手紙が気になって北條の元を訪ねた真魚は、その手紙の内容を読み取り始める。北條は真魚も特殊能力者であることを確信する。
気を失いつつあった翔一は、失った記憶を紡ぎ始めた。部屋から出てきた、姉がしたためた「津上翔一」宛の手紙、その宛先の元へ向かう為に「あかつき号」に乗る翔一。そこには、様々な思いで乗船している人々がいた・・・。
その船の中、謎の青年の死体が見つかった。和やかな雰囲気は一転し、重苦しい空気が立ち込める。
と突然、あかつき号が嵐に見舞われる。船室に先ほど死体で見つかった謎の青年が現われ、一同を光で包み、そして消え去った。そして、その後に突如として現れた謎の異形は、翔一を襲い始める。
嵐の中デッキに叩き出され、異形に襲われる翔一はやがて、異形へと変貌を遂げる。戸惑う翔一に容赦なく襲い掛かる異形は、遂に翔一を荒れ狂う海に叩き落とす。
翔一は意識と記憶を取り戻し、再び水のエルに挑みかかる。「誰も、人の未来を奪うことはできない!」
前回の戦いのダイジェスト。及び翔一の気絶。さぁ、翔一の走馬灯スタート!(違う)
北條センセの元を訪ねた真魚ちゃんが、遂に北條センセに自分が超能力者であることを告白してしまうシーンですが、さすが充電期間を経た北條センセは・・・充電・・・。
漏電したか(死)。
いえいえ、それでも北條センセは腐っても楽太郎(誰)。
以前から既に真魚ちゃんが超能力者であると察しをつけていたであろう北條センセの、まるで誘導尋問の様な台詞の流れよう、更に真魚ちゃんがそれを認めた時の不敵な笑み!いやぁ、どうですかアンタ方(誰)。北條センセなくしてアギトを語ろうとは片腹痛いと正露丸糖衣A。AというからにはBとかCとかあるのだろうかビタミンのように(何の話がしたいんだ貴様)。
というか、ひょっとしたら前回は、翔一を訪ねる風を装って真魚に・・・?考え過ぎか。
でも、あんまり裏のありそうな笑みではなかったですね。なんというか、翔一がアギトであることを告白した時に見せた「やはり」という充足の笑みだったようです。
・・・。
不満(コラ)。
ギルス・木野アギト・G3-Xが必死こいて戦っている中、のほほんと寝ているクソヤロウ翔一は、過去の記憶を紡ぎ始めます。そう、今回は過去のお話です。風邪にカコ(激陳腐ネタにて自粛←遅い)
シーンは、雪菜の手紙を見つけ、その宛名の人物の元・香川県へ向かうべくあかつき号へ駆け込む翔一。バイクではありません。
手紙から真魚ちゃんが読み取ったビジョンを簡単に。
まず、書き手の雪菜が。自動手記というかなり電波系のおねーさんだったんですねぇ。・・・は?修羅場の作家はみんな持ってる技能?なるほど、言われてみれば思い当たる節が・・・(あるんか)。
そして、手紙の本文を解読しようとする真魚ちゃん。文章を指でなぞると、謎の呪文が5.1chドルビーデジタルサラウンドで流れます。その証拠にOPにドルビーマークが(出てへんわいボケ)。
5.1chスペリング技術とは、さぞJ.ディー博士も草葉の陰でお喜びでしょう(関係ない)。
ともかくその内容は、白服と黒服ふたりの謎の少年→青年の戦い、やがて黒服の青年が白服の青年を倒してしまう。白服の青年は最後の力でアギトの種を人間の中に散らす。怒った黒服の青年は絶叫と共に消え・・・
といったところ。
なんだか、衝撃的でも何でもない気もしなくも無い(笑)。
さて!あかつき号オールスターキャストの揃い踏みといきましょう。
息せき切ってあかつき号に乗り込んだ翔一が、疲れたのかふらついてぶつかった相手が真島君。翔一に食ってかかる真島を止めたのが、葦原和雄。本邦初公開、葦原涼の父親。うーん、行動パターンから、なんとなく納得してしまった。
船室に入った翔一と和雄、その元に写真を撮って欲しいと頼みに来たのは、デコのせいで老け顔に見える三浦智子(死)とその親友・篠原佐恵子。そして、カメラにもたつく翔一の脇から、自前のカメラで陳腐なナンパ術を披露するのは、ちょっとふっくらしている相良克彦。この浮気者(違う)。更に、この4人の様子を見ているのがザマス眼鏡のナイスサイコ・関谷真澄とその親友・橘 純。
