龍騎第30話『ゾルダの恋人』
(2002/8/25)

北岡を『婚約不履行』で訴えようとする女性が現われた。浅野めぐみというその女性は、実は北岡の元秘書を務めていたのだった。
そんな約束をしていないと言う北岡だったが、めぐみの話を聞いた真司・令子・蓮は北岡の言うことを全く信用しない。頭を抱える北岡。

最後の頼みの綱として、吾郎がめぐみに接触。めぐみの真意を知る。
めぐみは、不治の病に侵されていた。
北岡との婚約の話は、めぐみの嘘で、ただそれは、北岡に自分をずっと忘れないで居て欲しかったからという想いから出た嘘だった。その心根に、吾郎も北岡に、せめて1回だけデートをしてあげて欲しいと迫る。

自分と同じ不治の病・・・
同情からか、北岡はめぐみとデートすることに承諾する。だが、めぐみはシールドボーダーに狙われていた!ボートの上でその気配を感じた北岡は、めぐみにキスすると見せかけて目をつむらせて返信、ミラーワールドに。

そこでシールドボーダーと戦う北岡は苦戦するが、真司がその戦いを引き受け、急いで戻る。
戻ってきた北岡は、めぐみの額に軽く口付けする。だが、途端にめぐみは倒れ込む。まさか・・・北岡に憐憫の情が浮かんだが、めぐみはゆっくりと起き上がってきた。
そこに吾郎から、めぐみの『不治の病』の正体を聞かされて脱力する北岡。

雨の降りしきる中、今回の騒動に関わった4人が集まった。素直に北岡に謝る令子を始め、もうめぐみに関わるのはコリゴリだ、という思いでいた。
そこに、大久保編集長が新入社員を連れて通りかかった。4人はその姿を見て愕然とする。
新入社員は、浅野めぐみだったのだ。


■ オールザッツギャグ

前回に引き続き、『ゾルダスペシャル 元秘書の逆襲』をお届けしました。次回は『北岡の復讐』で、タイムベントで過去に溯って『ファントム・吾郎』と公開予定に(なっとらんわ)

しかしまあ、あれだ。確かにここまでやられると『やりすぎ』って気もする。色々と演出的に『ベタ好き』には高得点だっただけに、もう少しうまい見せ方をして欲しかったなー井(削除)
キャラ崩れも、前回は優衣ちゃんで、今回は北岡・吾郎ちゃんをメインに・・・なんだ?敵が欲しいのなら言ってくれ。いくらでも出てくるぞ。ハーイー♪(イクラ違い)

でも、単純におかしかった。『面白い』といえば嘘になるが、笑えたことは間違い無い。例によって、龍騎の世界を堪能したい人には酷く不評だと思うが、夏休みには色んなのが出てくるってことで・・・ってプロがそれじゃあかんよな(笑)

■ 大量にピックアップ
■ 北岡受難の日

今回のメインは北岡。冒頭が一番北岡らしい、というか他はキャラを深める新要素がてんこもり。深まる、というより壊れる、という表現が当たっていそうな気もするが(笑)、なんか北岡らしい壊れ方をしてる気もするので善しとしよう。
因みに冒頭は、前回手間をかけた挨拶に来た真司君の「つまらないもの」を「本当につまらないものだね。吾郎ちゃん、後で捨てといて」と言い捨てるとこ。

若き日の北岡(今も若いけど←笑)が描かれる、という貴重な回だが・・・北岡ではなく、めぐちゃんの『極道日記』だったなあ、おい。
1.「お茶」と聞いて茶筒を差し出すめぐみ
2.車内のハエ撃退で自爆、フロントガラスのハエに鉄アレイをなげるめぐみ
3.北岡の頭に皿を飛ばしておいて、こけた自分の心配だけするめぐみ
・・・よく3年も我慢したな、北岡(笑)

婚約してない、と身の潔白を訴えても誰にも信じてもらえない、自業自得の悲しさ(笑)。コミカルに描かれているので、同情する暇が無い。
とりわけ、令子に信じてもらえなかったのがショックだった様子。真司君にそう伝えられてガックリとソファに座り込む北岡に、追い討ちのように壁にかかっていた絵が倒れ込み、頭頂部にヒット。ナイスベタで高得点。
・・・しかし、いくらギャグでもその程度でガックリくる繊細な神経じゃなかろうに。面白いけど、ここ不満。

