ジェノサイダーの攻撃で吹き飛ぶ三人。ナイトは「SURVIVE」を使い、「FINAL VENT」を繰り出す。王蛇はそれに、エビルダイバーの「FINAL VENT」で応じる。
激突。果たして・・・?
帰路につく蓮、真司、令子。令子には、浅倉は逃げた、弟の暁も逃げた、と蓮が説明した。令子は浅倉の一つのキーワードに焦点を絞り始める。「消えた・・・?」
北岡は右腕の負傷が癒えず、仕事の依頼先に吾郎を派遣させて急場を凌ぐ。そこに真司がやってきて、お互いの理解を深めようと言い出す。北岡はそんな真司を、臨時秘書として使う。
そんな折り、北岡の元に大滝という弁護士が姿を見せる。北岡と争う立場にある大滝は、脅しをかけに来たのだ。だがその時、モンスターの気配を北岡と真司は感じ取る。
大滝の跡をつける二人だったが、途中で見つかってしまい、フクロにされてしまう。それでも真司は大滝の跡をつける。そんな真司に呆れながらもついていく北岡。
優衣は士郎の説得に行くと言い出す。止める蓮だが、優衣の決意を翻すことは出来なかった。仕方なく、蓮も同道することに。優衣は、士郎の元を訪ねる前に、病院によりたいという。小川恵里という女性を見舞う為に。
病室の前、蓮と恵里との関係を知った優衣は戸惑う。その時、看護婦が慌ただしく叫ぶ。恵里の容態が急変した、と。
姿を現し大滝を襲おうとするアビスハンマーを、ギリギリのところで見つけた真司と北岡は、変身してミラーワールドへ。右腕の怪我でベントインできないゾルダは、龍騎にカードを託す。だが龍騎がベントインしても、武器はゾルダが装着してしまう。
更にカードを渡すゾルダに、龍騎は憤慨するが、気を取り直してベントイン、マグナギガが召喚される。そして龍騎はその背後に隠れて「STRIKE VENT」を安全にベントイン、昇竜突破とギガキャノンのダブル砲撃でアビスハンマーは撃破。
OREジャーナルでは、令子が浅倉関連の調査を継続していた。令子は、浅倉脱獄時の拘置所内防犯カメラを入手し、それを眺めていた。
そして、ふと何かを見つける。
鏡に映っている、人のような影・・・廊下には誰も居ないのに、一体何故、人影が・・・?
ジェノサイダーの一撃で、不覚にも右腕を負傷してしまうゾルダこと北岡は、療養休暇・・・とはいかない。吾郎ちゃんを得意先に派遣して間繋ぎ。
その隙を突いて真司君が押し掛け女房(笑)、北岡の臨時秘書に。というより、トイレ掃除、床のワックスがけ、窓拭き、ゴミ出し、「昼食はなんでもいいけど美味いもの」というのは、秘書の仕事なのか?(笑)
ところで秘書といえば、ナイスバディの姉ちゃんと相場が決まっていて、色んな意味でネタに使われるものなんだから、北岡もその辺りは配慮して・・・(はっ)ままま、まさか吾郎ちゃんで(以下検閲削除)
・・・最近、なんか毒されてる気がするな。というか俺が毒してる気もする。どうなんだろう?(何がだクソヤロウ)
今回は、北岡と争う立場にある弁護士・大滝を狙っているモンスター・アビスハンマーの存在を知った北岡と真司君の共闘(?)がメインアクション。そこに至る間に、真司君が初心にかえるという寸法。
見所は沢山あったが、ニンニク臭(真司君が昼食に準備してた餃子のせい)を嫌う北岡と真司のやり取りなんか、蛇足的だけどなかなか良いね。俺、こういうシーン嫌いじゃないよ。
とりわけ、真司君達を待ち伏せしてボコにしていく大滝を、それでも守ろうという真司君がいいね。
「そうだ、変わっちゃいけなかったんだ。
俺、忘れてた。ライダーになった理由。」
悟ったような真司君が、妙にカッコイイ瞬間。鼻にティッシュつめてるけど(笑)
今回、北岡が妙に人間臭くて良かった。基本的に好かれないキャラなだけに、人間臭く描かれると北岡の魅力が増してくるな。
真司君も最初はなんか悲壮でどうにもならなそうだったけど、ストーリーが進むに連れて徐々にらしさが戻っていく、その単純さが憎めない。やっぱキャラって大事だよ。
