冒頭は、龍騎VSゲルニュートから、戻った真司君がびっくりするシーン。
警官隊に完全包囲された浅倉。
「これは、あの弁護士が役立たずだったせいだ」
あんたが軽率だからだろーが(笑)。
ところで真司君は、冷静に携帯メールで令ちゃんに連絡。
連絡は令ちゃん→大ちゃんと続き、大ちゃんは奈々子ちゃん連れて現場にGo!独占記事はジャーナリストの華よ。
真司君は、囚われの少女が精神的に参ってしまう事を心配する。真司君ってホントに素でいい奴だよな。そんな真司君に神様が与えたのが、あの人形。
《花鶏》に戻った優衣ちゃんに、ババアが事件のことを説明する。珍しく正論が展開される。
そして、ビンか何かを片手に「っしゃ!」と出て行く・・・何しに行く気だこのババア。
さて!
重要なのは、これで店には優衣ちゃん一人ということ。さーて、何しますかね?(妖)
ところであの閉店看板、どうして「Closed」の「o」が大文字なんだろう?
場面は変わって蓮。ますます救いようが無くなってきたな・・・。そんな蓮の元に手塚が。
って、あんたどうやってここに・・・。やはりストー
(ばくっ)←またも人食いエイ
この手塚、いきなり「小川恵理のことは諦めろ」と核心を突く。動揺する蓮。
「・・・ストーカーとは知らなかったな」(蓮)
(ばくっ)←蓮に食いつくエイ
おお、引っかかった引っかかった。
(きぃーっ)←ソニックブレイカー食らい中
話が全然進まんな(誰のせいだ)
手塚は蓮を、責任を感じることはない、と激励するが、蓮は黙して応えず。
「お前まで破滅の道を選ぶな!」
と手塚、一転して檄を飛ばす。しかし蓮はまた応えず。沈む一方だなおい。
・・・応えないのはいいが、ダーくん(ダークウィング)どけて。あとダイバん(エビルダイバー)も。さっきから頭重いわ足痛いわでにっちもさっちもどーにもブルドッグ。わお。トシちゃんかんげきー!(意味無さすぎ)
真司君は、人形を巧みに操って、囚われの少女チカちゃんを元気付ける。「がんばれ」という真司君の口の動きを読み取るチカちゃん・・・あの歳で読唇術に長けているとは恐れ入る(笑)。真司君の人形遣いぶりもなかなか。
と、その時浅倉、担当弁護士だった北岡秀一を寄越せと、警察に要求。いかつくデカい飯田警部、北岡に協力要請を行う。それを傍目にした芝浦、喜色満面で何事か企みを秘め車を出す。企みと言えばロクなものでないのは芝浦の常識。
遅れて現着した大ちゃん奈々子ちゃん。
「ちょっと!そこの偉そうな人!裏情報があるんすけどね」
と飯田警部に直訴。裏情報とは無論、中にいる真司君の事だ。
早速奈々子ちゃん、中の真司君にメールで指示を出す。あ、ちゃんと振動に切り替えてたね真司君。偉いぞ。
・・・微妙に琴線に触れる見出しになっちゃったな(何がだたわけ)
さて、優衣ちゃんが一人っきりでお留守番の《花鶏》に、閉店を掲げてるくせに客がやってくる。丁寧にお断りを入れる優衣ちゃんが、客を見た瞬間、固まってしまった。
・・・お兄ちゃんか?とも思ったが、タイムリーなのは一人だけ。
警察から協力を要請された北岡は、これを二つ返事で引きうける。ちょっと意外だったが・・・
「ここで行かなきゃ俺の評判ガタ落ちよ。
いけばイメージ大幅アップ、全国ネットでしょ?多分」
なるほど、さすが北岡。
単身乗り込もうとする北岡。心配する吾郎ちゃんに、
「美味い夕食、用意しといてよ。」
と余裕を見せる。
しかし、その余裕の笑み、どこまで持つやら。
さて浅倉と真司君だが、マガジンガシャガシャうるさい浅倉を余所に、真司君は必死に写メール工作。
ところが!
