アバレンジャー第10話『アバレリーガー金縛り』

(2003/4/20)

今回は幸人の『ダンディズム』とやらのお話。大リーガー、バンズとのシーンで、幸人も「なんでも金と言うわけじゃない」ことが描かれていますが・・・それはダンディズムなんでしょうか(笑)。

全編を通して、おマヌケな空気が漂いまくっている今回、勿論担当するのは奴だ!奴ってのは(削除)
ととと、というわけで早速!


■シーン追跡

■激辛カレーとカレーポンチ

恐竜やの新メニュー案。らんるは『激辛カレー』。普通すぎ。
そう思った、スポーツ新聞で『大リーガー バッキー・バンズ失踪』記事を読んでいた幸人は、『フルーツポンチ』と『カレー』をミックスした『カレーポンチ』を考案。「金持ちの考えることは理解できない」事を痛感させるだけでしたが(笑)。

こういう時、試食は勿論リーダーのお役目(笑)。そこに都合よく横田のおっさんが来店。異様な気配を察して帰ろうとしますが、そこに今度は、病み上がりで腹が減って仕方が無いアスカが登場。なるほど、比較的疑問を感じずにカレーポンチを食すであろう適任者がいましたねえ(笑)。

感激と共にそれを食べたアスカは、突然トイレに駆け込み、断続的に襲う吐き気に苦しむ羽目に。予想通りというか、そこまで酷いものがあれで良く作れますね、幸人(笑)。

悪い事は続くもので、アスカがそんな状態の時に次元の扉反応。残ったカレーポンチは一旦横田預かり(笑)。

■今回のエヴォリアン

機嫌の悪いジャンヌを元気付けるリジェ、というシーンから入る今回のエヴォリアン。
ミケラとヴォッファがそれを羨むと、待っていたかのようにデスモゾーリャ様がリジェに憑依、お仕置きモードに突入(笑)。
こぉ〜のスカポンターン!
・・・なんてベタなボスだといいなあ。
勿論、爆竜の卵をみすみす奪われたジャンヌも、お仕置きの例外ではありません。ああ、僅かに身悶えするその色っぽい仕種がセクシー♪(馬鹿)
出来れば今度はセクシーヴォイス付きで・・・(阿呆)
出来れば夏用のセクシー衣装で・・・(もーえー)

今回の担当はミケラ。デスモゾーリャ様にせかされて「テキトー」に選んだ『バンク』『』『マッシュルーム』を合成したのが、今回のトリノイド・バンクマッシュルーム。キャラ付けは「〜ベア」。
略称:番熊(まんまやないか)

・・・あれ?リジェちゃんキッスは?

■大リーガー、バッキー・バンズ登場!

さて、失踪中の大リーガー、バッキー・バンズは、ある目的で日本にやってきていました。その彼の目の前で、番熊が人々をマッシュルームカットにして回り、それを阻止しようとアバレンジャーが乱入、バーミア兵とくんずほぐれつの乱戦が始まります。おいてけぼりのバンズが妙に可愛い。

そのバンズに、流れキノコ球が一直線に飛んでいきます。しかしバンズ、ホームラン王の称号は伊達ではありません。それを見事に打ち返し、番熊にヒットさせてマッシュルームカットに仕立て上げます。バーミア兵ケタケタ。滑って転んで失神しないのが残念(せぇへん)
それをキッカケに番熊は撤退。

バーミア兵、喜怒哀楽出せるんだ。いいね!戦闘員はこうでなきゃ!

■決めるところは決めるぜ

去っていくバンズを幸人が呼びとめます。歩き方でその腰痛を見破るとは、さすがカリスマ整体士。そう、バンズの目的はその『日本のカリスマ整体士の治療を受ける』ことだったのです。
それは勿論、三条幸人その人。

ただ、近場で治療を始めるのは驚きましたね(笑)。コンクリ地に寝かされての整体は、普通の倍以上は痛いのでは・・・(笑)。
それを離れて眺める凌駕とらんる、キノコ状のスナック菓子を食べながら、エヴォリアンの目的を考えてますが、緊張感が全く無くていいですねえ(笑)。
バンズの年棒が$5,000万ということで、5億は吹っかけるだろう幸人の帰還を楽しみに、凌駕達は先に帰ります。

