アバレンジャー第25話『開運!アバレ絵馬』

(2003/8/17)

凌駕と少年・アキラを中心に展開する今回は、凌駕メインだけあって説教臭がプンプン。
また、自業自得的疎外感を感じる幸人がちょっと可哀相になります(笑)。

そして、エヴォリアンの方でも、いよいよデズモゾーリャ様が・・・?というところで「ムカツクー。」


■シーン追跡

■デズモゾーリャ様?

冒頭、約1分カット(録画失敗によりご勘弁)。多分ハエマツ誕生シーン。
えーっと・・・
もう間も無く、新たな扉が開かれる。
 征服せよ、大いなる復活の為に!

と、いつもの憑依とは違う感じ。デズモゾーリャ様がいよいよ・・・?

(以下、情報を元に1分間を補完妄想)
ミケラとヴォッファは戻って来てます。ヴォッファは、前回最後に興味を示した電車を手土産に・・・といっても、鉄道模型ですが(笑)。
っちゅーか何やねん『モエモエ』てテメーらは(笑)。
それをヒントに創作活動に戻るヴォッファですが、先にミケラが完成させます。登場したのはハエマツ。おっと、その様子を余所に、リジェの様子が妙です。つわりですか?(チョーシこいてんじゃねーぞコラ)
・・・と、上述のシーンに繋がる、と。
ああ、こういうエヴォリアンこそ最も観たかったというのに・・・ダマラム一生の不覚!(要は百やそこらの生じゃ足らんという意味か)
ともあれ情報をお寄せいただいたお方には感謝です。


■恐竜や

『使徒』の出現に、その上位の存在を感じて重苦しい恐竜や。今更かコラ。
ここでアスカの説明ネーム。次元の扉を開く使徒が他にいる、らしいです。その使徒が誕生したことで、侵略対象がこのアナザアースになったそうで。
・・・その割には随分しっかり成長しているようですが、リジェちゃん。

そこでスケさんふと気付く。凌駕はどこに?ってホンマや、おらんやん!(気付けバカモノ)
エミポンによると、もっと強くなる為に走りに行ったとか。・・・何故ランニング?

■凌駕とアキラの出会い

さてその凌駕、ランニングの途中で一人のかけっこ少年と出会います。名はアキラ。将来はドクロメットでバイクを駆り、岩石大首領にフェードインする予定(そんな予定ないわ)
気軽に声をかけてくる凌駕を当初警戒していたアキラですが、凌駕のアドバイスでタイムがグンと縮まったことで凌駕に信用を寄せることに。

かき氷を食べながらアキラは、運動会で1等になることが目標だと語ります。単に去年2位で悔しかった、と言えばそれまでですが(笑)。
すっかり凌駕と打ち解けたアキラは、凌駕のかき氷代まで払って駆け去っていきます。こう書くと凌駕が情けないですが、ああも見事におごり逃げされたら仕方ないです(笑)。今時気前のいい小僧です。

ところでこのかき氷のシーン、放送前日(遅延なし地域限定)に公開が始まった劇場版の宣伝も兼ねております。ほら、姫様も顔出し(笑)。

■あなたの願いなんでも叶えます

今回の事件は、胡散臭い社に身勝手なお願いをした女性が発端。ミニスカだから許す(それでえーんか)

美脚我が友我が命でドクロの旗を背負う話はともかく(いつ話したそんな事)。
この女性、借金だかあるらしく、300万ないと困るそうな。それが「もののついで」で「1億ちょーだい♪」になるとは(笑)。ま、言うのはタダだもんな、こういうところだけでも景気よくいこう、という彼女の心意気に乾杯だ。
取り敢えず誉めたんで、ひざまくらで頭なでなでしてくだたい(それは30分後)

それはともかく。
彼女が絵馬をかけた社、実は今回のトリノイド・ハエマツの擬態。正体を現して向かう先は・・・?
資源にやさしい名前と彼女に尻餅つかせたことで好感度アップ。特に後者。

