誠達を襲う別のアギト、その姿に戸惑い本来の力を出せない翔一。だが、瀕死の涼の「姿に惑わされるな!戦え!」の言葉に迷いを払う。しかし互いの力量はほぼ五分、ライダーキックの応酬でお互いに大打撃を追ってしまう。
立ち上がった翔一アギト、だがしかしその目の前には、既に木野アギトの姿はなかった・・・。
涼を連れてその場から逃げる小沢達の前にステリオ・シニストラが立ちはだかる。身を呈して涼達を逃がそうとする誠の前に、Gトレーラーが到着する。その間、真島は涼を連れて必死の思いで逃げる。
瀕死の重傷を負った人間を連れてそう長く逃げ切れる筈も無い。遂にシニストラに追いつかれ、あわやというところでG3-Xが間に合う。涼を連れて逃げる真島、G3-Xもシニストラを圧倒し、逃げるところをGA-04で捕縛、GX-05の弾丸を雨のように浴びせて爆死させる。
幹部会はアギトが津上翔一であることを知ったが、身柄を拘束することのデメリットを嫌った。折角の手柄を奪われた形の北條は、だが幹部会の決定に素直に従う。北條は、この大きな流れの核心に迫ろうとしていた・・・。
木野を信頼していた誠は力無くうなだれていた。小沢は「アギトが木野でなくて良かったと考えなさい」と誠に元気を取り戻させようとする。だがそれは、誠の中のアギトに対する純粋な思いを強くするだけだった。
既に虫の息になりつつある涼を前にうろたえる真島。そこに沢木が現われ、涼を助けたいなら、真島の力を与えろと言う。真島はそれを受け入れる。沢木が手をかざし、真島の力を涼へ映す。その「力」は、少年の様な姿に見えた。
真島は木野に接触する。力を失った真島は、木野に狙われる理由が無くなったからだ。そして真島は、木野がアギトになってからおかしくなったことを問い詰めるが、木野は全く取り合わない。
涼の元に戻った真島だったが、木野がそのあとをつけていたことは気づかなかった。
逃げる真島と涼、それを追う木野アギト。通報を受けた誠がG3-Xで戦うが、逆に蹴散らされGM-01まで奪われてしまう。そこに到着したアギトを撃つ木野アギトだったが、アギトはそれを防ぐ。
やがて木野アギトは、その銃口を倒れている涼に向ける!
「動くな!少しでも抵抗すれば、あの男の命はない・・・!」
攻撃も防御もままならない翔一アギトはやがて力尽き倒れ、誠のG3-Xの目の前で変身が解けてしまう。あまりのことに衝撃を受け、茫然自失する誠の目の前で、GM-01の銃口が翔一に突き付けられる。
だがその時、涼の身体に異変が起こった!
雄叫びを上げ、ギルスに変身して立ち上がった涼は、更に凄まじいまでの雄叫びを上げる。そして、その姿が変異し始めた・・・!
うっきゃ〜♪
今回も前回に続いてベリベリグッドって具合でハバナイスドリーム?(何でやねん)
幹部会への報告シーンで歯噛みしてたり廊下で仏頂面してたり・・・でも意外と平静みたいです。姐御が珍しくちょっかいをだしてきても、
「ああ、あなたが私に暴力を振るった件ですか。
低次元な問題で言い争っても仕方が無いと思っただけですよ。
私は知的な人間ですからね。」
うひー(悶絶)
よすぎます北條センセ!たまらーん!(死)
ほんでもって、北條センセはこう言って締めます。
「私は今、大いなる謎の核心に迫りつつあるのです。」
・・・っつーかアンタ、陰で色々やるの好きだなぁホント。いや、それがいいんですけどね。
後のシーンというと、誠に「アギトじゃないですか?」と聞かれるシーンですね。これがまた北條イズムばりばりでねぇ(笑)。
あれって、ランチ、ですかね?いや、別に人様のランチスタイルをどうこういうつもりはありませんけど・・・北條イズムが見え隠れするよなぁこういうところで。昼間からナイフ&フォークとはさすが本物志向(関係ない気がする)。
・・・この人の食生活も知りたいよな。晩飯なんかも・・・自炊!?(想像して悶絶)
いやいや、女が・・・いそうにないよなこの人。
では・・・
「透様、お食事の用意が整いました。」
って王道パターンか!?(死)
【煩悩大暴れにて少々お待ち下さい】
と、ともかく、今回は軽く・・・。
このシーンはそれよりも、誠に対しての対応が姐御と全く一緒だったということが収穫。
誠を軸に姐御と北條センセの考え方、思考、そして誠に対する見方が全会一致を見ているのがはっきりわかるこのシーン、まさに今回のツボ!
アギトの正体をしつこく聞き出そうとする誠に、正体を知っているこの二人の対応は・・・
「あなた、津上翔一のことを、どう思う?」
「言い辛いわね、なんとなく。」
二人揃って全く同じ反応!
