アバレンジャー第12話『アバレノコギリ、京都を斬る!』

(2003/5/4)

京都太秦映画村。時代劇好きには嬉しくなるような演出(別名、時間稼ぎ)もあり、堪らない仕様。

でも、肝心の爆竜はなんとなんと・・・
やはり、2年弱前の某氷川誠への怨恨が・・・(ないない)
んでは早速。


■シーン追跡

■冒頭

京都。愉快な酔客とタクシー運転手が遭遇した巨大ノコ。そのニュースを聞いている凌駕達の元へ、爆竜の気配を追って京都に到着したアスカから連絡が入ります。あまりに状況が重なりすぎます。

ということで今回の舞台は京都なんですが、留守を頼める人が居ないので、舞ちゃんも連れていくことに。は?エミポンですか?
こいつもまだエミトンだしな。(幸人)
実はまだブタのままなんです。飲み込みも遅ければ消化も遅いというオチ(笑)。

ところで。
京都で暴れる巨大ノコを見つめていた謎の少女、リジェにそっくりな彼女は一体・・・?

■今回のエヴォリアン・導入部

さてエヴォリアン。やる気になってるミケラとヴォッファに、リジェ@デズモゾーリャ様がジャンヌの事を尋ねます。
ミケラによれば、ジャンヌは『爆竜使い』として現在奮闘中とか。場所は勿論京都。

林の中、爆竜・巨大ノコ(笑)を前に服従を迫るジャンヌの姿。しかし、巨大ノコ鼻息で抵抗。まだ完全には術中に落ちてはいないということですね。
しかし、ジャンヌの不敵な様子から、いずれそうなるのは時間の問題の模様。

■京都

さて凌駕達は京都に到着。遠足気分の舞ちゃんはゴキゲンです。
合流してきたアスカの手には、割れた爆竜の卵が。爆竜は孵化しているのです。ここでの凌駕の一連の嬉しそうな態度と、事態を重く受け止めているアスカ達との対比が実に良いですねえ。というか凌駕って、バカ?(笑)

爆竜の気配を追ってやってきたのは京都太秦映画村。しかし、中に入った途端、気配がハタと消えてしまいます。これでは手の打ち様がありません。
ということで、元気な舞ちゃんを筆頭として映画村を楽しむことに(笑)。

■おいでませ京都太秦映画村

映画村の雰囲気に、アスカは当惑を隠しきれません。この辺り、キャラクター設定を表現してますねえ。
凌駕は能天気に、お侍様に刀を借りて大はしゃぎ。付き合いで切られた振りをしてみせる幸人も、少し楽しいみたいですねえ(笑)。

しかしその時らんるが、舞ちゃんが居ないと言って一同騒然。4人とも何やってますのん。特に凌駕。

それぞれ散開して『舞ちゃん捜索』に。ここでも何気にキャラクターを描いています。
凌駕は、アスカの『あれは!?』に、ぶっきらぼうに『忍者』と答えてあたふたと先を急ぎます。普段から余裕のあるこの男が冷静でなくなるのは、やはり舞ちゃんがらみだけのようです(笑)。
幸人は、そのルックスを芸子はんにとっつかまって怪しげな店に引っ張り込まれます。って、これキャラクターかなあ(笑)。
そういう意味では、らんるが一番キャラクターを出しています。展示ブースで映画撮影カメラの陳列ケースを見つけ、堪らず「分解したーい♪」と一言。そういう『メカフェチ』なのか(笑)。
アスカは何故か『お化け屋敷』に入り込み、手ひどく怖い目に遭わされて絶叫と共に飛び出していきます。またのご利用をお待ちしておりま〜す(笑)。

■迷子騒動終結

で、結局舞ちゃんは、『扮装の館』なるコスプレ屋(?)で、見るも愛くるしい忍者姿に扮装していました。それを見た凌駕が「心配したんだよ」というと、
ダイ ジョー ブ♪
と決めポーズ。ああんもう可愛いなあ。こんなところでさりげないネタ出しされると嬉しくなるなあ(全然さりげなくない)。

迷子騒動は終結、4人も凌駕の元に。ただ一人、騒動の残り香をプンプン漂わせてる幸人が愉快(笑)。らんるのツッコミも小気味良し。

■爆竜参上!

