クウガ EPISODE:6【青龍】
(2000/3/5)

飛蝗怪人いいようになぶられる青いクウガだが、飛蝗怪人は何故か止めを刺さずに逃げるように去っていく。一条はそこに疑問をもつ。
一方のクウガ・雄介は病院にいたが、一条から連絡を受けて駆けつけた桜子に「大丈夫!」と軽く告げて逃げるように出て行く。後を追ってきた一条と椿の話では、雄介は普通なら死んでいるところを強化された肉体のおかげで、全治一ヶ月の重傷で済んでいるという。
下宿先・ポレポレで、なぜ青い姿に変身したのか考え込む雄介に、「カレーにソースは一般的だが、醤油もまた味がある。どちらを選ぶかはその時次第だ」と勘違い気味ながら意外と適切な助言をするおやっさん。雄介はそれでなんとなく元気を取り戻す。

桜子は雄介の妹・みのりに会いに行く。兄を信じていると、明るく言うみのりに元気付けられ、桜子は古代文字の解読に再度取り組む事にした。

一方、一条は椿からの連絡を受け、飛蝗怪人の犯行にある共通点を見出し、次の犯行場所を特定することに成功する。高性能ライフルを手に出動する一条と警察部隊だが、所詮飛蝗怪人の敵ではない
トライチェイサーの無線からその様子を聞いた雄介は現場に駆けつける。いきなり青い姿に変身してしまった雄介。その破壊力の貧弱さから飛蝗怪人に再び窮地に追い込まれる。
そこへ、青い戦士についての記述を解読した桜子が駆けつけ、雄介に伝える。「長きもので敵を薙ぎ払え!
それを受けてクウガは通路の手摺の一部を引き抜く。するとそれは青い杖状の武器に変化した!形勢は逆転し、クウガは飛蝗怪人をその杖の必殺の一撃で倒した。


■ 今回の見所

ストーリーでは端折ったが、怪人達がたむろしているシーン。言葉は全く分からないのがもどかしいが、それぞれの個性を描いているのが良い。こと蝙蝠怪人は相変わらず気取り屋っぽい(笑)

飛蝗怪人の独り舞台。警官隊を相手に、遊ぶような感じを見せる飛蝗怪人はさながら、悪の精神に染まりきった1号ライダーというのを彷彿とさせる。あのマフラー見栄切り立ち回り、単純に怪人と呼べない部分が見受けられる。もうちょっと造型と彩色を変えれば「ライダーだ!」と言っても結構違和感なさそう。


■ 今回のイチャモン

結局、飛蝗怪人は何故風向きや工場の排煙を気にしたのか皆目見当もつきません。ま、これも飛蝗怪人の個性という話で片づけられそうだからこれ以上は言いませんが。

怪人軍団の怪人語…特にボス格と思われる「バラのタトゥの女」のセリフまわしがいちいち気になってしまいます。言語体系が違うので気持ちが乗せにくいのはわかります。怪人達に早く日本語を覚えさせて、どんなことを話しているのかわからせてくれよぅ!

桜子さんの検問突破。道路封鎖しているパトカーのいかにも突破してくれという絶妙な間隔が困ったもんです(笑)。封鎖なら重ねておかんかなぁ?
また、突破した桜子さんを追う警官達…追いつけそうな気がする(笑)

【 クウガ EPISODE:7【傷心】 】

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