「ちーず♪」(携帯)
やはりマヌケはマヌケだったな(笑)
気付いた浅倉が真司君を捕まえ、銃口を突きつける。だが真司君慌てず、撮った画像を奈々子ちゃんに送信。大ちゃん大喜び。
自分も人質になってしまった真司君。チカちゃんの、心配そうな「お兄ちゃーん!」が唯一の慰み。それに応えての「大丈夫」は、自分のことじゃなく、君は必ず守ってみせるよ、の意味だろう。真司君ならその筈。滅私奉公ライダー。
浅倉は真司君の態度に一言。
「俺をいらつかせるな」
静かな口調なのに迫力のあるお方。
《花鶏》に戻ってきた蓮と手塚、迎えたのは芝浦だった。
芝浦は二人を、ライダー同志のバトルゲームに参加するよう「誘いに来た」という。だが手塚はそっけなく「断る。帰れ!」と一蹴。だが、芝浦は不敵に笑む。その手には優衣ちゃんのエプロンが・・・!
蓮を挑発して去る芝浦。それを追おうとする蓮を、手塚が止める。
だが蓮は聞かない。
「戦わないなら、俺に存在する意味はない。
フッ、もう、ないかもしれないがな」
自虐的な笑みを浮かべて、蓮は芝浦を追う。
「秋山!・・・あいつ、死ぬ気か」
手塚もそれを追う。
うむ、盛り上がってきたぞ!さすが芝浦、わかってるねぇ。
現場に到着した北岡。北岡らしい、いかにもカメラを意識したコメントが良い。それにしても、警察の作戦、あんなんで大丈夫か?(笑)
北岡到着の連絡を受け、浅倉は人質を解放する。だが浅倉は保険に、チカだけを残す。真司君、自分が代わりになると言うが、お前、そりゃ無理だよ。しかし、
「・・・この子が残るなら、俺も残る」
と食い下がる。カッコイイぞ真司君!
「・・・珍しい馬鹿がいるもんだな。勝手にしろ」
浅倉もこの、珍しい馬鹿の要求を受け入れる。
北岡と交換に人質が解放される。包囲陣は、蟻の子なら大量に逃げ出せるほど完璧(駄目やん)。
北岡を呼び出した浅倉の真意は、浅倉が手にしたカードデッキが雄弁に語った。驚く北岡と真司君。特に真司君は、この騒動もライダー同志の戦いが生み出したのか、と憤りを感じ、浅倉に飛び掛かる!同時に警官隊が催涙弾を発砲!浅倉は冷静に真司君を殴り倒す。
北岡、冷静を装って一言。
「まさかお前までがライダーだったとはな!」
不敵に笑む浅倉。
「まずはお前に借りを返す。来いよ」
っかー!
イカスー!浅倉ナイスすぎだアンタ!
その脇で、気を失いながらもチカちゃんを守ろうとする真司君が健気。
鏡の前に立つ浅倉、ゆらりとカードデッキを差し出し、ゆらりと変身。
この、不気味さ、悪の薫り、不敵さ、たまらなく惹かれる。無意味そうな「ゆらり歩行」も高得点(何の点だ)。
北岡の台詞もイカす。
「神崎士郎も人が悪いよ。そう簡単には勝ち残らせてはくれないってわけか。」
うむー。どこか悪徳の気を持つ奴は、台詞がいちいちキマるんだよな。
浅倉のライダー姿は紫を基調としたもの。契約モンスター・ベノスネーカーの基本色だ。そして、ライダーの名は『王蛇』。「おうじゃ」と読むらしいが、巨大化して三位一体すると、頭に「だい」とか付かないか今から心配(もろベタ)。
さて放置された真司君、担架で担ぎ出されて救急車。チカちゃんの添い寝付き。この果報者めっ(ぺぺんっ)
そんな真司君に奈々子ちゃん、「真司君チョットカッコイイかも!」と一言。思わずうなずいちゃったね。
突入した警官隊から、犯人の姿無し、と報告を受けて飯田警部当惑。そりゃそうだ。あれだけの包囲の中、どこに逃げるというのか。
・・・ところで、北岡の姿も一緒に消えたのは、どうでもいいのか?(笑)
王蛇とゾルダの戦いを外から見つめ、満足そうに笑む芝浦。そこに蓮が、優衣の居場所を問い詰めに迫る。相変わらずのらりくらりな芝浦だったが、カードデッキをゆっくり取り出しながら、
「俺はトドメを迷ったりしないけど良いよね」
と一言。一種の迫力がある。
そこに遅れて手塚が到着。蓮は、優衣ちゃん救出を手塚に任せて、芝浦との戦いに臨む。
別口では、王蛇とゾルダの戦いが展開中。ゾルダの銃弾を、軽々と弾き返す王蛇がイカス!
