龍騎第15話『鉄仮面伝説』
(2002/5/12)
■ 手塚の未来予知能力

手塚には、近い未来の事が見える能力があるらしい。そんな手塚が、燃えるナイトの紋章から見たものは、見た事の無いライダーに倒されるナイト、というビジョンだった。
ええ、それはもう手も足も出ずに「うわぁ〜!」なもんで、ナイト激弱。

■ 優衣のバイト

OREジャーナルの昼食風景。・・・前は向かい合わせだった筈だが、今回は長机に四人一列。っつーか、あの部屋のどこにあんなスペースが?もしかして、別室?
っつーか同じ話の中で、昼食シーンがまた向かい合わせに戻るし。なんなんだ全く。

大ちゃんが人間ドック入りするらしく、人手不足だから優衣ちゃんをバイトに誘う真司君。花鶏の手伝いもあるから、と難色を示す優衣ちゃんを、ババアが送り出す形に。あ、勘が抜けた。

■ 蓮の焦燥

なんか、そんな真司君を見てたら無性に腹が立つらしい
今回はどうやら、嫉妬みたいな感情に近い気がする。情緒不安定になって、皿を割るわそれを片づける真司君の手をわざと踏むわ意味も無く突き飛ばすわ勝手に飛び出すわ、なんつーか、ガキじゃねーのか、こいつ(笑)。

■ 明林大学のサバト

サバトちゃう。

夜の構内、妖しい物音、猟奇な仮面と黒装束の男・・・怪しいのはわかるが、なんなんだこれは。いつの時代のゲーム画面だ。馬鹿にしてんのかこの野郎ッ!
【妙なところにつっかかって暴走中】

ともかく。
そういう場面に遭遇した女性からの投書で、OREジャーナル編集長代理・令ちゃんが、真司君とバイトの優衣ちゃんを組ませて取材に当てる。
はい、頑張ります。
という優衣ちゃんに、妙な敵意を抱いてるみたいな奈々子ちゃんはなんなんだろう(笑)

・・・っつーか、警察は何をしとんねん。あ、警察はこんな胡散臭い話では動かんか。なんせ、須藤がいたような、実に現実的な警察だからな。

■ 一週間で出来るチャート式秋山蓮

そんなもんあらへんわい。<見出し

かなりゴキゲン斜め模様で町をブラつく。ガラの悪いにーちゃんにぶつかっておいてシカトぶっこいて去っていく。当然、そのガラの悪いにーちゃんとダチ公、略してダニ共が追いますが、一発ずつくらってノックダウン。
あんた・・・そんなことやってるから目ェつけられんねんでホンマ(笑)。

そんな蓮に、今度は手塚が声をかける。振り向きざまに裏拳とばす蓮だったが、手塚はそれを受け止める。こーゆー、ありがちでもカッコいいシーンは、もうちっとくらい盛り込んで欲しいな。いや全体的に。
はこいつの「自分の心の奥底を見透かしたような態度」が気に入らない。多分、図星なんだろう。蓮が図星と感じてるかどうかはわからんが。そんな蓮に問い掛ける手塚。
何がそんなに哀しいんだ。
ドキッ。
己の心の奥底を見透かされたようで、蓮はそれに答えず、黙ってそのまま立ち去る。
うーん、良いじゃん良いじゃん手塚!インチキ占い師だとばっかり思ってたけど(笑)

■ マトリックス

アクロバティックに銃弾を避け(ベタ過ぎ)

ここは明林大学。どこだそこ。ともかく、潜入調査の真司君優衣ちゃんだったが、何か奇怪な物音が。
向かってみると、そこには、仮面と黒装束を身に纏って倒れて苦しんでいる青年・三上の姿が。だが、周りに人の気配はない。

三上は、同大学のネットゲームクラブ「マトリックス」に所属していた。というのは優衣ちゃんが調査してたりする(笑)。真司君、立場ねぇなぁ令ちゃんもシカトだし奈々子ちゃんは優衣ちゃんの弁当つまもうとするし(笑)。そうか、敵視というんじゃなく、弁当のおかずが羨ましかったのか(笑)。

