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今回はレッド・伯亜凌駕メインに話が進みます。勿論、舞ちゃんとの関係も描かれます。
そして、ちょっとだけティラノのお話も。
また、今回からエヴォリアンの基本活動スタイルも描かれます。しかし、目的や黒幕などはまだ闇の中。
冒頭は各メンバーの引越し風景。トラックを運転するらんるにちょっとビックリ。らんるって、一体何のマニアなんだろう?
恐竜やの中には幸人もいるんだけど、幸人は「こんなところに泊まれるか」とホテルに泊まる意思を表明しています(笑)。しかし、少しずつ「仕方ない」と譲歩していく展開が続くとすれば、当然それも・・・。
その時、凌駕が舞ちゃんを連れて保育園へ。「あの娘、誰?」と怪訝な顔の一同に、舞ちゃん自己紹介。
「はくあ まい です♪」
「『はくあ』!?」
更に追い討ちに、今日は保育園の父親参観日だと凌駕が告げていきます。とっとっと、ということは・・・?
てなとこでOP。
さてその頃のエヴォリアン。ヴォッファ、ミケラ、ジャンヌの様子が描かれます。
このヴォッファとミケラ、芸術家肌っぽいです。ヴォッファは音楽。よく見れば、ピアノの鍵盤があしらわれています。とすると、由来はバッハ辺り?
ミケラは地球の美術品を「美しくない!」と言い、『本当の美』を教えてやるとやる気満々、というありがちなキャラ。ミケランジェロ辺りが由来?
ジャンヌは剣の稽古。どこかのジェ○イの騎士みたいな稽古で妙に笑えてしまいます。
その時、リジェが起き、神託を告げます。アナザアースを制圧せよ、と。
ところが、ヴォッファもジャンヌも「気乗りしない」程度の理由でそれを聞きません。凄いな、こんなんでいいんだろうかエヴォリアン(笑)
ただそれは、ミケラが張り切ってるのを傍目に見ていたからもあるでしょう。
そして今回は、そのミケラが指揮を執ります。絵筆と絵の具で空中に何かを描いたかと思えば、それが融合・実体化して、トリノイド・バクダンデライオンが誕生します。
そこでリジェが神託モードから戻り、バクダンデライオンにキスをすると、バクダンデライオンが消えます。なるほど、こうやって地球に向かうんですね。
凌駕の方は、らんるの運転するトラックで保育園に到着。
そこでらんるは、保育園の先生に凌駕と舞ちゃんの関係を聞きます。それによれば、舞ちゃんは、凌駕の死んだ兄の娘だそうで、兄亡き後、凌駕が世話をしているそうです。妹でも娘でもなかったけど、限りなく娘に近いですね。
その楽しそうな凌駕の元に、幸人からエヴォリアンが出現したらしいと通信が。凌駕は、舞ちゃんを言い聞かせて、らんると戻ります。
そこでティラノからも通信が。舞ちゃんは大丈夫か、と気になっているようです。というか、筒抜けなのか?(笑)
凌駕は「大丈夫だって!」と太鼓判を押しますが・・・ホントにそんな簡単なものでしょうか。
いや、戦ってないけど大暴れ(笑)
バクダンデライオンも大暴れ。そこに颯爽とアバレンジャーが登場、バーミア兵も繰り出して乱戦に。
アスカがバーミア兵を引き受け、凌駕達はバクダンデライオンと戦い始めますが・・・これが割と強かったりします。苦戦する凌駕に、ティラノが檄を飛ばします。「舞ちゃんとの約束はどうなるッテラ!」
ここで、プテラとトリケラが、ティラノには子供が居たけど、エヴォリアンに殺されてしまった、という経緯を語ります。
しかし、「そうだったのか!」と燃えてホイホイ勝てれば苦労はしません(笑)。
そこに、ドシンドシンという地響きとともに、ティラノが駆けてきます。おわっ、等身大の敵キャラ相手に容赦ねー(笑)
でも、体勢を崩したバクダンデライオンの隙を突いた凌駕達によって、ティラノの登場は空振りに・・・
終わらないのが凄いところ。
凌駕達の元に到着したティラノは、早速凌駕を口で摘み上げて、思いっきり振りかぶって放り投げます。勿論目標は舞ちゃんの居る保育園(笑)。ええ話や(そーか?)
アバレッド、飛ぶ飛ぶ!
途中、どこぞの女子高生のドミノ積みをオシャカにしてしまいますが、見事に保育園の滑り台か何かに命中、うまいこと変身も解けて万々歳。ちゃんと戻ってきた凌駕に、嬉しそうな笑顔を見せる舞ちゃんが可愛い。
バクダンデライオンも撤退したことで、アスカ達も恐竜やに戻ります。
そこでらんるが、戦闘中に撮影したバクダンデライオンの写真を基に、奴の解析をします。
「マニアも少しは役に立つな」
とは幸人ですが、実はアスカの説明の方が的確だったという(笑)。
それにしても、どこにそんな隙があったのか・・・というか、マニアって何のマニアなんだろう。
再び登場したバクダンデライオン。その連絡を受け、また舞ちゃんを言い聞かせて出撃する凌駕。でも、舞ちゃんはゴキゲン斜めモードに突入。これはよくありませんね。急いで倒して戻ってきなさい、凌駕。
とか思ってたら、大玉にぶつかってそのまま転がり出て、その意気おいで爆竜チェンジ。玉転がししながら道路を不法通行(笑)。
そのバクダンデライオンは、幸人一人が抑えています。しかし、3人がかりで精一杯の相手に、1人で敵うわけがありません。
とそこに現れたのが、玉転がしレッド(笑)。その勢いのままバクダンデライオンに衝突して先制パンチ。
しかし、一人が二人になったところで、所詮三人揃ってナンボのアバレンジャーに勝ち目がある筈も無く、苦戦を強いられます。らんるは一体どこで何をしているのでしょう?