治療が終わるや否や、バンズは案の定『罵詈雑言』を幸人に浴びせますが、腰が完治しているのを知ると一転『美辞麗句』を並べ立てて幸人に感謝のキッス♪ぶぇっぷ(吐)。

更にバンズは幸人に、大リーグ専属整体士にならないかと勧誘。バンズの巧みな話術で妄想した煩悩桃源郷(笑)に、まんざらでもなさそうな幸人ですが、アバレブルーとしての使命がある、とそれを断り、去っていきます。
なるほど、こんなところもダンディズムですかね。

■金にうるさいのはどっこいどっこい

恐竜やに戻れば、朝から晩までモノポリー(?)な凌駕達の姿が。お金にうるさい幸人のこと、契約金で揉めただのビッグマネーを蹴って勿体無いだの、折角カッコ良く決めた幸人に随分なお言葉(笑)。
トリケラはそんな幸人を褒め称え、お情け程度の顔出しを決めます。

ところでアスカはまだトイレの中。カレーポンチの攻撃力は尋常では無い様子(笑)。
ここで、まだアナザアースについての知識が乏しいアスカを使って、『ビッグマネー』の解説があります。確かに、蹴ったらそれなりに痛いでしょうねえ。って、誰かこいつにちゃんとしたこと教えてやれ(笑)!

その幸人ですが、いつの間にか外出してます。
「バンズとは金の問題じゃない。
 あいつらは俺のダンディズムがわかってない。
・・・そのヘアスタイルで何がダンディズムか(笑)。
しかしそんな幸人の前に、再びバンズが現われるのです。

■金の亡者

バンズは、今度は金に物を言わせて幸人を勧誘しに来ます。ホームランも、人気も、全て金で買うと言うバンズに、幸人はたじろぎます。
見れば、その頭は不自然なマッシュルームカット。勿論番熊の仕業。実は幸人が去った後、有名人のサインをねだるファンを装った番熊の卑劣な罠(笑)に、バンズは引っ掛かったのです。人気者ってつらいよな(馬鹿なだけだ)

周りにも、道を教えた謝礼に500万を要求する警官や、金で女子高生の若さを買おうとする老婆、一千万で付き人に稽古をつけてやろうという力士、果てはカモメまで札束を加えてドラネコを追い掛け回す有り様。一部嘘。
そう、これこそ番熊の能力。
マッシュルームカットにされた人は、金の亡者になってしまうのです。

金を拾い集めるバンズを止めようとする幸人の前に、張本人の番熊が登場、地獄突きを食らわせます。更にコイン漬けにして「金(かね)縛り」。むう、ギャグセンスも冴え渡る奴(お前のセンス最低な)

■脅威の『無駄遣い攻撃』

そこに凌駕とらんるが合流、幸人の姿を見て「ビッグマネーに埋もれて嬉しそう?」「わかった、バンズと契約したのね!」と呑気なことをぬかします。うははは、愉快な奴等よ。

勿論幸人は憤慨し、変身して金縛りを破ります。しかし番熊の『無駄遣い攻撃』は尋常ではありません。そこで凌駕は『貯金』というキーワードを掴み取りますが、具体的にどうするかは五里霧中(笑)。
そこに、復活したアスカが黒ラプターに大八車を引かせて颯爽と登場。積み荷の貯金箱で対抗しようと切り出します。それを受けて立つ番熊、潔いです。
そして結果は、番熊の勝ち。許容量が足りませんでしたねえ。

そこにバンズがまた登場、幸人に迫ろうとします。そこで幸人は咄嗟に、お金で一杯の貯金箱をバンズめがけて放り投げます。ホームラン王・バンズの本能に全てを託したのです。
狙いは図にあたり、バンズはそれを打ち返します。トルネードバッティングとでも言いましょうか(笑)。そして貯金箱は番熊に直撃、そのショックで番熊は冬眠。なんなんだこのおバカな空気は(笑)。

■怒涛の展開でトドメ

冬眠中の熊を、わざわざ「もう春よ」と起こしたのはらんる。お陰で冬眠明けの凶悪熊と化した番熊にえらい目に遭わされる一同。しかし、アバレるのなら負けちゃいません。アバレモード全開でこれを叩きのめします。

