クウガ EPISODE:15【装甲】
(2000/5/7)

長野・九朗ヶ岳遺跡で発掘、東京へ移送中に消息を絶った未確認飛行体は、各地で車両などの一部を吸収合併しつつ一路東京へと向かっている。対策本部は徹夜でこれの追跡調査にあたる事に。一条は何者かに「明日は帰れそうに無い」と電話をかける。それを偶然聞いていた笹山…。

城南大学桜子と古代文字の解析を行う雄介。「馬の鎧」と訳をつけた未確認飛行体…雄介は戦闘中に見た幻視に現れた虫のような生物とリンクする、と感じていた。

未確認飛行体の出現場所を繋げていき、目的地が文京区、雄介のいる場所へ向かっていることを感じる。そこへ笹山が、一条へ誕生日プレゼントを渡そうとするが、それを断る一条。そこへ未確認生命体出現の報があり、出動する一条。
城南大学で寝ていた雄介は一条からの連絡で現場へ向かうが、途中で未確認飛行体に遭遇する。が、未確認飛行体は何もせずに去っていく

一条へのプレゼントを捨てようとする笹山に、事の真相を知る榎田が接触する。なぜ一条が受け取らないのか…。…っつーか、なぜおまえが知っているのだ榎田(^^;

現場の惨状を目の当たりにした一条。未確認生命体はトラックで犯行に及んだという事実に衝撃を受ける。遅れて雄介が到着し、未確認飛行体を見かけた事を話す。ちょうどその時、再び未確認生命体出現の報が届く。
出現現場である千葉へと急ぐ雄介。トライチェイサーを駆り渋滞の中を進み行くクウガ、それを目の当たりにする人々。そしてそれを追う未確認飛行体。
未確認飛行体はクウガに追いつくや、突然分離してトライチェイサーと合体した!
これが『馬の鎧』か!」と得心のいった雄介。

気分よくトラックを転がしているメ・ギャリド・ギ(ヤドカリ怪人)は、追ってくるクウガを見つけてトラックを停車、クウガに向かって猛然とバックさせる!激突は必死!どうなるクウガ!
って、コラ!ここで『続く』はねぇだろテメーら(笑)


■ チェック
■ おやっさんの願望

奈々ちゃん女優志望だそうで。そりゃ予想だにしなかった(^^;; いやマジに。
それについて「こうなって欲しいなぁ」と色々と語るおやっさん。いや、今回はきたろうカラーでいい感じでしたね。あんまり出番が無いけど、結構印象に残っちゃうんだな、おやっさん。

■ 榎田女史

呼び出しうけてやけに嬉しそうな女史。やっぱりプロって違うなぁ、って感じですね(何のプロだ)
また、一条へ渡しそびれたプレゼントを捨てようとする笹山に声をかけるなど、なかなか今回はいい出番
それはそれとして。
そういう事情を語りたがらないタイプの一条の過去をそこまで知っているこの榎田。果たして一条と榎田の関係は!?謎はますます深まり、人間関係はますます多角形物語(?)。今後が楽しみですねぇ(^^)

■ ゴウラム君

勝手に『』づけしてますけど、なんか前回といい今回といいどことなく楽しそうな動きするので(笑)
この子、意志があるのかなぁ…。[BLACK]のバトルホッパーみたいな感じで。そうだとちょっといいかな〜、なんて。
…あれ?アクロバッターとどっちがどっちだったっけ?(死)
ともかく今回、トライゴウラム初見参だったのですが、まぁその登場がカッチョいいのなんの。
OPで鈍重に見えていたのが嘘のような迫力でしたね。いきなりピンチっぽいですが(笑)

■ 一条の両親

やはり警察官で、人々を守って殉職したという父。そしてそれを尊敬し、警察官となった一条薫。そして、薫の誕生日はその尊敬した父の命日でもある。その為、誕生日のプレゼントは受け取らなかった一条。
んー。なるほどです。
そして母上様。病院の看護婦長ですとは。一家揃って自分より他人の為という信条を持っている様子。
中途半端はするな」…いつか一条が雄介に言った言葉でもあるこれは、父から息子へ伝わったものだったのですね。
カッチョイイッスねぇ。でもこの番組はあくまで「クウガ」なんですけど(^^;

■ 朝霧の中の怪人達

今回登場したのは、バラのタトゥの女ヤドカリ怪人、そして当然ながら蝙蝠怪人(笑)
今回初めて怪人の名前が明示されました。ヤドカリ怪人ことメ・ギャリド・ギ。やっとこさ、ですねぇ。今後はこういう形で名前が明らかになるんでしょう。
でも…今回の怪人は正直、「これ、何怪人だろう?」と首をひねりました(^^; 今回はちょっとカンニングさせてもらいました(死)
相変わらず、蝙蝠怪人は役まわりが固定ですね…。もっと見たいぞぅ!長生きしろよ!(←?)

■ ヤドカリ怪人の凶行

最初は地面に倒れた人をトラックで何度も轢きまくる、といったもの。
次の凶行はまさにヘドが出そうな凶行。まさに『殺人を楽しんでいる』というに相応しい表現です。
あまりといえばあまりですが…。


■ 今回のイチャモン
■ 仕事中

自分でも言っていますが、この緊迫した状況下でプレゼントを手渡すのは困りもんですね。
でも、そうでもしなけりゃ一条クン、隙がないからなぁ(笑)
まぁ、イチャモンにしてますが、許せる範囲ですね。諦めが早いのは許せませんが(死)

■ 亀山不在

なんだ…いないのか…チェッ(なんだこりゃ)


■ 感想とか

…あれ?イチャモンつけられないや。
それだけ今回は見入ってしまいました。「渋滞中の公道を人目も憚らず疾駆するクウガ」…いいですねぇ。ちょっとフラついてましたが(^^; それもまたよいです。
それにつけても、榎田と一条の関係ってなんでしょうね?自分のことを語りそうにない一条の過去を知っている榎田…。たぎるシチュエーションですねぇセンセ方!(誰よ)
今回、怪人の犯行も残虐性がドカンと上がった気がします。私としてはかなり衝撃のシーンでした。確かに直接は描いていませんが、極めて胸クソの悪くなる凶行。『殺人遊戯』を満喫している事がハッキリわかります。
それもさておき!
トライゴウラム!いや、ハッキリ言ってこんなカッコイイシーンが撮れるものとは思ってませんでした
今後、ゴウラム君がどんな位置づけになるのか楽しみですね。

さて、かなり卑怯気味(笑)な幕引きで15話が終わりましたが、次回予告を見る限り、もっともっと楽しめる回になりそうです。
一条のおっかさんは!?そして一条はどうする!?いやー、この作品、『仮面ライダークウガ』なんだけどなぁ(笑)

【 クウガ EPISODE:16【信条】 】

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