アバレンジャー第37話『快感アバレクイーン』

(2003/11/9)

黎明の使徒リジェ、遂に成長!その名はリジュエル!コギャル系クソガキです。ナイスバディも完全防備で台無し。
アバレン側も負けじと、マックスオージャ強化合体のお披露目!余り物を引っ付けたその勇姿・・・名はマックスリュウオー!
えーっと・・・まあいいや。


■ざっくり追跡

■リジュエル誕生!

今回の冒頭はエヴォリアン。遂にリジェが成長し、ナイスバディ(?)のおねーさんになり、自ら『リジュエル』と改名。で、成長の瞬間、何故か『謎の少女』がリジェから分離し、いずこかへと消えてしまいます。

しかし、ナイスバディ(?)だけでトキメクほど壬琴は甘くはありません。そこでリジュエルは、ヴォッファの新作ギガノイドを使い、お披露目記念の初出動と洒落込むことに。さてその作戦とは・・・?

■謎の教会

その頃恐竜やでは、お弁当のしいたけを食べなかったことを凌駕に注意された舞ちゃんが、凌駕にたてつきます。あわあわ。
そんな時に次元の扉反応。凌駕は、ふてくされた舞ちゃんを気にしながらも出撃します。

現場に到着したものの、そこには大きな教会と、そこに通りかかった、なんとも猟奇的な雰囲気の仮面をつけた大道芸人(らんる評)らしき男しか見当たりません。ギガノイドサイズとかマホロが言ってたのに・・・。
その時、舞ちゃんが倒れたとの連絡があり、凌駕は後を二人に任せて帰還。

■リジュエルの作戦

さて任された幸人とらんるは手分けして周囲を索敵するのですが、二人の通り過ぎたところで事は起きていました。

ゲームばかりやって言うことを聞かないクソガキに手を焼くブタ・・・いや、その母親。それに対し、「子育てから解放されたくないですか?」と怪しい音楽とともに語り掛けるのは、先ほどの大道芸人(らんる評)
そして、少年の前から、母親は姿を消します。

どうやらこれがリジュエルの作戦のようです。狙いは『子供達の涙を集めて宝石を作る』とか。
リジュエルは、仲の良い親子が「なんかムカツク」そうで、「ムカツク奴はテッテー的に痛めつける」んだとか。いいねえ、今時のコギャル系クソガキっぽさの演技、実に秀逸です。
・・・え?素なの?(笑)

■舞ちゃん高熱事件の犯人

舞ちゃんは、一時は41度もの高熱を発したものの、今は静かに寝息を立てています。原因不明ながらも、今は安定していることに、銀の翼に望みを乗せて駆け戻った凌駕も安堵します。
その凌駕に、どこからともなく「ごめんなさい。」との声がかけられます。しかし声の主の姿は見当たりません。さあ、犯人は一体誰か?

■怪しい大道芸人とトリノイド?

索敵を終えた幸人とらんるが合流したところに、母親に追いすがる少年の姿が。しかし母親はあまりに冷たい態度を取り、まるで親子版金色夜叉の様相。そのあまりのことに堪らず二人は割って入りますが、母親はそのまま立ち去っていきます。
残された少年の手には、母親から手渡された怪しげなものが。それは、大道芸人(らんる評)が母親に手渡したらしきもの。一体これは・・・?
ともかく、二人は少年を家に帰らせ、母親の後を追う事に。

後を追った二人は、大道芸人(らんる評)の集団に襲われます。それぞれが異なる楽器を持ち、BGMが次第にオーケストラ調に。これって、もしかして今回のギガノイド『悲劇的』に因んだ曲?
そんなウンチクは求めてねーよハゲと釘をさして話を追います。
大道芸人(らんる評)は、やがて『悲劇的』の姿になって二人を襲いますが、一撃食らっただけで消えちゃいます。勿論幻ですとも。
そして、二人が周囲に注意を向けると、あの大きな教会が・・・。

■リジュエル圧倒的

そこに、舞ちゃんを任せてきた凌駕が合流、いざ教会に乗り込もうとした時、けたたましい笑い声と共にリジュエルがもったいぶって登場!ああ・・・なんてサービス精神に欠けた衣装なんだろう(またかい)

凌駕達は一様に、それがリジェであることに驚きます。だってまだ1歳だもん。
そんでもって、『初登場は圧倒的なパワーを見せつける』とのお約束どおり、リジュエルは凌駕達をボロカスにした後、教会の中に無理矢理連れ込み柱に縛りあげ、これから自分が何をするのかを見せ付けることにします。

因みに、凌駕が恐竜やを後にしたところで、舞ちゃんのもとにあの謎の少女が姿を現し、「ごめんなさい。でも、こうしないと私は消えてしまうの。」と舞ちゃんに謝罪。
しかし、舞ちゃんにしてみれば一体誰なんだかさっぱり。「お姉ちゃん、誰?」
そっか、『お姉ちゃん』だよな、舞ちゃんには。こいつはうっかりだ。

■リジュエルと凌駕

教会には、「子育てから解放されたい」と思っている親達が揃っていました。その親達の口から、リジュエルは巧みにあるキーワードを発させます。
子供なんかいらない。
それは、あの怪しげなブローチ(?)を通して子供達に伝わります。そして、そのあまりの言葉に悲しんだ子供達がこぼす涙を、リジュエルの元へと届ける電送アイテム。蒸(削除)
そして、子供達の涙はやがて結晶化し、宝石となるわけです。

それに凌駕が、「子供がいらないと本気で思ってる親なんかいるわけがない!」と反発。リジュエルの攻撃を受けてもなお、凌駕は親達を必死に説得、その甲斐あって、親達は我を取り戻します。これによってリジュエルの宝石は粉微塵。あーあ。
この、親達が我を取り戻すシーンで、例の小田○正ソングが流れないのは、やはり手落ち(意味ないわ)

■誕生!マックスリュウオー!

