龍騎第16話『運命のカード』
(2002/5/19)
■ 口より手が先に出る男

冒頭は、ガイVSバクラーケン。「FINAL VENT」が拝める。
そして、現場に駆けつけた手塚は、予想に反したお出迎え・ウィスクラーケンと戦う。なんだ・・・やっぱただのモンスターか。

ウィス烏賊は「NASTY VENT」でたわいなく撤退。倒れた龍騎を助けて現実世界に戻る。
気がついた真司君は、芝浦を追ってヘロヘロとバイクに乗って去る。それを見送った蓮と手塚のやりとり。
「まさか契約のカードを奪われるとはな。馬鹿な奴だ。(蓮)
「・・・何故そう悪ぶるんだ。(略)自分の哀しみを、隠す為か?(手塚)
「・・・」(蓮)
(ばきっ)
うわ、こいつすぐ手が出るな(笑)
そんな蓮に手塚。
「俺は必ずライダー同志の戦いを止める。その為に、まずお前という人間を変えてみせる。(手塚)
無駄な事だ。(蓮)
背中で語るなコノヤロウ(死)

■ 容赦しない男

花鶏。結局芝浦を見つけられずにガックリの真司君に、ここぞとばかりに現実を叩き付ける。容赦なし。
で、契約のカードが奪われたら、シザースみたいになってしまうって話が出てきて、久々登場のシザース。回想だけど。こうしてみると結構悲惨。でも、ガイはもっと悲惨になってくれるから期待。っつーか強要。やれ東映。

見かねた優衣ちゃんが、真司君を助けるよう蓮を説得するが、そんな事を聞くわきゃねー。「俺には関係ない」と出て行く蓮だったが、手塚にいわれた言葉が脳裏をよぎる。
お前は自分で思ってるほど、冷たい人間ではない。
この言葉が蓮を強く揺さぶる。
俺は・・・俺だ。
言い聞かせるように、バイクを駆る。紅の道着に身を包み(包んでへんわボケカス)

■ 乗っ取り計画

場面はOREジャーナル。大ちゃん復帰。
奈々子ちゃんのマシンが何者かにハッキングされた。実害の方は・・・あの奈々子ちゃんが「アーマーリーリースーゥ」(笑)と号泣するほど。
・・・なるほど、あのマックだから花の名前か。妙に納得。
そして、そのタイミングを見計らってやってきた男が居た。
そう、芝浦淳である。

後から出社してきた真司君は、何故芝浦が「新しい編集長(by大ちゃん)なのか理解できない。そりゃそうだろう。
芝浦はOREジャーナル購読者のアドレスを盗み出したらしく、そこにウイルスを流すぞ、と脅して乗っ取ったというワケ。
誰も手出ししないのを見ると、芝浦にはそれを瞬時に実行する手だてがある、と説明してるんだろう。どういう手だてか胡散臭いとは思うが。

芝浦の真司君対策は、「DRAGREDDER」燃やすぞ作戦。
っつーか、アドベントカードの素材、もちっとこだわれや士郎。プラスチックでもえーから。って、どっちも燃えるか(死)

■ カルシウムも足りない男

一方の花鶏では、真司君や手塚によってペース崩されまくりでストレス鬱積中のが、客商売であるまじき態度をとる。こいつもガキだ(笑)。

■ 芝浦の運命を分けた一言

OREジャーナルを支配した芝浦は、広報活動であれこれと一同を引っ掻き回す。しかし、令ちゃんセクスィーショットだけでも十分顧客が増えることを知らんとは、ガキだ(アンタ不純すぎ)

真司君は真司君で、新編集長就任記事を書かされるが、そりゃもう内心はムカムカ。芝浦も、
「こんな簡単な記事も書けないんだ。あんた駄目だね。
なんて挑発。
それに過剰に反応するのは令ちゃん。テレビ前の子供たちが何人ひきつったり泣いたかは、日本野鳥の会に(無理)

芝浦は更に、購読料をタダにすると宣言。大ちゃん真司君が「何を考えているのか」と詰め寄るが、のらりくらりのにやけ面。うーん、こいつムカつく演技うまいな。素だったら今ごろ生きてねーもんな、きっと。

そんな優越感に浸る芝浦に、奈々子ちゃんガン飛ばし。
「なにその目は。
 文句があるなら、クビにしてもいいんだよ。
 ウチには、二流のSEは要らないから。
二流?
これが運命のダダダ(削除)
っつーか奈々子ちゃんのエフェクトがわかりやすすぎ(笑)

