アバレンジャー第11話『アバレサイキック。ブヒっ。』

(2003/4/27)

エミポン大活躍!・・・といえば聞こえはいいけど、実は単にノロマでグズなだけ。教官!(?)

というか、若菜ちゃんのいでたちで胸元に視線釘付けになったのはなんでだろう?(陳腐にテツトモかコラ)
・・・このネタ、あとどのくらい持つかな(コラコラ)


■シーン追跡

■導入部はさりげなく

冒頭、ジャンヌが新たな爆竜の卵の存在を感知するところから。時を同じくして、アスカもそれを感知します。
そう、今回は爆竜の卵探索に出た二人が遭遇するのです。

さて恐竜やですが、ついさっき来た時には店に誰も居なかったのに、いつの間にか全員揃っているのを不思議がりながらも横田が来店。お得意さんというか、この人、仕事何だろうなあ・・・。
そこにエミポンがやってきますが、どうも元気がありません。どうしたのか、と凌駕が尋ねると、
友達がヘンなの
と、自分の事を棚上げした無礼千万な事をほざきます(笑)。

■今回のエヴォリアン

さて、今回はミケラもヴォッファも調子が悪いらしく、新たな怪人の想像には至らず。ミケラが放棄したという『パイナップル』『プルコギ』『コギャル』の合成・パイナップルコギャルは、コギャルだけ見たい。『コギャル態』とか持ってるならそれでも可。

それに対してジャンヌはいつになく乗り気。折角のやる気を削ぎたくないデズモゾーリャ様は、割とまっとうな上司。
そこでミケラは、依然放っていた『トリノイド第3号』作戦の事を思い出します。そろそろ作戦が結実するころだそうで、ジャンヌに合流を促します。

ということで今回リジェの出番は無し。
キスは無し?残念。」と不満足そうなリジェ、どうやら・・・キス魔?(笑)
あの歳でキス魔・・・たぎるシチュエーションですねえ!(どんなだクソヤロウ)

■あ、コ・マ・ツのオヤブンさん♪

最近見ないと思えばリストラかあ(違うわバカモン)。

電線音頭の伝道師はともかく。
エミポンの話では、友達『小松若菜』は自分と1・2を争うカラバカで、常に成績争いをしていた仲だとか。ええい、カラバカを争ってどうするかスカタン!
そんな若菜が、突然テストで満点を取り出したという。そりゃおかしい。

というわけで、凌駕はエミポンと一緒に若菜の様子を探りに。ちょっと父親とのやり取りを垣間見た限りでは、凌駕にも「いい娘」と映る若菜、別段怪しいところはなさそうです。
ただ、いいおっさんが昼日中から働きもせんと家でなにをやっとんねん、というのありますが、それは後程。

さてこの若菜、準備を終えたら塾に向かいます。その跡をつける凌駕達。

■昔はハンドパワーの伝道師

若菜の向かう先は謎の進学塾。そこの校長というのがテンサイキック。人間体での登場ですが、見るからに怪しい。そのみてくれから、略称はドクター手力。更に略してドク。もー自分でもええ加減さが心地よくなってましてん(変態か貴様)

説明台詞によると、ドクは密かにこの進学塾を全国展開していたらしく、既に塾生はかなりの数になっているらしい。
しかし、御満悦のドクの気分を害するように、モニタに怪しい反応が。見れば、若菜を尾行している凌駕達の姿が・・・ドク、そこでネンリキを発動すると、若菜が突如走り出します。
慌てて追った凌駕達の前に、怪しいオーラを纏った若菜が立ちはだかり、ネンリキ青炎破で凌駕達を調理。

凌駕が咄嗟に変身して窮地は脱しましたが、既に若菜の姿はありません。

■潜入捜査

でも、実は若菜の行く先は既知だったんですねえ(笑)。
学生コスプレで塾に潜入する凌駕達。「無理があるなあ・・・」というエミポンの至極当然な感想にもめげない彼等。いや、似合ってないとかいう話じゃなくってね、らんる・・・(笑)
ああ、許容年齢を過ぎた女(笑)のセーラー服姿・・・たぎるシチュ(もーえー)