さて優衣を見つけた手塚、「蓮は?」と心配そうな優衣ちゃんに、「なんとかする」と言って変身、ミラーワールドへ。
ナイトとガイの戦いは、ガイの「CONFINE VENT」も手伝ってナイト苦戦。そこにライアが乱入。2対1でも余裕を見せるガイの、この台詞がイカす。
「いーよ、こいつ全然相手にならないし」
一方ゾルダも、王蛇のパワーに圧倒されていた。だって、弾当たらなきゃ勝ち目ねーしゾルダ(笑)
「なるほど、ライダーになるのは面白いな。イライラがすっかり消えた」
御満悦の浅倉らしい台詞。それに対し、
「フッ、それはよかったな」
とあくまで北岡ライクなゾルダは、「SHOOT VENT」でギガランチャーを構える。さすがにこれはヤバイぞ王蛇。
戦いを、なすすべも無く見守る優衣ちゃんの前に、遂にお兄ちゃん出現!でもミラーワールド。
「この戦いはお前には関係ない。
ライダーはみな、自分の意志で戦っている。
自分の求めるものの為に。
それを止める権利は、誰にも無い」
とは士郎の言。
・・・って、焚き付けたのはアンタじゃん。
優衣ちゃんの問いかけにも「何も考えるな」と応えただけで、さっさと退場。何しに来たんだアンタ(笑)。
ライダーの戦いは、やはりガイの「CONFINE VENT」が威力を発揮。このカード、敵のカードを無効化してしまう優れもの。「FINAL VENT」で久々登場のエビルダイバー消されたライアも、ガイのメタルホーンを受けて吹っ飛ぶ。
「これでホントの、ゲームオーバだ」
「FINAL VENT」のカードを取り出し、ナイトに向くガイ。ライア・手塚にいつかの予知映像が浮かぶ。
「秋山!」
ガイのヘビープレッシャーがナイトを狙う!ナイト危うし!
というところでひょっこり龍騎登場〜♪って、お前気絶して救急車やん。どないなっとんねんホンマ。
野暮はさておき。
龍騎の「GUARD VENT」竜巻防御は、ヘビープレッシャーと相殺。さすがの防御力。
「いつまでこんな戦い続けなきゃいけないんだよ!
こんなのが運命だなんて、俺は絶対認めないからな!」
わめく龍騎に冷たいガイ。
「ふん、なーに言ってんだか」
今度はガイと龍騎の戦いに。それを見つめるライア、「あいつなら、本当に・・・」と呟く。
さて、3対1と、ヒーローにあるまじき・・・スーパー戦隊がオッケーなのにその程度で「あるまじき」もクソもないか(死)。ともあれ、その戦場の側に、王蛇がヒラリと舞い下りる。
そこを猟師が鉄砲で撃つ!煮て焼いて、食わずに捨てる為!
・・・って、ゾルダの「FINAL VENT」エンドオブワールドは鉄砲どころの騒ぎじゃねぇぞ!これは死人が出る!行け翼君!(誰&何故)
王蛇飛び退こうとするも、ゾルダ「無駄だ」とトリガーオン!ライダー達を襲う無数の弾道!その凄まじさたるや、いつぞやには及ばないものの、相変わらず外道風味。
硝煙が立ち込める中、
「こういうゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」
と呟いて立ち去るゾルダ。またかコラ。
凄まじい爆撃の跡、倒れている龍騎・ナイト・ライアと対照的に、ガイは立ったまま。余裕なのか?と思ったら、その背後に王蛇が。なるほど、ガイを盾にしたのか。・・・盾程度で防げるのか?
「お前、俺が、ゲームを面白くしてやったのに・・・」
まるで裏切り者を責めるようなガイだが、王蛇は涼しい顔。
「近くにいた、お前が悪い」
素敵です王蛇のダンナ!
憤然と殴り掛かるガイ。しかしダメージが酷く、王蛇は苦もなくガイを一発で吹っ飛ばす。更に「FINAL VENT」ベノクラッシュがガイに炸裂!間髪入れずガイ爆死!うわマジ!?
