龍騎第10話『ナイトの危機』
(2002/4/7)

ゾルダとナイトの戦いは時間切れで決着つかず。秀一は蓮の「青臭さ」に嫌悪感をあらわにして去っていく。

真司が仮面ライダーであることを知った秀一は、真司が不利になる証拠を揃え始めた。しかしこれは令子達に詰め寄られて未然に防がれた。その現場に居合わせた少女・ゆかり。実は彼女の父が奈々子誘拐犯だったのである。

ゆかりの母は病気で、手術に莫大な費用がかかる。それを知った秀一は、その費用の肩代わりを病院側に申し出る。
感謝するゆかりと一緒のところを真司達に見つかった秀一は、それを曲解した蓮と、裏切られたと感じた真司に責められる。だが、ゆかりの「先生をいじめないで!」の叫びに止められる。

車で去る秀一を追うゆかりは、ワイルドボーダーに襲われるが、真司と蓮に助けられる。変身した二人はワイルドボーダーと戦うが、そこをゾルダの「FINAL VENT」が襲う!凄まじい破壊力の余波を受けた二人に、「お前達の望み通り、二度と会うことはない」と言い残して去っていくゾルダ。


■ ナイトVSゾルダ

二人の戦いは、間接攻撃を得手とするゾルダが圧倒していた。ナイトも「TRICK VENT」や「NASTY VENT」を駆使して自分の得意な間合いに詰め寄るが、そこまでで二人の外殻が粒子化しはじめた。
時間切れか・・・(ナイト)
フン(ゾルダ)

色々と凝ってたんだけど、ナイトが一方的にやられてただけなのがちょっとな(笑)。しかしまあ、「」と「」では得意間合いがな。
しかし・・・「TRICK VENT」って、通常は実体が無いのか。都合の良い時だけ実体化する・・・卑怯な技だな、うん。

っつーか、ワイルドボーダーそっちのけかよ(笑)。
「お?なんちゅーか、俺、シカト?
って拗ねてそうで想像するだに可愛い(腐)。

■ 「青臭い」

ライダー同士は共存できない
そう語る秀一は、どうしてが真司と一緒に居るのか、何の為に戦うのかを問う。だが蓮は答えずにその問いを秀一に投げかける。
永遠の命
秀一はそう即答する。自分の為だけに戦う、と。そう言って秀一は立ち去っていく。

秀一の容赦の無い台詞の数々が、イチイチ私に訴えかけました。そう、蓮って何か言行不一致なんだよな。ホントに「友達ゴッコ」ってわけでもないんだろうけど・・・
この辺りの「青臭さ」、蓮にも自覚はあるみたい。

このシーンでの一番はやはり、蓮のペア・リングをみた秀一が、それで蓮の「戦う理由」の見当をつけ、ホントに吐き捨てるように言った台詞。
ホント青臭いねえ!
嫌悪感もあらわにしてるところから、心底からそう思ってるのは間違い無い。秀一の考え方の一端が見えます。

■ 花鶏

花鶏に戻ったは、優衣に「城戸を助けたいんなら、弁護士を代えた方が良い」と言い、北岡秀一が仮面ライダーであることを告げる。

ババアが良い。「(真司と蓮の事を言って)アンタ(優衣)の友達にはロクなのがいないね」って・・・笑わせてくれるよこのババア。
いい加減なババアとは思ってたが、ホントにいい加減。ここまで徹底すると逆に面白い

■ 秀一の接見

秀一は真司の接見にやってきていた。「3000万がお前のものだったら、何に使う?」と砕けた様子で訪ねる秀一に、つい気軽に答える真司。秀一のテープレコーダーは廻り続けていた。

ここでは実に素直に本音を吐露する真司君が秀逸。そりゃまあ、それだけの大金を掴んだら、手に入れたいものは次々でてくるわいな。でも、それは犯行動機に繋がっちゃうんだよね。それが欲しい為に・・・って。
ま、物事を深く考えないで額面通りに受け取る真司君らしさ、ってことか。

■ ゆかりのお礼

北岡の事務所を、ゆかりが再び訪ねてきた。すまなそうにする吾郎に、ゆかりは折鶴を差し出す。昨日、吾郎がくれたキャンディのお礼と言って・・・

数少ないゆかりちゃんの台詞ぅぅ〜。
しかしなるほど、吾郎ちゃんはこういう「情に訴えかける行為」に弱いんだね。ま、あんなのされたら回路ショートさせちまうのも無理はない(貴様だけや)
いや、なんでって・・・深く詮索せんといてや(誰でも察するわどボケカス)

■ 借金未返済な男

真司の元を訪ねた優衣は、秀一が真司を陥れようとしていると説明する。蓮がそうさせているのでは、と疑う真司を優衣がたしなめる。だが、蓮が真司を助けようとするのは未返済の借金の為だった。