CM明け、場面変わってデッキで船酔いに苦しむ真島に薬を差し出すのが木野薫。ナイスガイぶりはこの頃から既に健在。
そして、謎の死体を発見して奇声をあげる、脚がグンバツな女・榊亜紀。残念ながら脚から登場してくれなかった。どケチ死すべし>東映とかテレ朝とか
その悲鳴を聞きつけて全員がその現場にやってくる。
そして最後に登場したのは船長の高島。ご恰幅であらせられます(死)。
この出会いのシーンで一番印象深いのはやはり真澄。既にナイスサイコの風潮が見られます。どうやら人付き合いが苦手なのは元々だったんですねぇ。で、純ちゃんがそんな真澄を心配して無理矢理旅に連れ出した、と。そんなとこかなぁ。しかし、前回はあまりじっくり見られなかったけど、純ちゃんって可愛いなぁ・・・。パンツルックなのがちと不満だが(またか)。
また、妻帯者・克彦は、陳腐なナンパ術もさることながら、随分印象が違ってビックリ。髪型・色、あごのラインのふっくら具合(笑)とか・・・。
新登場の葦原和雄は、ニューフェイスということもあってキャラクターの表現に力を注いでいましたね。うーん・・・母親似ということで決着(何が)。
なんつーベタな・・・。
さて、亜紀が見つけた死体・・・実は、白服の謎の青年・レイちゃんでした!
・・・。
公式サイトで「意外な人物」とあったからある程度は予測してたけど、まさか死体で登場とは。さすがに視聴者心理の上を行くツボを心得ていらっしゃる。
現場で、真島と真澄がナイスコンビネーションで亜紀が犯人なんじゃないかと疑い始めます。さすが真澄、こういうことになると強い。でもそこで翔一クンが亜紀をかばいます。「そんなことする人じゃない」って翔一クンらしさ満開。お陰でこの後、ツーショット確約。
一旦船室に戻った一同、ここで真島が木野に食ってかかります。親の重圧とか諸々の蓄積が爆発したような印象。それを木野がたしなめるシーンがあるんですが・・・。
くぅ〜〜〜っ!
木野さんカッチョエエッ!
真島が転向するのも頷ける。俺もアンタについていくぜ!いえ北條センセの次ですが(次って何だコラ)。
因みにこの時の台詞は下の方にあります。反芻して下さい(してどーする)。
一拍置いてデッキでツーショットの翔一と亜紀。割って入る木野。無粋な奴め。
ここで翔一が木野に、雪菜の手紙を見せます。医者なら色んな国の言葉を知っているだろうから、という理由ですが・・・そんなものなのかなぁ?医者の人の意見が欲しいところだ(無茶言うな)。
丁度その時あかつき号が嵐に見舞われて高島船長ビックリ。いぇ〜い♪(その高島ちゃうっつーに)
船室に戻った一行は、そこに先の死体の青年がいることに驚愕。そして青年は語りかけ始めますが・・・先の死体の時といい、どうも翔一ひとりに語りかけている印象。
とすると、酷い話があったもんだ。翔一以外はいわば、巻き込まれたわけです。真澄でなくてもブーたれそうな境遇。すると、何故翔一なのかという問題ですが、どうやら「最初のアギト」が雪菜であることが大いに関係しているんでしょう。
さて、青年は翔一を眩しい光で包むと自分勝手に消えてしまいます。勿論周囲はとばっちりです。
その直後、今度はアギトを狩る者が登場。その名はプレデター水のエル。・・・本名あるんじゃねぇかなぁ実際。
そのエルが、翔一を襲います。外に叩き出され、なすすべもない状態に。しかし、そんな翔一クンの身体に変化が・・・徐々にその姿が変わっていき、私達がよく知っているアギトに。その姿に戸惑いを隠せない翔一クン。一瞬の躊躇を見せる水のエルが結構意外。
しかし、覚醒したての翔一クンが水のエルに勝てる筈もなく海に放り出されてしまいます・・・哀れ翔一クンはピラニアの餌食に・・・(どこの国の話だ)。
そして水のエルが一同に訓示。そうか、誰にも言ってはいけないっていうのは水のエルが言った言葉だったのか。
そしてひとしきり訓示を終えて去ろうとすると・・・、
「おっと、肝心なことを忘れておった。
わしが男塾塾長 江田島平八である!
