アバレンジャー第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い』

(2003/8/10)

仲代壬琴のお陰ですっかり落ち込んでしまった凌駕は大丈夫なのか?
という心配を、予想通り容易く解決し、何事もなく話は進んでいきます。

今回はヴォッファとミケラの出張話。単身(じゃないけど)赴任の身はつらいよなあ。というか、幸人メインだったのね。この作品、なんとなく幸人話多くない?


■シーン追跡

■出張指令

アナザアース人同士に争わせて漁夫の利を得ようというミケラとヴォッファに、デズモゾーリャ様の制裁出張命令が下ります。出張先はアナザアース。苦し紛れにミケラが、アナザアースの研究を進めてる最中、なんて言い訳したせいで、ヴォッファまでとばっちり。あーあ(笑)。

■そういえば・・・

一方の恐竜やでは、エミポン百面相で凌駕が瞬間復活。さすが。
そこまではいいんですが、壬琴の潜伏先らしき場所のリストを手に入れた幸人が『打って出る』と言った事で空気が重くなります。
一同の賛同を得られなかった幸人は、単身出撃します。これが結果オーライになるとはねえ。

考えてみれば、戦隊に限らず特撮ヒーローって基本姿勢は『受身』ですね(笑)。


■アナザアース観察会

さてアナザアース出張組の二人は、早速観察行動に。

ヴォッファは勿論アナザアースの音楽に関心を示します。最初に聴いたのが試聴コーナーのアレだとは、やりすぎ(笑)。
というか、あれだけパクっといてよくアナザアースの音楽を小馬鹿にできるよな、こいつ(笑)。
電器店のシンセを華麗に弾くヴォッファに、最初は恐れていた人々も拍手を贈ります。さすが芸術家は違うよな。というかすげーフレンドリー。侵略者じゃないのかお前ら(笑)。

ミケラの構想1号は『象・浮き輪・ワンピース』の合成。「イマイチか?」って、どない戦えっちゅーねん(笑)。
次は電器店の店頭展示品を、特製『図鑑』に取り込んで保管。これ俺も欲しい。手に入れた暁にはあれやこれや盗(以下削除)

■アバレキラー・そりゃないぜ

そんな二人の前に「勝手に暴れるな」とアバレキラーが邪魔立て。注進に来るヤツデンワニ、すっかり主従って感じですが・・・。

その時、ミケラとヴォッファを『地上最強の生物(by壬琴)女子高生達が取り囲み、もてはやします。邪魔なので追い払おうとする壬琴を、ミケラが容易く『コレクション』。うわ早(笑)。それを見たヤツデンワニ、ミケラに取り入ろうとしますが逆にうるさがられてコレクションされます。おいしい奴だなヤツデンワニ。

■幸人放って納涼気分

その頃、凌駕達が恐竜やでかき氷に舌鼓を打っていると、エミポンの携帯に友達からミケラとヴォッファの画像が!あの連中ってそうだったのか。さすが類友(何が)
それを見た凌駕達はすぐさま出撃。凌駕はエミポンに、幸人に連絡を入れるように頼みます。

いや、というか・・・次元の扉反応は無かったのか?

■遂に遭遇!

どんどん集まる女子高生に興味が深まるミケラとヴォッファ。しかし、彼等の情報は数世紀は古い模様。『ガングロ』だの『スカート下ジャージ』なんて絶滅したんじゃ・・・?
そもそもスカートの下は(以下バカの繰り言なので削除)

駆けつけた凌駕達は、その光景に唖然。そこを攻撃したことで、女子高生達はミケラとヴォッファの前から遁走。さすが天下無敵の女子高生。1月にはDVDも出たしな(何のDVDだ)
凌駕にトリノイド扱いされて憤慨してる二人の前に、解説員ジャンヌが登場、二人の自己紹介を演出。正体を知ったアスカがここで激昂。アナザアースを地獄に変えたトリノイドとギガノイドの創造主として、名前だけ知ってたそうな。