二人は「マトリックス」の取材に向かうが、部員達は非協力的かつ事件に興味無し。その上、真司君達をからかっている。そんな彼等の態度に怒りをあらわにする真司君を、更に嘲笑う。ブチむかつくこいつら
優衣ちゃんは、そうした会話に参加していない一人の部員に話を聞くが、知らないの一点張りで話にならん。
先輩格の奴がパシリに出すとこなんかもむかつく。っつーか、インスタントコーヒーくらい置け。気の回らん、いや、頭の悪い連中め。

編集室に戻ると、脅迫じみたメールが届いていた。っつーか、開くなよあんなメール・・・多分、得手らしい奈々子ちゃんがチェックして問題なかったんだろうけど。
これで「マトリックス」への疑惑が濃厚に。令ちゃん事件だ。

■ 同志、ゲットだぜ!

真司君、心の叫び<見出し<嘘でんがな

花鶏に戻った二人は、店の前で喧嘩おっぱじめようとしてる(様に見える←笑)を見つける。相手の青年は、手塚海之。蓮もいってるが、しつこいなこいつも(笑)。
あ、手塚も普段はバイクに乗ってるんだ・・・。こうなると、須藤北岡が悔やまれるなぁ(別に)

真司君は、手塚が自分と同じように「ライダー同士の戦いを止めさせよう」としていることに感動する。初めて出会った同志だから、嬉しさ満面。
ここで初めて「手塚海之」という名がでてくる。
そして、手塚はその力で、真司君が「今追っている事件を通して新しいライダーに出会う」と予言。

その時、真司君の携帯に令ちゃんから連絡が入る(うわ緊張感ない着メロ←笑)。この事件はゲームだ、と。実際に人間同士で戦い合い、一番強いものを決めるゲームだ、と。ショックを受ける真司君。
それは、仮面ライダー同士の戦いと、同じだったからだ。
ゲームの最終ステージは埠頭。ことある毎に埠頭だけど気にするな。真司君、速攻でゴー!

後を追おうとするに、手塚がまた絡む。
「心配なのか?あの男が。
対する蓮。
まさか。新しいライダーに興味があるだけだ。」
嘘付け。両方だろうが(笑)。

■ これはゲームだ

ルールはルールだ(古)

さてその現場では、既に謎の仮面男達が戦いを繰り広げ、ダブルノックダウンでゲームオーバー。そこに駆けつける真司君に、嘲笑を浮かべながら近づいてくる一人の青年。
お前は!
そう、「マトリックス」内でも新入りっぽくて弱そうな男・・・また名前出てきてねえな。くそったれが。・・・・・・えーっと・・・芝浦淳、か。しかし、その様子は昼のそれとは全く違っていた。
自分が優秀だと悦に入り、他の連中をカス扱いし、ベラベラと自慢を始める・・・。
なんだこいつは。サイコ君か?聞くまでもないけど。
そこで真司君が迂闊な事を口走る。
「まさか、お前・・・ライダーなのか!?お前みたいなやつが!
「へえー、驚いた。てことはアンタも・・・
馬鹿極まるって感じだ。

■ よっちゃん

何が<見出し

そこにモンスターの気配。都合良すぎ。
芝浦真司君は変身し、モンスター・バクラーケンに挑みかかる。相手は・・・あれ?ウィスクラーケンは?まあいいか、戦いは始まっているしな。

しかし、どうみても龍騎は邪魔にしかなってないな。というか、ガイも思ったほど強くはない。戦闘力どっこいどっこいって感じ。
そうこうしてる内にガイが「STRIKE VENT」でメタルホーン装備、バクラーケンに一撃二撃、しかし捕まってピーンチ!そこで「FINAL VENT」でメタルゲラス召喚、窮地を脱してヘビープレッシャーでバクラーケン撃滅!