いや、ホントに蓮がその理由だけで動いてるとは思わないけど(笑)、ここまで見てると、蓮ってホントにそれだけかもな、って思える(笑)。

今回は「蓮の借金返済の督促(笑)」がお笑いポイント。
5万が8万、8万が10万
油売りかよお前は
なんてやりとりはありませんが(なら書くなよ)、いちいち蓮に突っかかる真司君と、このやりとりが始まってから「呆れてものも言えなくなった」優衣ちゃん。いやー、いい構図だ(笑)。

■ OREジャーナル

令子の元に(多分)優衣から電話が入る。北岡弁護士を解任したいという話だが、令子は全く状況が分からない。事情を聞きに外出する令子。

大久保兄ィは前回から机拭きばかり。潔癖症か?その割に会社にトランクス置いてるのはどういう理屈だ。それ以前に説明台詞ばっかりじゃん。なんか扱い悪くなったぞ秀一が出てきてから

■ 北岡の秘密

退院する奈々子。その病院で、「不治の病におかされた男」と出会う。その男とは、北岡秀一。

しかし、ぬいぐるみにお礼言われても困ったろうな、あの看護婦さん(笑)。
で、前の視界がおそらく確保できてない状態で秀一にぶつかったのは、誰が見ても奈々子ちゃんが悪いよ。尤も、無視して立ち去る秀一も感じ悪いけど。

このシーンのメインは、看護婦さんによる秀一の病状解説。
それによると、どうも秀一「もうじき死んでしまう不治の病」におかされているらしい。秀一はそれを受け入れて生活している。これだけでも凄いね。
私としては、それを秀一が知らされた時期と、神崎士郎が秀一に接触してきた時期とに因果関係があるのか気になる。多分あんま関係ない。

■ 北岡の解任

北岡の事務所で、秀一に詰め寄る令子・蓮・優衣。真司の証言から、秀一が真司を陥れようとしている事が判明、依頼主からも解任宣告を受ける。また、真司に不利な証言を録音したテープも取り上げる優衣。

まずはが「クビ」と解任宣告。次に優衣テープを渡すようにと詰め寄るも、秀一すっとぼけ。時に、優衣ちゃんは相変わらずな口調がどうにも緊張感を削ぐな。いいけど。

最後に令子姉さん。何気に「脅迫」してる気がするが、仮にも報道機関だろ?ええんかあんな態度・・・。こんなとこまで現実世界を投影させなくても良いのに・・・。

■ 少女の語った真実

階上に上がった秀一は、そこに昨日依頼に来た少女が居る事に気づき、追い出そうとする。蓮達がそれを止め、少女を連れて外に。

感情的になってる秀一がかなり良いです。そしてそのお相手は蓮。この二人のやり取りも、台詞が少ない割にかなり良い。良いけど、いささかくどいかな。

ゆかりちゃん、どういうわけか吾郎ちゃんにしか話し掛けない。吾郎ちゃんにだけは心を許してるんだね。それは吾郎ちゃんの優しさが伝わったからだし、吾郎ちゃん正直優しいと思うし。カッコイイし。満点パパ(パパ?)

この少女・ゆかりは、女の人を誘拐したが帰ってこない父を案じ、父を助けて欲しいと依頼に来ていた。令子はゆかりに、真司を釈放する為の証言をさせようとする。

このゆかりちゃんの父親が真犯人だったわけか。で、これがまたワケアリ。
なんでも、OREジャーナルの記事が元で職を失ったとか。
しかし令子姉さんは「それがどうした私のせいじゃないわ」という態度でシカト。ゆかりちゃんには、真司を助ける為に証言しなさいという態度で話し掛ける。悪女だ。
今の家庭の状況で、あの子がどんな想いでいるだろうか。令子姉さんはそんなことは知ったこっちゃ無いと、
「テメェの親父のせいでウチの人間が迷惑してんだよ。
 犯人のガキなら責任取れや」
といった態度でゆかりと対する。
・・・っつーかそんな感じにしか見えない時点で俺が駄目

しかし・・・
OREジャーナルみたいな弱小会社に、そこまで影響力があるとは思えんが・・・

■ 真司、容疑確定!?

