アバレンジャー第16話『乗ってけ!アバレサーフィン』

(2003/6/1)

前回、シャークルマーガレットの幻覚に二度までも敗退した幸人。切った筈の父との縁が、何故まだ苦しめるのか?答えはエンディングの後!(遅)

因みに、今回は幻覚攻撃を全員が克服するという展開。凌駕だけ通じなかった理由も判明します。判明というか、最初から「そうだろうな」と思ってた通りの答え。
あと、次郎くんは『反省』も『飛びます♪』も見せずに終わり。貴様も芸人なら芸の一つも見せていけ!(何と勘違いしとんねん貴様)

てなわけで今回分。


■シーン追跡

■冒頭

トリケラの回想からOPに流れた後からお話。

冒頭は、悩める幸人と、朝の恐竜やの風景。らんるには特盛りの納豆が・・・「嫌いなものは克服しなきゃ」というのが凌駕の見地。とすると、アスカはジャンヌを食べるのか。いーなあ(よせエロジジイ)

幸人はあの少年・次郎の入院している病院にいったきり。父親との確執も気になります。

■今回のエヴォリアン

というところで今回のエヴォリアン。シャークルマーガレットことサメ吉の改造手術は筆プレイです(何それ)
っちゅーか、あれで改造になる辺り、さすが創造の使徒です。
ところで、この場にいないジャンヌはどこへ・・・?

ジャンヌは卵を捜してアナザアースへ。しかし・・・次郎が卵を持っている割には、ジャンヌもアスカもその気配を全く感じない様子。妙ですねえ?
ジャンヌが捜している時、またもリジェ似の少女が「まだ続けるの?」と一言いって退散。そろそろこの子の正体も気になるところ。

■絶対バカにしてます

病室の前で塞ぎ込んでしまっている幸人の元に、凌駕が現れます。悩み事はおまかせよ♪
でも、父親と何があったのか聞きに来た凌駕に、幸人は「お前には関係ない」と言って去っていこうとします。その背中に「また鬼が出ちゃいますよー」と投げかけ、幸人を止める凌駕ですが・・・あの「がお〜♪」は、幸人をバカにしてるようにしか見えません。根は性悪?(笑)

■幸人の過去

結局凌駕に過去のことを話す幸人。その内容にはさすがに唖然とするものでした。
・・・というか、なんでも金で解決する親父と、金にうるさい幸人と、なんだかんだで血が繋がってるじゃん(笑)

1日10時間の英才教育、友達と遊ぶことも許されず、常に会社を連れまわされて・・・そんな環境で彼女を作るとは、さすが幸人(笑)。
しかし総一郎は、彼女の両親に金を突き付け、幸人の前に現われない様に言い捨てます。そして、彼女の一家はなんと引っ越していくことに・・・すげぇ、金の力って偉大だなあ(園次郎か貴様)
引越し当日、彼女は、見送りに来た幸人に気付いて話しかけようとしますが、両親に止められてそれは叶いません。真相を教えられていなかったのでしょう。
そして幸人は、全て金で解決できると豪語する総一郎に、「俺の人生まで、金で買えると思うな!」と啖呵を切って雨の中飛び出していったのです。なんて典型的な展開(笑)。

それが中学生の時だったので、前回総一郎に突き返した「中学まで」となったわけですが、それで縁が切れたはずなのにまだ鬼がでる・・・。
あのね幸人・・・いや、後で凌駕が言うからいいや。
その凌駕は、「で、いくら払ったんですか?」と妙なところに関心を持ち、幸人を呆れさせます。

■シャークルマーガレットの猛攻?

