クウガ EPISODE:24【強化】
(2000/7/16)

36号(ガリマ)と激闘を続けるクウガ(紫)の元へ、ゴウラムがやってきた。ガリマを跳ね除け、トライゴウラムでガリマに体当たりするクウガ。しかし、ガリマはゴウラムによる必殺の一撃を凌ぐ。ゴウラムが再び石に戻った事に気を取られ、クウガはガリマに逃走の機会を与えてしまう…。
そこへ到着した一条に、雄介科警研榎田の元へ行くという。一条は、桜子古代文字の解読結果で心配していたと雄介に伝え、雄介は先に桜子の元へ向かう。

桜子の元を訪れた雄介は、どんな解読結果がでたのか教えて欲しいと迫る。桜子もよくわからないが、一抹の不安を拭い去れない解読結果を雄介に見せる。しかし雄介は、今の自分に起こっている事とは違うみたいだから大丈夫と陽気に言う。桜子はまだ不安が残りつつも雄介の事を信じる事にした。

現場で合流した杉田と、今回の事件の特殊性を考える一条。目撃証人があまりに多い…。被害者には何か共通点があるのではないか、と睨んだ一条と杉田は、対策本部へ急行する。

雄介は榎田の元を訪れ、変身した時に感じる電流の様なものを自分の力にできないか実験する事に。
一方、一条は被害者の一部が全く同じものを所持している事を発見する。調べた結果、それは今朝方ある店が駅前で配布したものである事が判明し、更に他の被害者もその駅の路線、東京総武線の特定時刻の電車に乗車した事が判明する。
大々的にそれをテレビで緊急報道する警視庁。そして、そのテレビを院内で見た椿は不安を覚え、桜子に連絡を取る。しかし、既に桜子の目の前にガリマは現れていた!
ガリマに追いつめられた桜子。絶体絶命のその時、雄介が駆けつけて紫のクウガに変身しガリマと対峙する。激闘を続ける二者だが、ガリマの僅かな隙を突いてパンチを食らわせて大きく体勢を崩させたクウガ。そして、その時クウガに異変が…。
クウガの身体を雷の様な放電が走ったかと思うと、手にした剣が巨大化し、ベルトの中の光が黄金色に変わり、そして、その黄金色を紫の鎧に纏ったかのような姿に変身したのだ!
ガリマは果敢にクウガにしかけるが、クウガのその巨大な剣によって腹部を一突きされ、爆散してしまう。
元の姿に戻った雄介に、桜子と一条が駆け寄る。その二人にサムズアップで応える雄介。

しかし、やはり桜子は言い知れぬ不安を拭い去る事ができずにいた…。


■ チェック
■ パワーアップ!

前回の引きからある程度判明していた事ですが、タイタンフォームのパワーアップです。どうやら巷ではこれを『ライジング・タイタンフォーム』と呼んでいる様ですが、作中、クウガの呼称は未だ『第四号(または類似番号』『クウガ』しかありません。為念
しかし…またえらくヒーロー的なシーンに仕上がってますねぇ。なかなか見ごたえありました。ところで、雄介は科警研でどんな実験をやったんでしょう?確かにあの時、手の甲はライジングのそれでした。でもその直後、変身を解いた雄介の異常なまでの発汗量は何でしょうか?…いや、新しい力を引き出す為に凄まじい事があったのは想像できますが。

■ ゴウラム君

…やっぱり何か喋ってるこの子。
それはいいとして。
どうやら、あの必殺技はエネルギーの消費が凄まじいらしいですね。その割にはガリマは耐えましたけど(笑)
でも、そうだとしてもやはり初登場時に突然とまってしまった理由にはなりませんね。何故なんでしょう?

■ ポレポレ

あんま関係ないのではしょってますが。

おやっさんまあ、座りなサイケデリック

これは確かに奈々たんみのりっちも疲れるでしょうね(笑)
でも雄介は平気みたいですね。というか同類かも(こら)

■ 怪人達

今回は3人。ガリマバラのタトゥの女、そしてラを冠するもの(またクレジット見逃した)…。
時間が無いぞ」とか「やはり『メ』ではクウガは倒せぬか」とか「『ゴ』のやり方で続ける気か?」とか…容赦なくガリマに浴びせ掛ける2人が印象的。
そしてガリマ。成る程、あの香は目印の意味だったのか。伏線伏線。そして、顔を少し上に向ける仕種は、嘲りとかいう意味だけでなくその香りを識別してもいた、という事ですね。
そして、それがどうやら『ゴ』のやり方…。無差別ではなく、更に厳しいルールにのっとってのゲーム。本当にグロンギの目的は単なる『リント殺害ゲーム』なのだろうか…?

■ 桜子

どーしても、一抹の不安を拭い去れないでいる。そんな感じに私には見えます。雄介を信じるとは言ったものの、結局それは何の解決にもなっていない。古代文字で刻まれた、不吉とも取れる謎の文章で、より顕著に不安が募ったというところでしょうか。表面上は明るく振る舞っていても、どこか明るくなりきれないでいる…。
それより、本当にあの解読結果が間違いないのでしょうか?他の何かを暗示しているのではないでしょうか?

■ 一条

出番はあるけど最近活躍ぶりが地味になってきましたね。
いや、この作品は『仮面ライダークウガ』であるから一条さんがあまり表に出ると困るんですけどね(笑)
今回は状況証拠からの推理。
36号がどうやら相手を選んで殺害しているという事、被害者の持ち物から共通項を見出す事、そして見事に図に当たる事。いやはや、地味ながらも大した活躍ぶりじゃないですか。で、それを即座に臨時報道させる松倉本部長御英断も見事。さすがはボス、やるときゃやります。
…ところで杉田さんの活躍ぶりはどーした製作者!(爆)

■ 忘れちゃいけません

ゴオマっちの出番はどーした製作者!(爆)


■ 感想とか

メ派怪人最後の砦、メ・ガリマ・バ女史のご冥福をお祈りしましょう。ちーん(軽)
あ〜あ、あの人ももう見られないのかー。残念残念。後はバラっちだけかー…。バラっち…最近また女ぶりが上がってきたような…(こらこら)

それにしても、あの『ラ』の男…一体どういう位置に属する怪人なんでしょうか?そして、前回のゴオマっちは一体何をやっていたのか?まだ解明されていません。ただの宝捜しとも思えませんけど…。

死地から復活して以降、何かにつけてクウガの身体に走っていた、雄介言うところの『ビリビリ』。どうやら雄介はそれを己の力へと昇華する事に成功したようです。と、なれば…。
残りの緑・青・赤についてもライジング化される事が予想されます。白は…パワー不足による不完全体じゃないの?そんな状態でパワーアップもへったくれもないでしょう?
そりゃまぁいいんですが、商品化があからさまですね。うがった見方させて頂きますけど。あんまりとーちゃんかーちゃん泣かせる様な商品展開はしないで欲しいと思うですよ。作品の流れとしてはいいんじゃないかとは思いますけど。
ところで、私としては『ライトニング』の方が響きとしては好きだなぁ。なんか、これも捨て難いと思いませんか?『ライトニング・タイタン!』とかって。安直だけど(苦笑)

さぁ、ズもメも全滅(ズはまだいますけど←笑)した今、グロンギ族が新たな行動を開始しようとしている!『』とは一体何なのか?何をしようとしているのか?そして、謎に包まれた『』…。次回は飛び道具対決(らしい)!クウガは輝ける天馬となるか!?吉報を待て!(何のだ)

【 クウガ EPISODE:25【彷徨】 】

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