真司の元を、退院した奈々子大久保がやってきた。犯人に関する記憶が全く無い奈々子は、右腕を痛がる真司を見て、自分が犯人の右腕に噛み付いた事を思い出す。しかし真司の腕の怪我は打撲傷。真司に対する疑惑はこれで一気に薄らいだ。

退院した奈々子を、ぶすっと出迎える真司君が印象的(笑)。

っつーか奈々子ちゃん、あんたが噛んだの「右腕」じゃなくて「右手」だろうが。馬鹿かこいつは。いやそれは最初から知ってるけど。
しかし、たったそれだけで真司イコール犯人って確信しちゃうなんて・・・酷い、酷すぎるよアンタ達。

■ 真司、釈放

島田奈々子の証言、そして、ゆかりの証言により、真司は晴れて無罪放免、釈放となった。真司はゆかりにお礼を言いたいと言い出し、ゆかりの母が入院している病院へ。

ここは、蓮のゆかりちゃん評。
まだ子供なのに大したもんだ。
 お前なんかよりよっぽどしっかりしてる。

■ 北岡の弱さ

近くのカフェにいる吾郎とゆかりの元に秀一がやってくる。

うーん・・・えらく怪しい構図だ。吾郎ちゃんゆかりちゃんのデート(違う)
で、吾郎ちゃん取られまいとヤキモキしてる秀一(だから違うっての)
しかし二人の意志は頑なで、神父の前へ(神父って何や)

いや・・・まあいいとして(よくねえ)
秀一って、単に子供が苦手なんだろう。どうしても強気に出られない相手、そんな感じに見えた。吾郎ちゃんがゆかりちゃんの言葉として「あんたはバカだ、サイテー」って伝えた時、
「それ、ホントにこの子がいってんの?
 吾郎ちゃんが言ってんじゃないの?
と少し動揺を見せたとこなんか特に。

ゆかりちゃんを送っていこう、という秀一に、吾郎ちゃんは行き先を「病院」と告げる。怪訝に思う秀一に吾郎は、ゆかりの母が入院している事を告げる。

やはり「不治の病」だからこそ、そういう境遇の人には心が動くのだろうか?これまで見せた事の無い、人間的な感情の動きが、その表情に出ています。

■ 病院

母を見舞うゆかり、そして吾郎・秀一。ゆかりの母の治療には、莫大な費用のかかる手術が必要だった。秀一は、その費用を肩代わりする。

なんか、病室に入らずに背を向けたままの秀一が可愛いな。で、
「何が千羽鶴だ。十羽鶴じゃないか。
なんてつまらない事に口出しして、自分の気持ちを押さえようと必死なとこなんか、今まで見せた秀一とは違うよな。
そして看護婦を呼び止めて・・・実は具体的な「肩代わり」は描かれないんですが、わかっちゃうよね。吾郎ちゃんも、秀一のそうした一面を知ってるから一緒に居るのかもね。真意はわかんないけど。

■ 「先生をいじめないで!」

駐車場、去ろうとする秀一に感謝の言葉をかけるゆかり(吾郎が代弁←笑)

ここ、吾郎ちゃんの笑顔が良い。
また、吾郎ちゃんの「先生でしょ?費用出してくれたの」って台詞に対する秀一の態度なんか、照れちゃってもーかーわーいーいー♪(腐)

そこに蓮と真司達がやってきて、その取り合わせを曲解して秀一に突っかかるが、ゆかりの「やめて!先生をいじめないで!」という叫びで動きを止められる。秀一はゆっくり、その場を離れていく。

うーん・・・よ、さすがにいきなりそれはないぞ。お前、真司化してないか?
そりゃまあともかく、秀一と蓮のやりとりは、やはり今回の中でも秀逸。おまけに、あの秀一が憎まれ口も叩かないで黙って去っていったのは印象的。

■ ワイルドボーダー始末記

秀一の車を追って駆け出すゆかり。それを襲うワイルドボーダー。ゆかりを追った蓮と真司がそれを阻み、変身してミラーワールドへ。

なんつーか、ワイルドボーダーアンノウンに思えた。なんでわざわざゆかりちゃん?ってね。今まで無差別風だったのに。・・・あ、まだ前作の気分が抜けてないのかあの馬鹿

ビーム兵器で龍騎ナイトを圧倒するワイルドボーダー。そこに、ゾルダの「FINAL VENT」が炸裂する。その威力はワイルドボーダーのみならず、龍騎・ナイトをも巻き込む。
お前達の望み通り、二度と会うことはない
ゾルダはそう言い残し、去っていく・・・。

前回の予告、ワイルドボーダーだったんだ(笑)。
このバトルシーンでは、勿論ゾルダの「FINAL VENT」が最大の見せ場。おかげで、龍騎とナイトを相手にしてなお圧倒していたワイルドボーダーの影が霞んだのは残念。おまけに杖も持たんと爆死したし・・・あ、止まったから死んだんだな(笑)

ナイトの空中クルリンはなかなか面白い見せ方。着地失敗するのもまた楽し。龍騎は・・・見せ場なかったね(笑)

さてそのゾルダの「FINAL VENT」、実は「ADVENT」でマグナギガを呼び出してないと使えないらしい(笑)。
そのマグナギガ、登場がなかなか良い。ホバーパイルダーが飛んで来そうだったが、杞憂に終わって良かった様な残念な様な(何故「残念」か)
その「FINAL VENT」ですが・・・
うわーすげー!なんじゃこいつはー!
ってのが正直な感想。
その弾幕エフェクトとか、周囲の被害の凄まじさが半端じゃない。ただただ圧巻。

で、ゾルダの最後の台詞・・・秀一はこれでどっかにいっちゃうってわけでしょうか?事務所たたんでバカンスとか?
相手が死んだと思ってたなら、言葉も無く去っていくだろうし・・・それとも、秀一はゾルダに変身するのを止めるのか?

