アバレンジャー第38話『花咲けるアバレピンク』

(2003/11/16)

エミポンが家出!?そのお陰で、念願のアバレ戦士に!?しかしてその実態は・・・?
実態といえば、あの正体不明の謎の暗黒の戦士も、遂にその正体が!勿論みんなは、「誰なの?!」なんてバカなことを聞いたりしないよな!


■ざっくり追跡

■エミポンの家出

恐竜やの日常。横田のおっさんの隣で、舞ちゃんはアバレマックスを「凌ちゃん」と称して描いたり、すぐ側の座敷でエヴォリアンについて声高に語ったり・・・正体を隠すつもりがないのはわかってるけど、なんかヘンな感じ。

そこに、キャリーバッグ片手に来店した一人の美女(笑)。なんと、それはエミポン。そのオトナっぽい(笑)格好と仰々しい荷物に戸惑う凌駕達。するとエミポン、驚きの告白。
家出してきちゃいました!

エミポンによると、両親が突然タイに引っ越すと言って自分まで連れていこうとし、その強引なやり方が勘弁ならずに飛び出した、というのが家出の真相だそうです。
タイかあ・・・行けば?サイコッパーワーを身につけて、本当にアバレピンクに変身できるようになるかもよ?(武神流)

そこに乱入してきた怪しげな二人。勘定を払おうと言って無下にされた横田のおっさんと手に手を取ってエミポンを連れ出していくこの二人こそ、実はエミポンのご両親。どこをどう遺伝子操作したらエミポンが産まれてくるんでしょうか。それ程に劣悪遺伝子の保有者です。ルド○フ大帝のご光臨はまだか!(ありません)
っと、その代わりに次元の扉がご開帳。

■トリノイド・ルージュラフレシア

今回は、リジュエルがミケラに作らせたトリノイドによる作戦が展開されます。勿論、作戦立案者はリジュエル。
さてそのトリノイドですが、口紅とキリンとラフレシアを合体させたルージュラフレシア。「ジュラフよ〜ん♪」と登場する、女性タイプというよりはKABA.ちゃん系キャラクター(誉め言葉)

それにしても、ミケラはすっかりリジュエルにビビリまくってますねえ。「リジェの時はカワイ気があったけど、リジュエルになったらおっかない」とか。おっさんか貴様(笑)。

さてそのルージュラフレシア(略名:紅花、女性の顔に口紅で落書きをし、その女性を次々とラフレシアに変えていってしまいます。うむうむ、女は口紅で変身するとはよくぞ言ったもの(意味違う)
そこに凌駕達が現われますが、紅花は男連中を容易く撃退。らんるには「魅力がない!」と口紅攻撃を仕掛けますが、らんるの逆襲で紅花は尻込み。
そこを、変身した3人がフクロ叩き。戦隊の戦士達って非道だよな(笑)。っちゅーか紅花ってば激弱。
こいつぁいけねぇ、とそこにリジュエルが駆けつけ、凌駕達に不意の電撃ビリビリを食らわせて「今日はこのくらいにしといてあげるわ」とクールに退却(外部太陽系戦士風)

■エミポンの説得、大失敗

両親に連れ戻され中のエミポンは、自分が引越ししたくない理由を両親に打ち明けます。
エミポンは、地球の平和の為に戦っている人達がいること、その人達と一緒に戦いたいこと、離れたくないこと・・・。その熱心さに両親は心打たれたか、真顔に。
しかし、両親はそんなエミポンに『何か悪いものでも食べたか?』とキ印扱い。あわれエミポン、説得も全く役に立たず、そのまま家に連行される結果に。

勿論、そう簡単に諦めるエミポンではありません。何か企んでいるようですが、一体・・・?

■困った『お姉ちゃん』

その夜、恐竜やはやはりどこか静か。
舞ちゃんが「笑里お姉ちゃん、居なくなっちゃうの?」と不安げに問うと、凌駕は「エミポンは、パパポンの仕事の都合だから仕方ないんだよ?」とあっさり。うむ、凌駕は、エミポンごときが100や200居なくなろうと、天下泰平は揺るぎ無いというわけですなあ(大間違い)

そう言われてあっさり納得するほど舞ちゃんは冷淡ではありません。ほら、寝る時に何故か出て来てるあの謎の少女にまで、「どうして?」と尋ねて「そんなこと聞かれても困るわ・・・」と困惑させてます(笑)。
っちゅーかアンタいつ消えるのよ・・・。

■作戦の真相

リジュエルの今回の目的は『地球の全ての女性を消してしまう』こと。
女性が消えれば、やがて人間どもは滅びる、という風にヴォッファは『こじつけ解釈』してますが、真相は全く関係ないところにありました。
それは、壬琴が自分以外の女に気を引かれたりしないようにする為。って、自分を磨いたり、壬琴に自分をアピールしたりということは考えないのかこの娘は(笑)。

壬琴も、そんなリジュエルを割と気に入っている模様。当然です。そんな女が、自分に興味を示さなくなった男に一体どんな事をし始めるか・・・壬琴も想像するだに楽しい世界に突入ですなあ(変態か)

それにしても、エヴォリアンはすっかりこの二人に牛耳られてます。ミケラも、「デズモゾーリャ様も一向に復活しないし、この際二人についていくしか・・・」なんて言い出しちゃいます。おい、いいのかデズモゾーリャ様(笑)。

このシーン、戦勝ムードでワインなんか傾けてる二人の側で、勝手にジェラシーを燃やしたりしている紅花が妙に愉快です。こういうノリは不可欠です。こればっかりってのも困るけど(笑)。

■その気で爆走!

