アギト第48話『星の支配者』
(2002/1/6)
■ あらすじ

風のエルの攻撃を辛くも凌いだ涼は、いつもどおりにバイトに出る。その中で、交機に追われるリサを店にかくまう。一方の翔一も、相変わらずの可奈の態度に辟易しながらも放っておけずにいた。

それぞれ別の場所にいながらも、それぞれ可奈、リサの力になろうとする翔一、涼。しかし、それぞれ店を終えて彼女達の元へ向かう途中、アンノウンの気配を感知した涼・翔一は、風のエルが暗躍している現場に。
先に到着した涼だったが、まったく手も足も出せずに倒されてしまう。後から到着した翔一もバーニングフォームでも歯が立たない。どうする、翔一!?


■ 冒頭

風のエルとギルスの戦いのおさらいと結末。落下中のギルスは、途中の梯子にギルススティンガーを絡めて無事。予想はずれ。
っつーか、気づけよタカさん。

■ 今回の北條センセ

OPとCM明けには警視庁。しかも元帥閣下はじめ御三家のアップ。ウハウハですなぁ(何が)

姐御の方はあれ以来、会議でG3-Xの強化案を通そうと躍起。でも幹部会は難色。余程、予算を圧迫する集団なんでしょう(笑)。ここぞとばかりに組織縮小、あわよくば取り潰しをも画策しているのでしょう。

そんな幹部会が意見を求めたのは、勿論我等が北條センセ。っつーか、髪型のせいか、妙にカワイイ度数が上がってます。いえ態度とか言動とか別で(腐)。
姐御の意見に同意しながらも、北條センセはその目的に「対アギト」という理由も付加します。人間であって人間でないアギト、その力が脅威にならないとは言えない、という理屈です。
なるほど、北條センセらしい考え方です。久々に満足(何故に)

■ ショボン

さて、場面は倉本の店に。
朝早くから調理の勉強に勤しむ可奈に感心する翔一クンでしたが、「話しかけないで下さい。」とつっけんどんに言い渡されてショボン(笑)。
翔一クンって、集中したい時には凄く邪魔。可奈の言には一理あり、だけどやっぱ無愛想に過ぎるな。

■ バイクばっかり

都洋自動車整備工場。まだ上に何かついた気がするけど、まあこれでいいや。
っつーか、バイクの修理が多いな(笑)。前、バイク売るとか言ってたし、マルチ工場か?
・・・。
あんた今、どっかのメイドロボ想像したな?いーやぜってーした!あれが大量生産されてるところをぜってー想像した!間違いない(お前だ馬鹿者)

・・・。与太はさておき。
バイク修理中の涼ですが、どうやら右肩を負傷したらしいです。心配そうな中屋敷のダンナがよい。

■ 泣くな馬鹿者

場面は再び警視庁。ここでは、尾室君と小沢の姐御、久々の出会いが描かれます。

尾室君の追っていたリサは、交機では「暴走ライダー・スコーピオン」と呼ばれているそうです。うむ、こう書くとなんとなく「サソリをモチーフにした仮面ライダー」ってカンジがして良いかも。
サソリがモチーフ・・・。
(はっ)

頭部付近を某ゲッタートマホークが通過

だからあんたの出番はないってば。随所にアンタレスプレアデス星団から(違います)やってきてヤマトと戦ったり(してません)するからって図にのんなよ。
(さくっ)←復路の某ゲッタートマホークが命中

痛たたたた・・・。
さすが元帥、抜け目がない。

っつーか、肝心の部分を全く書いてへんやん。
えーっと・・・。
そうそう、姐御が「またみんなで一緒に働けると良いけど」って言って、それに感激して泣き出す尾室君っていうシーンがあるんですわ。なんつーか・・・尾室君らしいよなぁ。

■ 怪死

さてさて、今度はレイちゃんの出番です。といっても、浮かんでるだけ。

どうやらレイちゃん、育児放棄の模様。子供が殴ったかららしいんですが、反抗的な子供を殺そうとしたからだとは、思い至らないのかね。
ただ、自らの手で・・・って言ってるのですが、どういうことでしょう?それは続きで。

場面は都内某所に。またしてもから登場する娘の出番ですが、膝丈(前スリットあるけど)に膝下丈のハイソックスでは、ちょっと弱いよな・・・。
ショートの女の子なら、ミニ膝上ハイソックス(白系か横縞が勝利の鍵←?)がいいな。
しばし煩悩桃源郷

・・・。
っつーか、なんかこの娘も自分と同じ姿をした奴が目の前に。こりゃ凄い。ドッペルゲンガーのドップラー効果で某総統閣下はパイプオルガンを引く宇宙パイロットで某サテライザー取ったらハゲという肉厚な唇の某惑星ロボに乗る仮面父さんは一文字(錯乱)

やっと最後にちょっとだけ仮面ライダーに戻った・・・。

で、その娘はなんだか知らないけど走って壁に当たって激突死。どないな死に様やコラ待て。
とか言ってたら捜査一課の登場。早。
っつーか北條センセまたお休み。北條センセも配置変わってるんじゃないか?