勿論トドメはダイノダイナマイト。アスカがどこにいったやらと思えば、その前にエアプレーンスピン(?)で番熊に決定的な一撃を与えた後、ヨロリラどてっ、となっていたのかも。
フィニッシュブロウ時のアスカの位置づけが今後どうなるのか、気になりますねえ。

■巨大化戦闘はアッサリ

巨大化する番熊に凌駕達はアバレンオーで対抗しますが、番熊の軽快なフットワークと的確に繰り出されるパンチに苦戦の雰囲気。そこで幸人、役に立たないトリケラに早々に見切りをつけて(笑)、バキケロを呼び出し爆竜コンバイン。江戸っ子風の口調がちょっと嫌。
勿論トドメは爆竜必殺バキバキパンチ。なんか、もう既に見飽きた(早)。だってあんまカッコ良くないし。

■一流は一流を知る

新屋敷ですか(何の話だ)。

戦いを終え、ヅラも取れて元に戻ったバンズは、恐竜やから去っていきます。そこに登場するのはカレーポンチ(笑)。バンズこれを食い絶賛、今度はこれで店を出そうと幸人を説得。後遺症ゆえか、「金なら出す」とかまだ言ってるのが愉快。
幸人は申し出は断るものの、ちゃっかり金だけは貰っておきます。あら汚いことホホホ。
というところで今回は幕。


■ちょこっと感想

■バカ警報発令

うひゃははは!すっげーバカ。ここまでいくとすんごい好感もっちゃうなあ。尊敬しちゃうよ。いや、誰をって(削除)
いや、奴以外にこんな『(削除)』使うなんて思わなかったですよ。奴ってのは(削除)
・・・世間様では賛否両論な奴を気に入るのかね、私は(笑)

ともかく、何がバカって・・・徹頭徹尾バカじゃないですか(笑)。バッキー・バンズはバリー・ボンズをパクッてるわ、カレーポンチは尋常じゃない破壊力でアスカを撃沈するし、朝から晩までモノポリー(?)だし、無駄遣いだし冬眠だしマッシュルームカットだしバーミア兵が笑うしデスモゾーリャ様もナイスタイミングだしジャンヌちゃん身悶えするし(?)バーチャン棚ボタラッキーだなetc・・・
見所満載というのはこういうもののことを言うのでしょうねえ(大間違い)

番熊ことバンクマッシュルームのキャラクターや演出も、個人的にはかなり好みの部類。そう、私ってばこんな奴が大好きなのよ。ヘンにマジメぶった重苦しい奴より、番熊みたいな愉快な奴がモロに。

しかし・・・スーパーとかCGがやけにしつこかったですねえ・・・この辺は脚本か監督か、どっちかの趣味なんだろうけど・・・前作にも似たようなのがあった気が・・・。
ま、全体的にバカな雰囲気を高める効果があるので、私としては容認。

ところで。
今回以後、脚本とか監督とか演出とかに拘ったりするのはよそうと思います。どうもあちこちを覗いていると、深く踏み入ると致命的な何かを失ってしまいそうで・・・(邪笑)


■ブラキオ閣下のお言葉

えー、個人的憤懣の為、今回はお休みさせていただきます。

・・・ともいかんか。
愛ある限り、戦うブラ。
東映ヒロイン系作品の、あれだと思うんですが・・・それを演じてた奴が個人的にちょっと・・・という話。
やれやれ、ブラキオ閣下ともあろうお方がなんと低俗下劣な・・・あなたの事を買い被りすぎていたようです。

というわけで、次回に期待。


■■■ 次 回 ■■■

次回は漸くエミポンストーリー♪眼鏡っ娘オゥイヤー♪
どうやら塾のお話なので、思いっきり期待。美人講師が登場してきてさ、そりゃもうエヘヘでムヒョスなミニスカ+ピンヒールで机を踏みつけるほど(そりゃ去年の話やんか)

それよりなによりエミポン、ホントにアバレピンクに?(ないない)
っつーか『ブヒッ』ってなんやねん(笑)

【 アバレンジャー第11話『アバレサイキック。ブヒっ。』 】