芝浦の「ぃえっす!」的(?)変身ポーズの面白さや、左肩口のバイザーへのベントインはなかなかイカス(死語)。使いやすいんだか悪いんだか・・・。

ところで、この様子を物陰から覗いてただけのウィスクラーケン、なんか今までのモンスターと行動が違うっぽいけど、何かあるのか?

■ 龍騎、闇夜に死す!

死んでねえっつーの。

さて、バクラーケンを撃滅したガイの標的は龍騎に。でも、龍騎は相変わらず「俺は戦うつもりはないんだ!」と甘ったれた事をぬかす。そんな龍騎にガイは非情。
あっそぉ。じゃ死んでよ。
サムズダウン
いとも簡単に龍騎の意志は踏みにじられた(笑)。まあ、無理も無い。
メタルホーンで龍騎を叩き付けるガイ、その間の「ざけんなよ!」とかいう台詞がいかにもブチキレたガキっぽくて醜い。龍騎は「ADVENT」のカードを手にするも、ベントインを躊躇う。その隙にガイとメタルゲラスは、無抵抗な龍騎をなぶり倒す。
ガイの足にしがみつく龍騎を、「わんなよ」と突き放すガイも醜くていい。そして、龍騎が手にしていた「ADVENT」カードを手に、立ち去っていく。
あ、幕降りた。今回倒れてる龍騎で引き。後味スッゲー悪い


■ まとめ雑感

芝浦淳こと仮面ライダーガイ、初登場。虫唾の走る悪のライダー。
須藤も悪だったが、芝浦とは全く性質が違う。須藤もそんなにキャラ描かれてないけどね。
ただ、こいつの死(死ぬって断定するけど、まあ死ぬだろう)は、限りなく情けなく無惨なものにして欲しい。死を前にして、腰抜かして惨めに泣きじゃくって地べたを這いずり回って命乞いして欲しい。そんで、苦しみぬいた末に醜い断末魔をあげて死んで欲しい。
ガキ番組じゃムリだろうけど。
しかし・・・神崎士郎のライダー選定基準は本当に「人格に問題のある奴等」っぽいな。一体、何が目的なんだ。

の中に巣食ったらしい「矛盾」が、蓮の苛立ちとなって現れてきた様子。今回は活躍しないが、手塚のあのビジョンは本当にどうなるんだろうか?これはまた次回の話。

真司君は、初めて得た同志に嬉しそうなのが印象的だったけど、取材とかは先輩格に当たるのに優衣ちゃんに出し抜かれてたり学生達に小馬鹿にされたり、もうどうにもならんな(笑)。
ガイとの戦いも、躊躇ってしまう。前回新たにした決意は、真司君の行動規範を全く変えていない。役立たずめ。芝浦じゃないけど、「ざけんな!

手塚は色々と面白い。これだけいろいろと接触しようとするのは、「自分が良ければ」ってだけの人間じゃないって事だけど、さて次回の言動が気になるね。

今回、臨時にOREジャーナルにバイトに来た優衣ちゃん。めっきり影が薄かったのでテコ入れでもしたつもりだろうか(笑)。っつーか、何かと気にする奈々子ちゃんが笑える。
今回から令子姉さんは令ちゃんに格下げ。つまんねー。脚ださねーし脚(お前の基準それしかねーんか)


■■■ 次 回 ■■■

さて!
遂にその甘ったれ根性故、ガイの凶刃に倒れた龍騎。命に別状はないが、芝浦に契約カードを奪われた真司は窮地に立たされる。
ナイトとガイの戦い。それを止めるライア。しかし・・・。手塚の見たビジョンは、どんな結末を見せるのか?
おまけ。
OREジャーナルに一体何が?知るかボケ。勝手に乗っ取られてろ。
次回!「激震!!荒れ狂う犀!」に、チェーンジゲッ(削除)

【 龍騎第16話『運命のカード』 】

トップ > 仮面ライダー龍騎 エピソード一覧