■ 教訓:カラスが鳴いたら「あどべんと」

蓮の後を付け回しているストーカー。実は手塚。他に誰が。

俺は勝つ。どんな相手にも、俺自身にもな。
が向かったのは、恵里の元。植物人間状態の恵里を前に、決意を新たにする蓮。
精神的には、蓮が一番弱いんじゃないか?と思わせるのに十二分。ちと複雑な気分。

・・・というか手塚、なんでストーキング?
ははぁ、そーゆー趣味か。
すると・・・蓮が去った後、嫉妬に狂った手塚が恵里を・・・(想像の黒い翼が天に舞う)
ぶるぶる(ぴぴぽ)もしもーし、おまわりさーん・・・
(「ADVENT」)
あど・・・?って・・・
(ばくっ)←人食いエイ参上
【暫くお待ちください】

■ 四人のライダー

芝浦の指示で、ボウリングのピンの着ぐるみ着てビラ配りさせられていた真司君、さすがにブチ切れ。そこを狙ったように現れる芝浦。実際、狙ってると思われる。

切り札で芝浦お楽しみの最中、が来る。「やるか」って・・・根っからケンカ屋かお前は。しかしそうはさせまいと手塚登場。
「俺は戦わない。だがお前達がやるというなら、俺の力で止めてみせる。
俄かに漂う緊張感。
しかし芝浦、ここは辞退する。目的達成までは・・・ってところか。勿論、ロクな目的じゃないがな。

その芝浦、去り際に
「でも残念だな〜。あんたにならすぐ勝てそうなんだけどな。
 あんた弱そうだもん。
と蓮を挑発。
意外と芝浦の眼力は確か。単なる挑発台詞なだけともいえる。

■ 芝浦の目的

さて、その芝浦の目的とは?

購読申込者が続々集まってきた頃、芝浦
そろそろゲームをはじめよっかな♪」
と切り出す。
芝浦の目的・・・それは、あの戦闘ゲームを、もっと大規模で、そう、日本中を巻き込むほどの規模で展開することだった。それで芝浦が具体的にどーなるのかというと・・・
この俺が、人の心を支配するんだ。
・・・さみしいのか?ひょっとして(死)

いきり立つ真司君だが、既にノートパソのキー一つ押せば、ゲームが始まる仕組みになっており、勝ち目ゼロ。さて・・・

■ 執念の女

さて、芝浦がキーを押そうとするその時、部屋には奈々子ちゃんがいない。どこに?
それは花鶏
和やかムードの店内に、様子がおかしい奈々子ちゃんが登場する。いつも様子がおかしい、というツッコミは却下。

何を始めるかと見てたら、良い意味で、映像効果に笑った(笑)。心地よいね、奈々子ちゃん決めポーズの流れ。
奈々子ちゃんのニヤリングスマイルの絶妙さはどうだ。
優衣ちゃんの呆然とした顔も捨て難く、双方ともにこれ以上無いというくらいの見事な演技(演技?)
というか、何を始めたかの説明が抜けたな。
そう、全ては芝浦への復讐のプレリュード。お近くのホンダプリモ店へ。宣伝料よこせ。←小文字なとこが小心者
・・・ん?ああ、プリモの松っちゃん・・・え?プレリュードはオタクちゃうの?ベルノ?・・・っつーかお前らまとめてホンダちゃうんか。おまけに産廃扱い?(こら)
・・・っつーか何気に説明してねーし。

奈々子ちゃんはあっという間にウィルスプログラムを作りあげてしまう。
できた!(奈々子)
「何が?!」(優衣)
送信!(奈々子)
「何を?!」(優衣)
うっ!(ぱたっ)(奈々子)
島田さんっ!?(優衣)
この流れの良さは、もう絶品だな。
息絶えようとする(笑)奈々子ちゃんの代わりに、優衣ちゃんが[送信する]をクリック。この時の映像も素晴らしい。
お笑いとしてだけど(笑)。

ここでOREジャーナルの芝浦に戻る。ナイスタイミングで奈々子ウィルスに感染して、呆然とする芝浦がいい気味。このウィルス画像もなかなか凝ってる(笑)。

■ 喧嘩を売る男

で、OREジャーナルに対する切り札を失った芝浦は、すごすごと立ち去る。
残念だったな!この世に悪のはびこった試しはないんだよ!
真司君の台詞が妙に笑える。
しかし、真司君個人にしてみれば、まだ「DRAGREDDER」は芝浦の手にあるわけで・・・。
そこに登場するのが。芝浦を戦いに誘いに来たのだ。って、黙ってみてるんじゃないよ真司君。