以上!」
嘘です(誰が信じるか)。
そしてエルは真澄を宿主に選ぶんですが・・・うーん、やっぱりどうして真澄なのかはわかんないなぁ。
さて、そこで意識を取り戻した翔一クンは、記憶も取り戻した様子。勿論、水のエルの訓示は聞こえてはなかったと思いますが。
水のエルの猛攻の前になすすべなく倒れている三人ライダー。中でもギルスは、あの木野アギトを圧倒したエクシードギルスでも勝てず、水のエルの強さが尋常でないことをアピール。
その水のエル、いざトドメというところで翔一クンの叫び。
「待て!」
・・・ここで水のエルが伏せて尻尾なり振ったらウケは取れたろうなぁ(取ってどうする)。
翔一クンの変身、そして突進で今回は幕なんですが、
「誰も・・・
誰も人の未来を奪うことはできない!」
と叫んでからの変身ポーズ、そして久々な感じのバーニングフォーム。今回の翔一クン、実にヒーロー的でカッコイイ!
さすがに「見せてやるぜ!人のみが持つ、無限の可能性ってヤツをよぉっ!カイ(以下略)」とは叫びませんけど。
・・・というか今回他のライダーの扱いが酷いや(苦笑)。
さてここで幕となりますが、水のエルは本当に次回で最期なんでしょうか!?気になりますねぇ。
白と黒。光と闇。
うーん、まだこの存在がつかみにくいですね。私達の言う「神」とも違うようですし。
結果的に、この両者の戦いによって人間の中にアギトの力が埋め込まれ、それを抹殺せんと黒服の青年の「使徒」が八面六臂の大活躍。うーん、人間としては、どっちが良かったんだろうなぁ(苦笑)。この両者がどういう理由で戦っていたのかの理由によりますね。
・・・どっちにしても、日本という局地的な話なんだよなぁ(笑)。
役名が船長となってましたが、実は以前、殺されて倒れ込んだだけで終わった高島さん。でも、役者の名前が違う・・・降板させられたか(笑)。いや、もしそうなら洒落ではすまんなぁ・・・。ま、なんにせよ役者二人をつぎ込んだ贅沢な人物、ということで(笑)。
また、もう一人、一体どこに出ていたのか全くわからない「里見」という女性の名前がクレジットされています。一体全体・・・?
(「死にたいのはこっちだよ!」と叫ぶ真島を殴り)
「そんなことは言わないことだ。死んだら終わりだ!
「私は仕事柄、人の死に立ち会うことが多い。でも殆どの人が、後悔しながら死んでいくんです。人は、後悔しない様に生きるべきだ。自分の思い通りに。
「自分の人生を狭くするのは他人じゃない。本当は、自分自身なんだよ。」
いやぁ・・・真島君でなくても木野さんに傾倒したくなりますわ。
(デッキに集まった一同に向かって)
「お前達もまた、悪しき光を浴びた。あの男同様、やがて人ではなくなる。
それまでは生きられるだろう。覚醒の前兆が訪れるまで。
ただし、このことは誰にも言ってはならない。決して。
忘れるな!
お前達の時間は長くはない。
お前達に未来はないのだ!」
事実上、死の宣告。どうかなってもおかしくないよな、こりゃ。
さて!
次回、遂に水のエルの最期!と思う(笑)。だぁって、予告編って思わせぶりさせて騙すんだも〜ん♪
取り敢えず、今度のアンノウンはフクロウ怪人。そう、いよいよゲゲルも上位集団揃い踏み・・・は?違う?妙だな(貴様だバカモノ)。
高笑い翔一の真意は!?そして、遂に始動する謎の青年!そしてG3-X・誠は無事なのか!?
いやもう、今回停滞した分だけ次回は急展開だッ!また記憶を失うなんてオチじゃねーだろうな!?
次回!「狙われた木野!」にご期待ください!(嘘書くな)