ともかく、こんな怪死を遂げた人が2日で30人。誠は、被害者が全てサソリ座生まれなのになにかを感じる・・・。でもなんだろう?誠ブレインではそれが限界。つーか推測不可能。

■ ライダー・スコーピオン

場面は疾走するリサと再び遭遇する尾室君のシーン。逃げるリサを追跡する尾室君でしたが、逃走開始時点で出遅れます。

リサが逃げ込んだ先は涼のいる整備工場。涼は「またお前か」と呆れ顔ですが、物陰に隠れるリサを訝っていると、交機のサイレンが近づいてきたことで大体見当をつけて咄嗟にリサのマシンを覆い隠します。

リサを追ってきた尾室君と涼のやりとりは、キャラクターが出てて実に良いです。
特に尾室君が、隠されてる赤いマシンを見咎めて近づくと、涼が凄むんですよね〜。それにたじろぎ、「すいませんでした」と逃げるように去る尾室君。ホントに「らしい」演出でいいですわ。

さて。
どうして助けたのかと聞くリサに、「お前がガキだからだ。まだ警察の厄介になるには早い」と答える涼。うひふは、こういうのも、涼らしい台詞まわしですね。
しかしこのリサ、どうも何か引っかかることを言います。走らなきゃいけない、とか、他にどうすればいいのかもわからない様子。何かありそうな娘です。その辺はも少し先で。

■ 怒鳴るド×ルド

やめれこーゆー見出し。

今度は可奈の番。味聞きを倉本にお願いするんだけど、「最初から作り直せ」と一喝くらいます。更に可奈は、その鍋を翔一の肘に当ててしまい、軽い火傷を負わせてしまいます。それを見咎めた倉本が「なにやってんだバカヤロー!」と殊更強く一喝。平謝りの可奈ちゃん。
うーん。
なんか、倉本さんを「怖いおじさん」って単純に見られるとそれも困るよな。倉本さんも可奈ちゃんの為を思って厳しく当たるんだ、ってことを、どっかで演出してあげて欲しいね。このままじゃちょっと・・・。ねぇ×ナルド(やめれ)

翔一クンの火傷の手当てをする可奈ちゃんですが、かなーりヘコんでます。それもその筈、「もう来なくていい」と、事実上クビ宣告くらったんです。
でも、翔一クンがそんな可奈を放っておける筈がありませんよね。はいCM。

■ リサと涼

CM明けはリサ。信号待ちするリサに涼が横付けしてきます。
俺も物好きでな。ガキの走りが見たくなった。
うひーっ(笑)
たまらんなぁ涼はホンマ。
あたしについてこれると思ってんの?
と挑発するリサ。
交差点分の「車間距離」をおいて、さあ、レース開始といきますか!

レースは涼に抜かれたリサがムキになって追いかける形に。
しかしリサは、涼を追うあまりに横断歩道を横断中の子供を認識するのが遅れてしまいます。あわやそのまま突っ込むか、と思われた瞬間、涼が横っ飛びにリサを押し倒して(邪な想像しない様に←なら強調すんな)、事無きを得ました。何故か逃げ出す子供たちが妙に癪に障りますが気にすまい。

で、
あれが大人の走りってヤツ?(リサ)
まあな。(涼)
あの・・・。
なんか単語的にちょっとヤバイよな(腐っとんのかコラ)
ここでリサの告白。
リサは、将来を有望視されていた陸上選手だったが、練習中に負った怪我でその道が絶たれた。その怪我で、周りの態度が一転して冷たくなった。
リサはそれを苦にしていたんですね。
涼そっくりの境遇。後は入院して美形看護士と手取り足取り・・・ってやれば(やるかボケ)

そんなリサに、
裏切られる事も悪くない。
 その分、人の痛みがわかるようになる。

と涼は語ります。でもリサにはまだ理解できないようです。自分にはもう夢がない、どうすればいいのか、と。そこで涼はこう応えます。
夢なんかなくても生きていける。いや、普通に生きていくのが俺の夢だ。
 花が夢を持っていると思うか。
 それでも花は咲く。花は枯れる。
 そういう風に生きていきたいと思う。
あーもー!
涼ってば出る度に名台詞オンパレード!涼らしい台詞に乾杯!

