クウガ EPISODE:8【射手】
(2000/3/19)

緑の戦士に変身した途端、視聴覚に情報の洪水が押し寄せてきた。苦悶するクウガを嘲笑うかのように去って行く蜂怪人。クウガは一旦に戻って雄介の姿に戻った。

桜子に「緑の戦士」について何か判明していないか尋ねる一条だが、桜子から夏目教授の娘・美加失踪したと聞かされる。有益な情報を得る事は諦め、雄介の身体に異常が無いか調べる為に椿の元へ急ぐ一条と雄介。

椿の診断した結果、変身の鍵を握る石に異常が見られるらしい。状態は回復しつつあるが、すぐには変身できないという。力の消費が激しいのか、緑の戦士は長時間活動できないようだ。一条は失踪した美加が気になるが、その様子を見た雄介は実加を探しに行く。
一方の桜子たちは、美加の身を案じていた。そこへ雄介がドタドタやってきて根拠の薄い大した自信を吐いて去る。あっけにとられた桜子は我に返って古代文字の解析を急ぐ。
また一方、一条は榎田から蜂怪人の居場所をある程度識別できる器材を受け取り、追跡に移る。その性能は確かで、狙われていた親子連れを一条は助ける事に成功する。丁度そこへ桜子から緑の戦士に関する解析結果が知らされる。「敵を射抜く」戦士…一条はその手にしていたを見る。
またまた一方、こちらは失踪中の美加。妙に思わせぶりな演出がされているが、どうやらある場所に向かっている様だ。
そしてそれを探して回る雄介。美加がどこに向かったかの見当でもついているのだろうか。

海岸で、父との想い出にふける実加。「どうしたらいいんだろう?」と悩む美加に「どうしよっか」と声をかける雄介。みんな一生懸命頑張ってる、だから信じて、と訴える。
そこへ一条が駆けつける。この上空から蜂怪人が雄介、いやクウガを狙っているという。緑の戦士に変身した雄介に一条は緑の戦士の特性を教え、銃を渡す。銃はボウガンに変わった。
クウガは精神を集中させ、蜂怪人の気配を探る。完全に制御力を得た時、蜂怪人から必殺の針が発射されたが、クウガはそれを難なく指で受け止める。即座にボウガンの狙いをあわせて蜂怪人を射抜くクウガ。また新たな能力を手に入れた事になる。


■ 今回の見所
■ 雄介と椿センセのやりとり

説明不要!過去最凶の見せ場!見れ見んと死なすー!(こらこら)

■ 一条刑事の活躍

蜂怪人から狙われていた親子を救った手並みや雄介に的確な武器と情報を渡すシーン、徐々にヒーローが雄介に移行しつつある中、なおもこの男のヒーロー性は衰える事を知らない。素晴らしい。別番組でも作ってやれ!タイムレンジャーより視聴率が取れるかもよ!?(ウソ120%増量中)

■ 貝殻の首飾り

雄介の幅広い冒険の足跡を感じさせ、夏目教授の考古学への憧憬、父親としての姿を全てこのシーンが表現している。多少強引な気もしなくも無いが、そう思って見れば断然グッド。

■ クウガと蜂怪人との決着

緑のクウガの能力を自分のものにしようと懸命な雄介(実際にはそこまでは伝わらないと思うが)。そして見事それを会得して、焦燥の蜂怪人に必殺の一撃を食らわすクウガ。それまでのシーンもあって、時間が短い割に見ごたえのあるシーンである。

■ 怪人達のたむろシーン

今回は蝙蝠怪人の失態をバラのタトゥの女が憤慨するシーンがあります。相変わらずいいキャラですねぇ。ヤケドしてるし。もう長く出て欲しいです。ひたすらに。


■ 今回のイチャモン

やっぱり言葉がわからないとなぁ…。蜂怪人が何故トドメを刺さずに退いたのか、よくわかりませんね。

おやっさん。あんまり無意味な行動ばかりやらかすと失笑を買いますよ。時に、あの客はどーしたんだ(笑)

研究生。反省する暇があれば追え、探せ。口で言う反省なら誰だって出来る。…まぁ、追われても演出上困るんですけどね。

例のアイテム。結局なに?あれ(バラのタトゥの女が蜂怪人に渡したもの)

【 クウガ EPISODE:9【兄妹】 】

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