なんていう具合で引き。「ゾルダ編」はひとまず幕、ってとこでしょうか?


■ 雑感まとめ
■ 不治の病・秀一

なんてゆーか、モロにベタな設定で来たな(笑)。「不治の病」で「永遠の命」・・・いや、いいんだけどね。

今回は秀一の感情的な部分が前面に押し出されてました。とりわけ、冒頭の「ホント青臭いねえ!」は、秀一のキャラを決定付けようとしてるっぽい。
その癖、子供嫌いとか言っといて、ただ子供が苦手なだけっぽいのも秀一っぽさなのか?

今回の引きで、暫く出番が無くなるのかどうかよくわかんないけど、どうなの?

■ クールで優しい・吾郎

なんつーか、優しいよな吾郎ちゃん。単に(以下不穏当につき削除)

ぶるぶるぶる、縁起でもねぇ上に他人事じゃねぇ(余計な事書くな)

ちょっともの憂げな表情とか、笑顔とかが、登場当初には想像もしなかった方向に向かってて結構意外。その方がきっとウケがいいんだろうな。そーゆー魂胆は嫌い(シチュエーションはええんかコラ)

■ 不思議な魅力・ゆかり

確かに可愛い。可愛いだけでなく、「無言の演技」がなかなか様になってた。勿論、数少ない台詞もバッチリ決めて、もうね、他のレギュラー連中も少しは見習えと言うしか。特にボブショート。

気になるのは、吾郎ちゃんを介する事でしか発言しない点。多分、今の家庭状況が大きく影響してるんだとは思うけど、ちょっとやりすぎかな?最後の台詞を引き立てる為だけの設定な気がするよ(削除)

も一つ気になるのが、警察ではどう証言したんだろう。吾郎ちゃん付きってのも良いな(笑)

■ 止まったら死んだワイルドボーダー

ホントにそうなっちゃったな(笑)

しかし、ビーム砲乱射・・・こんなんワイビーちゃん(?)ちゃうわーッ!
(がらがっしゃん)←例によって血の暴走

でも、ちゃんと突進系だったので安心。
戦隊物みたいに「ばんがおーっ、ずどどどどど」みたいな映像だったら、きっと可愛かっただろうなぁ。ホントに、戦隊系で暴れて欲しいキャラだった・・・。

■ キャラ豹変?・蓮

まだ蓮の「戦う理由」は描かれてませんが、秀一はペア・リングで察したみたいです。これもベタな理由なんでしょう。その辺りは次回以降に持ち越し。

ここ数話、厳密に言えば「秀一が出てきてからの話」で、蓮のイメージが随分変わっちゃったな。あくまで私の主観ですが、こう、某北條センセ混ざってるような。
蓮って、真司みたいな「青臭いガキ」をあしらうクールさと、情け容赦の無い非情さを持った、ちょっとヒールなキャラだと思ってたんだけど・・・どうしたんだろう(削除)

■ 今回もお情け程度・真司

相変わらずヘッポコぶりが微笑ましい真司。ただ、主人公があれでは、番組としてちょっとなあ・・・(苦笑)。
なんか、親近感は湧くんだけど、一人のヒーローと呼ぶにはまだ未熟すぎ。以前は「ヘッポコなままで・・・」って思ってたけど、もうそれは撤回したくなった。ちょっと頼りなさ過ぎ。今回の活躍も「オマケ」だし。

■ 報道機関至高主義者・令子

なんつーか、「秀一が出てきた話」からこの女、すげーバカになった気がするんだけど・・・どうなんだろうね井(削除)

■ っつーか

なんで主人公が下の方やねん。いくら話がそういうことやかて、ええ加減にせなあかんのんとちゃうんか(削除)←こればっか


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回は、ゾルダの絶大破壊攻撃の余波でどうやら一時的な記憶喪失に陥ってしまったの過去話っぽい。蓮の女(もしくは姉・妹)の初登場ながらも出さなそうでロボコン0点
そして、アドベントカードを手にした腐れ中年。どうも、蓮の過去に関わる・・・のかどうだかわからんが、あんな奴にだけはライダーになってもらいたくない。
・・・他は何かあったっけ?無いか。
次回「紡がれる過去」・・・ベタ過ぎ。それはいつもか。
っつーか、公式のサブタイトル、何これ?

【 龍騎第11話『謎の無人電車』 】

トップ > 仮面ライダー龍騎 エピソード一覧