冒頭、ガイにトドメを刺そうとするナイトだったが、すんでのところで躊躇してしまう。
「しぃぃぃめたァアアア〜〜〜♪
コイツゲロ甘だぜトッツァン(はぁと)」
とガイ、手にグローブはめてシャドーボクシング。紳士の嗜み(何が)。
もとい、ナイトの隙を突いて「STRIKE VENT」を炸裂させるガイだったが、龍騎がナイトを助けようとそこに割って入る。しかし、その甲斐も無く、ナイトゆっくりと倒れていった・・・。
・・・というか、何気に「不器用」な龍騎が、ダメージ増幅に一役買ったんじゃねーか?(笑)
といったところでタイムアップ。
さて、蓮を助け起こして抱えて歩く手塚と真司君。そこにやってきて、蓮を嘲弄する芝浦。
「なあんだ、トドメひとつ刺せないんだ。ただの根性無しじゃん。
あんた、なんでライダーやってんの?笑わせないでよ。」
うむ、芝浦らしい台詞。
「人の命を奪えない事がそんなにおかしいか!」
怒る真司君に、しかし芝浦は呆れ顔。
ライダーの戦いを「ゲーム」と捉えている芝浦にとって、ゲーム参加者がそんな事を言うのはおかしいっつートコだ。
言いたい事ほざいて去る芝浦に、手塚が得意の託宣。
「お前にトラブルが見える。気をつけろ。」
それをさして気にせず去っていった芝浦は、しかしその後、わざわざ狭い路地にパトカー乗り入れて来た刑事さん(笑)に捕まる。
この時の芝浦の余裕っぷりが気に障るが、その理由は後日判明。
芝浦が去った後、真司君は蓮を「お前は間違ってない。というより、見直した。うん。」と励ます。だが蓮は、あまりの屈辱に堪えかねて絶叫、そのまま脳溢血でポックリ(こらこら)。
ただの根性無しな自分を嫌悪している男に、そんな台詞はトドメにしかならなかった。
この蓮の絶叫、類希な名シーンとなったな。
団長:神崎優衣 団員:神崎優衣・・・団ちゃう。
場面はがらりと変わって《花鶏》。ババアが妙な扮装で出かけていく。軽装の上に「そんなに遅くならない」と言ってたので、予告通りのアフリカじゃなさそうだが・・・これもあとで判明。
ババアが出かけた後、優衣ちゃんは、江島研究室に居た仲村に電話をかける。しかし仲村はそっけない。というか優衣ちゃん、何度もかけてるらしい。
留守電に切り替えられたが、優衣ちゃんは構わず訴えかける。兄を止めたいと。そして、
「償える事があったらなんでもします。」
とアピール。
はいっ!
「なんでもします」で、一瞬でも黒い感情が首をもたげた奴、腹切れ。
ぶしゅっ(貴様かコラ)
「フゴ――ッ!」
チッ、根性の無いネコだぜ。←学帽装備済み
与太はともかく。
そんなところに真司君と手塚が、蓮をつれて帰還。ババアの事を聞いた真司君の反応が愉快。でもって「手塚君」を手招き。なんか可愛いよな、真司君って。
ここでババアの行き先が判明。
【アマゾン同好会】
みんなで「ケケーッ!」とか叫ぶんだな(ベッタベタ)
戦いに徹する事が出来ない蓮は、戦っても戦わなくても破滅する・・・そして自分もおそらく死ぬだろう、と手塚は言う。それが神崎士郎が決めたルールだ、と。よくそんな達観できるコイツ・・・。
それに真司君が反発。
自分の運命は自分で決めるとかキメたり、手塚の方が「ライダーの運命」に囚われてるんじゃないか、と核心に迫ったりして、手塚を動揺させる。真司君って、何も考えてないけど、それは考えるまでも無い当然の事と思ってるからなのかも。
更に、「占いに頼らなければ決められないなんて、情けないというか・・・」と手塚を焚き付け、激昂を誘う。
「一度でも、死ぬほど迷った事があるのか!」(手塚)
「無かったらどうだって言うんだよ。俺は間違った事は言ってない」(真司)
一触即発のその場に、蓮の元から食事を下げてきた優衣ちゃんがやってきてハラハラドキドキ。これから始まる大レース(何の)
ゼニゼニチーム。←答えになってない
与太はともかく、その夜の花鶏の二階は仲良く川の字。
あれだけ言い合った後、その相手にベッド譲って自分は寝袋とは、何気に真司君らしい。
・・・ちょっと待て。
なんで貴様がそこに寝る手塚。
(はた)ひょっとして貴様・・・ホームレ
(ばくっ)←例によって人食いエイ参上
何が「情事」だ馬鹿者。成年指定でも食らったらどーするつもりだ。(食うかボケ)
窓拭き職人が洗剤こぼしながら仕事してると、窓に謎の粘液が。誰のいたずらかと訝る職人を、ゲルニュートが「ばあ!」と現われハイそれまで。早。
・・・ところでこいつって、何に似たモンスターなんだ?
