アバレンジャー第31話『そのアバレ、究極につき』

(2003/9/28)

強大な敵・キラーゴーストに完膚なきまでやられた凌駕達。今回は、その凌駕達が新しい必殺武器を手に入れ、前回のやられ放題が嘘のようにキラーゴーストを倒しちゃいます。
そいでは早速。


■ざっくり追跡

■お助けブラさん

前回分ダイジェストから、3人がブラキオ閣下に救い上げられるシーンに。ダメージは酷く、3人とも気絶しております。
3人をエミポン達に任せ、ブラキオ閣下は去っていきます。出番終わり。

■新たなゲーム

そんな3人の様子を見てはしゃぐリジェですが、壬琴はちっとも嬉しそうではありません。そりゃそうです。この程度でゲームオーバーになられたら、これから何を楽しみにすればいいというのでしょうか。

戻ってきたキラーゴーストの様子が変です。てっきり溶解したと思っていた爆竜達が、全員生きているのです。
それを知って喜んだのは勿論壬琴。また新たなゲームを開始します。

ところで、「ヴォッファはどこにいったのだ!」とのジャンヌの問いにミケラが答えてます。アノマロガリス2世の格納庫にいるとか。アノマロガリス・・・って、何だっけ?(勉強しとけ阿呆)

■役割分担

恐竜やでは、痛々しく横たわっている凌駕達を心配しながらも、身を削る思いで盾を削りだそうとしているアスカが描かれています。形が出てきたことで、硬度も高くなってきているようです。科学的根拠は無知なので分かりませんが(笑)。

どうにか起き上がった凌駕達ですが、まだ戦えるほど回復してはいません。そんな時、溶解したと思っていた爆竜達が!喜んだのもつかの間、そこに壬琴の声が響きます。
壬琴の新たなゲーム、それは、爆竜達を暗黒爆竜にして、世界を破壊させるというもの。勿論、凌駕達をおびき寄せる為の罠です。

行こうとする凌駕達を、アスカが止めます。もう少しで新武器ができる、と。これに幸人が「夢で見ただけの武器がホントに役に立つのか?」と当然の疑問を投げかけますが、アスカは自信を持って「はい!」と答えます。事実、夢で見たとおりの場所にあったのですから。
しかし、凌駕達は行きます。このままティラノ達を放っては置けない、と。

■タメの演出

意気込んだのはいいものの、キラーゴーストに手ひどくやられる凌駕達。それもその筈、負傷してない時でさえ傷ひとつつけられなかったのに、今の状態で敵う筈がありません。
凌駕達は、キラーゴーストの攻撃に耐えながら、アスカの到着を待っているのですが・・・。

そのアスカの方はといえば、どんどん硬度を増してきた鉱物を相手に悪戦苦闘中。遂には剣の刃が真っ二つ。あーあ。でも、次のシーンでは何事も無く再生していそうだな(笑)。
それでもアスカは、窮地に立つ凌駕達を見て、折れた剣でもう一度挑戦。切っ先が鉱物に突きたてられたその時、何やら力の奔流を感じたアスカは「そうか!」と得心。そこで場面転換。なにがわかったんでしょう?

■アバレッド強化改造大作戦

アスカを待つ凌駕達も、いい加減限界です。凌駕がアバレモードで一矢を報いたものの、キラーゴーストまるっきり平気。そろそろ飽きたらしく、トドメをさそうと謎の怪光線をお見舞い。
万事休すのその時、アスカが盾を手に現れ、謎の怪光線から凌駕達を守ります。しかし、削り出し作業と今の防御でアスカは精根尽きて、凌駕に盾を渡して倒れこんでしまいます。
3人のダイノガッツをこの盾に・・・!
なるほど、それで完成するわけですね。見れば盾もまだ発泡スチロール系っぽくて、子供が道路で削って遊びそう(余計なこと言うな)

そして、凌駕の持つ盾に、幸人とらんるがダイノガッツを注入。その力を受けて盾の質感が変わり、着色が施され、おもちゃらしくなります。すると、凌駕にも光り物の追加パーツが引っ付いて、新戦士の誕生です。・・・って、あんまり感動が無いなあ。幼年誌CMのせいだよなー。

■その名はアバレマックス!

