風のエルに大打撃を受けた翔一・涼は、それぞれ約束を果たすべく可奈・リサの元に。だが、受けたダメージにより二人とも倒れてしまい、それぞれ世話をかけることに。
警視庁では、G3チームの今後の運用方針が決定されようとしていた。アギトが人類に脅威となる、という北條の論に反対する小沢・氷川だが、それを冷静に見つめる男・白河がたしなめる。
会議の後、白河は北條と二人きりで会う。そこで北條は、アンノウンが出現している事実を聞かされる。そして白河は、G3ユニットを、アンノウンを守る為に運用することを決定する。
謎の青年は新たなエル「地のエル」を、アギトの種を摘み取る為に送り出す。
その動きを感知した翔一は、変身して地のエルを追跡しようとするが、それを阻止するかのように銃撃される。何事かと振り向く翔一は、そこにG3とG3-Xが自分に銃口を向けているのを見ることに・・・!
「氷川さん・・・?」
驚く翔一、しかし、銃口は翔一を狙ったまま・・・。どうなる翔一!?
今回のアクションシーンは冒頭だけ。それもアギトのボロ負け。この最終パートに入ってから、子供離れでも狙ってるのか?
その中でも、タカさんが「繰り出された拳にふわっと降り立つ」シーンは面白かったなぁ。馬鹿らしくて(笑)。ま、アンノウンのやることだからな。
で、結局なんだかんだで翔一にも涼にもトドメを刺さずに去るタカさん。なるほど、タカさんの使命は「聖地を犯した人間の排除」だから、二人とも殺さずにいたのか。前回も涼の死を確認しなかったのは少し納得。
一発目はトランス中のレイちゃんとこに舞い戻って木に止まるタカさんのシーン。
・・・なんか、タカさんの唸り声が「あんたがこんな見つかりやすいとこに陣取るからあたしゃひっきりなしだわよ。」(声:浅香光代←笑)
って言ってるように見えたのは気のせいか(死)
で、気がついた翔一クンは、風のエルがいないので、バイクに乗って可奈の元へ。どうやら、涼が倒れている場所は見えないところだった様です。
そのバイク音で気づいたのか、涼もリサの元へ。
さて、まずは涼の方です。さすがに待ちくたびれたリサは帰ろうとしますが、そこに御都合主義的に涼が到着。
「遅い!」と言うリサに、言い訳どころか謝りもせず、
「走るぞ」と言って先に行く涼(笑)。
なんだこいつは(笑)。
で、結局リサも後を追います。走っている間に涼に「来てくれてありがとう」と一言感謝。
で、走っていたのですが、涼が途中で止まります。
「なによ、もうお終い?」
こらこら。
女の子が男の子にそんなことを言ってはいけませんよ(何を妄想しとるか馬鹿者)。
それはともかく、涼はそのまま倒れてしまいます。慌てて駆け寄るリサですが、さてどうしたものか・・・。
一方こちらは翔一。さすがに待ちくたびれた可奈は帰ろうとしますが、そこに御都合主義的に翔一が到着。
・・・まるっきり同じじゃねーか(笑)。翔一は遅れたことを謝ってますけどね。
うむー。
遅れて相手をちょっとじらせるとは、二人とも策士だ(策ちゃう)。
こちらは倉本のレストランで調理実習。
で、それを倉本が見咎めます。相変わらず容赦の無い怒鳴り方。あれだけで萎縮する子もいるだろうになぁ。
しかし、可奈のスープの味聞きをして、「あと、1度だけだぞ」と申し渡して帰っていきます。
それで安心したのか、倉本が去った後、翔一クンは突然苦しみ出して倒れてしまいます。慌てて駆け寄る可奈ですが、さてどうしたものか・・・。
でも、倉本さんの表情や口調に、どこか優しさが・・・感じ取りにくいけど(笑)、多分あったと思います。だといいな。
でも、可奈の犠牲になるんなら、このくらい徹底しててもいいかな(こらこら)。
場面はガラッと変わって天文台。
なんと、さそり座がアンタレスだけでなく、構成する他の星まで動き出します。のみならず、別の姿を取り始めました。
その姿は、まるで十字架のように・・・。
うーん・・・。なんか、急に設定がズタボロになってない?
