アギト第29話『数字の謎!?』
(2001/8/19)
■あらすじ

冒頭、再び記憶を失った翔一は、記憶を取り戻した自分がいつもと変わらなかったと聞かされ、満面の笑みを浮かべる。

早速アンノウンに殺される、とあるバーのマスター。捜査に当たったのは河野と氷川。その現場で、氷川は被害者の手帳に書かれた、暗号の様なメモ書き「0−15−30−X」を気にする。

部活としてテニスを始めた真魚のもとに、その能力を頼りにした氷川が訪れるが、真魚の力でもそのメモ書きからは手がかりがつかめない。
一旦戻った氷川は、殺害された佐野稔が実は偽名で高木勇といい、更に怪盗であったことを知る。そして、怪盗仲間として捜査線上に上がっていた弟が、アンノウンに狙われるのは間違いない。氷川は、「佐野稔」と親しかったテニスクラブの二人・藤島と並木の元を、翔一と真魚を連れて訪れることに。

しかし、暗号を見せても二人は反応しない。翔一はそこで氷川と組んで、二人にダブルスの試合を持ち掛けるが、30−40から負けてしまう。
敗北の宴で翔一と試合について言い争う中、氷川はあの暗号がテニスのスコアカウントだと気づく、すると、Xの位置には40が来る。バーのメニューに振られていた番号40・・・そこに何かがあると踏んだ氷川は、真魚と翔一を連れてバーへ。

棚を調べ、メニュー40番のボトルの裏に隠し棚があったが、そこには何もなかった。真魚が調べ、そこに藤島のイメージが残っていることを確認した氷川は、藤島が高木の弟だということを確信する。
丁度その頃藤島は、ピスキス・アラパイマに襲われるところを翔一に助けられた。

翌日、藤島を詰問する氷川。しかし、藤島は高木の弟であることを認めようとしない。そこで氷川は翔一と共謀し、藤島を騙し自供させることに成功する。
しかしその時、本物のアンノウンが出現、翔一はアギトに変身し、ピスキス・アラパイマと戦うが苦戦を強いられ、そこに駆けつけた氷川・G3-XはGX-05の解除コードに苦戦を強いられる。
そんな苦戦激戦の結果、アギトとG3-Xの連係プレーによりピスキス・アラパイマは爆死。

川面に浮かぶ涼の死体。そこに近づく一人の男。沢木哲也は何を・・・?


■ 今回の北條透

出てねぇってばよ(笑)。
捜査っていうからちょっと期待してたんだけどなぁ。

最近アギトがただのヒーローものに堕落したってカンジなのは、北條センセがいないからなんですねぇ。駄目だよ東映、やっぱり北條センセのことをまるっきりわかっておられない(お前だ)。

でも、次回は出番です。前回みたいなチョイ役はいやだなぁ。

■ インターハイ準優勝の男

ぷっ、鋸を連続二本折ったり草むしりで根っこ丸ごと残したり(以下数件削除)するほど不器用なアンタが?
いえいえ、別に疑うわけじゃないですよ?ええ勿論

いや、今回の誠は良かったですねぇ。実はインターハイ準優勝という胡散臭い・・・いやゲフゲフォ!輝かしい経歴を誇らしげに表情に表す姿とか、フライパン相手に負けて凄く悔しがる様とか、リターンマッチに勝って大喜びしたりとか、ダブルスに負けた腹いせに大食いしたり・・・なんてーか、少年っぽさというか母性本能をくすぐるというか(待て待て)・・・。
また、テニスルックもあの長髪ゆえかなかなかキマッてました。さすがイイ男系の面目躍如ってトコですか。ってドコだそこ。

また、刑事としての一面も描かれていて・・・は?刑事の方が本来の姿?そういえば刑事が本職でしたっけ。忘れてましたよはっはっは。

まず、あのキーワードを目ざとく見つけてそれに拘った点。何か引っかかるものについては、しつこく調べ上げようとする見上げた根性・・・っつーか、わからないから真魚ちゃんかいコラ(笑)。
ま、それはともかく、真魚の能力のお陰で高木明藤島であると確信した誠が、藤島に切った啖呵はカッコよかったねぇ。やっぱり刑事ってカンジでいいシーン。
その後、翔一と一計を案じて藤島を逮捕・・・待て、保護するんじゃなかったのか?(笑)
あれ、どっちが主目的だったんだろう・・・。

あと特筆はG3-X装着後ですね。GX-05を変形させようと暗証番号(そんな大仰なものか?)を入力しますが、「バンゴウガチガイマス」って二度も怒られて・・・目の前でアギトが苦戦してるってぇのに、アンタって人はもう(笑)。
で、折角解除して変形させて撃ちまくったGX-05でしたが・・・
まるっきり当たりません(笑)。
っつーか余裕で弾かれてます魚サザビーに。
そして、遂に登場GX-05ファイナルモード!ガオ!・・・あら、作品が・・・(死)。

うーん、今回はあらゆる面で活躍した誠につきますね。こういう雰囲気、いいかも。

■ フライパンは友達だ!