オヤジ〜!イデ!
最近、与太も容赦ない上に見境も無いな(何を今更)
ともかく、場面は警察に。話の流れはここで一夜明けている。
取り調べを受けている芝浦・・・こいつ、連行される時も余裕があったが、実は切り札があった。
「弁護士呼んじゃうよ?」
他力本願かコラ。
この作品で弁護士といえば・・・
とあるオフィスに鳴り響く電話。受話器を手にしたのは、吾郎ちゃん。そう、ここは北岡法律事務所。
仕事の依頼を、出稼ぎ中の北岡に連絡。本日は随分仕事をこなしている北岡は、
「吾郎ちゃん、俺、殺す気?」
と、愚痴半分密かに人気をアピール。悪徳弁護士と評されて、それほど繁盛するのは問題だな。
断るかと思われたが、依頼主が「芝浦商事の社長の息子」と聞いて渋々承諾。
つまりそれが芝浦淳。
なんだこいつ、ええとこの子か。
(背後に間○平が登場)
(つられてワイび〜ちゃんもスタンバイ←?)
※ワイび〜ちゃん・・・ウチとこの第10話復習
場面は路上。手塚の本業。
今日も若い娘を相手に占いを・・・っつーか人生相談じゃねーか、あれ(笑)。
その娘が去ったところに真司君が合流。言い過ぎた事を謝りに来たらしいが、手塚も大して気にはしてない。手塚の関心はむしろ蓮にあったが、真司君によれば、まだ一言も口にしないらしい。
「ライダーを倒せなかったぐらい、どうってことないのに」
という真司君に
「お気楽にライダーになった奴にはわからない」
と、さも見てきたような事を言う手塚。背負ってるものも借金ぐらいと看破されてしまい、真司君は矛先を変える他無かった(笑)。
「あんたはどうしてライダーになったんだ?」
そう!それ!知りたい!
しかし手塚の返答は、「ライダーの運命を変えて、神崎士郎の運命も変える」と微妙にはぐらかしたもの。残念。
神崎士郎繋がりで、花鶏にいる優衣ちゃんの姿が映される。そこに、仲村がやってきた。彼は、自分の持つ「江島研究室」の全資料を優衣ちゃんに手渡すと、「これでもう、俺に関わらないでくれ」と去っていく。
・・・まるで、愛人に手切れ金を渡してるような・・・(腐っとんか貴様)
で、早速その資料をあさる優衣ちゃんは、その中の研究員リストに、付箋のはられた人の名を見つける。それは、「小川恵里」。
その小川恵里とは勿論、蓮の恋人で、現在植物状態にある、その人。
そして、蓮の姿も、聖中央病院にあった。だが蓮は、室内に入る事が出来なかった。そのまま立ち去る蓮。
場面はまた変わって、手塚に人生相談に行った女の脚から。
うむッ!
わかってるじゃねぇかこの監督は!二階級特進!(階級?)
その女を、謎の気配が襲う。
その気配は、仕事場を片付ける手塚と、それを手伝う真司君に察知された。二人は気配を追う。
別の場所では、蓮もその気配を感じていたが、変身を躊躇。激しい葛藤に苛まれる蓮、その脳裏に出張してくる恵里が蓮を追いつめる。
「もういい、もういいのよ。」
どこぞの誠みたいなこと言うなよ。
それがトドメとなったか、蓮は力なく座り込む。
必死に駆ける女性・・・の脚から映像が始まる。
うむッ!
いいぞ監督!その調子で令ちゃんの脚を出させろ!夏はもうすぐだ!(何が)
女はゲルニュートに捕まれている!そこに真司キック炸裂!ヤキソバパン買ってこい!っつーか龍騎よりカッチョええぞ!(笑)
無事解放された女だが、あんまりはだけなかったな・・・。
前言撤回。
未熟者め。10年早いんだよ!
