんじゃねーよって感じで次回を待て!