さて、パワーアップしたサメ吉、またもリジェちゃんキッスを受けるという果報を得て出撃です。

得られたのはやはり水関係の能力で、大津波を起こして東京を水没させようというサメ吉。そこにアスカとらんるが邪魔に来ますが、超忍法・水流波で退けられます。最近ちょっと話題にのぼったからなあ(何の話や)。

その頃幸人は、幻覚を打ち破る自信がなく、出撃を躊躇っていました。そこに凌駕が、どこかでみたケースを手に駆け寄ってきます。
それは、凌駕が総一郎に掛け合って返してもらった、幸人が総一郎に突き付けた『投資』。というか総一郎、ティラノの鼻っ面の上に乗っかってビルの外から訪問してきた凌駕を見ても慌てず騒がずとは、さすが大物はどこか違う(笑)。

そんなことやってる間に、アスカとらんるはまたしてもサメ吉のキライビームの餌食に。ああ、筋肉ダルマがでなんとなく可愛く見える。重症だ(それ以前の問題だと気付けボケ)

■サトラセ

凌駕=某五代とかけてるのね。<見出し

凌駕は幸人に辻説法。でも、言い聞かせるというんじゃなく、悟らせるのが凌駕流。

父親の思うようには子は育たないかもしれない。でもそれは仕方のないこと。父は父、子は子。凌駕はそう説きます。
そして、事の核心をつきます。
もしかしたら、鬼ってお父さんじゃないんじゃないですか?
総一郎が、幸人の彼女にしたことと同じ事を、幸人がやったということを、凌駕は悟らせようとしたのです。そして幸人は、『』の正体を知るに至り、アスカ達の元へ。勿論凌駕も後を追います。

■克服

さてその頃アスカ達は、幻覚と戦っていました。
アスカジャンヌと対峙しますが、謎の力を得たアスカがそれを一刀両断!それでええんか元恋人!(笑)
幻覚から回復したアスカの前に、あの謎の少女の姿が。少女はすぐ消えますが、アスカは、「あの子は・・・」とどうも何か知っているような雰囲気。

らんるの方は、筋肉ダルマ「竹内先生」が登場するも、手に納豆はなし。納豆は克服しました!って、それって単に食わず嫌いなだけじゃないのか?(笑)
残るはレッスン。今度は見事にこなして筋肉ダルマの「カンペキ♪」のお墨付きを頂いて、こちらも幻覚から回復。
っちゅーか、あれでアイドルって、ええんか?(笑)

幻覚が効かないことに慌てふためくサメ吉の前に、凌駕と幸人が合流してきます。
遅れて済まない
と謝る幸人を茶化すらんるの気持ち、良く分かりますねえ(笑)。

■照れ屋さん

なんてやり取りの間にサメ吉、次のキライビームを準備、凌駕に発射します。しかし、またも効果無し。アバレモードは関係ないようですねえ?って、原因の見当はついてるけど(笑)

そこに幸人、ゆっくり歩み出て、自らキライビームを受けます。
幻覚の中、再び現われた鬼。その正体は、やはり三条総一郎・・・?
いえいえ、幸人が本当に嫌っていたのは、父親の影を拭い切ることが出来ないでいた自分自身。それに気付いた幸人は、それを認め、克服することに成功します。

幻覚から回復した幸人を気遣う凌駕に、幸人は一言。
お前、ほんとにおせっかいだな。
「あっ、ごめんなさい!」
もう、幸人ったら照れちゃって(笑)。凌駕もそこんとこは十分承知してますねえ(笑)。

■撃退し撃退させられ

さて、こうなるとサメ吉を待っているのは、ダイノダイナマイトだけ。そしてそのまま一撃で敗北。アスカはまだハミ。とほほ。

サメ吉の爆発で、謎の奇病にかかっていた人々は、一気に回復します。そりゃもう、さっきまで苦しんでいた人とは思えないくらいの回復力(笑)。
でもまあ、そのお陰で次郎は元気になり、爆竜の卵を抱えて出ていきます。お母さんも担当医も、それに全く気付かないほどの喜びようです(笑)。

巨大化したサメ吉とアバレンオーで対峙する凌駕達。アスカはお留守番(笑)。
しかし、サメ吉のサメシャワーを受け、凌駕達も融合を強制解除され、アスカの元へ舞い戻ることに。よかったなアスカ、今回は一人じゃないぞ(笑)。

■爆竜ステゴスライドン

サメ吉は、大津波を起こすべく海へテレポート。アバレンオーは海での戦いに向いていないとアスカ。どうすれば・・・。
そこに次郎が、爆竜の卵を抱えてやってきます。卵には、仲間の居場所が分かるらしいです。