丁度その時、近くの池から爆竜が・・・と思えばそれは単なる作り物。ちょっと落胆してるアスカが、いかにもアスカらしい素直さを感じさせて高得点。

しかし、真の騒動はその時起きます。
まるでジョーズのように大地を裂きながら登場する巨大ノコ。凌駕達を狙っているらしい巨大ノコを避けるべく、凌駕達は変身し高見櫓に。でもノコなので簡単に切り倒されます(笑)。
ここでブラキオ・コール。例の金言あり。

それを遠間で見つめるジャンヌ、例の勾玉を使って巨大ノコを操ります。
それにしても、アオリが堪りませんなあ♪女キャラの撮影方法を実に熟知しておられる(何が熟知なんだか)

地上にその姿を現した爆竜の名はディメノコドン。実在するとしても、少なくともノコはついてないでしょう(笑)。
凌駕は舞ちゃんを、近くにやってきた憲兵(無論扮装)に預けて戦いに。

■ギガノイド『時計』

その頃ヴォッファは、ギガノイド第三番『時計』を誕生させます。そのお陰でリジェも出番があって妙に嬉しそう。でも、この『時計』・・・カワイイ・・・かなあ(笑)。
名前はメンドクサイのでそのまま。

一方のアスカは、ディメノコドンを説得しようとしています。そこに『時計』が登場。
アスカは、自分はディメノコドン説得に、凌駕達に『時計』を任せるという、二方面作戦をとります。が、ティラノ達の到着にはもう少し時間が・・・。

■苦戦

ディメノコドンを追ってアスカは郊外の林の中に。一方の凌駕達は、塔を食べる『時計』に挑もうとします。
ここでリジェが、「何故?」とヴォッファに質問。この『時計』、作戦実行の為に『古いもの』を食べているとか。作戦?一体それはなんでしょうか?

ティラノ達を待てない凌駕達は、ダイノダイナマイトを『時計』に放ちますが、逆に反撃に遭い、なんと消えてしまいます!一体どこへ・・・?
そこに、一歩遅れてブラキオが姿を見せます。もう少し我慢してれば・・・。

アスカはその様子を、ダイノブレス越しに聞いて慌てふためきます。
その時、ディメノコドンと、漸く到着したティラノ達が戦い始めますが、本気で戦えないティラノ達は苦戦。ブラキオも攻撃向きでない事も手伝って、『時計』相手に苦戦。
困惑してるアスカを、何者かが攻撃します。って、一人しかいないんですけどね(笑)。

■伝説の鎧破壊協会設立予定

そう、それは勿論ジャンヌ。爆竜ディメノコドンはジャンヌの言うがまま。それを疑問に思うアスカにジャンヌ、『暗黒の力の賜物』と回答。
が、問答もそこまで。
ジャンヌは、勾玉に封じられた『伝説の鎧』の力を解放、これを装着します。能力が上がった為か、声がちゃんとジャンヌです(笑)。でも露出皆無になるので、アスカには次回辺りでこれぶっ壊してもらいたいなあ。
というのが見出しの理由(笑)。

気分が良いからか、ジャンヌは凌駕達がどうなったかもベラベラ喋ります。今まで随分鬱積していたんだろうなあ(笑)。

■理屈に合わないタイムスリップ

さて、変身も解けた凌駕達が目を覚ますと、そこは当然、京都太秦映画村。
・・・少なくとも凌駕はそう確信してますが、真剣を持った与力(?)と搦め手組に追われ、取り敢えず逃げます。その目の前に現われたのが、なんと『江戸城』!
・・・時代どころか場所までスリップしてますなあ(笑)。こういうもんだっけ?