めぐちゃんが実は自分と同じ不治の病だと知り、同情して一日だけデートしてやることに。割かし良い奴ではあるんだよな、部分的に。ただ、最後のボートでの装束は・・・デートなのか?(笑)
ここでシールドボーダーの気配。北岡はキスを迫る振りをして、うまくめぐちゃんの目を閉じさせ、こっそり変身。これだよ!こーゆー細かいところ凝るんだよこいつは。いや、誰って井(削除)

で、さんざんすったもんだあった結果、実はめぐちゃんの『そそっかしさ』に振り回されてただけと知り、脱力する北岡が良い。その後、再び目の前に現われためぐちゃんに、さすがの北岡も脱力する気力も無い(ヘンな表現)

■ めぐちゃんは奈々子ちゃんツヴァイ

何が『ツヴァイ』か(笑)

キャラクターはともかくとして、いいね!標準録画といわず、この回だけのDVDが出たら買うぞ俺!夏休みというのにサービス精神に欠ける奴等だと思っていたが、やりゃあできるじゃん。いいぞ東映!
かくいう俺は脚フェチ(死)
他、乳フェチくびれフェチ女体フェチ。煩悩の塊(死)
えーわ、この娘の肉付き。腰もしっかりくびれている上、バストの強調も忘れてない。勿論アオリもちゃっかり。わかっとんな東映は!千里ちゃん使うだけのことはある!世のお父さん方は今回ちょっと父親の威厳を奈落の底まで失墜させた奴も居そうだが(笑)、構わずどんとやれい!
演技はまだ素人レベルだが、優衣ちゃんや令子で慣れたせいか違和感があまり無い。キャラも掴んでる。そういう意味では奈々子ちゃんと同等の位置づけだ。

キャラクター属性は『そそっかしい』だが・・・あれって『そそっかしい』のか?一般常識とか道徳とかいう問題じゃないのか?低血圧ゆえの貧血を『不治の病』と思い込む辺りは十分『そそっかしい』が(笑)
ホットパンツゆえに、今回ちょっと根元見えたか?見えたか見たか?連絡求む。見えたからって増えるもんじゃないけどな(何がだクソヤロウ)

北岡に忘れないで居て欲しい、っていうのは本当の気持ちだったかもしれない。その点だけは可愛い。いや脚とか胸とか腰とかだって可愛いし、腰→臀部→大腿部と繋がる曲線も(以下煩悩方面なので削除)
しかし・・・OREジャーナルで何をするんだろう、この娘。というかレギュラー化するのか?するんなら毎度セクシー系決めてくれなきゃ殴るぞ(無理)

■ 新旧秘書対決

北岡の元秘書・浅野めぐみ由良吾郎。一触即発でフラベも気合入りまくり。でも、何が始まるかと期待してたら『北岡クイズ』。吾郎ちゃんもその程度で「負けた」じゃねーっつの。

と思ったら、ダニども登場。便利な連中。
ここで吾郎ちゃん「この人には手を出すな!」とめぐちゃんを庇うが、めぐちゃんそれを退けて「御心配なく」とカラテキッドパイチェン(中略)と思わせる奇妙な構え。脚技一閃!ダニども瞬殺。アクションシーンじゃないぞ。
めぐちゃんの脱ぎ捨てたハイヒールの片方が、頭頂部に炸裂して倒れちゃう吾郎ちゃんが情けない。やりすぎ。吾郎ちゃんならヒョイだヒョイ。このバカチン。貴様に吾郎ちゃんのレの字がわかるか(無い)

しかし・・・千里ちゃん・・・アクションだけじゃなくポーズも下手だ。素人だから仕方ないけど、みっちり仕込んで欲しいね。今後もし機会があるのなら、是非、吾郎ちゃんとめぐちゃんの共闘を見たいから。ベタ過ぎて悶絶。

ところで、北岡の密かな趣味ってなんなんだろう(笑)