バクダンデライオンもいよいよトドメ刺しモードに突入、たてがみミサイル発射体制に。
「食らって堪るか!」
「ダメ!食らって!」
そこにらんるがアスカと共に登場、何やら怪しいコントローラーを手にしていますけど・・・まさかね(笑)
それでは、とミサイル発射のバクダンデライオン。そこでらんる、やっぱりといった具合にコントローラーを使い、ミサイルの軌道を逆転、バクダンデライオンに炸裂させます。期待を裏切らない展開。
そう、らんるは僅かな時間で、ミサイルを解析し、制御装置を開発しちゃったのです。これは、マニアがどうとかいう次元じゃありません。東映は何を勘違いしてるんでしょうか。
勿論トドメはダイノダイナマイト。五体バラバラでなんか猟奇。
戦いも終わったことだし、急いで舞ちゃんの元に戻ろうとする凌駕ですが、そこで怪しげな雲が広がり、雨が降り始めます。
無邪気リジェの説明台詞によれば、トリノイドはこの雨で巨大化するそうです。ミケラの「地球人ども驚くに違いない」との言葉どおり、凌駕は腰を抜かすほど驚いてます。
勿論、ここはアバレンオーの出番。
バクダンデライオンとアバレンオーのその戦いの中、何故か戦いの役には立たない筈のエミポンがキックボード飛ばしてこけてやってきます。曰く、
「舞ちゃんが居なくなっちゃったの!」
うわ、思いっきり動揺させてる(笑)
しかしそのお陰で、凌駕が一気にスパーク(笑)、哀れバクダンデライオンは一気に『爆竜電撃ドリルスピン』を食らって昇天。
でも、どんなに急いでてもきっちり決めポーズは忘れないのが良いですね(笑)
さて、凌駕達は散開して舞ちゃんを探しに向かいます。とりわけ、凌駕の必死さが際立ちます。・・・というか、凌駕くらいしかまともに映ってませんけどね。
河岸にやってきた凌駕の前に、ティラノの姿が。見ればその鼻っ面の上に舞ちゃんが。危なっかしい足場なのに、意外と平気な顔の舞ちゃんが凄いやら何やら。
ゆっくりと凌駕の前に舞ちゃんを運ぶティラノ。
「ゴメン!約束守れなくて。」
平謝りの凌駕、それに対して割と長い沈黙がありましたが、
「いいよ。ティラノと遊べたから許してあげる。」
と舞ちゃん。・・・ティラノと遊べなかったら許さなかったのかなあ(そーゆー話じゃねーよ)
万事めでたく収まったところで、恐竜やでの夕食風景。今日はすき焼きか鍋か、卓を囲んでみんなで突っつくスタイルなのは間違い無い。
ただ、一人その場から離れてテーブルで食べようという幸人。エミポンが具をよりすぐって届けてあげます。そして、「ホテルに戻らなくて良いんですか?」と尋ねると・・・
「こうしょっちゅう呼び出されてはかなわないからな。」
と、恐竜やに「仕方なく」住むことを了承します。まったく・・・素直じゃないというやらある意味素直というか。
しかし、いざ食べようというときになって、漸く凌駕が居ないことに気づく一同、というか幸人。なんで卓を囲んでいるみんなが気づかないのに幸人が気づいたんだろう(笑)
その凌駕は、ティラノに飛ばされたときに崩してしまったドミノを積み直していました。
「ゴメンね〜」
と謝りながらドミノを積む凌駕ですが、「てゆーか誰?」と女子高生はてなマーク。そりゃそうだ(笑)
というとこで今回は幕。チャンチャン♪
公式で散々気を持たせた割には、当たり障りの無い、思いっきり無難な関係の舞ちゃんと凌駕。しかし、これにティラノが関わってきたので、無難な関係もいっそ面白くなりそうです。
ただ、この舞ちゃんがどこまで描かれるか・・・ですね。通常、マスコット以上の存在にはならないので、今回ほど話に絡んでくる事は、あってもあと2回程度でしょうか。ここは、爆竜の子供にも登場していただいて、絡みやすい展開になることを希望。
ティラノの豪快さは、初登場時のべらんめぇ口調からとっくに判明していましたが、よもや凌駕をくわえてブン投げようとは(笑)。期待通りのキャラで今後も楽しみ。
凌駕は、今までとはうってかわってドタバタした部分が強調されています。これまで、どこか『仲裁役』みたいな部分が前面に出ていたので、これで漸く戦隊レッドらしくなってきたというところです。
でも、ティラノに飛ばされた時に崩したドミノを積み直しに戻っていたなんてオチは、やっぱり『和』を大事にしている印象。尤も、それがリーダーに相応しいとも言えますが、これまでのリーダーって大概は向こう見ずな無鉄砲で純情熱血バカですからね(笑)
そんなのを見慣れていると、新鮮な印象です。
・・・そういえばスケさん出番ないな・・・キャラ別の話が続くから、らんるの後どうなるか、と思ってるんですけど・・・員数外なのかな?
最後に、らんるのマニアさ加減ですが・・・何度も書いた通り、何のマニアだかイマイチ通じません。機械関係全般のマニア、といえそうですが、範囲が広すぎます。
マニアってなんだろう?
次回はイエロー・樹らんるメインのお話。いまいち何のマニアなんだかサッパリわからないこの女の生態が判明するか?といったところ。今のところ、製作者は『マニア』を何か盛大に勘違いしているようですが・・・。
というより、そんな話が展開する余地がなさそうなほどにハードな展開になりそう。さて、どうなることか。
では待て次回!
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