「若旦那〜〜〜ッ!」
とは、芝浦商事に代々仕える番頭はん・メタルゲラス。・・・3点(自滅)。
っつーか、ベノクラッシュっておもろカッコエエわ。助走しかりバタアシしかり、でも全体見るとカッコよすぎ。BGMなんかもマッチしてる。さすが芝浦、「デビュー戦は大事」を見事に演出。
龍騎、よろりらと立ち上がり
「お前・・・なんでこんな!」
と、ガイを躊躇いも無く殺した王蛇に詰め寄る。しかし王蛇は高笑い。
「フハハハハハ・・・こういうもんなんだろ。違うのか?」
まるで「何か間違ったことをしたか?」と逆に問い掛けてくる王蛇。そんな態度に怒りを燃やす龍騎。
その闘志につられてドラグレッダー呼ばれもしないのに登場、ベノスネーカーとにらみ合い。
「見かけん顔やな。ちょっと挨拶したらんかいや。(ゴアー)」(ド)
「何ちゃ赤いの。何騒(ほた)えちょるがやきさん。(シュー)」(ベ)
「なにとぼけとんねんアホボケカスー。しばくどコラー。(バオー)」(ド)
「うるさいきに!ウチをなめたらケガするぜよ!(シャー)」(ベ)
・・・どこん出身とよコイツら。
といったところで引き。
ガイこと芝浦淳、凄絶に爆死!
うむー・・・希望とは随分違うが、この「答え」もなかなか。
しかし、もう少し悪さするかな〜、とか思ってたから、ちょっと意外。でもこいつ、結構強いから、まともにやりあったらあまり無惨な死に様を晒せない気もするよな。
その最期の凄絶さに、ちょっとだけ憐憫の情がわいた。
対して浅倉威は、まーどーしてどーして。芝浦と違ってなんと甘美に惹かれることよ。この男の闇は、嫌悪されながらも人を惹きつける何かがある。これから、どんな描かれ方をするのか、非常に非常にディ・モールト!楽しみなんだがなぁ。
浅倉って、あの、聞き取りにくい台詞まわしが妖しさ倍増なんだよな。キレるし(笑)。うーんデリシャス(?)
にしても、浅倉と完全シンクロの王蛇のカッコ良さはどうだ?そりゃもう悪い奴だけどさ。悪い奴だから惹かれるんじゃん。真司君にゃ惹かれないよ、全然。応援してやりたくはなるけど。
さてすっかり「センセ」が周囲で定着しちゃった北岡。そりゃ弁護士で、吾郎ちゃんも「先生」って呼ぶしね(笑)。でも、私個人は「センセ」とはまだ違うな。何が、という具体的なものは出てこないけど、何か足りないんだよな。
ともかく、北岡の今後が心配だ。「FINAL VENT」でライダー一人倒せない脆弱な奴が、最後まで生き残れるのだろうか?っつーか、威力拡散しすぎちゃうか、あれ(笑)。1対1なら、やっぱ「SHOOT VENT」で十分か。
真司君はやっぱり良い奴だよな。でも、浅倉の態度で次回どうでるか、いつまでも「不戦主義」でいられるのかな?
というかね・・・
真司君のゾルダ認識って、どうなってんの?今回ので、わけがわからなくなった。
それにしても・・・蓮と手塚、ホントについでみたいに見えるな(笑)。今回だって、龍騎を引き立てる当て馬だったし・・・。大丈夫か?
出た!出ましたよ垂涎の映像が!
背中合わせの蓮と北岡。うーんセクシー(何故に)。更に吾郎ちゃんまで登場するとは、既に何をプレゼントしてくれるのか忘れてしまったぞ。
「先生の曲は良い曲ですね」(吾)
「おいおいこれはナンチャラ山の曲でしょー?」(北)
「秋山だ」(蓮)
「あ?」(北)
標準録画してない人は損したぞ。してない気もするが、勢いだ勢い。
さて!
腐ってもライダーなガイを殺した男・王蛇に、怒りをあらわにする龍騎。でもタイムアップで散会なんてのはみっともないからやめてくれ〜、と希望。
待てよ?ってことは、まだ警官隊の包囲の中に戻ることに・・・?大丈夫なのか!?と思えば、思わぬツーショットの蓮と浅倉。愛の逃避行って奴ですね。
その愛ゆえに、龍騎に刃を向けるナイト!
次回!「愛、あなたと二人」(あまりのことに自噴)