こう聞いて、チャンバ走らせた人何人いますかね?って、チャンバって何?(関係ない)

今回の挑発
「あれ、逃げるんですか氷川さん。男らしくないなぁ〜。」
「どうかな〜氷川さん頼りないしなー。テニス弱いし。」
こういう点では、北條センセより悪党だよな、こいつ(笑)

折角記憶を取り戻したのに、また忘れてしまった翔一クン。でも、記憶が戻っても変わらなかったと言われて満面の笑み。マジメにしてるのもいいけど、やっぱり翔一クンはこうして笑顔でいるほうが奥様方や女子高生のウケも考えるといいですね。って、またそのネタか貴様。

テニス部に入ったという真魚ちゃんのコーチになるという翔一クン。「俺、もしかしたらインターハイで準優勝してたかもしれない」と無責任なことをいうが、実はそれはのことでした。・・・もしかしたら、優勝してた方かもね(ないっての)。
で、結局学校まで行っちゃうんだよねこいつ(笑)。フライパン持って(笑)。
しかし・・・。
チアリーダーといい・・・テニス部といい・・・やっぱっていーよなー(俗物)。

しばし煩悩桃源郷

閑話休題。
そこへやってきた誠に、「それは何ですか」と問われて律義にフライパン講座を開く翔一クンもらしいといえばらしいですが、誠もいい加減慣れて欲しいねぇ(笑)。
それはともかく、「インターハイ準優勝」で得意満面の誠を見ての翔一クンの表情!
見ましたか奥さん(またか)!
いいんじゃない!?こういうの。一家に一台って寸法でしょ?(台?)

今回は、誠との共同戦線も披露してくれてます。藤島を追いつめる為に一芝居うった誠と翔一クン。いや、私もああいう展開になるとはちょっと思ってなかったもので、不意をつかれました。ナイス演出。
しかし・・・楽しそうだな翔一クン(笑)。

後は、アギトへ変身しての戦い。まだやっぱり翔一クンと繋がりにくいけど、だんだん慣れてきましたよ。もうちょっと、って気もするけど、あれはあれで「らしい」からいいかな、って。

■ 真魚ちゃん

テニス部!ナイスチョイス!またしてもですか選択基準は!当たり前ですあーた、他にどういう基準で選べというのかね!っつーか今回色んな出てきたけど、やっぱり細いなぁ真魚ちゃん。いえ標準的なのもいいですが。太股キュッと締まってるのもいいがだらしなくダラーンは嫌何言ってんだ俺

暫くお待ちください

暫くもクソも、次のPタグで治ってんだから一行じゃねーかボケ(死)。

今回の真魚ちゃんは、久しぶりに超能力。砂の嵐サイコキネシステレパシーロプロス?(違います)
ともかく、誠のお役に立てたのは、バーにおいて。そこにやってきた藤島の姿を捉えたことで、誠が藤島だけにしぼるんですが・・・元々容疑者は二人しかいないのに・・・。
そういう意味では、あんまりお役に立てませんでしたね。トホホ。

というかね・・・。
さっきの男です。さっきの、テニスクラブの・・・。」
・・・どっちですか?(笑)

■ 今回のアンノウン

その名はピスキス・アラパイマ。滑空する魚というだけあって、最後ちこっと滑空。
殺害方法は対象を潜水病に似た状態にして殺すというもの。
足音ペッタンペッタンってのと、額に輝く緑の眼ブラックサ(以下削除)。
いかんいかん、で反応してしまった・・・。
しかも額に輝くんだからブイとブイ・・・(死)。

歌ネタばっかりだなここんとこ。
登場時にドライアイス緑色の光を伴うこの男、そういえば、どことなくピラザウルスに似てなくもない(ねぇってば)。で、最初の2回が足からでてさ、シルエット時なんか一つ目でさ、なんかアレ思い出して『魚サザビー(うおサザビー)にしようかな。いやほら、なんか印象薄くて・・・(死)

で、こいつの活躍っていうのが、最初に登場したシーンと、藤島を追うが翔一にジャマされて消えるシーンと、最後の戦い。あんまり「これ」っていう活躍がなかった気がする。
最後の戦いで藤島に一発パンチ入れてるけど、死んではないのかな、あれ。その後は、アギトと戦うんだけど、アギトを苦戦させた、というより「アギトが苦戦している」のを見ているG3-X、という印象でさほどのことはない。アギトに飛び掛かってオーバーヘッドライダーキック(笑)を食らってG3-Xのファイナルガオ(もーえー)食らって爆死するんだけど、なんか、ライダー2人の引き立て役でしかなかったかな、っていう印象。ある意味薄幸だよな。

■ 涼と哲っちゃん

いい加減「哲っちゃん」っていうのは、緊張感がないよなぁ(自滅)。

OPに名前がクレジットされていた涼。「やっぱりな」って感じじゃないですか。出るんじゃん涼。あれで終わるわけじゃないのは間違いない・・・かな?


