冒頭。
第０号（ダグバ）と戦うクウガ。だがしかし、今のクウガの力は第０号に全く通じない。第０号の笑い声と裏腹な光景を前にしたまま、意識を失うクウガ。

それから９日後。雄介は雨の中、バイクを走らせていた。向かう先は風早小学校。恩師である神崎のいる学校である。
雄介は神崎に、０号を倒したらまた冒険に出ると告げる。神崎はそんな雄介を笑顔で見送る。

城南大学。雄介の身を案じるジャンに桜子は、そろそろ答えを見つけて帰ってくるという。凄まじき戦士になるという答えを・・・。

雄介の姿は科警研の榎田の元にあった。未確認生命体が強くなる毎に強力な武器を作ってきた榎田は、それが良かったのかと自問していた。雄介は、そんな榎田の為にも第０号を倒すと約束する。

一条の元に、B1号らしき人影を監視カメラが捕らえたという一報が入ったのはそんな頃であった。

雄介は関東医大病院にいた。雄介が０号との戦いで負った、正確には霊石アマダムが負った傷はまだ完治していなかった。椿は、そこだけは気をつけるように言うことしか出来なかった。雄介の決意は翻りようもないから。

そして、雄介はポレポレの前に着いた。色んな思いがあるのか、なかなか一歩を踏み出せない雄介だが、やがて店内へと向かっていった・・・。

一方、一条は連絡のあった場所でグロンギ文字らしきものが描かれたものを見つけていた。そこには、凄まじき戦士を現す文字に酷似した文字もあった。

今回の一番の目玉はこの二人のシーンではないかと思います。
椿「ま、はっきりいって俺は山より海が好きだ」
雄介「え？」
椿「だから行くなら冬でも泳げるような海にしてくれ。俺としては、ついていくならその方が良い」
雄介「椿さん・・・」
（長い間、のち二人の笑い）
雄介「またまた、冗談ばっかり、もう」
椿「やっぱり、わかったか」
こういうの、かなり久しぶりって感じですね。

椿「だがな、お前のその身体に関しては、俺が世界でただ一人の係り付けの医者だぞ」
これがねぇ、ちょっと参ってしまった台詞なんです今回（笑）。いやもう、なんつーかこれは・・・はっはっは。

そしてこの台詞！
椿「・・・まぁ、俺はいいさ」
雄介「え？」
椿「あいつがな・・・。不器用なんだあいつは」
ここでいう「あいつ」が誰のことかなどは、聞くだに愚の骨頂。
そして、やはりあいつは不器用なんですね！みんなわかってますけども。ええそりゃもう全国津々浦々と。なんか行数が本編分より長い気がするけど気にしないようにぃぃ〜！

この二人の「希望」の掛け合いもまた見所ですかね。ある意味。
しかし、やはりサムズアップは元祖の方がビッとしててみててスッキリするように思います。雄介のも独特のスタイルなんだけどね・・・。

ホットケーキと散歩でしょうかね。
そして、仕事とはいえ常により強力な武器を作りつづけてきた榎田は、その事に疑問を投げかけていますね。そう、より強く、敵を倒す為にもっと強い力を・・・。それは、どこかの誰かさんに似ていますね。
そんな榎田に言った雄介のこんなセリフ。
「第０号を倒したら、今度は冴くんと思う存分ホットケーキですよ！」
きっとそこには笑顔がある。だから雄介は、その笑顔の為に頑張ろうと思う。そんな意志を感じました。

園児達にも暗い影がかかっている。そんな園児達を元気づけるみのりっち。世間では４号死亡説すら流れている中、それでも兄を信じて、誰かの笑顔の為に戦いつづけている人達を信じて。
今回、みのりっちが随分頼もしく見えたシーンでした。

新聞にチラッと出ていた見出しから、ダグバによる死亡者が三万人（だっけ？）を超え、４号死亡がまことしやかに囁かれていることがわかります。
で、このシーンでのおやっさんの仕種が結構アレでした（アレって何や）。
雄介の父が撮影したという雪山山頂の写真を見つめるその表情や、そんな見出しの新聞を憮然と裏返すなど、やはり言葉だけではない何かが伝わってくるんですよこの人からは。普段がアレなんですけどね（笑）。

番組終了後、CMが流れてました。
仮面ライダーアギト！
どうやらライダーになるらしい二人の若者。しかし、肩を組んでいるとか、知り合いとかそういうものでなく、すれ違うといった映像になっています。これの意味するところは？
そしてスーツ姿の、おそらく警察関係の若者。掲示板でも名前がでてましたが、氷川誠とかいう若造でしょうか？すると、画面手前で組まれた手の持ち主は？
桜の大紋を左胸に光らせ、バズーカ砲の如き武器を構えるＧ３。
アマゾンよろしく野生的な構えを見せるギルス。
そして、燃え盛る炎の向こうに輝くベルトのアギト。
1/28（日）放送開始！
うーん、誰ですかG3の登場で「ジバ〜○、ジ○〜ン」とか歌い出しそうになったのは（いませんってば）

#46で、「いよいよダグバとの戦いが始まるのか」と思ってましたら、もうちょっと時間かかりそうですね。確かに、考えてみれば戦いのシーンだけではそんなに時間とれないでしょうね。丸々一話アクションシーンってことはできないでしょうし。
でも、今回はクウガのミの字も出てきませんでしたね。・・・元々無いな。

端折りましたが、ダグバの台詞。
バラっち「楽しんでいるようだな。・・・クウガは、殺さないのか」
ダグバ「殺して楽しいくらいに強くなったらね。そしたら、あの時のおかえしをしてやるんだ」
殺しても面白くないから殺さなかった、ということね。そして、あの時のおかえし、というと、先代クウガは何をやったんでしょう？少なくとも、ダグバは倒しきれてはいないわけですが・・・。
この辺りも詳しく知りたいですねぇ。先代クウガの謎。桜子さん仕事仕事。

で、結局今回は雄介が、お世話になった人達の元を尋ねて回るってそんなシチュエーションでしたね。ただ、前後半の前半だけって感じです。まだ、桜子・みのり・おやっさん、そして一条が残ってますからね。・・・桜子とみのりはちょっとないかも知れないけどなぁ。

そして次回！一条と雄介。身悶えしたくなるような台詞の応酬！特に雄介の台詞は鼻血（検閲削除）
いや失敬！そして対峙する白い服の男、つまりダグバと遂に凄まじき戦士となったクウガ！次回いよいよ最終決戦、の幕開け（笑）！そのタイトルもクウガ！あれ？最終回みたいなタイトルだけど気にすまい！GoGo！（何をや）