アバレンジャー第47話『5人のアバレンジャー』

(2004/1/18)

仲代壬琴、遂にアバレンジャーデビュー!
えーっと・・・。
白いから、コマンダー・ミコと命名。みこみこー、っぴ♪(何の話だクソヤロウ)


■ざっくり追跡

■壬琴の去就

仲代壬琴は恐竜やで目覚めます。あれで死んだら、そりゃみんな怒るわいな(笑)。
しかし壬琴は、自分を歓迎しているのが凌駕だけだと察知。って、歓迎されたいのか?(笑)

ここで凌駕が、壬琴をここに住まわせると言い出し、幸人やエミポンの反発(弱め)を受けます。そんな雰囲気の中、壬琴は黙って去ろうとしますが、物怖じしない舞ちゃんに手渡された折鶴に押しとどめられます。

■侵略の園

その頃、またもスティラコの御神託が下ったマホロは、それをアスカに伝えるべくメッセージを送ります。それをデズモゾーリャに見咎められますが、自ら剣を差し出し『御随意に処分を』と意思表明するマホロに、デズモゾーリャも今回は不問とします。
その時、リジュエルの意志が必死に抵抗し、マホロ、ミケラとヴォッファに助けを求めます。しかし、デズモゾーリャを裏切るような真似が出来る筈もなく、リジュエルは再びデズモゾーリャの支配下に。壬琴の名を叫ぶリジュエルが痛々しいシーン。ホントならね(笑)。

■割と自分本位な凌駕

一度は座した壬琴も、結局出て行こうとします。そこにらんるとアスカが壬琴の荷物を運び込んできて、壬琴の足を止めます。これは、らんるの『お願い』によって、ワニが壬琴の家の鍵を渡した為です。そのシーンを想像すると妙に楽しい(笑)。

壬琴はそれでも、デズモゾーリャが中にいる自分は凌駕達とは違う、といって去ろうとします。そんな壬琴を凌駕が殴り倒し・・・
「すいません。でも仲代先生だって、俺達と同じ、赤い血が流れてる人間です!
月並みな台詞の為、基地から警報でで駄目出し。

■メッセージ

基地の警報は、マホロからのメッセージを受け取った通知メロでした。その内容は・・・
五つの力が一つになる時、奇跡の光が闇を追い払う
というもの。『はてなマーク』の舞ちゃんがラブリー♪

送信元のマホロは、デズモゾーリャのご指名を受けてニューボトル引っさげてカモりにアナザアースへ御出馬。・・・デズモゾーリャがママさんか(よせ阿呆)。
ママさん、今度こそアバレンジャー殲滅、と気合十分。マホロにとっては絶好の好機到来ですが・・・。

五つの力とは自分達5人のことだ、とアスカ。4人は自分達、最後の一人は壬琴だと。しかし壬琴は、デズモゾーリャとの決着は自分一人でつける、と出ていってしまいます。
凌駕は『壬琴を信じて待つ』とまた月並みなことをぬかして、また基地から駄目出しくらいます。

■お見通しのデズモっち

基地が反応したのは次元の扉。デズモゾーリャとマホロです。
マホロは5人が揃うのを期待していましたが、現われたアバレンジャーは4人。メッセージが届かなかったか、或いはやはり仲代壬琴が拒んだか。いずれにせよマホロがっかり。

仕方が無いのでマホロが背後からデズモゾーリャを狙いますが、デズモゾーリャは全てお見通し。あっという間にマホロを磔にして動きを封じてしまいます。
その上でデズモゾーリャは、『デズモリジュエル』なる強化体に変化。これがまた強い。アバレイザー斉射も、個人必殺技も全く通用しません。さすがです。

■壬琴の決断

その様子に爆竜達がやきもき。壬琴の参戦を望んでいます。でもステゴは、次に変身した時が最期かも知れない、と壬琴に戦って欲しくないと言います。気が気でないのです。

とあるビルに壬琴の姿はありました。ゲイラーからも「どうするつもりゲラ?」と督促。
それを黙らせ、ひとりたたずむ壬琴は、ひそかにポケットにしのばせていた折鶴を手にし、凌駕達のことを思います。
どいつもこいつも、余計な真似ばかりしやがって・・・。
そういって折鶴を投げると、それはまるで生きているように滑空していきました。そして壬琴は・・・。


■アバレンジャー5人体制

アスカは、圧倒的な力のデズモゾーリャに決死の特攻。一矢を報い、同時にマホロを救出。さすが無敵の竜人魂。でも「小癪な」と強烈な一撃を食らって吹っ飛ばされます。
幸人達も、凌駕をアバレマックスにコスプレさせようとたところを、一撃食らって吹っ飛びます。どうやらアバレマックスは怖いらしいですね、デズモっち。

変身も解け、いよいよアバレンジャーも最後か・・・というところで壬琴が姿を現してデズモゾーリャに啖呵を切ります。
俺は俺として生きてやる。生き続けてやる!
 それが最高の、トキメキだ。

その口上で壬琴を中心に4人が揃い、壬琴の号令と共にいきなりアバレモードにチェンジ!そして名乗り!「五人揃って(懐古的削除)
その勇姿に恐竜やでも舞ちゃん達大喜び。・・・おや?謎の少女だけは違うようですね。