姐御も北條センセも、誠が正体を知ったらどうなるか、気が気ではなかったと見えます。
小沢の姐御に食って掛かったことで、どうやら「自分が良く知っていて、自分にとっては意外な人物」であることまではわかった誠がまず赴いたのはランチタイムの北條センセの元。
それも的が外れていた為、今度は河野さんの前へ。・・・しかし顔を見た途端に180度反転するなんて、随分失礼じゃないかね。気持ちは痛いほど分かるけど(笑)。
翔一とアギトの正体について激しく言い争う誠は、連絡を受けてG3-Xとして出撃。その途中、今正に変身しようと変身ベルトをあらわにした翔一に横付けします(笑)。うわっうわっ、翔一クンも必死でベルトを見られない様にしてますが・・・さすがは誠、一味違いますね。というか、さっさと行け人の生死がかかってるのに。
さて問題の現場は木野アギトが涼を襲おうとするところ。なんとか間合いを広げる事には成功したG3-Xですが、木野アギトにGM-01を奪われ、やってきたアギトをそれで巧妙に牽制しつつ打撃を与えていきます。
そして遂に、G3-Xの目の前でアギトが変身を解いてしまいます!
アギトの意外な正体に愕然とする誠。
・・・木野アギトに翔一が殺されそうになっているという現実すら見えなくなるほど狼狽しています。しかし、それほどアギトの正体が翔一なのがショックだとは・・・。余程印象が悪いんでしょうね。
誠が翔一に抱いている印象・・・。
印象・・・・・・。
・・・。
いい方向に傾きそうなシーンが殆ど無いな(笑)。
けど、レイウルス・アクティアに襲われた真魚ちゃんを自分に預けて逃がそうとした、あの勇気ある行動のことを、誠はなんとも思ってないんでしょうかね?自分が殺されるかもしれないのに他人を助けようとその身を投げ出したのに・・・。
誠って、結構悪い奴だよな。そういうシーンは忘れてさ、自分が不愉快だったことばっかり覚えててさ、なんだいこいつって。
さて、どんどん悪らしい振る舞いが増えてきた木野さんですが、それでもやっぱり木野に惚れる人は後を絶たないって感じです。それだけ洗練されたキャラってことでしょう。
重厚で魅惑のバリトンボイスは、かの本郷猛に匹敵するほど視聴者をメロメロに・・・は?メロメロだと女性だけ?いーんだよ女性だけでも。
最近では男が男にメロメロに(以下不穏当にて削除)
今更その程度で不穏当も無いもんだが。
大体、木野の魅力はあの雅人の右腕が一翼を担っているとも言えるんですよね。木野が翔一や涼達を殺そうとする時、邪魔立てするもう一つの意識。
二つの意識が一つの身体に同居するというシチュエーションが、実にいい効果をもたらしてますよ!
なんか、口笛から登場する某三男坊を彷彿とさせてねぇ。
木野の行動はいよいよ闇方面へ転落。後半、アギトと戦う中でGM-01を涼に向けて
「動くな。少しでも抵抗すれば、あの男の命はない。」
と言いきるシーンもあります。
雅人の腕は、こういう時は邪魔しないのか?というか、雅人の腕だから左腕でGM-01を持ってたのかも。
雅人がどういう時に動き出すのかも気になります。
誠がやってきて、アギトについてあれこれ賛辞・美辞麗句を並べ立てるのに困惑する翔一クン、という図式は、翔一クンらしさを感じさせました。
感じさせましたが、なんか最近こういう「いかにも翔一クンだよ」って演出が多くなってきた気がするなぁ。
確かに、自分自身をあそこまで言われたら、こそばゆくなってしまいますよね。そして、翔一にあそこまで噛み付かせた誠がいかにアギトを神格化して見ていたかを感じさせます。というか、誠って何しに行ったんだ(笑)。
後は最後、変身しようとして誠のG3-Xに声をかけられて慌てる翔一クンですね。必死でベルトを隠そうとしているところがいいですよねぇ。こういうシーンはなかなか見せてくれませんからねぇ。
ある意味、出の美学を知る人物だよな(笑)。
その登場は、涼の命を助ける為に真島の力を引き出して涼に移植するだけ。
うーん、それでもいいや。
でも、また出番がなくなっちゃったね哲っちゃん・・・今度はどういうアクシデントで出てくるんだろう?もういい加減、物語も集束し始めなきゃいけないっていうのに・・・。
同じ意味でレイちゃんも出てきてくれなきゃ困るよ。
ひどいっ、ひどいわ東映さんッ!
あれだけもったいぶっておいてさんざん期待させておいて、今更「もう過ぎたことなんだよ」なんて酷すぎるわッ!この一週間、私たちの気持ちを弄んだのねッそうなのねッキーッ!
