長野県九朗ヶ岳の発掘現場で発見された謎の棺のシーンから物語りは始まった…。
場所は変わって東京・城南大学。考古学研究室で研究にいそしむ沢渡桜子に忍び寄る謎の男の名は五代雄介。久しぶりの再会であったが、長野の発掘調査隊が何者かによって全員殺害されてしまったという知らせを受け、急遽長野へと向かう二人。
長野県警は、その調査隊の一人が最期まで撮影していた謎の影(後に未確認生命体第0号)を調査。また発掘現場の調査にあたっていた。そこへやってきた雄介は、何かに引き付けられるように遺跡に近づくが、長野県警警部補・一条薫に阻まれる。
やがて長野県警は、正体不明の生命体(未確認生命体第1号:蜘蛛怪人と呼称する)に襲撃を受ける。次々と倒されていく警察官。この時居合わせた雄介の前に、現場から持ち出されたベルト状の物体が転がり出す。そしてそれに吸い寄せられるように手にし、装着する雄介。ベルトは雄介の身体に吸収されてしまった…。
蜘蛛怪人は雄介を攻撃対象とする。雄介が必死の抵抗をする度、身体に変化が現れ、遂に白い戦士の姿となった。しかし蜘蛛怪人の攻撃力は凄まじく、雄介は苦戦をする。
かろうじて蜘蛛怪人を撃退することに成功したが、果たして蜘蛛怪人は本当に死んだのか?
ハイビジョン撮影との事である。うむうむ。確かにキレイである。実際に見た感じというのはこのイメージに近いから、やたらとリアルっぽい。安っぽいとも言うが、金をかければリアルというわけでもあるまい。
ただ、合成についてどうも違和感を禁じ得ない部分がいくつかあった。しかし、これは最初っから否定的立場で見た話。普通に見ていれば…やっぱり気にはなるなぁ(笑)
特にクウガと怪人が飛び移った瞬間のヘリの挙動。いくらなんでもあれは…。
まぁ、全体としてかなりハイレベルな画素でまとまっていたからよい出来といえる。