■ 吾郎ちゃん

北岡がクローズアップされる、ということで、吾郎ちゃんにも面白いシーンが満載。
「捨てといて」と真司君の菓子折りを差し出されて、こっそり1つだけ胸ポケットに隠したり、「元秘書との婚約疑惑」で「きぃ〜!」もんで親指の爪をかむとことか、めぐちゃんとの新旧秘書対決(笑)とか。

あと、北岡に意見することもあるんだね。完全従属というわけじゃないんだ。ますます良いよ、吾郎ちゃん。無条件の従属じゃあ、面白くないもんな。ここんとこはキャラを大事にしてるんだけど・・・他がなあ(笑)

■ 頑張る真司君と嫌味な蓮

真司君は、取り敢えず北岡の言うことは信用しないことにしているらしい。そのせいで、めぐちゃんの嘘を何の根拠も無しに信じちゃう。
いい話しじゃねーかー!北岡許さねー!
と突っ伏して泣きじゃくる真司君は、お人好しの上にクソがつくほどに馬鹿。笑える

そんな真司君だけど、めぐちゃんとデート中なのにゾルダになって戦ってる北岡を全面バックアップする。その時の
「今デート中だ。羨ましいだろう
いいなあー!
って会話がまた・・・小学生かホントに(笑)
で、シールドボーダーを引き受けて北岡を帰す。そこんとこは【アクションパート】で。

は、どういうわけか真司君に引っ張り出される。
どうもこいつだけは、めぐちゃんが嘘をついていることを承知で、北岡をからかっていたように見える。婚約祝いなんか、自分で出さずに真司君から取り上げる辺り、そんな雰囲気を感じる(笑)
後半、めぐちゃんが不治の病と知った真司君達と一緒に北岡の説得に当たってるけど、顔はマジでもどこか北岡をからかっているように見える。底意地が悪そうなとこが、蓮らしいといえなくも無いけど・・・。
で、今回の出番はこれだけ。少し冷遇。

■ 令子無用

みゃみゃー♪

オタはシカトしてと。
北岡を信じないのは令子も同じ。『北岡憎し』の思いだけで記事をでっち上げる姿勢は、言っちゃ悪いが『サイッテー』。
こいつのどこがジャーナリストなんだろう?
この程度なら誰でもジャーナリストになれるじゃん。今すぐ嫌いな奴をネタにページを作ってアップしちゃえ♪そうすりゃあなたもジャーナリスト。すげー。

というか、あの炎天下でも露出ゼロの装束で、そうまでサービスしたくないんならもう出なくていい。物語にも欠片も絡まないし・・・めぐちゃんレギュラー化すんなら、出てっていいよ。東スポにでも行けば、きっといい記事かけるぞ。
ケッ、何がジャーナリストか。笑わせるんじゃないよ。

■ シールドボーダー

うひゃひゃひゃひゃ!やってくれちゃってまあ、嬉しいよシールドボーダー
今回はめぐちゃんを狙っていたんだが、1回目の襲撃シーンがまた凝ってる。
自転車でラーメンの出前に向かうめぐちゃん
 ↓
シールドボーダー襲撃の構え
 ↓
北岡飛び出す
 ↓
つんのめるめぐちゃん
 ↓
「めぐみー!」

ここで北岡めぐちゃんのアップ。岡持ちの中のラーメンはシールドボーダーがかぶってオタオタ。
愉快だ。
あれで、戦隊系怪人みたいに七転八倒してトラックにぶつかって倒れてから慌ただしくミラーワールドに戻ったら最高にベタで楽しめたのになあ。
北岡の台詞も余計。同情している芝居だけで十分。素人考えだが。

2度目の襲撃では、ゾルダと龍騎と戦うわけだけど、これがまた実に戦隊系怪人。ホントに台詞が無いのが惜しいモンスターだ。こんな事を感じたのは、ワイルドボーダー『ワイビー♪』以来だ。
あ・・・あの時も井(削除)
・・・ひょっとして俺、奴の回、好きなのか?むー、ワイビー♪とシールドボーダーについては、奴のこと好きでもいいぞ。他は(以下略)

■ やっぱり蚊帳の外の二人

士郎はともかく、浅倉はまたしても蚊帳の外。ま、絡んでくる要素は全く無いし、無理も無いけど。
おまけに、なんか次回はその鬱憤を晴らすかのように浅倉メインの話が用意されているそうじゃないか!よっしゃー!そんなら問題なしじゃー!おまけに少女じゃーん!きっと浅倉になつくに違いないじゃーん!いいぞ小(削除)


■ 見逃すな!このショット!