見学と称して教室に潜入した彼等の前に、講師として現われたのはなんと校長!校長自ら授業か(笑)
その授業の最初、校長ことドクは謎の砂糖大根をネンリキで輪切りにし、生徒に与えます。それを見た凌駕達は早速正体を明かし、それを妨害しようとします。

■砂糖大根

正体を現した校長を前に、生徒たちは逃げ惑います。彼等を守ろうとする凌駕達でしたが、不甲斐なくもバーミア兵ごときに動きを封じられてしまいます(笑)。マジっすか?
無事なエミポンがみんなを誘導しようとしますが、一人抵抗を見せる生徒が・・・そう、それこそ若菜

若菜は、この超能力を捨てたくない、と言い出します。その背景には、真面目に生きてきた父親がリストラされた、というのがあります。要するに、マジメに生きて損するのが今の世なら、ズルして高学歴を手に入れ、いい生活をするんだ、とこうおっしゃるわけで。
エミポンの説得も、周囲の生徒全員が若菜の反論で意見一致した今となっては効果無し。終いにはエミポンも砂糖大根を食べされられて連中の仲間入り。ありゃりゃん。

■テンサイキックの余裕

仕方ないので凌駕達は変身してバーミア兵達を振り切ります。最初からやったらんかいアホボケカスー。

しかし、ドクに躍り掛かったところでネンリキ発動。ありがちに野外戦闘に切り替わります。
ドクは、「最初は超能力なしで相手してやる」などと余裕かまします。実際、3対1であるのに、このドクは凌駕達を圧倒する技量を見せつけ、ハッタリでないことをアピールします。
そんなドクは、わずかな隙を突かれて一撃を食らいますが、慌てず騒がず「なかなかやるな。」とニヤリング。うを、カッチョエエなあこいつ。

というところで河岸変更。それっネーンーリーキー♪

■形勢不利

今度は林の中。ちょっと本気のドクは、生徒たちを操って凌駕達を襲わせます。その中には、若菜とエミポンの姿もあります。
大概のヒーローは、操られている人々に対して手も足も出せず、やられ放題で窮地に陥ります。アバレンジャーもお約束通りの展開。エミポンなんか、ザマス眼鏡をクイッとあげてみせたりして、妙にクール。

このままやったらドクが手を下すまでもなくアバレンジャー全滅・・・アスカがいたな(笑)。
その辺りを、爆竜達が代わって論陣展開します。問題提起のトリケラ、強引な解決策のティラノ、常識論のプテラ、妥当案のバキケロ、調停役のブラキオ、と無駄の無い配役。

そんなことやってる間に、凌駕達は追いつめられます。凌駕の起死回生を狙った一撃も虚しく徒労に散りまして、剣も落とす始末。あららん、こりゃヤバイじゃん。

■アスカとジャンヌ

その頃、アスカの前にはジャンヌが立ちはだかっていました。お互い、爆竜の卵を求めていた為、出会いは当然ですが。
アスカ変身して挑みかかるも、以前の迫力は掻き消え、ジャンヌに打ち据えられちゃいます。早いなあ弱体化(笑)。
更に今度はバーミア兵の集団が邪魔立てしてきます。ジャンヌどころでなくなったアスカに、そのジャンヌは「次に遭う時を楽しみにしているがいい」と言って去っていきます。悪役がそういう場合、楽しいのはその本人だけなんだけどなあ(笑)。

ダイノスラスター・インフェルノでバーミア兵を撃滅したアスカは、ジャンヌに先んじて爆竜の卵を獲得すべく黒ラプターを駆って急ぎます。・・・瞬間移動が出来るジャンヌに勝てる筈が無いのになあ(笑)。

■大逆転劇

さて絶体絶命の凌駕達。また舞台は変わって今度はドクの超能力が遺憾無く発揮される空間。要するにこいつらはマクーとかそんな連中で、だからブラキオ閣下の金言がアレだったんです(嘘こけ)