或いは「もっと凄いヤツを拝みたい」←煩悩のカタマリ
ジャジャーン、ドーン[TRY NEXT STAGE]←古すぎ
ともかく、二人は変身してミラーワールドへ。ライドシューターが並んで止まるシーンは、少し滑稽。ライアがはみ出てる(笑)
しかし、このゲルニュートは妙な動きで変幻自在に攻撃してくる。焦る二人のやり取り。
「奴の攻撃が読めない!」(ラ)
「占ってよ!」(龍)
「む、無理を言うな!」(ラ)
スゲー笑えた。
その時、龍騎が何を思ったか、ライアめがけて駆け出し、その胸板をジャンプ板にして(笑)上に居たゲルニュートにケリ食らわす。ヒドイわッ(笑)。キメポーズの「ぃよっしゃあー!」が俗っぽくてイイけど。
「・・・お前も本気で読めない奴だ」(ラ)
「ん?ライダーの運命だって、そうなんじゃないの?」(龍)
お、この龍騎、なんか良い。
さて、ゲルニュートは背中の十字手裏剣で反撃。なかなか強い。しかし、隙を突いて龍騎「STRIKE VENT」をベントイン。ライアも「COPY VENT」を・・・ひょっとして、こいつ・・・「STRIKE VENT」みたいなの持ってないんじゃ・・・(笑)。
しかし、ドラグレッダーは一体だけ。じゃあ、火力も同じちゃうんか(笑)。意味ねーじゃんライア。
ゲルニュートも、そんな攻撃はヒラリとかわしてそのまま逃走。
ここで龍騎は、「やはり占いは信じない、同じように、蓮の運命も信じない」、と話を戻す。
「それはお前の自由だ」、と言って去っていくライア。
「・・・信じたら、終わるじゃないか。」
そんな運命は信じない。
信じるわけにはいかない。
くぅ〜!珍しくイカスじゃねーか!
さて、今回の引きは、北岡が芝浦の元へ行く前の、最後の仕事。
どこかと思えば、なんと刑務所。残念ながら網走番外地ではない。(残念?)
長い廊下を歩く看守。目的の男の居る監房にやってきたが、その監房に囚われている男は、自分の頭を窓の格子に何度も何度も打ち付けながら叫んでいた。やめろ、という看守の制止を聞いてか、男は漸く大人しくなった。
「浅倉威!弁護士と接見だ」
看守の言葉に、ゆっくりと振り向くその男・浅倉威(たけし)は、額から流れ落ちる血を拭おうともせずにこう言った。
「イライラすんだよ、こんなトコロに居ると・・・。」
わずかに口元を歪めたその男の眼光は、危ういほどの狂気に満ちていた。
ここで、何故かモンスターが現れるときに鳴る「キーン」という音が。次回、則巻さん家の娘御が登場予定!ちょっとだけ嘘(何がちょっとか)
・・・って、浅倉ってあれで出番終わりかよ。だから次回予告にラストシーン使うなっての。期待するだろが。何度も書かすな。
今回は、人物相関図のおさらいを兼ねていたみたいな印象。
特に北岡は、次回新参のライダー二人と関わるんだが・・・次回予告見ると、なんか浅倉はまだライダーじゃないみたい。士郎・・・サボってんじゃねーぞオイ。優衣ちゃんの為ならエンヤ婆じゃねーのか。(婆?)
手塚も、当初の印象より、もっと大きく「ライダーの運命」を考えていると感じられるようになった。今後の活躍に期待。
それにしても・・・
浅倉が刑務所に収容されている理由が気になる。多分、死刑囚だと思うが・・・さて、北岡の手腕は?
芝浦商事の御曹司・・・惜しい、あの「サカウラ商事」が「芝浦商事」だったらなぁ・・・。っつーか、ムカつく要素を増やす一方だなこのくそガキは。
さて!
次回は神崎士郎のライダー3分クッキング。
材料はロクでなし一丁とスパイシーなカードデッキ。これをロクでなしに手渡すとああら不思議・・・(ぼかっ)←材料に殴られる兄貴
何やっとんねん。
ともかく、こちらに既に刑務所のドアを蹴破った紫の戦士がございます。
以上、キューピーはピーターラビットに戻して欲しいと願う一市民がお送りしました。では次回のメニューです。
次回、「降臨!最強のアームストン市長!」に・・・ベタだ。っつーかベタばっかやん。がく。
っつーか、今度のサブタイトルは最高だな。いずれ「処刑」も出てくるな。