さてその翌日。
女性を次々とラフレシアに替える紅花。そこに、両親を連れたエミポンが偶然通りかかり、紅花を見た両親は驚きの声を上げてしまいます。しかも悪いことに「化け物」なんて呼んじゃうから、紅花もつい大激弩引き絞って声の方向にズンズン。ちゃんと額の日の丸もビコンビコンと反応(無いわド阿呆)

そこに凌駕達が現われて変身。それを見たエミポン両親、更にそこに怪しげないでたちで駆けつけてくるエミポンの姿に驚きます。いや、急ごしらえなのはわかるけど・・・入場拒否ものだよなあ(何の話だ)

幸人は「ふざけるな!遊びじゃないんだ。」と怒りますが、自分も戦っていることを両親に見せたいというエミポンの真剣さと熱意に、遂に凌駕達も折れ、夢の4戦士揃い踏み!口上もちゃんとあり、爆竜シーンではちゃんと相棒まで登場、更にアバレシンボル(?)には某おだてブタ風の相棒も!うーん素晴らしい。文句無し。

■エミポン、散る

しかし、所詮エミポンはただの人。幸人が渡してくれたアバレイザーのお陰で、バーミア兵にはかろうじて対抗できる程度。そんなエミポンの視界に、自分の親に迫る紅花の姿が飛び込んできます!

紅花は、自分を化け物呼ばわりした張本人に迫っていたのです。ここは笑いどころです。目くそ鼻くそとは良くぞ言ったり、です。っちゅーか『くそ』どころの騒ぎじゃないよなどっちとも(笑)。
それを守ろうとエミポンが割って入りますが、アバレイザーでの抵抗もむなしく、ラフレシアにされてしまいます!ありゃりゃん。

■乱入、また乱入

その様子を見て怒った凌駕達。誰よりも幸人が激昂してます。
その怒りでアバレモード発動!というところで、またも不意に電撃ビリビリ。そう、リジュエルです。今度は壬琴と一緒。
しかし、久々にキラー優勢で進んでいた戦闘も、紅花が突然何者かの剣に頭部を貫かれて一転。見ればそれは暗黒の戦士!って気づけよ壬琴もリジュエルも(笑)。

暗黒の戦士は、そのまま凌駕達に襲い掛かりこれを半殺しにし、返す刀で壬琴に襲い掛かります。しかし今回の壬琴はパワフリャバージョン、暗黒の戦士を撃退しちゃいます。
その兜が弾き飛ばされ、遂にその素顔が・・・。
そう、それはなんとアスカ

■マホロ、記憶を取り戻す

その顔をモニター越しに見たマホロは、なんと記憶を取り戻します(笑)。すげぇ、これが『愛の力』か。ぶうっ!(昏倒)
いや失敬、あまりに滑稽でついつい。

このアスカ、レバー後タメ前後前+PPPによる必殺の一撃で、壬琴・リジュエルはおろか、凌駕達に大ダメージを与えながらも、また例の頭痛に襲われ、姿を消しちゃいます。
壬琴はその破壊力にトキメキを覚えながら、リジュエル達とその場は撤退。凌駕達は呆然と立ち尽くしたまま。


■ブラキオ閣下のお言葉

出てないし。しかも今回、爆竜はティラノだけで更にタイトルコールとアイキャッチだけだし。なんなのよ。


■追記

いやあ、何が一番良いって、エミポンの衣装ですね。勿論、アバレピンクみたいな色物の方ではありませんとも。ええ当然。ホント、あの両親の遺伝子をまったく受け継がなくて良かったね♪
っちゅーか、ラフレシアになっちゃいましたねえ・・・。こんな最期を迎えるとは(勝手に迎えさすな)

アスカ大爆発!さすが、本気になったら誰よりも強い男は違います。そんな男を操る鎧の力の凄まじさが際立つというもの。
次回はマホロが急接近し、愛の目覚めの時を迎えるのかどうなのか気になるところ。おお、するとマホロは電気鞭の使い手か。思い起こすと、あれって結構非道だよな(何の話か)

今回登場した紅花・ルージュラフレシア。こいつのノリはご想像通り、私の好きな部類です。こういうノリを忘れたら、戦隊は終わりだよな。終わらないけど。
・・・ところで、キリンってジラフ?ジュラフ?どっちでも通じるの?

エミポン両親。そのあまりの色物ぶりは引くしか・・・。っちゅーか、OPでその名前を見た瞬間、「そのネタかよ!」とツッコミを入れた人は結構多そうな(笑)。
「知らなかった〜」って人、どのくらい居るのかな?子供は知らないだろうから免除して。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
エミポンはラフレシアにされるわアスカはバーサークでウリィィィだわマホロはいとも簡単に記憶を取り戻すわでもー大変なアバレンジャーですが、一体どうなるんでしょう?記憶が戻ったからって、あの装束が出てくるのは何か間違ってる様な気がしますが、その辺どうなんでしょうか。
っちゅーか、閣下もワニも出ないアバレンジャーなんて、殆ど価値なし。女性陣サービスもたかがしれてるのに・・・某星座戦士ものは割と揺れるそうじゃないか。見習え、って無理か。あっははは(俗物)

【 アバレンジャー第39話『がんばれ!アバレファーザー』 】