意外なプレゼントを受け取った幸人、そのダイノブレスが変化します。
オラ、一人でずーっと寂しかったテゴ。
テゴ?そういえば、OPのクレジットは・・・。
その時、パカッと卵が割れ、中からラブリーサイズの『爆竜ステゴスライドン』が登場。背ビレがピコピコ動くチャーミーな奴です。でも一瞬で巨大サイズに(笑)。

ところで、アスカがこの爆竜の卵を感知できなかったのは、卵に『ヒダマ』がなかったからだそうです。ジャンヌも同じ理由なんでしょうね。

■デンデケデケデケ♪

古。<見出し

さてこのステゴスライドン、なんと背中がパックリ二つに割れて台座になり、そこにアバレンオーが乗るという爆竜コンバインを見せます。名づけて『アバレンオースライドン』。ストレートで好感もてるなあ。
・・・というか何がコンバインだか(笑)

これにより、水上の高速移動が可能になったアバレンオー、まずはサーフィン気分でチューブ。更にすれ違い様、ヒレカッターでサメ吉を攻撃。
そのままトドメの『爆竜必殺スライダーアタック』。サメ吉を一撃で粉砕します。というか、ドリルスピンと何が違うと?っちゅーかあの津波も幻覚だったのか。意味ないじゃんサメ吉(笑)。

■貴様やはりロ(削除)

戦い終わって恐竜や。
他の子達よりダイノガッツが強いらしい次郎は未来のアバレンジャーかも、という凌駕の発言に、エミポンが過剰に反応。立場っつーて・・・そもそもダイノブレスって他にあるの?(笑)

今回の最大にして、おそらく誰もが既に答えがわかっている謎の答え。
サメ吉の幻覚が凌駕に通用しなかった理由
これをなんと舞ちゃんが答えます。
それは、凌駕には嫌いなものや人がないから、という「やっぱりな」的答え。

最後は舞ちゃんが、「幸人さんも凌ちゃんのことが好きだよね?」と問い掛け、幸人が強がってみせるシーンで幕。というか、もうみんな幸人の態度の読み方、わかったみたいね(笑)。

っちゅーか凌駕ドサマギでなにやっとんねん!貴様許さん俺と替わ(以下削除)


■ブラキオ閣下のお言葉

俺達の魂も、燃えているブラ
出撃に際しての一言。実に超級金言であります。よいこのみんなも覚えておきなさい。昔々、ヤローばっかでむさ苦しい戦いを一年間もやり続けた哀れな奴等がいたことを(笑)

聞いた時は、何が出展だったかわかりませんでした。いやあ、メロディって凄いな。普通の台詞にすると別物になっちゃうんだから。
世代的な古さは隠せません。これは『太陽戦隊サンバルカン』の主題歌の一節。私が最も特撮番組を視聴していたのがこの頃で、この作品はしっかり『見ていた』ことを覚えています。ストーリー忘れましたが(笑)。

■おまけ

■三条総一郎

今回は全く弁護なし。うううむ、戦隊メンバーの父親があんなことではPTAがうるさいぞ(騒ぎゃせんて)。先の話でまた絡んでくるといいなあ。

そういえば総一郎って、幸人がどんな仕事をしてて、どんな商売の仕方をしてるか、よく知ってたねえ。まあ、幸人も割と有名らしいし、そういう情報が入ってくるのは当然かもしれないけど・・・
やっぱ父親だねー(笑)。


■■■ 次 回 ■■■

次回はスケさんカムバーック!って戻っていきなり『かっぽれ』かおっさん(笑)。
というか、その『かっぽれ』でアスカの様子が変になりましたけど・・・大丈夫なんでしょうか?

っちゅーかまた白服か。アレか?「どうしたの?僕を笑顔にしてくれないの?」とか言いだしゃしねーだろーなお前ら。頼むぜホント(そないな心配いらへんわボケ)

【 アバレンジャー第17話『戦場のアバレかっぽれ』 】