さて、そのさそり座繋がりで、またも怪死が発生します。
今度は「車の中で自分の首を絞めて」死亡。というか、ドッペル君(3歳←?)が直接的に死因に結びついた風な描かれ方です。
そこに登場したのはやはり捜査一課の誠と河野さん。
誠がここで「ドッペルゲンガー現象」を引き合いに出して、ただのアゴ刑事ではないことをアピール。っつーか、誠だけが気づいているように描くのはやめてほしいよな。
で、捜査中の誠に姐御から連絡が入ります。G3チームの今後に関する会議に出て欲しい、とのこと。
さて誠が呼び出されたその会議。
論客・北條センセの冴え渡りが絶品。その飛躍ぶりはこれまでのそれに輪をかけ、いっそ惚れ惚れするほどです。ああ、北條センセ見ててよかった♪(腐)
しかしその論旨は、「アンノウンはアギトという脅威を葬り去ってくれていた、ありがたい存在かもしれない」というもの。うーん、今、そのアンノウンが「聖地聖地」と普通の人を殺しているんだけどなぁ(笑)。
で、こうした「アンノウン賛美」をする北條センセに姐御の一言が痛快。
「元々アホ男だと思ってたけど、私が間違ってたわ。
あんたはドアホよ!」
うひー(笑)
しかし、北條センセも鼻でせせら笑う余裕。やっぱこの二人はコンビで出てこないとな(笑)。
そんな会議の状態を、冷静にたしなめる謎の男。スーツ姿と声音が絶妙にマッチしたナイスミドル♪
で、この男は「国を守る為」に列席しているそうですが、一体全体、何者なんでしょう?・・・あら、また名前が劇中ででないや。いい加減にしろよな全く・・・。えーっと・・・
広瀬裕。
・・・なんか、特撮作品によく登場するナイスミドルな某俳優さんと同じ名前だが?
は?
違う?
白河尚純?ふーん。
・・・。
っつーことはホンモノかいや!(前回の予告で気づけ馬鹿)
いずれにしても、気になる人です。
CM明けはこの人々。
なんだ、まだ出てくるのアンタ達。てっきり切り捨てられたと思ってたよ。
翔一クンがいなくなった後の美杉家はひどいね。ラーメンだけだよ。アンタ等、翔一に頼りすぎ。
「お茶」のシーンはそこそこだったけど、美杉家の人々ってもう物語と無関係なんだろ?時間潰しに出すなよ。>東映
それとも、また関連づくの?あの流れで?
