クウガ EPISODE:20【笑顔】
(2000/6/11)

奇跡的な復活を遂げた雄介を調べる椿。結果、石の力が雄介を仮死状態にしてギノガの毒素を死滅させたらしい事はわかったが、それ以上は医師である椿の管轄外であった。

桜子の元を訪れた一条と雄介は、碑文の解読もなかなか思うようにはかどらないと知らされる。そこへジャンがやってきて、自分が科警研に出入りできるように一条にお願いする。その方が効率もあがるかもしれない、という事である。
続いて一条と雄介は、みのりと園児たちに会いに幼稚園へやってくる。色々あったが、この兄妹の信頼関係というのは深いと改めて認識した一条であった。

榎田から、ゴウラムのデータを取りたいので雄介を連れてきて欲しいという連絡が一条の携帯を通じて雄介に伝わる。雄介は、昼食をポレポレで済ませてから科警研へ向かう事にする、と一条をつれまわす(笑)

ゴウラムの核と思われる石は、雄介のベルトの石と同じもので、アマダムと呼ばれるものだと桜子は言う。雄介がゴウラムのアマダムに手を触れてしばらくするとゴウラムに変化が現れ始めた。その時、科警研に保管していたギノガの胞子が突然変異を起こした!
ガスバーナーの炎でそれを焼き尽くした時、爆散した筈のギノガが出現したと一条に連絡が入り、現場へ急行する雄介。
榎田によれば、ギノガは復活したというわけではなく、残っていた細胞が突然変異したものらしい。だが、そうした突然変異体には再生能力は無く、それを聞いた雄介・クウガはいつもと同じ様にしてギノガと対峙した。

突然変異体ギノガはその性質が極端に狂暴化し、攻撃力もクウガに劣らないほどであった。しかし、クウガの必殺キックによってクウガの印を押されたまま高所から転落するギノガ。が、爆発せずに溶けるように消滅してしまった。
そこにかけつけた一条はその点が気になったが、雄介のいつもの笑顔でその不安は消えていた。


■ チェック
■ 冒頭

移動中の車内での一条と雄介の会話。「いいんじゃないか?」と口元に手を当てながら雄介に答える一条さんが微笑ましいシーンです(笑)
その後、拡声器で叫ぶ雄介もまた逸品(^^)

■ 椿

今回もクールに医師・椿が前面に出ていました。最初は(笑)
話が雄介の腹部にある石に至ると、何故か雄介と腕相撲に発展します。この過程も意味不明ながらも楽しめる逸品かと。
そして雄介がその場を去る時、園児達が雄介に贈ったお守りを手渡し「感謝しなきゃな」と再び医師らしいところを見せます。
んがその直後、「桜子さん、今フリーか?」と雄介に真顔で聞く椿の姿が。雄介が「多分」と答えると笑顔を浮かべる椿を見て一条さん、「おい、お前…」とやや非難めいた台詞。しかし…「前の彼女は、お前のせいで、終わったんだ」と憮然とする椿、「それは…俺のせいか?」と戸惑う一条さん、顔をそらす雄介(笑)
今回の一番のお笑い場所でしょう。

■ 桜子・ジャン

一条と雄介がやってくるというので落ち着かない桜子さん。一条だけやってきたのと、一条の目線が泳いでいるのを見て取って、雄介の出方を察します。長い付き合いなんだろうねぇ(笑)
そこへ登場したのがジャン。カメイさんがさみしがってたと一条に伝えたときは「あれ?亀井だっけ??」と我が耳を疑いましたが、それはすぐに怪しい外人特有(笑)の間違いである事を一条さんが看破します(笑)
う〜ん、ジャンと榎田さんかぁ…。これもまた面白い組み合わせかもしれませんねぇ。

■ 歓喜の榎田

今回はゴウラム君について調査中の榎田さん。一条に電話した時、出た相手が『一条を真似た雄介』だったので怪訝な顔をしますが、それが雄介とわかった瞬間のあの喜びようといったらなんでしょうか(笑)
しかしまぁこの場は、「これでゴウラムの調査が進められる」という歓喜なんでしょうけどね(笑)