折角の宝石もそれで御破算になったリジュエルは、『悲劇的』に凌駕達を襲わせます。このときの口上。
バッカじゃないの!?
ウゼーんだよ!
うむ、見事にコギャル系クソガキを演じてますね。・・・え?素なの?(笑)
ともあれ、ギガノイド『悲劇的』に更にキラーオーが参戦した為、凌駕達もアバレンオーとマックスオージャで対抗することに。

ところが、初登場の壊滅的な強さはどこへやら、凌駕達は苦戦します。
そこに、余りものの爆竜達(笑)が駆けつけ、マックスオージャと『爆竜超合体』、マックスリュウオーとなります。唐突過ぎて屁も出ません(笑)。そして、例のお約束どおり、その一撃で『悲劇的』は葬り去られ、壬琴とリジュエルも一旦撤退。
因みに、こういうのもリジュエルには『カ・イ・カ・ン♪』とか。この娘も「痛ぇだろうがよぉ!?」とか「千年早ぇんだよ。」とか言うんだろうなあ(誰が言うか)

■大団円と川遊び

さて、それぞれの家庭は、子供達に親に感謝する心が育ち、暖かな家庭となった様子。恐竜やでも、舞ちゃんが凌駕の膝の上で、嫌いだと言っていたしいたけを美味しそうに食べて大団円です。ああ、膝の上に舞ち(予防的削除)

その様子を見ていた謎の少女は、突如不思議な感覚に襲われます。
・・・気のせい?
いえいえ。
川の中でジャブジャブとアバレ放題し放題なのは、あの暗黒の戦士。月夜をバックに雄叫び一閃、いずこへともなく姿を消して今回は幕。さて、暗黒の戦士の正体は一体?


■ブラキオ閣下のお言葉

男の意地は伊達じゃない!守り抜くブラ、その笑顔を。

絶対ネタがある!と思ったけど、ちっとも思い出せませんでした。そこで調べてみると、星雲仮面マシンマンED『おれの名はマシンマン』サビ部に該当するそうです。
画像とか設定とか見たり読んだりして、「あー観た覚えがあるー!」と思い出しました。私の特撮に関する知識なんてそんなもんです。へい。


■追記

成長を遂げたリジェ、略してリジュエル(何の略だ)の初登場。キャラクターはまあまあですが、スタイルと衣装は壊滅的。この鬱屈を晴らす為にも、サトエリハニーを観ましょう(半年以上待つんかコラ)
そもそも、たかの知れた露出度・お色気・プチナイスバディの特撮ヒーロー系女戦士/幹部に、過度の期待は寄せてませんが・・・こう考えると、前年・前々年は比較的恵まれてたんだなあ・・・と感慨にふけってしまいます。

今回、リジェがリジュエルに成長するに際し、謎の少女が分離したのですが・・・ええっ!?リジェに取り憑いてたの!?って感じでした(笑)。
でも、成長したリジュエルにはもう取り憑けないから、仕方なく舞ちゃんに。この娘、何らかの形で『宿主』が必要な様子。もう舞ちゃんには迷惑をかけられない以上、これからこの娘はどうやって存在していくんでしょう・・・?
(はた)
マホロ・・・?(笑)

そういえばそのマホロ、既に恐竜やの秘密基地の操作を『見よう見まね』でマスターした模様。この業界、見よう見まねは本家を凌ぐ為のキーワード。あとはセーラー服にハチマキ、赤ブルマへそ出しで絶対的に不足しているサービスに徹底してくださるに違いありません(大間違い)

そしてもうひとつの新要素、余った爆竜達の使い道として、スティラコを中心とした5体合体・マックスリュウオーの登場。なんで頭部まで変わるんだろう。っつーか、なんか久々にああいう『ロボロボ』した顔が出てきたな。最近出番がないもんだから、とうとうリクルートか(誰が)
それにしても・・・
アバレンオーは、凌駕が抜け、更にオプション爆竜全員が抜け、もう救い様がありませんね。どんなテコ入れが入るやら。もしかして・・・閣下?そうか、遂に閣下が!?(ありません)


■■■ 次 回 ■■■

さて!
次回はエミポンが海外に引っ越しちゃう!?インパクト激強な両親に抵抗するエミポンは、遂に念願のアバレピンクに・・・って、なんつー安っぽい格好やねん(笑)。
また、思わせぶりな暗黒の戦士とマホロが続けざまに映され、意味深な幕引き。ベタネタ警報発令か?

【 アバレンジャー第38話『花咲けるアバレピンク』 】