そして、それでもわからない(まぁ無理もない・・・)リサに、もう一度一緒に走るかと涼。
大人の走り、教えてくれる?
あの・・・。
語感的に相当ヤバイ方向に転がりそうですが(お前だけだたわけ)
ともかく、涼は是幸いに夜のデートに誘いつけます(違うっての)

■ 可奈と翔一

店を出て行く可奈、律義に店に頭を下げていくとこなんかいい娘だよなぁ。特に脚のラインがよくて、黒い・・・タイツだかストッキングだかよく識別できなかったけどどっちでもいいや脚いいし脚。そういえば冴ちゃんスパッツミニも似合ういい脚だよな。若いっていいよなぁ。うんうん(おっさんか貴様)

それを追う翔一クンですが、可奈の決意は固いようです。でも、なんかこのシーン見てると、何とかしてあげたくなっちゃう娘だな。翔一クンでなくても。いえ別にがどうとかいう問題ではなくだから下心とかそういう話ではいやっははは(墓穴)

実はこの可奈、クビ三件目。熱意はあっても空回り、か。本人も言ってるけど、才能はないのかもね。だからって翔一クンが放置できるわけもなく。
どうしてそこまで拘るのか、という理由は、可奈の父親はシェフだったんです。とてもあたたかい料理を作る人だったというから、鍋系とか焼肉系、ラーメンとか・・・(違う)
ともかく、そんな父がいつか自分に料理を教えてくれると思っていたけど、父は死んでしまったと。で、教えてくれないまま他界した父をどこかで怨んでいるから料理が上手く出来ないという。っつーか全部自分の問題じゃないかコラ。何をサラッと流してんだ。

そんな可奈に翔一クンは、もう一度チャレンジしてみるように薦めます。あきらめないで頑張ろう、と。そして何気に店が終わって迎えに行くとデートのお誘い(違います)

■ 雨天決行

最近見出しの付け方がぞんざいだなぁ(昔から)。

さて、涼と翔一はそれぞれ勤務時間を無事終えて、それぞれのハニー(やめれ)の元へ。涼なんか、中屋敷のダンナに「珍しく嬉しそうじゃないか」と指摘されるくらいウキウキモード突入。
しかし、移動中にアンノウンの気配が。お約束でベタすぎ。

犠牲になったのはやっぱり、あの怪光線を見咎めた人。あの側で車がパンクしたのが運の尽きとは言え、タカさんに「ここは聖地」といわれて×谷明化されてフェードインの上にゴッド(略)
よく見れば顔パーツのバランスがなんかヘンだなタカさんって(何の話だ)

そこにやってきたギルスに変身して戦うんですが、前よりもひどい負けっぷり。ギルスアントラーまで縮小し、しまいには変身が解けて倒れ込んでしまいます。
同じように、気配を感じてやってきた翔一アギトになって戦いますが、これまたちーっとも敵いません。吹き飛ばされてバーニングフォームに変身してパンチを繰り出すんですが・・・
馬鹿かお前は
あの間合いでパンチってどういう神経しとんねんボケ。だからお前は主人公の器じゃねーってんだよ。それともなにか?ロケットパンチとかいって飛ばすつもりだったんか?
ま、いずれにしてもタカさんの遠隔攻撃の前に手も足も出ないだろうがな。

そして、ちょっと信じてみようかな、と思ってた男にすっぽかされてる女二人。あーららん、こいつはちょっとヤバイ展開。次回が気になりますねぇ。勿論、戦いの行く末もそれなりに気になります。何といっても、次には土忍(違う)が出てくるんですから。


■ うーん・・・

なんてーか、退屈しちゃった。アギト見ててこんなこと思ったのは初めてだよ。
残りは3話。まだ新展開するってゆーんだからなぁ。謎増えるし。なんか、あと3週でお別れできるっていうのが待ち遠しくなった今回でしたわ。いえそれなりに楽しみましたけどね。

おお、そういえばお正月のプレゼントが劇場版ビデオ30名分って言ってたな。・・・ビデオ?ケチケチせんとDVD供出せいやボケ。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回も、もうすぐ終焉というのにわけのわからんことを始めるようです。ええ最後まで看取ってあげましょう。新たなエルの登場ですが、別にタカさん冒頭でやられるわけじゃないよ?多分。
そして謎の男の登場。「アンノウンを守る為にね」などと意味深なことをぬかすこの男は一体何者か?北條センセも謎の台詞を吐くし、何よりアギトに銃口を向けるG3-Xと、復活のG3!?うわーい、スペースランナウェイ(違う)
次回、「アギト抹殺計画」に・・・当たってない気もするだけにツッコまんが、括目して待て!

【 アギト第49話『絶滅の足音』 】

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