■今回のトリノイド・ハエマツ

ハエマツは銀行を襲撃します。そう、「1億円欲しい」という願いを叶える為です。そんなお金を使える筈もない女性は、自分がおかした過ちに愕然。
そこに凌駕達が現れ、金を奪ってやってきたハエマツに凌駕が攻撃を命中させます。しかし、そのダメージはそのまま女性に!なんと、絵馬の願いが叶うまで、ハエマツへの攻撃は願い主に返るのです!しかもキャンセルは受け付けないという悪徳商法。さすが悪の組織の幹部です。

その女性の願いは叶ったので(受け取り拒否した為、焼却処分されましたが)、絵馬は消えます。その僅かな隙を攻撃したらんるですが、すぐさま新たな絵馬が・・・。これでは攻撃できませんねえ。

■ハエマツ快心の一撃

ということで、ハエマツの『願いを叶える旅』が始まりました。勿論、非道な叶え方ばかり。

らんるの分析では、願いの叶った絵馬が消えて新しい絵馬が現われる時間はコンマ5秒。隙を突いて一撃必殺を決めても、爆発するまでに新しい絵馬が・・・当然、爆発の衝撃はその願い主に返され、確実に死にますね。こりゃいかん。
しかしそこで幸人が注目したのは、ハエマツの頭部に下がる絵馬。これを一斉攻撃で破壊することに成功し、新たな絵馬が現れることはなくなったのですが・・・
人々の願いの篭った絵馬になんてことするんだ!
と言われて一同ちょっとたじろぎます。妙なところで道徳的な奴。っちゅーか貴様が言えた義理かバカモン。>ハエマツ
とかいってる隙に目くらましをくらわせ、ハエマツ遁走。韋駄天級のスピード。イェーイ♪


■目標を失った少年の失意

メディアなどを通じて人々に、怪しい社に絵馬をかけないように働きかけたお陰で、新たな被害は出なくなります。そんなすぐに効果がでるかい(笑)。

凌駕は凌駕でまた自主トレに。そこでアキラに再会しますが、なんかふてくされてます。話を聞くと、運動会の順位づけは今年から無くなるとかで、自棄に走ってるとか。そして、お約束気味に「ほっといてくれ!」と脱兎。
凌駕は学校の先生に直接確認。なんでも、親御さん達から「順位をつけるのは差別に繋がる」とかで廃止の要望が出ていたそうな。確かに一理ある意見。

というところで、トリノイド反応があったと連絡が入ります。

■壬琴の誘惑

場面はとぼとぼ歩くアキラ。その前にはハエマツ社が・・・。そこに壬琴が登場し、アキラをそそのかします。
我慢することはないんだぜ。
精神的に弱っていたアキラはイチコロリ。絵馬に「運動会なんかなくなっちゃえ」なんて書いてそれをかけようとしますが、ギリギリのところで凌駕達が間に合います。逃げるハエマツをアスカ達が追い、凌駕は壬琴と対峙。

絵馬を捨てるようにアキラに言う凌駕ですが、アキラは絵馬を手にその場から駆け去っていきます。御満悦の壬琴に凌駕、いつか決着をつけよう、と凄んで仲間の元へ。
決着・・・信じてるんじゃないのかアンタ。

■ムカツクー

さてハエマツの方ですが、これが割と強かったりします。トリノイドもギガノイドも、過去の失敗を教訓に、進化を続けているんでしょうね。決してみんなが弱くなったわけじゃないよ?多分。

久々の4人名乗りが入り、その余勢を借って一気にたたみかけ、スーパーダイノダイナマイトを食らわせて哀れハエマツはポックリ。
ムカツクー。
とはそれを確認したリジェ。年頃の女の子のこういう台詞はオジサンにはコワイよ(笑)。
でもまあ、カワイイから許す(お前なんでもそれか)

■巨大ロボ戦

さて巨大化したハエマツに対するアバレンオー。ハエマツもなかなかいい戦いを見せてくれます。
この戦いの中、らんるが構想二ヶ月・製作二ヶ月で作り続けていた新兵器がお披露目。何故かトリケラが反応。おいてけぼりの幸人が今回可哀相です(笑)。
その装備は、爆竜達の体内電気を集め、増幅して放電、敵にぶつける為のアンテナ。技名は、断じてアバレン・コレダーとか言わないように。センキュー♪

