龍騎第5話『骨董屋の怪人』
(2002/3/3)

ある骨董屋に潜入し、何者かに襲われ入院した令子は、真司に調査の指示を出す。その途上、真司はモンスターを追っていくが、そこで出会った仮面ライダーシザースに襲われる。シザースはしかし、ナイトの出現でその場を退く。

蓮から話を聞いた真司は、シザースと思われる加賀と話し合おうとするが、須藤刑事が割って入り、真司は名刺を店に残して去る。その夜、真司はシザースから連絡を受ける。明日、会おう、と。
しかし真司はそこで襲われる。何故だ!?問い掛ける真司にシザースは容赦ない。


■ 導入部

前回の「FINAL VENT」→カニデッカー登場。
カニデッカーの契約モンスターは「ボルキャンサー」。ボルってなんだボルって。電撃使いか?

■ 人生相談か?

さて、「花鶏」では優衣がお兄ちゃん話を真司に聞かせてました。そこから、どうしてライダー同士が戦わないといけないのか、蓮はそれを知った上で戦っているのでは、という話に。

っつーか、あの店って営業してるのか?「手伝ってくれて」って優衣ちゃん言ってたけど・・・。

■ 骨董屋事件

前回、行方不明者の一部に共通点「骨董収集」を見出した令子姉さん、とある骨董屋に忍び込んで返り討ち、のシーン。

・・・っつーか、なんですかあの眼帯は。

ああ・・・それにしてもまた子犬・・・。つくづくアンタ達は卑怯者の集団だよ。いなくてもいいのにわざわざ使いやがってコノヤロウ!
もっと出せ!
嫌というぐらい出せ!

犬ライダーと猫ライダーで犬猫召喚対決しろ!ハムスターでもリスでもウォンバットでも(以下ぷりちー系小動物列挙をごっそりカット)いいぞ!
【只今血の暴走中】

どーでもいー事はさておき。
この骨董屋、長らく店主が留守の上に施錠もされてない。胡散臭すぎ
慎重に中に入っていく令子姉さんだったが、謎の男に襲われ・・・襲われ・・・暗がりで女性が襲われるって、ヤバいシチュエーションだよな(そんな想像するな馬鹿者)
ここで令子姉さんが咄嗟に鏡を割ったことで、らぶりぃ子犬の散歩中だった主婦(多分)が駆けつけ騒ぎ立てます。それを嫌った謎の男は逃走、一足遅れて、おそらく通り掛かりの青年が現場に駆けつけます。

ああ・・・抱っこされてる子犬の可愛さといったら・・・もー今回は満足した。後はテキトーに書くわ。(コラコラ)

■ OREジャーナルの朝

どうやら翌朝。例の、えらく無感情な神崎士郎の台詞に、夢でうなされている真司君。それを冗長して楽しんでいる奈々子ちゃん
み〜んみんみんみんみ〜・・・
って・・・この娘いいよなあ(笑)

さて目覚めた真司君は、令子姉さんがまだ来てないことに気づきます。大久保兄ィが、骨董屋調査でかけまわっている事情を説明しますと、どうして教えてくれなかったのかと少し憮然とする真司君。しかし・・・それは君が自発的に聞かなきゃいけないことでは。

そこに電話が。応対は奈々子ちゃん。え?この娘、電話応対できるの?(失礼な)
ともかく、その様子を見ていた大久保兄ィ、「大事件でもあったか!?」と目の色変えますが、「令子さんが入院したそうです」と聞いて「なんだ」と脱力。少し間をあけて「ええっ!?」と驚くという、なんともベッタベタな展開。
そして場面は大森中央病院に。

■ 大森中央病院

令子姉さんの病室にダッシュで駆け付け大声を張り上げる真司君。なんつーか、この男は阿呆か。その点も令子姉さんにたしなめられますが・・・個人的に武闘派の看護婦さんに「崩撃」「」「正拳突き」してふっ飛ばした挙げ句に「病棟内を走ろうなんて十年早いわ!」と震脚踏んで欲しかった(そんな看護婦さんいません)

病室には先客として、須藤刑事がいました。この須藤刑事、実は令子が襲われた時に駆けつけた青年。真司君が来た時には事情聴取などを終えたところみたいですが、令子姉さんがどういう話をしたのか、須藤刑事の台詞で大体想像つきますね(笑)。

その須藤刑事が去った後、令子姉さんから指令。テープじゃないので自爆しないのが残念ですが、ひょっとしたらあのメモが・・・(するか)
ともかく、ここで頼るべきが真司君だけとは情けない限りな令子姉さん、あの骨董屋の加賀について調べるように指示。
久しぶりにモンスター抜きの仕事か
と感慨に耽ってバイクに乗る真司君。

■ 蟹の心を持つ男

仮面ライダーシー・ザー・ス〜♪

青い海からやってきて 緑の戦士に倒される
赤い龍騎を蹴散らして 銀のナイトに爪振るう
それはそれはそれは 蟹の心を持つ男
龍騎を 騎士を ライダーを
ハサミの腕で倒す、ハサミをつけた腕で
らーいだー らーいだー キャーンサー・ライダー
仮面ライダーシー・ザー・ス〜♪