【注:上記は管理人の知人の女性から、放送終了後にかかってきた電話の会話から抜粋・編集】
・・・。気持ちはわからんではないが、こんな奴を相手にしているから私の腐女子観が狂うんだよなぁ。・・・は?当たらずとも遠からず?ふむ、言われてみればそうかもしれん。
【やんごとなる筋から投擲されたガンダムハンマー落下】
いや、何の話かっていえば真島の「力」として現われた隆之介クンなんですが。
折角の出番なのに照明がレイちゃんみたいにバンバン当たっててよく見えなかったし台詞も無いし歩いてるだけだし・・・でもそんな隆之介クンが涼に重なるシーンっていうのが・・・(半分乗っ取られ中)
と、ともかく、連中が東映に圧力をかけていたのは事実らしい。それが今回わかっただけでもこの秘密結社の力の程が知れるというもの(どんな結社だ)。
スゴイ、凄い、すごい♪
かぁ〜っこええわぁ〜!
冒頭からもう今回のお得度数ポイントを荒稼ぎって感じですか?アクションが大当たりって気がしますよ全体的に。
まず木野アギトVS翔一アギトですが、木野アギトは翔一アギトとは全く違ったカッコヨサを持ってますよね、やっぱり。翔一アギトはスマートなんだけど、木野アギトはその一撃が凄く重みを持って見えるし、実際力強さを感じます。同様のことがギルスにも言えるんですが、ギルスは本能的なのに対し、木野アギトはそのファイティングスタイルが翔一アギトに近い。
更に、最後のライダーキックの衝突。
ご覧ください「なびくマフラー」!アギトなんか目じゃないっすよマジ。木野アギトの性質が「悪」であることは全く関係ないっすね。
次がG3-Xとシニストラ。最近のアンノウンは「おまけ」で倒される感じであわれなんですよね・・・。
ともかく、このG3-Xの活躍をご覧ください!
カッコイイっすねぇ〜!
特に「今度は逃がさない!」ってGA-04で絡め取るシーンなんか・・・「今度」?
・・・ま、まぁそれはさておき、このG3-Xの活躍は素晴らしい。保存版かも。
次は最後まで飛んで木野アギト、G3-X、アギト。
ここではやはり、GM-01を使う木野アギトにつきますねぇ。とはいえ、銃の訓練をしていない木野が、あそこまでGM-01を的確に使えるのは、やはりアギトとしての「体力の極端な増大」でしょうか。あの力なら、GM-01もモデルガン並みに扱えるでしょうね。
そして、翔一のピンチに涼が復活します。演出なんかは色々と凝ってましたが、そこいらはテキトーに飛ばしてくださいね。
ともかく、ギルスは新しい力を発動させます。その力で「動くのにスゲー邪魔」なパーツを次々と付け足して、まるで「ギルスの画像に子供が落書きした」ものがそのまま洗練されて完成したような、そんなデザインで現われます。ハデに変わられても困りますけどね(笑)。
それよりも、最後の雄叫びとその姿、どこか禍禍しささえ感じ、テレビ前でゾクゾクッと身を震わせてしまいました。結構凄いです・・・。
そして、次回はこのパワーアップした「エクシードギルス」と木野アギトの戦い・・・多分、エクシードギルスが圧倒すると思いますが。
誠が「食欲が無くて・・・」と落ち込んでいるのを横目で見て、すっげー嬉しそうだったのがこの尾室君(笑)。いいよなぁ、蚊帳の外って感じで。肉を食ってれば話がどんどん先に進んでも君は嬉しいんだね。そういうキャラなんだよ所詮。
ちょくちょく話に割り込もうとしますが、姐御に煙たがれて焼けた肉を押し付けられます。なるほど、焼肉だけに煙たがるとはいかにもオヤジ度が高そうだ(貴様だバカモノ)
映画ですけどね(死)。
木野さん・・・あんたグラサンで劇場に入ったら危ないよ(笑)。
上映作品は・・・別になんでもいいんですがね。もっというなら劇場がどこだろうと知ったことじゃありませんし。でも、仮面ライダーなんかが上映されてたりしたら笑ったろうなぁ。雰囲気ぶち壊しになりそうだけど。
さて!
これまで殆ど無敵状態だった木野アギトも、エクシードギルスの前には歯が立たない。木野の運命は!?
そして、アギトが翔一だと知ってしまった誠は、これからどういうネタを打ち合わせていこうかということで頭がいっぱい。天然ボケ風味の翔一を相方に、果たして自分はツッコミとして生きていけるのか?それでこのユニットが芸能界で(待て待て)
というか、次回からもうアギトとG3-Xの共同戦線。そろそろアンノウンも薄くなった影を濃くしようと暗躍しつつあります。責任重大なその役目を与えられたのは、かっとびスターレットを遥かに凌ぐ韋駄天!どう戦う、赤と青のエクスタシー?(赤?)
それより、北條センセはいよいよ謎の核心に・・・。おさすがです北條センセ!
さあ、終局を間近に控えてますます面白くなってきますこのアギト、一週も見逃すな!
・・・言ってる側から来週は駅伝に負けてるんだけどな。あれ観て何が楽しいんだ?