冒頭、ゾルダとマグナギガの石破ラ(以下削除)
・・・もとい、「FINAL VENT」が炸裂して吹っ飛ぶワイビー♪と龍騎・ナイト。ゾルダのお別れの台詞までは前回の使いまわし。
そこから映像は、二人に駆け寄る優衣ちゃんに。どうも現実世界に戻ったようです。
ヘロヘロながらどうにか戻ってきた蓮と真司君。見た目、蓮の方がダメージでかそう。
「あいつ、最悪に強いよ・・・」
真司君らしい台詞で実感が伝わるね。
漸く起き上がった蓮は、何故か二人を無視してどこかに行こうとします。優衣ちゃんが呼び止めて漸く振り向くんですが、
「お前達・・・誰だ」
「は?」
あっけにとられる真司君がナイス。そこで蓮が苦しみだし、駆け寄る真司君。真司に抱きかかえられつつ、何かを思い出そうとしている蓮のアップでOP突入。
しかし・・・OPの出演者クレジット、随分多かったな。何だろう?
OP、CM明けは《花鶏》二階のベッドで寝ている蓮。医者の診断は一時的記憶障害で、すぐ元に戻るらしい。チッ(←?)
心配してる風を装うババアは相変わらずな口調で、
「あの子はね、畳の上じゃ死ねないね」
と蓮を評する。
勘だけで人を判断するテメェの方が悪質だよ。だんだんあの台詞を聞くのが腹立たしくなってきた。
朝食を蓮の元に運ぶ優衣ちゃんでしたが、二階はもぬけ。そうと聞いた真司君、バイクで出かけようとしてる蓮を発見、どうにか止めようとしますが、蓮の性格は変わってない為どうにもなりゃしません(笑)。
「勝手にしろ!・・・ってなわけにもいかねぇか」
放っておく事も出来ない真司君は、そのあとを追います。
良い奴ではあるんだけどね・・・。真司君の魅力は、こういうとこなんだよな。
「バカだけど良い奴」
・・・っつーか、どーやって外に出たんだ、蓮(笑)
一方の優衣ちゃんは、このまま戦いが続けば二人とも死んでしまう、と思い、兄・神崎士郎が企んだ「世界征服はまず練馬から」計画の全貌を・・・
は?
違う?
だって、マッドサイエンティストの考える事は全国共通でしょ?かのア×ュラ男爵やプロフェッサーラ△ドウも夢見て頓挫したという、遠大な計画にして垂涎の(以下削除)
馬鹿は放置して先にいく(お前だ馬鹿者)
蓮のあやふやな記憶は残念ながらモザイク処理ではなくくもりガラス処理。さすがに局部モザイクはまずかったか(誰が局部にかけたか痴れ者)
で、《花鶏》はババアを残して晴れて開店。まー来るわ来るわ客が。そんな繁盛する店かよ。
さて場面は無関係者立入オッケー領域に。何やら秀一のプロフィールを睨み付けてる令子姉さん。その目の前に手をかざして「生きてます」と兄ィに報告する奈々子ちゃん。笑える。
しかし・・・令子姉さん、こわい。
マスコミを暴力に使う奴って、こーゆー手合いなんだろーな。はっきり言って犯罪者だよ。ま、今回の事は秀一が人間的にも問題あったからなあ(笑)
で、パソ上で秀一データをブラックリストにダストシュート。「ごーん」って効果音は・・・パソから鳴ったんでしょうか(笑)。だったら嬉しいけどなあ。
「終わったな、北岡秀一」
って奈々子ちゃんも味わい深い。
しかし・・・「あったかくなる話」で「名前も名乗らず手術代を寄付した人」を持ち出すなんて・・・令子姉さん、真相知ったらどーするんだろー。
・・・。
なかった事にする、に100ゾルダ。うわ凶悪。
今回の話のサブタイトルはここからネタ出し。
とあるJR電車。ヘッドフォンからシャカシャカやかましい音を出す、きったねーヒゲ面の馬鹿と、それを気にしながらも「ま、いっか」とシカトしつつ座って本を読む青年。
ふと、何かが落ちたような音にその青年が顔を上げると、さっきまで居たその馬鹿面がいない。だけじゃなく、そいつが居た車両が空っぽに・・・!うわおトワイライトゾーン。
