クウガ EPISODE:43【現実】

45号事件が片付いた直後。一条は夏目実加の出場するコンクールに向かうべく、なおかつ途中で花束なぞをゲットしつつ車を走らせる。一方の雄介は、園児達との約束か、みのりのいる幼稚園にバイクを走らせる。

事件は片付いたばかり。だが、会場に到着した一条は慌ただしく動き回る刑事達の姿が気になる。
その喧騒の中、実加と会うことができた一条は、実加からの思わぬお土産につい笑顔をみせる。だが一条はやはり、周囲が一気に緊張の度合いを強めるのを黙ってみていることはできなかった。

その頃雄介は幼稚園を後にして同じくコンクール会場に駆けつける途中であったが、以前にも感じた白い服の男の視線を感じ、何者かと確かめようとする。しかし、その白い服の男の何か強烈な力によって雄介はダメージを負う。

事件はこのコンクール主催者を強く怨む者による主催者拉致であったが、犯人は拳銃を所持しており事は容易ではない。が、事態は加速度的に進行し、犯人は主催者を解放して逃走を企てる。それを追う一条だったが、犯人は行きずりの女性を盾に取る。
一歩間違えれば悲劇となる状況の中、犯人の僅かな隙を突いて一条の放った弾丸は犯人の右手に収まっていた拳銃を弾き、一条は犯人の身柄を拘束することに成功する。
だがそれを見ていた実加は、さっきまで笑顔で話していた筈の、今、目の前で犯人を逮捕した一条を前にして竦んでしまう・・・。

■ チェック

■ 一条

一条に始まり一条に終わる、終日一条開放台！チーンジャラジャラ（？）。
そりゃまぁそうと。
コンクール会場に向かう途中、自然と「そうだ、花を・・・」なーんて思い付くあたり一条ってばアレですねぇ。アレってナンですかね一体。
饅頭は中の餡子を先に食べるというのが一条のスタイル。これは・・・饅頭の意味はどこに（笑）。
今回一番の見せ場といえばやはり犯人を追い、身柄を拘束するまでの一連の「BGMには太陽に吠えろ！のアレが欲しい！」とまでいいたげなシーン。くぅ～これだけで10や20の票は集まるぞ場所が場所なら（死）

■ 雄介

今回はあまり出番はないですが、重要なポイントを押さえていたあたりさすが主人公ですね。
相変わらず園児達には軒並み人気の雄介くん。全国の保父さんのみならず保母さんがぜひとも欲しいスキルでしょう。
その後、妙に申し訳程度にクウガの出番がありましたが、これはこれで終局へ向けての伏線・・・この期に及んで伏線もヘッタクレもあるかいボケ。っつーわけで、私はこれを申し訳の出番と認定します。

■ 未確認の皆様方

いたのアンタ達？
いや失敬。でも前回の話のすぐ続きだから、まだ準備段階なのかもね。間髪入れずに次のゲゲルが始まるってことはなかったような気がするし・・・。
そりゃそうと、最近あの白い服の男が「ご主人、麺とスープがドンピシャ」に見えて笑いをこらえるので精一杯なんです。誰か何とかしてくれー（なるかい）。

■ 感想とか

今回はメインキャストを絞りに絞って・・・って印象ですね。まさに一条デイ。
えー・・・何度も言いますがこの作品は「仮面ライダークウガ」であって「超級刑事一条」とか「警察24時」とかいう作品ではないので為念（笑）

珍しく笑顔を見せる一条。今まででも顔がほころぶ程度のはありましたが、今回はそれとはちょっと違うみたいですね。なんか、普通のことで見せる笑顔って感じでしょうか。
それとは対照的に犯人を追いかける一条の緊張感漂う引き締まった表情。実加に「これがさっきまで笑っていた人・・・？」と思わせるには十分でしょう。事件も事件ですし。

そのフォローに登場する雄介がよろしかったですね。「恐い一条さんもホンモノ、でも、笑顔の一条さんもホンモノだよ」とは実加に言った言葉ですが、実加だけに語りかけていたものではありませんね。

そういえば冒頭、すれ違うだけなのではないかと思っていた前回の引きのシーンですが・・・あんな大事なもの落としちゃ駄目だよ実加ちゃん（苦笑）。しかし、これは犯人が決して悪い人間ではないことをも意味し、それが彼の手にした銃の引鉄を、あの社長に向けて引かなかったことに繋がって・・・なんか詭弁くさいなぁ。

~~小屋に戻ったポチ~~科警研に原形をとどめたまま戻ったゴウラム。榎田の話では今までは回収が必要だったように聞こえるが・・・そうなのか？
また、どうやらゴウラムの外観にも変化が見られる様子。これはやはり、「金のゴウラム合体ビートチェイサーボディアタック」のせいだろうか。長。

今回前回ともにポレポレでの奈々たんとおやっさんのシーンがあったんですが・・・あんまりアレなんで特に書いてません。ま、時間稼ぎと思ってみれば。