その戦いを余所に、アキラは学校の屋上に。それを追って壬琴も登場。
「決心はついたか。」
返答に詰まるアキラ。「返答がないってことは、イエスってこったな。」と壬琴、絵馬を取り上げてなんとハエマツに投げつけます!これで、アバレンオーの攻撃は封じられたことになります。

■疎外感を感じる男(笑)

願いを叶える為にハエマツは、学校を破壊しようとします。なんとか阻止するアバレンオーですが、攻撃出来なきゃいずれ・・・
焦る幸人に対し、なんと凌駕は「学校を壊させた後に攻撃しましょう!」なんて言い出します!ぎょっとなる幸人ですが、チミも付き合い長いんだから、凌駕が策もなしにそんなことを言う奴かどうかわかるでしょうが。

そして、ハエマツが学校を破壊したところで、爆竜電撃ドリルスピンを決めて撃破。
お前達は、戦いには勝ったが、勝負には負けたのだ!
とクールに最期を演出しようとするハエマツに、凌駕は余裕。何故なら、ハエマツが壊した学校は、らんる製作のアンテナが創り出したで、本物の学校にはヒビ一つ入っていないからです。
ハエマツ、戦いにも勝負にも負けて失意の最期。というか、完全においてけぼりの幸人が可愛そう(笑)。


■壊す男

さて凌駕は、アキラを連れて学校へ。何しに行くのかと思えば・・・
我慢しないで、壊しに行くんだ!
っておいおい、ティラノもツッコミいれてるけど、何を壊すつもりなんだ?

勿論、凌駕が『壊す』と言ったのは学校ではなく、『納得のいかないルール』。それをルールの中で『壊す』んです。ああ説教くさい。
校長先生に直談判するけど、校長先生だって独裁者じゃないから、「よしわかった!」ですぐさま変更できるわけがありません。人を困らせるだけ困らせて、自分はさっさとトンズラこいて高みの見物。凌駕って汚いよな(第三者だから身を引いたんだろが)
で結局、順位づけは廃止を免れます。半月後の運動会では、アキラの順位は結局2位に終わりました。それでも笑顔でいるアキラがなんかいいカンジで、今回はその笑顔で幕となります。


■追記

えーっと、まず録画予約に失敗したのと、朝起きられなかったので、最初の約1分を観てません。ヘコんでます。
よい子のみんな、深酒は控えましょう(控える以前の話だバカモン)

アバレンオーでの戦いにおいて、幸人が完全に蚊帳の外だったのが傍目には愉快でしたねえ。
可哀想ではあったけど、新兵器開発とか言って凌駕やらんるが誘っても、幸人は「勝手にやってろ」とか言って関わろうとしなかったんだろうから、自業自得と言えなくもないような(笑)。


■ブラキオ閣下のお言葉

戦いは続く、ストップ・ザ・バトルブラ。」

はい、ご存知大戦隊ゴーグルVのED『ストップ!ザ・バトル』から、モロに歌い出しです。
というか、今気がついたんですが、作品名、正しくは『大戦隊ゴーグルファイブ』とカナ表記なんですね。OPはローマ数字の癖にブツブツ・・・
ともかく。
こうなると前の時の大鉄人17との合体技は、ちょっと強引だったかな・・・と反省。
っちゅーか、とっとと次世代に行けよ東映。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回は何と、アニメ版『釣りバカ日誌』との融合。
えーっと・・・ま、作品として面白いものにしてくれればいいや。っちゅーか、これ、独立した作品として残るわけだけど・・・東映としては『捨て回』という認識でファイナルフュージョン?

っつーわけなんで、劇場版とかもあるんで、次回は気が向いたら観たり書いたりするわ。

【 アバレンジャー第26話『釣りバカアバレ日誌、どもども』 】