気合十分のアスカですが、あっという間に捕えられてピンチ!『コレクション』されそうになるのを、凌駕とらんるが身代わりに・・・程なくアスカもコレクション。駄目じゃんアンタ(笑)。トドメを刺したがっていたジャンヌが印象的。
そして誰もいなくなったところに、エミポンから連絡を受けた幸人が到着。タイミング計りすぎ。

■企むエミポン

戻ってきた幸人にエミポンがプリプリ。幸人の相変わらずな態度に、平手打ちを食らわしてお説教モード発動。でも、それでも幸人のダイノガッツを信じているというエミポンは、最後に落としにかかります。
「幸人さんも、信じあえる仲間が欲しかったから、アバレンジャーになったんでしょ?
普段はアレな分だけ、今回の扱いは割りと破格

その時、店の電話が鳴ります。舞ちゃんが出ると、相手は凌駕。ヤツデンワニを通して連絡してきたのです。このシーン、ヤツデンワニとらんるが良いカンジー(笑)。

凌駕の言葉に幸人は意を決しますが、助けるにしてもどうすれば・・・?
そこでエミポンが『作戦』を持ち掛けます。
一緒にぃ、やりましょ?ンふ♪
つられて笑顔を返しかけて思いとどまる幸人が妙におかしい。というかエミポン色気ねー(笑)。


■秘打・美しき青き幸人

ミケラの次回作は『ジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロン』に決定。絶句(笑)。
女子高生捕獲に意気込む二人の前に、その女子高生が姿を現します。それこそエミポンと・・・
あたしぃ、ユキポン♪
ぶうっ!(吐血)
「おいおい、やりすぎだキロ。(アンキロ)
爆竜たちの反応がいい具合。

おおっ、好みー!
とミケラが向かっていったのがユキポン。ショックを受けるエミポンがいいですねえ。というか、プテラが言うようにユキポンは意外とアレです。すね毛とかキレイに処理してるし(笑)。

■巨大女子高生

女子高生らしい振る舞いで上手いことミケラの図鑑を手にした幸人は、一同が中にいるのを確認。そこではやはり壬琴が「なんならここで決着を・・・」とかやってみんなの視線を釘付け。お陰で誰も幸人に気づきません。
ヤツデンワニを除いて(笑)。
ここは、ミケラがやってきて図鑑を取り戻してそこまで。ミケラはユキポンを『(略)』にしようと企んでいるのです。

その時ヴォッファは、嫌がるエミポンをギガノイドに仕立て上げていました。ギガノイド第6番『巨人』は、エミポンがそのまま巨大化したというナイスなシロモノ。
あ、見えた♪
個人的にはお前の中身も見てみたいぞ、ヴォッファ(笑)。
怒ったエミポン、ヴォッファを摘み上げて「戻さないと食べちゃうからね」と脅し、元に戻させます。あ、戻せるのか、あれ。

■脱出!

この騒動の隙を突いて、再びミケラ図鑑を奪って逃げる幸人。しかし逃げた先には、正体を見破っていたジャンヌが。ミケラ達も追いついて救出計画はご破算。

捕まった二人は、ミケラにコレクションされそうになります。しかしそれを逆に利用するのが真の作戦!嘘臭いけど。
謎の怪光線を「身だしなみは女子高生の常識だ!」と手鏡で反射、ヴォッファにぶち当てて図鑑に取り込ませます。慌ててヴォッファをつまみ出すミケラですが、しっかりヴォッファに抱きついていた凌駕達まで救出する始末。
壬琴もうまい具合に便乗しますが、ヤツデンワニが取り残されます(笑)。
ああ待って俺も〜!フン、いいもん!やーっぱ出してー!
楽しい奴だ(笑)。

■反撃!

