クウガ EPISODE:23【不安】
(2000/7/9)

城南大学で古代文字の解読を進める桜子。と、急にその動きが止まる。どうしたのかと訝るジャン…。

奈々ポレポレに顔を出した。くよくよしたって仕方が無いと明るく振る舞う奈々に、おやっさんも安心した風。が、雄介の姿はそこにはなかった。
雄介は、桜子の元へ解読の進み具合を聞きにやってきたが、桜子はどこかへ外出したとジャンは告げる。

対策本部では、31号(ガルメ)が語った動機が『ゲーム』である事に一様の衝撃は受けていた。既に未確認生命体による犠牲者数は1300人を越えていた…。今後、激化が予想されるだけに、一同緊張の面持ちで会議は進む。

一方桜子は、椿の元を訪れていた。最近、雄介が変身した後に感じる様になったという、電気が走るような感覚について聞きに来たのである。椿もその原因はわかっていないのだが、「大丈夫!」と雄介の様にサムズアップしてみせる。そんな椿を見て憮然とした表情でその場を去る桜子。
雄介は桜子に連絡を取ろうとするが、丁度そこへ一条から連絡が入り、公園で会う事に。

未確認生命体の動機、そしてあまりに多い被害者の数に悔しさを隠せない雄介と一条。決意を新たに、戦っていく事を確認し、二人は分かれる。と、その時、杉田から一条に36号出現の報せが入る。
36号(ガリマ)は人間の姿に鎌の様な武器を手に白昼堂々とリント狩りを敢行していた。一条から連絡を受けた雄介が、先にガリマと接触した。
ガリマとクウガの戦いは、武器を手にしているガリマに若干分があったが、武器をへし折ったクウガが紫に変身し、折れた武器を剣に変換して戦いすすめる。攻撃力・防御力も高い紫のクウガだが、ガリマの攻撃も凄まじい。一進一退の攻防が続く。

大学に戻ってきた桜子は、古代文字の解読を続ける。そして、一つの解読候補で手を止め、目を見開く…。
聖なる泉枯れし時 凄まじき戦士 雷の如く現われ 太陽は 闇に葬られん」…


■ チェック
■ 椿・雄介コンビ

ますますもって息がピッタリになってきた感の強いコンビですね(笑)
 椿桜子さん、俺に会う為だけに来たんだ
 雄介え?
 (間)
 椿冗談だ
 雄介ですよね

椿お前のビリビリの原因、わかったぞ
 雄介ほんとですか!
 椿電気ショックだ
 雄介え?
 (間)
 椿冗談だ
 雄介やっぱり
…なんだこりゃ(笑)

■ 怪人のたむろ

バラのタトゥの女ガリマ。そして新たな(?)謎の男バダー…。
バダーが言うには、これから始まるゲームは『』だけのものだという。そしてガリマは『』になる為のノルマを達成せんと狩りに出る。そのガリマの様子を伺う二人の謎の男。
ますます何が何だかややこしい話になってきましたねぇ。OPクレジットではバダーは『ゴ』のようです。そしてマントで口元まで覆っている謎の男はどうやら『』を冠している怪人の様子。何者?あ、サングラスは多分あと一人の『ゴ』でしょう。
…はて、ゴオマっちはどこへ?

■ ゴオマっち

長野・九朗ヶ岳遺跡で何やら怪しげな儀式をしておりました。おお、何だろう??
そして、手にしたものは前々回、謎の男が持っていたものとよく似ていた…。
さて、ゴオマっちの目的は一体何なのでしょう?興味をそそりますねぇ。

■ 認定

ちらっとだけでしたが科警研のシーン。未確認生命体第4号を協力者と認定する正式の公文書が発行された模様です。
2号とか、緑と青と紫は駄目なのかな?(こらこら)
とすると、今後どういう扱いになるのか非常に興味がありますね。ちゃんと『クウガ』と呼ばれる様になるんでしょうか?はたまた、本部側で『仮面ライダークウガ』という呼称が議決されるのでしょうか(爆笑)
はっはっは、そんなバカな事が…(ありえなくもない話なのでちょっと恐怖)

■ 椿・桜子コンビ

まだまだ先行き不安ですね(笑)
お食事にも誘えませんでしたし(笑)
でも、やっぱりあの表情は…怒ってたのかなぁ、桜子さん。

■ タイタンフォーム!

久々登場!…って、だから防御力を過信し過ぎだって雄介!


■ 感想とか

さて。どうやらメ派怪人ガリマだけとなってしまった様です。『ゴ』になる為のノルマは18時間で288人殺害16人/時間約4分で1人??そりゃ凄い…って、人が集まってるところに出没すりゃ狩り放題じゃん。…逃げるか普通(^^;
でも、ここではどうやらゲームのルールが絡んでいる気がします。故ガルメ氏も『いかにリントを殺すか』と言っていたので、ただ殺戮すればいいというわけではないようです。ガリマも「『ゴ』のやり方で楽しませてもらう」とかいってたし。
桜子さん、また不安になったみたいですね。みのりっちも同じ様にまた不安になっていそうですね。そりゃまあそうでしょう。頭で分かっていても、安心できる材料なんて『雄介の根拠の無い自信』だけなんですから。
それにしても気になります最後の解読一例。『聖なる泉』とは…アマダムでしょうか?『凄まじき戦士』とは…クウガの秘められた力?では、『太陽は闇に葬られん』の意味する事は?
…とまぁいろいろ不安材料は出たけど、あくまで解読の一例に過ぎないのではないかと私は思います。

さあ、いよいよ次回、メ派怪人全滅の報せは聞けるのでしょうか!?そして遂に襲われる桜子さん!榎田さんに「やりましたよ!」って何をやったんだ雄介!?そしてタイタンフォームで大剣を構えるクウガ…色が、濃くなっている…。いったい何がクウガに起こったのか!?括目して待て次回

【 クウガ EPISODE:24【強化】 】

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