■ ポレポレ

昼食をポレポレですませる事にした一条と雄介。それを迎えるおやっさん奈々ちゃん
久しぶりに朗らかな笑顔って感じの二人が印象的な上、カウンター(画面手前)でずらりと並んでカレーを食す黒スーツに黒眼鏡のナイスガイ供(笑)が、台詞なしの分際で良い味を出していました。
で、この連中って何?(爆)

■ 怪人

今回、またまた謎が深まった怪人たむろシーン。今まで『種族』か何かかと思っていたのですが、どうやら『位階』でもある様子ですね。今まで登場した怪人は『』『』を頭に冠したもの。ガリマが言っていた、「ゴにはこのガリマだけが相応しい」というのは、もしかして『』とは大幹部でしょうか?
また、しゃしゃりでるゴオマっちのピエロぶりにもほとほと感心します。頑張れーみつる〜(呼び捨てるなって)
それとは別に、今回のバラのタトゥの女。どこへ向かっているのでしょう?何か次回への伏線ですかね。

■ クウガへの変身

雄介は、自分がクウガである事を人に知られる事を全く意に介していないのでしょうか(笑)
それはそれでいいんですけどね。科警研の面々も関係者だし。…そういえば、いつぞやの青年はどうしたんだろう(爆)

■ 再生ギノガ

マイティフォームで全開バリバリのクウガを圧倒する格闘能力。こんなんギノガじゃないやい!って、突然変異体なのか。一言も喋らなかったし、ギノガそのものは前回で死亡したんでしょうね。で、今回はギノガの体細胞の特殊性、というヤツですか。それにしても強い強い(笑)

■ 最後のアレ

クウガが再生ギノガに必殺キックをお見舞いしたあと、クウガの足元の例の石が怪しく放電してましたね。排気煙でなく。
そして、毎回活躍したクウガの色に合わせて幕色を合わせていたあの最後の3文字画面(そういや、これなんて読むんだろう?つづく?←笑)。何か怪しい雰囲気がありますね。ま、まさか…次回からは『電気人間クウガ』?(爆)
いや、だってクウガってストロンガーの対抗馬って感じだしー、それじゃあタックルなんかも出るのかなー(出ぇへん出ぇへん)
気になりますね。ウヘヘヘヘ←?


■ 感想とか

今回のクウガのテーマは文字どおり『笑顔』。雄介が戻ってきた事に対するみんなの笑顔がポイントです。
桜子さんがフリーであると聞かされた椿(待て待て)。また校舎を登ってきた雄介にくぎをさす桜子ジャン。ずっと信じて待っていたみのり園児達。実験再開の目処が立った榎田(待てっつーに)。実は密かに心配していた(推測)おやっさんと、心配しどおしだった奈々ちゃん。退屈の虫が騒いでいたゴウラム君(こらこら)。またも4号に危機を救われた杉田
そして、いつもの笑顔を一条に向ける雄介と、それを見て笑顔を見せる一条
うん、いいかも。いいかも知れませんよミスター!(誰よ)

また、『超変身』というフレーズが登場してもいます。続々とキーワードが固まりつつありますね。
ゴウラム君も今回は出番無しでちょっと拗ね気味でしたが、ゴオマっちも最近出番がアレばっかりでちょっと拗ね気味(笑)。頑張れゴオマっち!みつるっち!(こらこら)

さて次回予告は何やら怪しい引きでしたね〜。『お前は!』お前はって、誰なんでしょうかね。それに気になるバイクのエンジン音。
舞台は長野に移って、根本的な謎の部分が究明され始めるのか!?ここで出番が無いと本格的に拗ねてしまいそうなゴウラム君の出番は!?次回、活目して待て!(最近妙なノリが多いなぁ)

【 クウガ EPISODE:21【暗躍】 】

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