凌駕達を再度取り込もうとするミケラですが、変身した幸人が図鑑を狙撃、破壊します。ヤツデンワニも脱出。
出れたワニー!でも全然うごけませーん!
ミケラ全コレクションに埋もれているので、そりゃ当然(笑)。

こうなっては是非もなし、と臨戦体制を取るミケラ達ですが、頼みの綱のジャンヌは「自分達の不始末だ、勝手にしろ。」とさっさと退却。そりゃないぜセニョール。
そこに幸人の啖呵が決まります。
「おい、エヴォリアン!
 俺の仲間を苦しめた罪、たっぷりと味わってもらうぞ!
なんてくっさい台詞だ。イカスー!(どないやねん)
ってなところで一同爆竜チェンジ!壬琴も、逃走するミケラ達を邪魔立てし、一見『夢の共闘』が実現。

■ギガノイド第7番『新世界より』

一番の活躍はやはり幸人。トリケラバンカーによる『ブルースラッシュ』炸裂!どっかで聞いたような技だが気にすまい!(ありゃ『フ』だ)
トドメはヤツラに任せるか。
壬琴も出る幕が無くなったので退散します。

芸術家だから肉体労働は苦手、と逃げる二人を追う凌駕達ですが、実はそれは油断させて隙を作る罠。ありがちな手からバルカンで足止めし、その隙にガラクタの山からヴォッファがギガノイド7番『新世界より』を創造。だからパクんなっつーに。
ここですかぁ!?ヤバイです、今どきまーす!
ヤツデンワニが実に光ってます。壬琴が連れ出すとかしたら、より面白かったかも。

今回のアバレンオーの爆竜コンバインは『ベイルス』。しかし『新世界より』はとっととトンズラ。その前にキラーオーが立ちはだかり、デススティンガーで足止めを食らわせます。
そこに『ダブルトルネード』が炸裂し、『新世界より』は瞬殺。あーあ。

立ち去っていくキラーオーでは、ありがちなやりとりが。
「人間。やはり、人間同士で手を組む気になったゲラ?
勘違いするな。今回はエヴォリアンがムカついただけだ。」
ええ、わかってますってば。というかゲイラー、ホントはお前・・・?

■ほんわかエンド

一件落着しても、壬琴のことになると少し場が重くなります。
あいつも信じあえる仲間がいれば、目が覚めるかも。
幸人のそんな台詞が、場の空気をかえ、そこにエミポンが便乗。密かに撮っていた幸人のあの姿の写真をネタに、幸人をからかいます。なんとも古典的コメディでほんわかです。
「なんか、いつもより仲良くなってないですか?」(アスカ)
「いいじゃないですか。」(凌駕)
こういう締めだと安心しちゃうわね、全く。

今回のアイキャッチ・トリケラの疑問。
「ミケラとヴォッファはどこに消えたケラ?
あれ?戻ってないの?


■屋台で一杯

ガード下のおでんの屋台で酒を飲んでいたのは、そのミケラとヴォッファ(笑)。おお、戦い終わって反省会ってところですか。

酒代をツケて去っていく二人を、酔って寝ていた同席の客・横田(笑)が起きてきて呼び止め、呑み直すことに。フレンドリーというか妙になじんでいるミケラとヴォッファが、いかにも戦隊の悪の組織の幹部らしくて好感度増大。この調子でゴーだ!


■ブラキオ閣下のお言葉

君達は美しい、花よりも、ブラ。」

あまりに唐突なので、絶対ネタだと思ったのですが、こんなフレーズ知りません
というわけで、困った時の2ch。
どうやら電子戦隊デンジマン挿入歌『輝け!デンジマン』の1フレーズだそうですが、確認は取れませんでした。っちゅーかまたダブってんけど。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回は夢を叶えるトリノイドの登場!叶う願いは一人一つとパワーダウンしてるらしいけど、勿論決めセリフは同じだ!
それっ「Hail(以下古典ネタすぎの為削除)

そんな時、ひとりの少年が「運動会をなくしてくれ」とお願いしてしまう。もうおわかりですね?次回は、凌駕の説教くさいお話です。割と嫌いでなかったりしますが、楽しい展開を希望。特にヤツデンワニ。っつーかこいつ出せ。
あと、らんるのメカフェチぶりも披露される模様。新技誕生?

【 アバレンジャー第25話『開運!アバレ絵馬』 】