っちゅーか、シャカシャカうるさい奴ってさ、耳遠いの?私も以前、他人に聞こえる音量を試してみたけど、数秒も耐えられんほどうるさかったよ。
故に、そーゆー奴は健康診断の聴覚検査で要再検査になってるんだろうな、と思ってる。その癖、補聴器とか使わないんだからわっかんねー奴等だよな。
それとも、安物のは簡単に漏れるのか?っつーかどんなやねんそれ。
・・・こんなの見出しにするなよ、ただでさえヤベーんだから(お前の頭の方がヤベーよ)
場面は蓮と真司君を追います。路肩にバイク止めてどっかに行く蓮を、同様にして追う真司君。違法駐車ちゃうんか、アレ。
で、蓮の向かったのは、なんか胡散臭そうなとこ。しかも、蓮にチンピラ(断言)が詰め寄ってくる。どうも一年前の蓮を知ってるらしいけど、単にビリヤード勝負をふっかけたら、蓮はそれをシカトして去っていった、らしい。
・・・っつーかアンタ、一年もご執心かよ(笑)
今回もシカトぶっこいて去る蓮を、そうはいくかと止めるゴロツキ(断言)。そこに真司が割って入って、自分が代わりに勝負すると言い出す。しかし・・・
「この棒で突ついて、穴に入れるんでしたっけ」
といいつつ、キュー逆持ちだし穴突くし。そりゃ見出しみたいに怒鳴られても仕方ないよ(笑)
っつーか、玉まで台詞に入ってなくて良かったよ(何がだこのボケ)
さてその蓮、真司君が注意を引いてくれたお陰で無事脱出。歩道橋で真司君が追いつきましたが、その二人の目の前に
「久しぶりだな秋山!いつかの借り返させろ!」
とどサンピン(?)が通せんぼ。
・・・通せんぼって書くと、なんか可愛いな(笑)
そういう連中の事を蓮はこう真司君に説明。
「あーゆーのが向こうから勝手に仕掛けて来るんだ。
相手にする価値もないがな。」
「そーゆーのをケンカ腰ってゆーんじゃないの!?」
真司君、的確な解説ありがとう。
っつーか・・・まあ、蓮の今までの言動見てりゃ、「あーゆーの」が仕掛けてくるのもわかる気もするけどな(笑)。
CM明け、OREジャーナルに、電車の青年からメール。警察は信じてくれないとか。そりゃそうだろ。
「ほんのチョットの間に、隣の車両の人が全員消えた」
なんて、どこかに入院させられそうなこと言っても。
しかしOREジャーナルは違います!新規購読者獲得の為、会社存続の為、我が社の金庫を守る為、いやゲフゲフォ!(吐血)
【只今近辺を、ケチなギャリソン時田的執事が通過】
【ついでに近場の公園が真っ二つ】
いや失敬失敬。
ともかくOREジャーナルなら、「奈良公園のボス鹿ナッシーが謎の失踪!?」なんてのもトップ記事(なんだ鹿のボスって)。
しかし、そういう取材に適任の真司君はお休み。兄ィは令子姉さんに懇願。でも姉さん、こういうの嫌いなんだよな。
・・・っつーか、真司君ってどういう勤務体系?
さて、CM前にタクシーで清明院大学校門前に乗り付けた優衣ちゃんが、総務課のおっさんから兄のことを聞き出そうと掛け合うシーンに切り替わります。
しかし、このおっさんも味わい深いなあ。いい配役するじゃねーか。
でも、どうやら大学側は神崎士郎には触れて欲しくないらしい。神崎士郎に関わった人の事を聞いても
「退職なされたり、まあ、色々と・・・」
なんだ「色々」って。
ますます胡散臭くなった辺りで、おっさんお約束気味に撤退して優衣ちゃんを拒絶。
ふむーん、蓮の事といい、神崎士郎といい、展開が楽しみだねえ。
こちらは蓮と真司君。
「覚えてる場所をテキトーに訪ね歩いてもしょうがない」
と、蓮を心配して言う真司君。やっぱこいつは良い奴だよ。そこで蓮がまた突然苦しみ出して、来た道を戻っていく。
そう、ここが今回のベスト!
「何でそんなに焦ってんだよ」(真司)
「・・・俺には行かなきゃいけないところがある筈なんだ!