二人がビルのガラス窓の前に立ってから止めに入る真司君。だがしかし、蓮の裏拳で吹っ飛ぶ(笑)
またかよ〜
そーゆー星の下に生まれたんだな。

■ カード争奪劇

ナイトガイが戦う中、手塚はバイクを飛ばしていた。その時、ウィス烏賊の気配が・・・っておいおい!ここでモンスターかよ。難儀だな全く。
この時、メットのまま、かつ走りながらの手塚の変身が見られる。カッコいいんだが、鏡はどこ?もしか、バイザー?(笑)

胡散臭く変身したライアは、ウィス烏賊探してる間に二人の戦いに遭遇。目的変更、二人を止めようとするライアだが、ナイトに小突かれ、ガイに蹴飛ばされて正に踏んだり蹴ったり。

ナイトとガイの力量は、どうやら五分。優勢になったり劣勢になったり。で、ガイがナイトをふっ飛ばしたところで新展開。ガイ、何故か「DRAGREDDER」のカードをちらつかせ、
獲ってみろよ
と挑発。
よくわからん奴だ。
その時、背後からライアの止める声。気を取られたガイの隙を突いて、ウイングランサー飛ばしてガイの手からカードを飛ばすナイト。それをライアがナイスキャッチして脱兎。慌てて追うガイはナイトが邪魔立て。なんだ、つるんでやがるじゃねーか。

■ 戦いの結末は・・・

現実世界に戻った手塚真司君に「DRAGREDDER」を手渡し、
止めてくれ。俺と一緒に。二人の戦いを。
(すっ ×4)←手を4回差し出す(4回違う)
と誘う。・・・蓮がつれないからって、もう趣旨替えか貴様。
(ばくっ)
【暫くお待ちください】

・・・エイの分際で肉食とはこれいかに(エイも魚は食う筈だが)
ともかく!
ライアと龍騎は二人の元に急ぐが、何故か邪魔するウィス烏賊邪魔だ!と言わんばかりに、龍騎の「FINAL VENT」があっという間に炸裂。組み合ってたライア、それ見て脱兎。ウィス烏賊爆死。
こっちだ。急ごう!
仕切るライア。

一方ナイトは、バイザーとウイングランサーという、獲物の量で勝る為かガイを倒し、「俺の勝ちだ」とウイングランサーを喉元に突きつけ・・・
おおっとテレポーター(何が)
というところで次回。予告で結末が分かっちゃうのが何ともな(笑)


■ まとめ雑感

芝浦淳って、やることなすことがホントにガキだな。
優位に立ったら優越感に浸ってさ、結局油断してやられちまうのよ。何か?「簡単に殺してしまってはつまらん。」と同じじゃん。そうか、こいつって、石器時代パターンの伝道師だったのか。しかも悪役。

奈々子ちゃん今回お手柄だったね。さすが一級ボイラー技師(違う)。
優衣ちゃんとの絡みも、キャラと台詞、動きが完全にマッチしてて、単に笑えた(笑)。事切れるとこまでグーだ!相変わらず話の本筋からズレてるけど、だからこそグーだ!

はなんだか、本当にペースを乱されてるな。ライダー達の中で、精神的に最も弱いのって、ホントにこいつなんじゃないか?それにしても、花鶏での凶行が広まったら、あの店終わりだな(笑)。

あれだけ至近距離まで近づいていながら、全く手も出せなかったそのふがいなさが、真司君らしさだね。
相変わらずのお笑い系ライダーだけど、それも真司君らしさ。

手塚はなんだか今回、一番「苦労人」だったな(笑)。真司君に差し出した手がぷるぷる微妙に震えてたのも、気苦労ゆえか?(笑)


■■■ 次 回 ■■■

さて!
なんだかんだでガイにトドメさせず、結局ナイトは何故か龍騎ともども吹っ飛ぶ。だが、芝浦は警察に捕まる、らしい。ま、他にも色々やってたろうし。
そして、謎の男・朝倉の登場。彼と接見する弁護士とは・・・って、龍騎で弁護士ったら一人しかおらんやおまへんか(笑)。さて、この朝倉とは何者か!?何故拘置所(刑務所?)に!?
次回、「寝ている間にお肌すっきり・・・だんだんいい加減になってきたなマジで。いや俺。

【 龍騎第17話『嘆きのナイト』 】

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