アバレンジャー第22話『娘たちのアバレ歌』

(2003/7/27)

バキケロとディメノコが捕まってしまった!壬琴は、3日の内にトリノイドを探して倒さないとバキケロとディメノコを閉じ込めた樽を爆破する、と言ってきた。壬琴は、エヴォリアンもゲームに参加させたのだ。
ゲームスタートだ。

とはいえ、トリノイドがどこにいるのか見当がつかない。その時、町中には猥雑な言葉が子供達を中心に広まっていた。凌駕達はそこに注目する。
元々は人気グループ『ぷりぷりんせすシスターズ』のメガヒット曲。疑わしきを辿っていった凌駕達だが、全ては無限ループ。その時、エミポンがひとつ気付いたことがあった。
彼女達のCMは全てのテレビ局が放送していたが、専門番組を放送しているのは『テレビ夕焼け』だけだったのだ。

凌駕達に詰め寄られた局長は、トリノイド・ムカデンパンジーが電波塔を占拠している、と事情を説明する。果たしてそこにはトリノイドがいたが、壬琴がその前に立ちはだかった。凌駕はトリノイドをアスカ達に任せ、壬琴と戦う。

凌駕と壬琴の激闘は痛み分けに終わる。そこで凌駕は、アスカ達が倒している筈のトリノイドが偽者であることを告げられる。果たしてアスカ達が倒したトリノイドは、バーミア兵をカモフラージュしたものだった!
ゲームはまだ終わっていない。残り1日・・・凌駕達は、バキケロとディメノコを守れるのか!?


■感想

前後編(前中後?)の前編にあたる今回、テーマは『人を信じる』こと。
・・・なんつって、凌駕と壬琴のやりとりだけでしか語られていませんけどね(笑)。
勿論、凌駕は『信じる』人ですが、そんな凌駕に壬琴は忠告にも似たことを告げます。ううっ、なんか嫌な予感・・・よくある『悲惨な過去』を匂わせる、そんな「やめてー!」的シーンです。ああ、ホントに王道に照らしてるなあ。安堵(ええんか)

お楽しみだったぷりぷりんせすシスターズは(以下後述)


■伯亜凌駕VS仲代壬琴(もう五分)

両雄の対決再び!しかし今回、凌駕はアバレモードを発動せずに壬琴と五分!うっわーい、壬琴、アンタ次回はやられちゃうんじゃないの?(笑)
いや、まあ、壬琴にしてみれば五分程度が一番面白いんだろうなあ。そう、根っからのゲーマー体質の壬琴には、圧倒的な力でねじ伏せてしまうことには魅力を感じないんですねえ。うひひ、アンタもそのかい。ケケケケケケケケ(どのケだ妖怪肉転突き)

ともかくだケ。
人を信じる」についての二人の激論。
「信じる気持ちがなかったら、世の中はどうなるんです!」(凌駕)
「刺激が増えて、面白くなるんだよ。」(壬琴)
「そんな考え方、俺は嫌です!」(凌駕)
平行線を辿る二人。ここまで簡潔で分かりやすいと好感持てますね。

■凌駕に関する嫌な予感(背後の崖に注意)

今回凌駕は妙に熱くなるシーンが多くあります。なんだか、このまま『歴代戦隊レッドの祟り』を食らってただの熱血馬鹿になるんじゃないかと・・・(笑)。
(背後の崖に『赤い隼』を筆頭に赤いのがずらり勢揃い)
えーっと・・・うんうん、凌駕もこれで偉大な歴代レッドへの道を歩めそうですねえ。・・・ちらっ?
(既にもぬけの空)
暇だな、あの人達(お前が言うな)

というか、舞ちゃん発言に思いっきり動転する凌駕の有様が実にいいですね。パパさん苦労するわね。・・・って、よく見りゃエミポンと凌駕でパパママの図式が成立してなくも・・・(笑)。

■壬琴と修羅場の絵描きさん(卒業してン年)