どうしても思い出さなきゃいけない事がな。」(蓮)
くほっ
カッコイイぜ蓮!なんだかわかんねーけど理屈じゃねーよなこーゆーのは。
そんで、そんな蓮を放っておけなくてついていく真司君もなんかカッコイイ。
しかし、何気に「さっきから絡まれてばっかだし」って台詞が笑えたな。蓮、お前一体どんな生活しとったんや。
で、蓮がたどり着いた先は、またしても怪しげな雰囲気ムンムンな裏街道ってカンジ(笑)。
「こんなとこ歩いてたら、また変なのくるぞ」
と真司君が蓮に話し掛けてる最中に、背後にはその「ヘンなの」が(笑)
「久しぶりだな、秋山」(ヘンなの)
「ほらあ〜っ」
真司君の反応がよかったな(笑)。
しかし蓮は、なんか今までとは少し違った反応。あの、できそこないジャック・ターナーに見覚えでもあるんでしょうか。
なんて勘ぐってたら真司君が韋駄天級に蓮を引っ張って脱兎。逃げ足だけは天下一品だなおい(笑)
一方こちらは渋々「無人車両」を取材に来た令子姉さん。胸元がセクシーっぽい装束で、JR(副都心線だっけ?)に乗り込んできたんですが、その目の前に確かに「誰も居ない車両」が!胡散臭がってた令子姉さんもこれにはビックリ。
しかし、その車両に入っていくと、そこにはなんとも汚らしい格好でぶつぶつ独り言を呟いて倒れているキショいおっさんが居た。入ってこようとしたハゲとブスも、そのキショさに後退。
「無人車両ってまさか、こんなオチ?」
令子姉さんの「うんざりしたような顔」がナイス。
おっさんに「大丈夫ですか?」と話し掛ける令子姉さんでしたが、
「わ た し の せ い じゃ な い ん だ・・・」
と呟くおっさんに「はい?」と困惑。
このおっさん、駅に到着すると、「逃げないと・・・」とよろよろと立ち上がって降りていく。
「笑い話にもならないわね」
と電車で帰路につく令子姉さん。隣の車両のバカ笑い女子高生三人組を気にしながらも、鞄から何かを取り出そうとしてます。しかしその途中で、けたたましい騒音公害がぱったり止んでしまいます。見れば、隣の車両に人が居ない!
「そんな・・・!」
愕然とする令子姉さん。おお、なんか面白くなってきたぞ?
こちらは大学の図書室で兄の事を調べまわっている優衣ちゃん。兄の名前を検索してもヒットせず。しかし優衣ちゃん、そこで「大学四十年史」なるもの発見。
その文献から、神崎士郎の名前を発見。・・・こういうのがあるのに、コンピュータの検索に一件もヒットがないなんて、おかしいんじゃないの?
場面はまた変わって、逃げる真司君と蓮。さっきの続きかな?で、鉄橋の下で一息。しかしそこにモンスターの気配が。
「最高に変なの来ちゃったな」
と呟く真司君がナイス。
しかし、どうやら蓮はその感覚が何なのか、分かってない様子。つまり、そこのところは欠落してるわけだ。その目の前で変身してミラーワールドに行く真司君。その刺激のせいか、今までぼやけていた蓮の記憶がはっきりしてきました。
ダークウイング、神崎士郎、カードデッキ・・・
さあ、どこまで思い出すか?
今回のアクションは、全編「龍騎=真司君」で好感触。特に見出しの(笑)
まだ電車の中に居るゼノバイターに、久々ってカンジのライドシューター特攻が小気味良い。
素手で挑む龍騎にゼノ、ブーメランを投げつける!かろうじて避けた龍騎だが、復路のブーメランが命中(笑)。
「痛ってー!」
更にもう一撃、といったところでジャンプして高台に移動し「SWORD VENT」する龍騎。しかし、飛んできたドラグセイバーにゼノブーメランが見事命中!ドラグセイバーは龍騎の後ろに弾き飛ばされる。
「あ、あれ?