わぁお、スーツ姿をパリッと決めてる吾郎ちゃんだ。・・・でも、あのアゴヒゲと耳のピアスはそのまま。大丈夫か、北岡法律事務所(笑)
出かける前、朝食に悪戦苦闘している北岡がトマトを飛ばしたところに姿を現し、そのトマトをキャッチしてこうのたまう。
「先生が、朝からカレーは嫌だと」
確かに嫌(笑)
というか、あの程度で悪戦苦闘する北岡が駄目なのに、吾郎ちゃんって優しいよな。
これで出番終わりかと思ったら、誰も居ない事務所で、真司君が作ってた餃子を食べるシーンがある。そこで何かを感じるんだけど・・・
果たして、真司君の料理は本当に美味いのか、はたまたまずいのか、化けの皮が剥がれるのは次回の吾郎ちゃん次第。餃子だけに化けの皮(アンタ最低)
結局、あの車は誰のだったんだろう?なんで蓮が運転してたんだろう?そういえば、令子はsmartで行くつもりだったんだろうか(笑)
暁に関して、蓮は令子に嘘を教えた。その方が令子の為と思ったのだろうが、令子はそんな程度で手を引いたりしない。
こいつも人を知らないな、と思ったが、あれは真司君に言ってたんだな。
花鶏に戻ってきた時は、直接真司君に切り出すけど、いきなり「俺の勝ちだな」って何だよそれってカンジだ。こいつはなんか、意外と真司君を心配している癖につっけんどんな物言いをするよな(笑)
というより、何を賭ける気だったんだろう。やはり借金の帳消し・利息アップか?(笑)
後は優衣ちゃんに言い負かされてパシリ。なんか蓮、パシリ多いなここんとこ・・・。そういうキャラだったか?
「キー!私というものがありながらー!」
と怒っているように見えなくも無い今回の登場シーン(死)
兄・士郎の説得に行くと聞かない優衣ちゃん。もてあまし気味の蓮もついに折れ、バイクで送ることに。そこで優衣ちゃんの態度がコロッと変わる。ひょっとして優衣ちゃん・・・蓮をパシリに使う為に、わざと?(笑)
いや、優衣ちゃんそんな器用なこと出来る娘ちゃうし。
さてその優衣ちゃん、士郎説得の前に病院によって欲しいという。このシーンの次に産婦人科がアップになってもおかしくないな。
(謎の士郎と謎の蓮による殴打)
何が謎やねん貴様ら。
なんで病院かというと、実は恵里の見舞い。だがそこで、恵里と蓮の関係を知ってしまう。蓮になんといえば良いのか苦悩する優衣ちゃんが可愛い。
しかしここで、看護婦が恵里の容体急変を告げる。えらい展開だな、これは。
そういうことがあって、優衣ちゃん次回キレるんだな。
浅倉には結局逃げられ、弟も逃げ去って(by蓮)、浅倉を信じた自分が馬鹿だったと落ち込んだりするけど、すぐに心機一転しちゃうのが令ちゃんのいいとこ。
初心にかえった令ちゃん、拘置所の監視カメラの映像コピーを入手してくる。令ちゃん、なんか尋常な娘ではないな。いつぞやは謎の情報屋からの連絡も入ってたし。底の知れない女だ。
そして、今から浅倉さん家に○大ハム(微妙に伏せてないな)を小脇に抱えて獄中見舞と洒落込む神崎士郎の姿を見つける(一部嘘)。勿論「ハムの人」と呼ばれる気構えは万全だ(何が)
だがその士郎の姿は、鏡の中にしかない。それを令子はどう判断するのだろうか。
渋い中年オヤジが現れたかと思ったら、事務所に『大滝組』の代紋がありそうな連中だ(笑)
そういえば、博多弁ってどういうのか細かいレベルまでは知らないな。「じゃっどん」って鹿児島違うっけ?妙なところで赤い龍騎と緑のゾルダが当たったな(当たってへん)
・・・しかしまあ、広島弁でなくてよかったな(笑)
というか、本編だけでこの人が弁護士だって見抜いた人って、いるのか?俺は『大滝組』だと思って見てたが。
今回のアクションは、前回の決着(灰色すぎ)、そしてアビスハンマーと龍騎・ゾルダの戦いの2本立て。
冒頭、ジェノサイダー誕生シーンがしっかり描かれていた。これくらいでも物足りないけど、まあいいか。