さてシーンはがらりと変わって翔一クンの部屋。っつーかあんた「沢木哲也」だろーが。何「津上翔一」で部屋借りてるんだよ。倉本、気づいてないのか?っつーか名前は覚えてないのかも。それなら納得いく(笑)。
ともかく、まだダメージが残っている翔一クンを、可奈が見舞いにやってきます。勿論手作り弁当の毒味目的でもあります。別の感情の存在は、ちょっと不明。あんまりそういう雰囲気、ないんですよねこっちの娘は。
可奈の弁当を食べ、「いいシェフになれますよ」と太鼓判を押す(自分の目に狂いが無かった、などと何様的発言もありますが)翔一クンに、可奈は自分の父のことを話し始めます。
しかし・・・。
その話の中、どうやら可奈の父はアンノウンに殺された節があります。っつーか、「不可能犯罪」って世間様でも知ってるんだ・・・。へー・・・。
ちょっと待てよ。
そしたらこの娘、アギトになる可能性が・・・?いいぞぅ、女アギト、今度こそ・・・。無理だなこの娘じゃ。愕然として自殺しようとするっぽいし。あーあ。
今度は涼です。涼の部屋。
起き上がる涼に、リサが声をかけます。それに対して。
「何をしている。」
ってあーた・・・そりゃひどいよ(笑)。リサでなくても怒るよ。怒ってるように見えないけど(笑)。
「することないから、あんたの寝顔をずーっと見てたわよ。」
なんてカワイイことをいうかねキミは。
同じ境遇にいたら、そんなカワイイことで済ませられないという女の方々や男の方々(?)も居るのに(待てコラ)。
で、リサの「弁当」は「焼きソバ」。「暇だったんで作ってみた」って・・・カワイイ言い訳するじゃねーか(笑)。でも、涼の台詞から、あまり美味いものじゃなさそうです。それでも食べきる涼に熱視線(死語)を送り、明日に迫っている涼の誕生日を(免許証を見た)「お祝いしたげよっか」と言うリサ。絶妙なタイミングで詰まる涼がナイス。で、
「結構だ。あつかましい女は好きじゃない。
お前に会うのもこれで最後だ。もうこれ以上俺に関わらないほうがいい。」
とは涼らしい台詞。
しかし、はいそーですかとリサが引き下がる筈もなし(笑)。その後の話の中、リサの誕生日が11月13日、つまりさそり座ということがわかります。因みに涼の誕生日は昭和56年1月21日。
しかし・・・涼って結構あれだな。誕生日を聞いてさそり座だってすぐわかっちゃうんだ。凄いんだかどうだかわからんけど(笑)。
「さそり座」続きで今度は哲っちゃん。なんでって、哲っちゃんが読んでる「慶都新聞」で「さそり座の謎〜動機なき自殺者たち」って見出しが出てるから。
しかし、ちゃんと記事らしいこと書いてるっぽいのが凄い。<新聞
でも出番これだけ。おいこら。
っつーか、朝日新聞じゃないのか(笑)。慶都新聞って・・・?何かのネタ?
さてこちらは、道路から見咎められるチンケな聖地。レイちゃんが新しく「地のエル」を呼び出します。そして、アギトの種を持つ人間を抹殺するように指令を出します。
・・・しかし、人類を滅ぼすとか言っといて、東京都民だけなんだよね、こいつの言うのって。小さすぎてヘドが出るわ。おまけになんで星座で分けるのよ。
まったく神様の考えることはわからん。
さてその地のエル、早速アギトの種を摘み取り始めます。まず手始めに釣り人から。
「塵から生まれし者どもよ、塵に還るが良い」
ひえぇ〜っゼウス様こあいよ〜っ!(←?)
ともかく、その能力は「人間砂塵化」。うむうむ、アンノウンらしくていいかも。別名は、モチーフにあやかって「獅子丸様」としよう。好物は無論、チクワだ(こらこら)。
【敬虔のカンダが足元に突き立てられる】
・・・え〜っと。
ただ今公式発表があり、好物は「生八つ橋」とのことです。貢ぎ物・ファンレターの宛先は、東映・「シシりんFC事業部」宛に。
こ・・・こんなもんでよござんしょか?
【背後で仕切りに頷く獅子頭】
・・・なんなんだ一体(お前だ馬鹿者)。
さてシーンはまた警視庁。北條センセと白河が二人っきり(その表現やめれ)。
ここで白河が、アンノウンが出没していることを北條センセに伝えます。北條センセも知らない事実を、何故この人が・・・?
そして白河は、北條センセに「(アンノウン出現を)喜ばないのですか?」と一言。意外な言葉をかけられ当惑する北條センセですが、「アギト=危険な存在、アンノウン=危険分子を駆逐してくれている」というのはご自分が唱えた説ですよ。
それはつまり、白河が言うように「アンノウンをアギトの手から守る」為にG3-Xを活用する、ということになります。さあ北條センセ、それでいいのか?