(後ろにあるドラグセイバー発見)
あ〜〜〜っ!」
・・・
龍騎らしいナイスな反応に惚れ惚れ。
それを取ろうとする龍騎と、それを阻止しようとするゼノバイター。この攻防も龍騎らしくていい。ホントうまいね。
しかし龍騎も黙ってやられてるわけではない。ショートレンジからのドロップキックを見事炸裂させ間合いを広げ、今度は「STRIKE VENT」。これもゼノのブーメランに弾き飛ばされてしまうのだが、龍騎の目的は、ドラグクローを囮にしてドラグセイバーを手にする事だった。
「へへっ、残念だったな」
得意げな龍騎がいかにも真司君を投影してます。
そうなれば何故か龍騎ペース。一方的にまくしたて、最後は大上段からの唐竹割!ブーメランも両断し、ゼノにダメージを与えます。
「よっしゃあーっ!」
とトドメの「FINAL VENT」、ちょっと映像の色調が変だったけど、あんま気にするまい。ついでにいえばライダーキック決めた龍騎の立ち位置が発動時と変わってないのも気にするまい。こういうとこ拘れよちゃんとよー・・・。
で、最後にゆっくり立ち上がる龍騎と、ゴハンぱくぱくドラグレッダーで締め。
今回はアクションで締めではなく、人間関係の糸を繋いで締めです。
優衣ちゃんの見てる文献、神崎士郎の名前を見つけたのは、「江島研究所」の構成員集合写真。しかし、その写真の中に、私たちがどこかで見た人物の顔が・・・
ここで映像はフラフラと歩く「キショいおっさん」に。相変わらず「わたしのせいじゃないんだ」と呟きながら歩くアブネーおっさんだが、その手にはしかし「封印のカード」が・・・!そして、その近くの水溜まりには、モンスターの姿が・・・
このおっさんこそ、その「江島研究所」の教授、江島均。
続いては蓮。記憶が鮮明になっていく。ダークウイング、神崎士郎、カードデッキ・・・は先にも出たけど、今度はもう一方のビジョン。
浜辺。
女。
「お願い。ねっ♪待ってるから」
そして蓮は呟く。
「恵里・・・」
尚も食い入るように文献を見つめる優衣ちゃん。優衣ちゃんは知るべくもないが、私達にはわかる。神崎士郎の隣に写っていた女性が、蓮の記憶に出てきた小川恵里だということが・・・。
おおーっ!?ここに来て何やら面白い展開だぞ!?ってとこで引き。うわマジ次回楽しみ。
今回、蓮はいつもの雰囲気と違うのかな?と思ってたら、どっこい殆どいつもの蓮だった(笑)。なるほど、ああいう「人を小馬鹿にした態度」が身に染みついてるから敵を作るんだな、やっぱ。
しかし、本来は蓮がメインである話なのに、おせっかいな真司君の「良いところ」が際立ってて、凄くポイント荒稼ぎしたな。ここ暫く酷い目に遭ってたからなあ(苦笑)
変身前の姿では、好意を抱いてない蓮を放っておけずに、それどころか親身になって心配とかしたり、変身後では・・・なんか、久しぶりに「龍騎=真司君」だって実感できたよ(笑)。でも、戦い方が成長してる。うん、こういう「成長の仕方」は凄く良いね。
でも、ドラグセイバーを手にしたからって随分御都合主義的に強くなったな、龍騎。アドベントカードって、ライダーの身体能力を高めたりもするのかもね。だって真司君見てたら、とても青龍刀の使い手には見えないよ(笑)
優衣ちゃんと令子姉さんは、今回はストーリーの進行に一役かってました。これにより、神崎士郎と蓮の関係、そして令子姉さんが接触したキショいおっさんと神崎士郎が繋がって、次回の展開が凄く待ち遠しくなるね。
他で特筆すべきは、やっぱ奈々子ちゃんかな。この娘、回を経る毎におかしくなってくるね。兄ィも、ただのお笑い専科になってるし・・・もう「おまけ」で括っていいのかな?
しかしなるほど、これだけゴロツキを出せばOPのクレジットが賑わう筈だ。
さて!
神崎士郎と蓮の繋がりが見えてきたところで、次回はキショいおっさんの断末魔?えーから早よ退場せーボケ。邪魔やねん、狂ってんのは。
で、次回は、神崎士郎が何をやったのか、蓮がどうして戦う道を選んだのかが描かれる・・・のか?サブタイトルからはどーもわからんねんけどな相変わらず。
っつーか、ナイトと龍騎が共同戦線するってことは記憶復活?さあ、どう戦うのか。
次回「選ばれた道」・・・これもようわからんな(自滅)