そういえば、ちゃんとエビルダイバーが合体してたな、背中に(笑)
ともかく。
ジェノサイダーの一撃で吹っ飛ぶ三人に、余裕の笑みを浮かべて歩み寄る王蛇。そこにダークウイングが飛び掛かり、何故かパリーン!ダークレイダーに。見ればナイトがいつの間にかサバイブ体。うわ早。
そのまま「FINAL VENT」で突っ込むナイトサバイブに、王蛇はエビルダイバーの「FINAL VENT」で真っ向勝負。こういうとこ、浅倉はある意味潔くて爽快だ。
それはいいけど、衝突した瞬間パリーン!とOP突入の後は、浅倉が一人で桟橋にしがみついて「うわー!高いよ恐いよー!」(声:神谷明)ってやってるだけとはどういうことだ(やってねーし、そいつの場合「暗いよ狭いよ」だ痴れ者)
そして今回の目玉、龍騎・ゾルダとアビスハンマーの戦い。このアビスハンマーとかいう奴が、またナイスなデザインな上に声が台詞調。真司と北岡に飛び蹴り食らって吹っ飛ぶとこからもうツボ(笑)また、この二人の飛び蹴りがカッコイイし。
さて本戦。
ゾルダは右腕の負傷でマグナバイザーすら手に出来ない。思わずカードを取り落とすゾルダ、それを手にして心配そうな龍騎。そこでゾルダが一言。
「いいからお前が使えよ。」
この言葉に意気を感じた龍騎はガッツ一番、ベントインしてギガキャノンを待つが、ギガキャノンはゾルダの肩に。納得行かない龍騎はゾルダに食って掛かるが、アビスハンマーが構えている。ゾルダが「GUARD VENT」を龍騎に渡しベントイン。間一髪、アビスハンマーの銃撃をギガアーマーが防ぐ。ゾルダだけ(笑)
更に「ADVENT」を差し出すゾルダに、いい加減頭に来た龍騎だったが、素直にベントイン。現れたマグナギガは、やはりゾルダの前。龍騎はアビスハンマーの銃撃に合わせ、タイミングよくゾルダを突き飛ばし、マグナギガを盾にとる。その隙に「STRIKE VENT」。
「お前、マグナギガを盾に・・・!」
「そゆ事♪」
そしてそのまま、昇竜突破とギガキャノンがアビスハンマーに炸裂、撃沈。突っ立ったままのマグナギガが妙に可愛い。
「ったく、やってくれるよ。」
呆れてるんだか感心してるんだか微妙なゾルダの台詞と態度が印象的。それを受けて得意気な龍騎がまた可愛いね。なんか、ゾルダも北岡とダブッて見えたし、今回のアクションは楽しく見られてよかった。
今回、ババア出番無し。
大ちゃんが急に世話を焼き始めるのも、かなりベタといえばベタだけど、奈々子ちゃんがそこにいるからいいんだよね。あの奈々子ちゃんの口調と表情、絶妙だよな。
「どうしたの?」(令子)
「我々の価値に、気付いたんじゃないですか?」(奈々子)
くはーっ!OREジャーナルは奈々子ちゃんがいなきゃ始まらんな!
あと、いつぞやのクレーマーからファックスが届いてた。浅倉が生きていなかったら坊主になる、という約束の履行を迫るものだが・・・もし坊主になったとして、こいつはそれをどうやって確認するんだろうな?サイトで写真でも出す?合成が簡単なのに?
そもそも、OREジャーナルって、どういう発行形態?メルマガだけ?
さて!
次回遂にお子様ライダー登場!・・・じゃないのね?というか、もう出ないよな、この展開では。
ともかく。
士郎と優衣の間もかなり険悪に。自分がライダーになると言い出す優衣に、「邪魔をするな」とピシャリ士郎。
「お前を消す、最後に残るライダーは、神にも悪魔にもなれるだろう」
消す?消す!?だ、誰を!?士郎、誰に言う台詞なんだ、これは!
そして4人のライダーが戦うその場に姿を現すロム・ス(中略)もどきの金色ライダー・・・もしや、シザース・リ・ボーン!?(死)
謎が謎を呼ぶが、まだ12人まで出てないのに何故「13号」なんだ!答えは次週!?ホンマか東映!
次回!「貴様らに名乗る名(削除)」・・・なんて展開も見たいなあ(腐)