ゲームを面白くする為なら節操なくエヴォリアンとも結託する壬琴・・・というか、自分が楽しめる空間を演出するのに利用できるものは利用するだけってカンジ。言うなればそう、『コーディネーター』と・・・
(只今修羅場のおねーさま方が七転八倒)
・・・えーっと、っちゅーか・・・まだ?(更に七転八倒)
・・・何の話だったっけ。
そうそう、壬琴ね。ヤツデンワニもすっかり壬琴サイドに染まったっぽくていいですねえ。ちょくちょく出てきて欲しいです。
しかし、赤ワインでエレガントさをアピールしているつもりだろうけど、イマイチお似合いになられませんねえこの人(笑)。まあ、所詮は総帥閣下には(先ほどのおねーさま方よりお歳が不自由な方々が七転八倒)
・・・すまん、記憶の扉を開いたか(このネタやめれド阿呆)

ところで、壬琴が凌駕に言った忠告めいた台詞ですが・・・。
「良い子ちゃんのお前には、理解不能かもしれないが、
 あんまり人間を信頼すると、いつか失敗するぜ。
これです。なんというか、いかにも「俺も以前信頼して失敗した」とか言いそうでスゲー嫌です。

■陳腐な締め(メタル一郎があらわれた!)

ともかく、両者の戦いは今回も決着つかずに痛み分け。でも、ゲームは壬琴の思惑通りの『面白い』展開になっているようです。さあ凌駕、タイムリミット!タイムリミット!タイムリミットは近いぞ(またロクに知りもしない作品のネタを)


■今回のエヴォリアン(一番偉い人判明)

デズモゾーリャ様はアバレキラーとの協力体制に興味がおありのご様子です。そこに壬琴から連絡がきたものですから、デズモゾーリャ様ノリノリのゴキゲン(すげー死語)
しかし・・・「子供じゃ話にならない。大人を出せ」という壬琴の発言にリジェが、
ムカツク!ここじゃ私が一番偉いんだから。
とプリプリするシーンは愉快ですねえ。「え、ええ〜!?」と何か言いたそうなミケラヴォッファが特に(笑)。

そういえば、ミケラがフルネームを明かしていたようですが・・・聞き取れませんでした。
ミケラ・なんたら・メッチャ・クッチャ・なんたら
だと思うんですが・・・あ、口がちゃんと動くんだ(笑)

今回のトリノイド・ムカデンパンジー、実は作る暇がなくてバーミア兵をカムフラージュしたんですねえ(笑)。
いや、本体は多分次回登場します。能力は、自分の小さな分身を大量に作り出し、バーミア兵を自分に擬態させる事は出来る模様。他はまだ不明。
後は・・・シスターズ3人がビルドアップバンバンババン♪となって歯ァ磨けよ的入浴シーン!?(なるかい)


■他のメンバー(十把一絡げ)

こういう場合、凌駕以外は殆ど描かれないんだけど、今回はそこそこキャラクターが出てました。

特にらんるは、久々にメカフェチぶりを発揮。ダイノブレスを少しずつ改造していたとは・・・変身できなくなったらどうするんだろう(笑)。その時はこれ幸いに蒸着システムか何か作りそうだ(作るか阿呆)

アスカは・・・キャラクターというより活躍していた、というべきですね。ダイノスラスター・ファイヤーインフェルノを披露。カス相手に何ムキになってんだか、って話になっちゃったけど(笑)。

謎を解く鍵を、まさかエミポンが見出すとは驚きでした。意外なところで存在意義を持ってます。対してスケさんときたら、扱いがちょっと・・・。
舞ちゃんにも期待してたんですが、予告の台詞だけでした。次回に期待。

ちょっと小首をかしげたのは幸人。いつからそんな熱血正義漢に・・・?と思うほど激昂。いや、過去が過去だけに、「子供の未来」には過剰反応するのかもしれませんね。うん、そう考えるとなんか妙に納得。

■爆竜のみなさん(黒ヒゲ危機一髪)