さて、アギトの話が出たところで、可奈のシーンに切り替わります。いや、なんでって・・・。
また皿を落として割ってしまう(しかも料理がのってる)可奈。これは倉本でなくてもキレる。可奈って、向いてないよな多分。
「そんなことで一人前のシェフになれると思ってんのか!」
と怒鳴る倉本を睨み付ける可奈。気持ちは分かるが・・・確かに倉本も言い方が悪いけど(笑)、可奈が悪いんだからね。その辺、踏み外しちゃ駄目だよ?下手したら倉本が風谷伸幸になっちゃうんだから(←?)。
しかしそんな可奈に異変が・・・?力の覚醒が始まったというところか?
閉店後、何故かバイクでやってくる翔一クン。なんだ、今日は非番だったのか?ま、ともかく丁度店を出てきた可奈を見つけて送りアギトに。
さて、可奈を送った翔一クンは、アンノウンの気配を感知。現場へ急行です。
現場では、残念ながら脚から登場しなかった女の人が獅子丸様の餌食に。なんか、獅子丸様の技って、焼香の灰をぶっ掛けてるみたいに見えなくも無い(死)。となれば、ぶっ掛けた後は「南無〜」とかか?それなら額に「甲」の字を(死)。
その獅子丸様の後ろ姿を見つけた翔一クンは、変身して後を追おうとしますが、それを謎の銃撃が阻止します。
何事かと驚く翔一。
その視線の先、暗闇の中から、脚から登場する2つの影・・・。
ふーやれやれ。
まったく連中は、「暗闇の中から登場する影」って演出をまるでわかってない。いいか?そういう場合、一旦全ての音を消して、そう、まず足音、そして口笛を(以下削除)
ともかく、アギトを狙ったのはG3とG3-X!「氷川さん・・・?」と驚く翔一クンを余所に、銃口が向けられる!
といったところで幕。おいおい、予告に出てきたシーンが引きかよ・・・。いよいよ極まったな連中。
いや、二組のカップル成立までの物語を見せられても・・・。
最終5話って、ここまででは作品として失敗してる気がします。見せ方も妙に冗長で、全部まとめて1本の完全独立ビデオ作品ができそう。
っつーか、「冒頭」でも書いたけど、アギトやギルスがぼろくそになるシーンばっか三週連続でやって、おもろいんか?それに、あと約40分の間に、地のエル風のエルとの戦い、謎の青年との決着、物語の帰結が、どれくらい入るの?ま、エル2体はアクションだけだから2〜3分で始末つけられると思うけど。それでええんかね?
なんか最後を迎えるに当たってここまでかなり失速。ま、見るけどね一応。
そうそう。次回作『仮面ライダー龍騎』の予告編が流れましたね。
私はあんまり前情報をじっくり見てないんですが・・・確かにあの頭部には拒絶反応が(笑)。仮面ライダーらしくない面魂の「ナイト」の方がまだカッコイイ。
後は、どんな戦いのスタイルなのか。どういう戦いなのか興味津々。2月に会おう!
さて!
いよいよクライマックス!というのに完全独立エピソードになってますが、まーテキトーにいきやしょ。もう撮影済んで今は龍騎一色なんだろうし。
で次回。
涼ピンチ!また死なすのかね大多数の予想通り。或いは最終回で復活?それとも死なせないか。いずれにせよ水中に没していく涼の姿は・・・。
そしてリサはさそり座でどうやら・・・。とすると可奈は、ここに至って登場した地のエルに狙われる立場の模様。翔一はどうする?
っつーことは、取り敢えず今回の引きは切り抜けるのね。最後の翔一のシーンは、また最後の引きになるのかね?そういう、ラストシーンを予告に使うの、良くないと思うよ。素人目でも。
っつーわけで次回!「ページ足らねんだ!勘弁してくれー!by井の字」に(期待できそうにないタイトルつけんな)