いよいよトドメ、とドクが勝利を確信した時、異変が起きます。
凌駕が落とした剣を手にしたエミポンが、ドクに一撃を食らわせたのです!
そう、エミポンは正気だったのです。しかし、確かに砂糖大根を食べた筈・・・何故?とドクは納得いかない様子。それに対しエミポンは、「普通より飲み込みが遅いから、効果がまだ出てないのよね」と解説。そんなバカな(笑)。
因みに、眼鏡をくぃっとしたのは、凌駕への「秘密の作戦あり」のサインだったそうです。というか・・・幸人とらんるに秘密なのは問題な気が(笑)。

ともあれ、その一撃で生徒たちは制御を失いバタバタ倒れ、逆襲のチャーンス!こうなると怪人側に勝機はありません。終いにはエミポンの銃撃まで食らって、トドメはダイノダイナマイト。
もぉサイアクー的断末魔を迎えるドク。リジェの出番。「あ、死んだ

■一撃必殺

さて巨大化したらブラキオ閣下の金言と共にアバレンオー出撃。ドク・・・折れた角も再生してる・・・さすがサイキッカー。

しかし、ネンリキ波動拳を食らわせたはいいものの、そのお返しにちょっと久々な『爆竜電撃ドリルスピン』をいきなり食らっていきなり爆死しちゃいました。かなり可哀相・・・。

っちゅーか、ドリルをまだ理解できないようだね、東映は。尤も、連中にドリルの何たるかが理解できるわけが無いのは元々わかっていたけどね。フッ、まだまだ青臭いガキよ(お前がな)。

■『ブヒっ』の真意

というわけで、後は若菜を元気づけるだけ。しかし幸人と凌駕は、現実はそんな奇麗事だけじゃない、と苦言。「凌駕まで」と慌てるらんるでしたが、その上でも尚若菜を激励する凌駕の姿に安堵。
若菜も、現実は解決してないけど、考えを改めていってくれそうです。

さてその時、エミポンが良いこと言った凌駕を誉めちぎると、凌駕が宙に浮いてしまいます。そう、今頃になって砂糖大根が効いてきたエミポンは、サイキッカーとなったのです(笑)。
その能力を使い、エミポンは念願の『アバレピンク』に!というとこでプテラ・アイキャッチ。

しかし、サブタイトルの最後が解明されないまま終わるわけがありません。
エミポンはピンク色の可愛い仔豚に変身してしまいます。そう、『ピンク』ではなく『ピッグ(ブタ)』になってしまったのです。だからサブタイトルが「ブヒっ」で締め。チャンチャン♪

・・・元に戻れるんだろうか(笑)


■『ス』じゃなくって『ズ』?

モゾーリャ様だった・・・のか?(ちゃんと調べれカス)


■ブラキオ閣下のお言葉

夢があれば、明日があれば、それでいいブラ。
勿論これは、表面上は若菜に対してのもの。
でも実は、毬栗電太郎の『Too Shy,ShyBoy』であり馬飼野アキラが『二十年は前なんだよ!』と震脚ふんで背中に天の文字を浮かばせるテンガロンハットにマントで次回予告な銀河万丈という繋がり(わからんっちゅーに)

要するに、東映作品『宇宙刑事シャリバン』の主題歌からの引用。ブラキオ閣下、意外と特撮通(笑)。これで前回の憤懣も晴れるというもの。
ま、夢は持ち続けることに意味があり、常に明日に向かって進む姿勢があれば、「貧乏でも平気か。」「慣れてますから。」「いよっし!」という3分ダイジェストゥオ(?)
お、何気に銀河万丈がらみなネタ(わからへんわボケ)


■■■ 次 回 ■■■

次回は京都太秦映画村(笑)。どんな連中が出てくるか楽しみ。時代劇の大御所がチラと顔出ししたらサイコーだねえ。元戦隊は・・・出てこない方が身の為だよなあ(笑)。
それはさておき、次回はいよいよニュー爆竜セカンドインパクトってところだけど、どうやら雲行きは怪しい方向。ジャンヌも鎧ガチガチでサービス最悪
というか、氷川アゴがオシャカにしたが今になってその復讐を遂げようと復活したのだろうか(何の話で何時の時代の話だ)
ともかく次回、爆竜対決に期待だ!多分(憶測かコラ)

【 アバレンジャー第12話『アバレノコギリ、京都を斬る!』 】