って言っても、今回はパラサバキケロディメノコだけで、後はトップゲイラー怪鳥ロプロスごっこ(?)したぐらい。巨大ロボ戦が冒頭だけというのもなんだか・・・。
しかし、ディメノコの樽漬けはしんどそうですねえ(笑)。
今回は以上。次回にひと波乱ありそうで、そっちが気になります。

それにしても・・・てっきり剣を突き刺して何本目に「オゥオゥオッホッホーゥ!(トム風)」と飛び出していくか、ってゲームになるのかと思ったら・・・違うのか。壬琴もまだまだガキよな(何がだ)


■謎の少女(意味無し)

謎の少女の謎の行動・・・今回は全く意味無しですが、後半に絡んでくるってことでしょう。
それにしても、ドーム上での体育座りにはやられたなあ(笑)。
というか、なんか髪の毛にちょっと痛みの気配が見られるのがちょっとだけ心配。
というか、ホントに何なんでしょうね、この娘・・・。まさか、これが噂のアナザーリジェ!?
リジェは俺(以下アサ○トキック炸裂につき途絶)


■ぷりぷりんせすシスターズ(超ガキ)

うっわ、壊滅的なガキどもだったなあ・・・。こりゃ口直ししなきゃイケナイよな、うん。
というわけでジャンヌ様水着ショット希望(無理)。駄目なら下着姿(よけい無理)。譲歩して上だけ脱(やめれ的削除)
・・・いや、下はね・・・毛ェ見て何が嬉しいんだか。この国って変態ばっかか(貴様が言うな)。

っちゅーか、いくらガキすぎるからといって、私がこんなに引きまくるとは思いませんでした、はい。え?次回も登場!?あああああ、今から地獄。


■国会答弁(時事ネタ)

ああいう席では、女性議員はスカート着用が義務づけられており、一旦事が起きれば机に乗って暴れなければならないんじゃないんでしょうか?それが仕事なんでしょう?

■寒い、寒すぎますわ(京訛りの女子高生・武道家)

ぷりぷりんせすシスターズの歌。ここまではそれなりに眺めていられたんですけど・・・あの見事なまでのガキっぷりといでたち、動き、更に歌詞まで揃っては、朝から薄ら寒い思いの一つや二つもするというもの。
あまつさえ、タイアップ商品であるドリンク『うぜーよ』のあまりの酷さには、笑いも引きつるというもの。
国会答弁も、まるで区議会かなにかの様相。笑おうとしても笑いも出ないとは洒落にならない。
とまあ、あまりに悲惨すぎて、何度かテレビの前から逃げ出そうとした私を、誰も責めることは出来ないというもの。Let us cling together J9,Yeah Yeah!(混ぜるな)

というか、何故か超能力に目覚める子供達というのが・・・。警官や女教師の時はまだよかったけど、ラストのデブチビ合戦はホントに寒気が。なんというか、鑑賞していてこんな恥ずかしい思いをしたのは初めてです。

せめて、次回でこの悪夢が終わるのを祈りましょう。
そんなに酷かったか?」と首をかしげてる人は気にしないでね。所詮私とあなたは赤の他人ですから(当たり前)


■ブラキオ閣下のお言葉

ありません。散々重複ネタとか二重発行とかしておいてダンマリとは、やる気がなさすぎますね、連中は。
・・・っちゅーか、別に公式に「全戦隊ネタ化」とか言ったわけでもないから、こっちの勝手なんだよね(笑)。


■■■ 次 回 ■■■

さて、次回は事件の謎解き。コルト45構えて銀の時計を磨く七つの顔の男が登場。それっ「ビィーッグワ(削除)
・・・『七つ』で無理に繋げるからだバカモン(お前だ阿呆)

しかし、バキノコはどうやら助かるようですが、何故かキラーオーと合体。何、何があったの?
どうでもいいけど、ぷりぷりんせすシスターズがまだ出ます。どうせなら、シャイダーんとこのアニーを出したほうがマシな気がします。
・・・お、微妙に考えネタ。
というわけで、次回はダイダイダイダイ大爆発の科学特捜隊デンデケデケデケ(やる気無さすぎアンタ)

【 アバレンジャー第23話『アバレ電波ドギューン!』 】