くだんねーことやってねーで続き書け続き。

バイクを駆る真司君は、モンスターの気配を察知。ほらほら、ボルキャンサーが脚のグンバツな由希ちゃんを襲うぞ!急げ真司!キレイな脚を持つ女性を救う為に!(脚しか見とらんのか貴様)

ミラーワールドに引き込まれそうな女性を助け(女性はおそらく気絶)、逃げたボルキャンサーを追うべく変身ライドシューター移動→ジャンプからの「俺を踏み台にした!?」が一気に流れます(最後のは何やコラ)
そして「SWORD VENT」。直後からボルキャンサーが動いた為、モンスター達はライダーがカード装填するのを律義に待っていることが明白になりました。良い奴じゃん。

さてしかし、龍騎の剣はボルキャンサーに文字どおり刃が立ちません。「あれ?」は良かったな真司君(笑)。
で、ボルキャンサーに吹っ飛ばされた龍騎は、接近してくるライドシューターを発見。ナイトか?いや、降りてきたのは一見して蟹ベースとわかるライダー。
ははあ、こいつも同じ仮面ライダーで、モンスターを倒す為にやってきたんだな、と真司は能天気に思いました。ので、
ああ、あんたもモンスターを?
とフレンドリーに語り掛けたんですが、相手はいきなり龍騎を殴り付けます!おおっご無体な!?といったところで龍騎ソーセージを買いに行こう。

■ 速やかな撤退

CM明け、龍騎と戦う謎のライダーは、何の躊躇も無く龍騎を襲う。龍騎に戦う意志は全くなく防戦一方だが、二対一ではいずれ結末は見えていた。そう、そういう窮地に駆けつけるのがナイトのお役目。薔薇の花は飛ばしません。

ここでナイトが説明台詞。そう、蓮はこいつが「仮面ライダーシザース」であると知ってました。そして、ライダーだから戦え、と。真司はそこんとこがどうもわかんねーんですよね。
しかし、シザースとか言う奴も馬鹿じゃない。相手が二人だということで早々に退却。退き際の判断もそこそこある奴ってこと。

で、変身解いて現実世界。こちらでもがさっさと撤退。撤退というより撤収か。完全においていかれてる真司が良いな。

■ 骨董屋

しかし、実はは単に撤収したわけじゃない。向かった先は令子姉さんが襲われた骨董屋。蓮は、失踪状態のその店の主人・加賀友之がシザースではないか、と考えているわけです。その名を聞いた真司君は、令子姉さんに言われた名前と一致することに驚きます。
更にシザースと戦うと言う蓮は、
わかったら帰れ。
 お前にはライダーとの闘いは無理だ。

と真司に言いますが、逆に「仕掛けてるのはお前じゃないのか」と問い詰められます。的を完全に外してるっぽいのがいいよな。
で、戦いを回避しようと、シザースと話し合いによる和解を望んで真司は店内に。蓮も「あの、馬鹿が」と呆れ顔。

中に入った真司は、ボルキャンサーが潜んでいるのをハッキリ感じ取り、近くに居るであろうシザースに話し掛けます。しかし、そこに須藤刑事が乱入。既に事件の調査に入っている為、無関係な人間が出入りするのを嫌っているようです。だからって随分な態度に見えますけど。
真司は去り際、店内に名刺を置いていきます。

■ 真司と蓮

バイクで社に戻ろうとする真司の前に、蓮が立ちはだかります。真司は仮面ライダーになるべき人間ではなかった、とつくづく思ったそうです。それだけか(笑)。
ここで、この世界での「仮面ライダー」について語られます。ご存知の通り、私たちが良く知っている「仮面ライダー」と蓮が語る「仮面ライダー」とは違っています。
蓮は、神崎士郎に近づく為に戦い続けているらしいんですが、ならどうして神崎士郎に近づこうとするのか。色々語られないことばっかりです。そもそも蓮はあの通り、人にものを教えたりしたがらない人間ですけど、そこで止められたら逆に興味を示すだろう事を考えないかね(笑)。
特に真司は一応ジャーナリスト志望ですし、興味を持ったら首を突っ込む性格なのは蓮も知ってる筈。なんか、わざとやってるのかもね。

迂闊なことはするな。死にたくなかったらな。
そう言って去っていく蓮ですが、真司の存在自体が迂闊なのにはまだ気づいてないようです。フッ、お前も十分迂闊じゃないか。

■ 謎の男・シザース

さておそらくその日の夜。寝ようとする真司君にシザースから電話が。わざわざ非通知設定で(笑)。
このやりとり、どこかで似た様なのを聞いた事がありますね。いや、よくあるパターンなのは重々承知ですが・・・。そう、グラサンといい、ね。

しかし、真司君もなんだかな。相手を疑うって事を知らない(蓮除く)のは真司君の特徴かもしれないけど、仮にも命を狙っていた相手に自分たちのことをベラベラ喋ったりして(本編では明確になってないけど)・・・おまけにどうやらシザースのことは一切聞き出せなかったみたいだし(というか全く聞こうともしなかっただろう)、人が良いというかなんというか。
ほら、ボルキャンサーと目配せなんかしちゃってるし・・・あーもー真司君ってばしょーがねーなー。

■ 襲われた蓮

真司が意気揚々と出発するのと同じように、蓮も行動を起こしています。こちらは目的が見えませんが・・・それよりもどこだろう、あそこ。蓮の自宅か?