そのパワーたるや、キラーゴーストの攻撃を容易くはじき返し、異次元空間に引きずり込んで更にパワー×10を得て、キラーゴーストに何もさせずに一方的リンチでこれを虐殺します(一部嘘)
因みにフィニッシュは剣技。あの盾、ありがちに剣付きだったのですねえ。
そのパワーMAXぶりから、命名師エミポンが『アバレマックス』と命名。

・・・というか、イマイチな雰囲気だなあ、こいつ。

■暗躍していたヴォッファ

ところでこちらエヴォリアン。ジャンヌはヴォッファの元を訪ねています。アノマロガリス2世とかいうのがすくすく成長している様です。成長かあ・・・アノマロガリスにも小さい頃があるんでしょうかね?
・・・(妄想中)・・・いや、それはないやろ。多分な。

ヴォッファは、それとは別に新たなギガノイド・・・じゃなく、暴走連結生命体を生み出すのに腐心しております。なんですか?それ。
何かはともかく、ジャンヌはそれを自分に預けろと切り出します。今度は自分が直々に出撃しようと意気込んでいたヴォッファが反発しますが、実戦指揮は自分のほうが長けている、というジャンヌの言い分をあっさり承認(笑)。ジャンヌには、この出撃に期するものがあるようで、ヴォッファはその意気を見て取ったのかもしれません。
・・・っつーか何かとヴォッファはジャンヌに甘いよなあ。

■引き

戦いを終え、ティラノ達を助け出した凌駕達。そう、バキノココンビも戻ってきましたよ。そういえばゲイラーとステゴもご無沙汰な雰囲気。
仲間を信じることの大切さを語る凌駕達に、アスカは随分バツが悪そう。それもその筈、アスカは前回、自分が『仲間殺しの裏切り者』であることを知ったわけですから。

とかやってるところに次元の扉が開き、アノマロガリス2世と、そこから降下した暴走連結生命体が登場!当初、キスを拒否していたリジェですが、壬琴が「どこまでやれるのか見てみたい」と言うのであっさり承認。わかりやすい娘だなあ(笑)。
さて凌駕達にしてみれば、一難去ってまた一難、戦士に休息はない、というところ。新たな脅威を前に、さあどうするアバレンジャー!?てなところで幕。


■ブラキオ閣下のお言葉

ないナリ。救援に言ったかと思えばやはり足の遅さが災いして、やられた後の凌駕達を救い上げたのが精一杯。むーん、移動ベース以外になにか芸はないんですか。って『時計』ん時に火ィ吹いてたな。


■追記

アバレマックス登場です。というかバカ強すぎ。というか、異次元空間に突入するのに専用マシンに乗らないのは大問題です(お前の頭が大問題だ)
・・・などという某宇宙刑事ネタ的ツッコミが飛び交ってたんだろうなあ(笑)。

それにしてもあの盾・・・アスカが剣でバンバン削っていったので「おいおいそんな低硬度の鉱物で役に立つのかよ?」と思ってましたが、ヒーロー作品的理不尽を適用された模様。納得。
ま、3人のダイノガッツが集まって初めて真の姿を得られる、という展開でしたから、まあいいでしょう。
というか、このアバレマックス登場プロセスも、「それなら仲間は『装着者』以外に4人必要だ。」とか「アバレマックスの剣は武装した黒い虎が背負って出てこなきゃ駄目。しかも二本。」とか「エミポンがアレで舞ちゃんがアレとすれば、スケさんはいずれアバレンジャーを守る為に散って、若手に交代するのか?」とか「そうするとデズモゾーリャ様は当初、首だけ?」とか「エヴォリアンの体制が3人(+1人)なのはこの為だったのか!」などというツッコミが雨あられと(降ってへん)
・・・いや、マジこのツッコミ入れたの俺だけちゃうでホンマ(知るかくそたわけ)

それは余禄。
今回はキラーゴースト倒して終わり、と思いきや、デカモノ2体登場で引きでした。そうか、アバレマックスと対になる爆竜が出てくるって言うことですね?って、アナザアースにそんな爆竜がいたということでしょうか?爆竜ホネホネロック(違います)はこの伏線か。ナイスご都合主義。
というわけで、次回はデカもの同士の叩きあいです。アバレンオー一体では数の上で不利な状況で、一体どのように新爆竜が登場するのでしょうか?はたまた、ティラノ強化改造大作戦なんでしょうか?


■■■ 次 回 ■■■

さて!
今度はアスカの夢の残り1つ。そう、新爆竜・・・でも、新武器=強化改造凌駕だったので、新爆竜も強化改造かも。普通に考えるとティラノだけど、ティラノだとアバレンオーと揃い踏みが成立しないし・・・。
(はた)
そうか!ブラキオ閣下か!(笑)
っつーわけで、次回を活目して待て!アスカも次回で壮絶な最期だ!本人が「さよなら」言ったんだから間違いない!(大間違い)

【 アバレンジャー第32話『アバレ爆竜フルスロットル』 】