■小池さん

そこに追っ手が迫り、凌駕達は咄嗟に身を隠してやり過ごそうとします。しかし凌駕は、妙な木箱の陰に身を潜めただけで、一旦は与力も通り過ぎますが、振り向けば怪しい人影が(笑)。

その時、木箱の中から「押して!」と声が・・・驚いて見ると、何とそこに子供の姿が。
凌駕そのまま、車輪付き木箱を与力に向けて押し出します。そして、子供は竹棒で与力を一突き、これを昏倒させます。サムズアップもまぶしい。そんなバカな(笑)。

凌駕達は子供にお礼を言って立ち去ります。去り際、凌駕が子供の名前を尋ねると・・・
大五郎!
と嬉しい応えが。更にそこに、編み笠を目深に被った武士がヌッと現われ、大五郎「ちゃーん!」と一言。うううむ、OPから既にわかっちゃてたけど、割と満足♪
ホントに居たんだ、子連れ狼・・・。(幸人)
その辺どうなんですか小池さん。ほらラーメン食べてないで(『小池さん』ちゃうわボケ)

■リジェ?

なんてやってる場合か。
この間にもティラノ達アスカが窮地に立たされ、追い込まれているんだ。・・・バキケロどこ?

さて、ジャンヌがアスカにトドメを刺そうとしたその瞬間、二人の間にリジェが・・・
違う。お前は誰だ!(ジャンヌ)
そう、違います。衣装が違うし、竜人の証である頬の二本爪もありません。何者?
・・・そういえば、アスカはリジェを初めて見ますね。実はマホロの妹だったりして(笑)。

■お遊びで引き

さて、逃げる凌駕達は、これまた何者かから逃げている姫と遭遇します。曲がり角での遭遇なので、出会い頭にぶつかるのはメジャーなお約束。

この姫、よく見ればエミポンそっくり。眼鏡も使うし。正体は、『丹羽山(にわやま?)藩主今中慎蔵(しんぞう?)の娘、咲姫(さきひめ)』だそうです。・・・『笑姫』じゃないの?あれ?

そこに近づく馬蹄の響き。咲姫は凌駕達と一緒に近くの物置らしき家屋に潜みます。やがて咲姫側の追っ手は、その家屋の前で下馬。
しかし・・・白馬といい馬具といいあの装束といい・・・
まさか!?(凌駕)
そう、まるで・・・といったところで『ジャジャジャーン♪』とアイキャッチ(笑)。なんですかティラノ、『暴れんじゃあ!!』って(笑)

■今度は三匹(でもワル)

「あなたはもしや、暴れん坊将軍!?
と凌駕。気持ちは分かるけど、将軍様が江戸市中を単騎駆けするとは到底・・・(笑)。
このお方、今中家のご家中・杉下龍之介。ちゃんと『(たつ)』なんですよ。OPで気付いた人、いるでしょうねえ(←普通に読んでた人)

この咲姫、「屋敷は退屈。もっと『すごげ』なことがしたい。」と屋敷を飛び出したそうです。なかなか振るってますなあ。

逃げる咲姫と追う龍之介。やっと捕まえたのも束の間、その目の前に竹槍三本ぷすぷすり。道先を辿ると、そこにはいかにも悪党っぽい三人の侍が・・・。そこに合流してきた凌駕達、さあどうする?
なんてところで今回は幕。続きはまた来週〜♪


■ブラキオ閣下のお言葉

小さな命を守る為、愛と勇気の炎を燃やすブラ。
これは・・・舞ちゃんの為ならエーンヤコーラ(死語)ってことかな。今までで一番苦しいかも。
前回はブツ切りだったからわかりにくかったけど、こんなにストレートだと一発でわかって逆につまんないもんですねえ(笑)。

出展は電子戦隊デンジマンOPから、しかもサビ部からで、当時観てた私なんかは嬉しくなっちゃいましたよん♪残念ながらアンパン食いとかチャウチャウ犬は登場しませんでしたが(笑)。


■■■ 次 回 ■■■

前後編ということで、『どうなるのか』の引きがタップリ。
特に介さんは、今回出てきたのは数合わせや賑やかし、だけではない筈。近日復帰予定、ってことか?というかエミポンどーなんねん(笑)

ディメノコドンがどうなるのか、がイチバン気になるのは確かですが、そんな当然のことを気にしたかてなあ・・・。

【 アバレンジャー第13話『アバレてチョンマゲ!』 】