というか、狙いすぎだよなあ。
陽炎の中を歩く蓮と真司君はまだいいとして、北岡と真司君の「俺の目を見ろ!」は・・・。
何か?そうまでして悶絶死者を出したいのか?
ま、ギャグだからな。って、ギャグと全く関係ないやんか。


■ アクションパート

今回は【対シールドボーダー】でゾルダ→龍騎と流れたシーンだけ。冒頭の『前回のおさらい』は含んでいない。おまけに『めぐちゃん乱舞』も含んでない。アクションちゃうし。

2度目のめぐちゃん襲撃時、ゾルダとの戦いになるが、このシールドボーダーが実に動きがいい。マグナバイザーを弾き飛ばして、近接戦闘に持ち込んで、ゾルダを窮地に追い込む姿が良い!
そこに飛び込んできたのが龍騎。どこからやってきたんだろう(笑)
余計な詮索はさておき。
北岡がめぐちゃんとデート中だと知ると、俄然張り切ってシールドボーダーに挑みかかり、「ここは任せて、早く行ってやれよ!」と気を効かせる真司君。それに律義に「すまんな」と礼を言ってゾルダ、インド洋にジャッポーン(古)

シールドボーダーとの一騎打ちとなった龍騎は、プロレス系の技で攻めて行く。ここら辺、妙にアクションがスムーズ。やっぱプロレスはアクションの基本か?
そして、『FINAL VENTドラゴンライダーキック。アクション一番の見せ場はここだろう。
構える龍騎の周りを、水面を打ちながらとぐろを巻き上昇していくドラグレッダーの勇姿。結構意表を突いてて、なんか感激した。カッコイイ。
で、さすがのシールドボーダーの盾も効果無く、一撃で撃破。
ここ、個人的には、盾でキックを受けながらも水面を引きずられ、遂には突破されて爆発する、ってベタなのを期待してたんだけど。止められたところで龍騎の雄叫び→徐々に亀裂を走らせる盾→盾崩壊、本体にキック炸裂→貫通・爆発
いやまあ、素人考えだし、その道のプロがやる方がいいのが出きるんだろうから文句は言わないけど。なんかそういうのが見たかったな、ってだけ。


■ 今回のOREジャーナル

大久保編集長だけど、どうもこの人、人材に恵まれてるんだかないんだかわかんねーよな(笑)
令子は一応看板記者ってことでいいんだろうけど・・・今回みたいな記事を書くような奴が看板じゃあ、ド三流もド三流だ。というか、いつぞやの真司君の記事が未だにトップを飾ってる様じゃあなあ。近日正式採用って言って半年経ったぞ?どーすんの?

それにつけても奈々子ちゃんはいいよなー。最後のシーン、編集長のデスクでジェラシー燃やしてるのなんかたまんねーな(笑)。早く次回のOREジャーナルの様子が見たいぞ(ちーん♪)


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回は皆さんお待ちかねー!(眼帯)
浅倉がいよいよ登場だ!ギャグに全く絡んでこなかった浅倉のこと、きっと『龍騎の世界』を堪能したがってた人には満足のいくしあがりになるだろう。俺も楽しみだ!別の意味でな。
だって人気絶頂の浅倉だぜ?くだんねーこといってねーで見れ!イライラすんだよガタガタぬかしやがって。
そして少女だ!「う」がちゃんとつくから気をつけろ!「う」を抜いて読むな!多分間違ってないけど(貴様の脳が間違いだらけだバカチン)
次回!「王蛇の耳はバケラッターのQQQ♪」に毛が三本!?(何を言い出すやらわからんわ)

【 龍騎第31話『少女と王蛇』 】

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