クウガ EPISODE:7【傷心】
(2000/3/12)

原点に立ちかえり、遺跡について調べる一条のもとへ、第0号に殺害された発掘隊の故・夏目教授妻子がやってきた。第0号の調査に役に立つかもしれないと、不思議な金属片を持参したのだが、丁度怪人の仕業と思われる犯行があって気もそぞろの一条は城南大学桜子を紹介して現場へ急行する。
雄介は桜子と古代文字の解読を続けていた。そこへ夏目教授の妻子がやってくる。娘の美加は持参した金属片を調べてもらいたいと必死だが、折り悪くやってきた専門家包み隠さぬ本音が美加を失望させてしまう。

一方、一条は不思議な殺人現場に立ち会い、それがやはり怪人の仕業である事を確信し雄介を呼び出す。
上空から巨大な針を垂直に打ち出し殺人を行う蜂怪人。その後を付け回す蝙蝠怪人。蜂怪人の得意げな侮蔑の色憤懣やるかたない蝙蝠怪人がよい。
蜂怪人の行動のパターンから次の襲撃地点を割り出して駆けつけた一条と雄介。到着するなり雄介は赤いクウガに変身!蜂怪人と組み合う。一方の一条は、何故かこの場にいた蝙蝠怪人を追跡する。
まともに組み合っては勝てないと踏んだ蜂怪人は、建造物の頂上部にクウガを誘い込む。高速移動とジャンプ力に優れた青いクウガに変身した雄介だが、空中を移動する蜂怪人に不意をつかれっぱなしで遂に突き落とされてしまう
落下途中でなんとか手摺につかまったクウガだが、その姿が緑色に変わっていた!そして急激に様々な物音や景色がクウガを襲う!突然の出来事に混乱したクウガは、手を滑らせて再び落下してしまう。
果たして、緑色のクウガにはどんな秘密があるのか?


■ 今回の見所

クウガを現す古代文字を刺繍している雄介。これも2000の技のひとつ?(笑)

また端折ってますが、怪人達のたむろシーン。学習能力の片鱗を見せはじめています。そしてまた新たな怪人達の合流、衝突、それを止める「バラのタトゥの女」…なかなか組織がわかってきたじゃないですか。

一条にややメロな婦警さん、一条に「ひょっとして彼女できた?」と聞く妙な科警研女。おかしな脇役が出始めましたね(笑)。でも一回こっきりかも。それはちょっと面白くないですね。

蜂怪人蝙蝠怪人。何か特別なアイテムをバラのタトゥの女に貰った蜂怪人、どうやら蝙蝠怪人はそれが気に入らないらしいですね。う〜ん、キャラクターいいですね、蝙蝠怪人。長くいて欲しいですね。

クウガ変身CG。激しい動きだったのですが、数瞬の事だったのでわりと演出上は成功していますね。こうですよ、このくらいでいいんですよ。無理にCGに凝らなくったって自然に見進められればいいんです。

蜂怪人VSクウガ。格闘シーンもなかなか凝っているのではないでしょうか。チラと右腕の針を見てからの蜂怪人の行動は、それがどうやら針の再装填に時間が必要な事を物語っていますし、音はするが姿が見えない事に対するクウガの焦燥も及第点でしょう。変身がいきなりすぎたですけど(^^;


■ 今回のイチャモン

ポレポレに来た客。ご存知極楽とんぼの山本。話によれば、出演依頼の話が来てから相当な意気込みだったようですが・・・ここまでくると哀れにさえなってきますねぇ(苦笑)。

謎の研究生。美加が持参した金属片を調べるのにもってこいらしいのですが、それを純粋に「素晴らしい研究材料」と評してしまいます。背後関係も知らないのであればこういう反応してもおかしくないかもしれませんが…ちょっとうっかりさんすぎますね。

蜂怪人の人間体の時の衣装。…おバカさんすぎます。あれって、蜂の模様をイメージさせたって事?

【 クウガ EPISODE:8【射手】 】

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