■奇跡の光

こうなるとデズモゾーリャに勝ち目はありません。5人に囲まれ切り刻まれ放題、アバレキラー鞭セットでビシバシ打たれて首絡まれてブン投げ飛ばされて気にぶつかってドタリ。
起き上がったところを、ダイノガッツ増幅ドーパミン作用でスーパーサ○ア人化したアバレンジャーどもにチャラHEADチャラされてボガンム。もう終わり。

恐竜やの方では、謎の少女がお別れの挨拶。どうやら月に帰るようです。ぴょん♪ええ兎ですとも。乗物は勿論七福神の乗る宝船です。風化待ち。

デズモリジュエルはリジュエルの姿に戻り、そこを凌駕が畳み掛けようとしますが、目の前に謎の少女が登場して止まります。
すると少女はリジュエルの中に入り込み、デズモゾーリャを追い出してしまいます。容易い。

■残された赤子

倒れているリジュエルに近づくマホロ。その腕の中でリジュエルは、マホロを「お母さん」と呼び、その姿はやがてリジェを経て赤子に。実年齢はこのくらいですかね。

一件落着風味のところに、デズモゾーリャ精神体が茶々入れ。これがスーペリアダイノダイナマイトも通用しない痴れ者。なんせ本体がないんですからね。
デズモゾーリャはどうやらマホロに憑依しようとしているようです。その気配を察したマホロは、その腕の赤子をアスカに投げ渡して託します。「私の子を、お願い!」と言われて思わず変身を解いたアスカの動揺がよい具合。

結局マホロはデズモゾーリャに憑依され、「恨み晴らさでおくべきか」と撤退。
アスカの手に残された『マホロの子』・・・さて、どうするつもりか?ブラキオ閣下も心配。


■赤子と壬琴、恐竜やへ

残された赤子は、デズモゾーリャとマホロの間に出来た子供(壬琴談)。壬琴は知らないんですね。その前にアスカが(以下削除)
それでもアスカは、『私の妻・マホロの子』としてその赤子を育てていくと決意。すがすがしいまでの愛です。どうせホントはアスカの子ですし(笑)。
そして壬琴も、恐竜やに住むことを了承したようです。
ワニの奴、引越しの片づけは済んでるんだろうな。
一人になったのは、この台詞をひねり出す為だったのですね(全然違う)

侵略の園に戻ったデズモゾーリャは、マホロの肉体を捨て、ミケラとヴォッファを融合合体させてデズモヴォーラとしてその器に憑依。ミケラとヴォッファはこれで終わりなのか?それより、二人がデズモゾーリャの命令で準備していたものとは一体?
というところで幕。・・・『邪命体』って、デズモゾーリャの肉体専用の単語じゃなかったんだね(阿呆)


■追記

仲代壬琴は、親の愛すらも受けたことのない、いわば愛に餓えた子。それゆえに、恐竜やの雰囲気にほだされていくことになる・・・なんて展開になればベタでいいなあ。別の意味で嫌だけど(どないやねん)

今回、5人での初名乗り。アバレキラーは『トキメキの白衣』。『白眉(はくび)』とも聞こえたのですが、個人的に壬琴と白眉がまるっきり繋がらないので、ウチとこでは白衣の方で押し通します。
しかし、壬琴の登場は凡庸。
何度言っても、イク○ー2とかノ○ァとかの先例に学ぼうとはしないようですね(一般的な話をしろハゲ)
尤も、理想的シーンが描けるほど尺に余裕が無かった様だし、何かで埋め合わせをしてもらえれば勘弁してやらんでもない。
そうだな・・・。
実はデズモゾーリャの本来の姿はナイスバ(緊急隔離)

隔離病棟なんざ1ミリ秒で脱獄できるわ阿呆(基本的に間違い)。
それ系といえば、これでリジェ・リジュエルが登場しなくなるのが不満。元々この作品は、それ系には完全にそっぽをむけている為、さして痛手ではありませんが・・・。
というか、かすみちゃんDVD『あした』好評発売中。宣伝料寄越せ(しつこい)。

一方の雄・舞ちゃん。物怖じしないなあ(笑)。この可愛い印象のまま、姉御肌バリバリな娘に育ったのを見てみたいなあ(何で姉御肌か)

さて。赤ん坊になっちゃったリジュエル。真の名は何なんでしょう?
当面はアスカが育てていくことに決まりましたが、アスカが育児パパだと不安がいっぱいです。ここはひとつ、ワニ(削除)
それにしても・・・ホントは誰の子なんだろう。

ワニ、今回は出すぎずしつこすぎずいい塩梅。あっさりしているのに、ワニらしさは崩さず。うまいねえ。本書きの考え方の違いかなあ。
ここまでくると、最後がどうなるのか本当に興味が尽きません。気の早い話だけど、『デカレンVSアバレン』でも登場する予定が既に組まれているんじゃないかな。だったらいいなー。うっわ気の長い話。

どうでもいい奴度数極大と専ら評判のスティラコですが、一体何様のつもりなんでしょうか?


■ブラキオ閣下のお言葉

なし。お、そういえば今回ロボ戦闘なし。当然の結果ですか、もしか。


■■■ 次 回 ■■■

さて!
折角5人揃ってゴレ(略)になったというのに、次回は壬琴が「なんじゃこりゃー!」とポックリ風味?そりゃないぜセニョール。
ゲイラーの予告がそそるというのに・・・本当にこれで最期なのか壬琴!?

【 アバレンジャー第48話『ファイナルアバレゲーム』 】