その蓮ですが、バイクを駆っていると突然モンスターの気配。停止する間も無く、ボルキャンサーの体当たりを受けて体勢を大きく崩します。そこを狙ったかのようにトラックが・・・蓮絶体絶命!?

・・・っつーか、ボルキャンサーがぶつかろうとした時、蓮が対向車線側を走っていたのはナイショだし、減速しないトラック野郎も異常だし、なんだかんだで蓮は急発進でそれを避けたが無理な態勢からの急制動も祟って転倒。ボルキャンサーの打撃もあって結構ヘロヘロ。
なんで俺のことがわかったんだ・・・?
予想ついてるだろうがお前も。

■ どこぞの廃工場

よく探せば、サイクロン号とかキョーダインなどが見つけられるかもしれません。(希望的観測)

シザースとの待ち合わせ場所は廃工場。上には宙吊り状態のコンテナもあり、危険な雰囲気バリバリ。明らかにトラップなその宙吊りコンテナの真下当たりに真司君が差し掛かると同時に、お約束通りにワイヤーが切れてコンテナ垂直落下。真司君はどうなったのか・・・?
・・・これで潰れてたら番組終了するだろうが馬鹿野郎。

コンテナに近づくシザース・・・そこに龍騎が登場。近くにあった鏡で変身できたのです。「なるほど。」と素直に感心しつつも「STRIKE VENT」で武器装備。あ、シザースのバイザーってオートなんだ・・・いいなあ。龍騎もナイトもマニュアルなのに・・・高性能だ(今時あの程度がオートで出来たくらいで高性能も無いが)

シザースの猛攻をかろうじて避けつつ、龍騎は「GUARD VENT」でを装備。シザースに止めるように呼びかけますが馬耳東風。遂には盾も弾き飛ばされ、みずからも吹っ飛ばされてもー絶体絶命。

■ 猟奇な世界

一方、立ち直ったは例の骨董屋に。ちゃんと手に血糊がついてる辺りがリアル。
店内を物色していると、令子姉さんが粉々にしたの跡に目が行きます。その鏡の裏側、補修の跡が見られるのです。完全に鏡を取り除くと、その補修の跡はかなり大きなものに・・・。蓮はそこを壊し始めます。すると、眼鏡がまず落ちてきました。眼鏡・・・蓮が手にしていた、加賀友之も、眼鏡をしていた。更に壊していくと、今度は右手が・・・!うおっ、猟奇殺人か!?

そう、この段階で蓮は、加賀がシザースではないことを知ります。知るというか推測します。でもおそらくそれは当たりだから問題なし。しかし、そうするとあのシザースは一体・・・?

■ 散々

龍騎にカメラを戻すと、フラフラながらも立ち上がる龍騎の姿が。しかし、シザースの武器が大きく振りかぶられ、龍騎を盛大にぶっ飛ばします!はい、締め!


■ その他雑感

刑事・須藤雅史役の木村剛氏は友情出演となっています。どの友情だと思ったら、どうやら優衣役の杉山彩乃と同じ事務所の模様。納得。

突然眼帯で驚いたよ、令子姉さん。急遽そのシーンを追加したって話です。でも、わざわざその為に他を削るだろうか。あそこには元々、真司が令子を気遣う台詞があったんじゃないか、と。いずれにしてもどうでもいいけどね。

ああ・・・子犬にナイス脚の由希ちゃん・・・それだけで今回満足(コラコラ)。もしこれが組み合わさってたら、と思うと・・・
スカートでなくてスパッツなんかでもオッケー!子犬を連れてつったかたー♪
ぶはっ!(吐血)
【馬鹿は死んでも治りません】

うーん、最近の女の子はみんな脚がきれいだねえ。見てると嬉しくなるよ。(変態か貴様)


■■■ 次 回 ■■■

さて!
窮地に立たされた龍騎はどう救出されるのか?そして、優衣に忍び寄る謎の男の魔の手!
変身する須藤刑事、謎のアファームド(笑)、なんだその姿は龍騎。
こういう次回予告見ちゃうと、須藤刑事がアファームドって少し期待しちゃうんだけど、あいつ友情出演だから次回で終わりなんだろうな。じゃあ、ベッタベタにシザースってことになるけど・・・あ、明記してるし(笑)。あーあ。
っつーか、ベタな展開になりそうだけど、見せ方一つでのめり込んじゃうし、楽しみにしておこう。
次回「その名はアファー(削除)」
・・・いや、どー見てもアンタ(笑)

【 龍騎第6話『謎のライダー』 】

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