■ちと考え事

30分番組でしかも子供向けヒーローものという制約の中、あれ以上は無理だったのです。
まず骨子が作り上げられ、そして周りを固めていく。その過程の中、殺された怪盗・高木勇に矛盾が押し付けられたのはやむを得ないといえばやむを得ない。
彼を中心に話を流していくと、彼の残したあのキーワードはおかしくなる。
伝説の怪盗とまで呼ばれた男が、何故あんなものを残していたのか?
隠し場所については、灯台下暗し、悪い選択ではないが、キーワードを残したのは理解に苦しむ。本当に彼らは、伝説の怪盗で、警察の手から7年間も逃げおおせていたのか?
胡散臭い話である。

先にも書いているが、OPにクレジットされていた涼。
私も色々と前回前々回と書いたが、結局「死んだ」のは事実であろう。
だが、それが直接「物語からの抹消」という「」ではない、ということだろう。そうでなければ、やはり「三人ライダー」は机上の空論である。
今回の幕切れから、何かが涼の身に起こるのは間違いない。問題は、何が起こるか、その後どうなるか、である。
彼が、一旦死んでからどう物語に絡んでくるのか、単に生き返って今まで通り「あかつき号」関係者を訪ね歩く、のでないのは間違いないが、ではどうするのか、ということである。
翔一や誠以上に、気になる人物である。

■どうでもよさそうな事

藤島・並木 VS 翔一・誠の試合で登場した・・・あれ何て言うんだろう?
ほら、よくサーブがネットに引っかかってコートに落ちたボールを拾う為にネット側で待機してる人。・・・ボール拾い?(笑)いや、それって一年生の仕事じゃ・・・(笑)。
それはいいとして、その為に出てきた
いいなぁ、間の取り方とか主人公たちを越えてるよな、演技(違う)。

誠ですが。ラーメンと冷やし中華。どちらも尋常な量ではなさそうです。5、6人前くらいはあるんじゃないか?食い過ぎ食い過ぎ。それだけ翔一がぶつけたのが・・・ひょっとして、あれは皮切りにすぎなかったのかな(笑)。

今回登場したウィスキーですが、これは個人的には、マッカランで一番愛飲されてる・・・んじゃないかなぁ、と思う12年もの。強烈な癖もなくおいしく飲めるウィスキー。
ただ、気軽に飲む、というにはちょっと高いかも(笑)。
因みにスペルはThe Macallan

らしいんだけど・・・最後にかかったのは初代「Berieve Yourself」だよ?っつーか2代目ってどれ?・・・っつーかどこがエンディングテーマなのよ。何を拘って「エンディング」なのか見当もつきません。
何の話かって・・・前回からだったかな?前回はギルスの雄叫び辺りからかかってきたじゃん。ニューテーマ曲だよ。
ファイティングテーマ、というならわかりますがね。
どうもここら辺の拘りが全く理解できません
歌そのものはバッチリなんですがね。

今回登場した二名の怪盗の本名と偽名。
兄・高木勇 → 佐野稔
弟・高木明 → 藤島仁
・・・なにか関係ありそうな気もするんだけどなぁ。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回は花火大会につき美杉家全員浴衣姿!浴衣・・・浴衣姿でチラリと太股が覗くとそりゃぁもうパラダイス(以下煩悩超特急につき削除)
とか思っていたら遂に満を持して登場のレイちゃん!「哀しみが見えます」とは誰の哀しみか!っつーかそろそろスパートかけてどんどん出てこいよレイちゃん!
・・・ほら緊張感がない<レイちゃん
また、再びアギトとG3-Xのタッグマッチ!・・・相手一人か(死)。というか、北條センセが登場するんだからお前らジャマじゃーん!?
最後に「犯人は超能力者だというんですか」と咆える。何の犯人ですか。超能力者の犯罪といえば殺人機メタル亜紀克彦と・・・風谷伸幸殺しの犯人・・・。さあ、そろそろ繋がってくるのか?キリもいいぞ30話!(何のキリだ)
っつーわけで、待て次週!

【 アギト第30話『隠された力』 】

トップ > 仮面ライダーアギト エピソード一覧