ハリケンジャー 巻之二十一『仮面とナゾナゾ』

(2002/7/14)

成長したマンマルバは、ジャカンジャを裏切ったゴウライジャーを襲う。その力の前に、さすがの一甲も膝を突く。だがマンマルバは止めを刺さず、意味深な言葉を残して消え去る。
センティピードにマンマルバが戻ったのを見計らうように、六の槍・サタラクラが姿を現す。だが、その破天荒ぶりにはさすがのタウ・ザントも目を背ける。

マンマルバにやられた一甲達を笑う鷹介達の前に、巨大化したジャカンジャ中忍・ジン・ギローンが現れる。早速旋風神で迎撃するが、それは蜃気楼、つまり幻だった。
それを嘲笑うかのようにハリケンジャー達の前に姿を現したのはサタラクラだった。
そのあまりのキャラクターに呆気に取られた鷹介達は、サタラクラのペースに巻き込まれ、罠に陥ってしまう。

箱の中に閉じ込められた5人は、サタラクラの出すなぞなぞに正答しなければ攻撃を受けてしまう羽目になった。一甲・一鍬、そして鷹介と不正解扱いにされ、窮地に追い込まれてしまう5人。

同じ頃、謎の緑の戦士が出撃しようとしていた。
「OK、今行くぜ、ベイビー♪」
一体何者なのか・・・?そして、鷹介達は・・・?


■煩悩

■ハリケンブルーおよび七海

久々に七海なんかもあった今回は、ハリケンブルーと七海の決定的な違いを含めて紹介しよう。

ブルーとして登場したこのシーンと、サタラクラに呆気に取られたシーン。ブルーと七海の脚の差が歴然としている。更に気合入れ直しのシーンと比較すると、もう全く別物。
七海の脚は、普通に細身でストレートジーンズが似合う。勿論スカート姿でもそれなりに見える。
ブルーの脚は、引き締まった大腿部の割にほどよくついた脂肪が、いかにも女性らしい曲線をみせつける上、タイツ地にタイトミニ、更に臀部曲線と脚部のラインの繋がり、腰が安定している分細く見える上半身及び腰のラインなど、七海と大きく溝を開けている。

だから俺はブルーが好きだ。
とかいいつつ、七海のこんなシーンも、テレビを下から覗き込むぐらい好きなんだが(スケベジジイなだけじゃないかクソヤロウ)

■ウェンディーヌ姉様

新幹部登場なので、出番はないと思っていたが、いやいや、ないならないで煩悩を満たす辺り、わかってるね東映は(こないだクソミソ言ってたやんか)

まずいきなり冒頭、六の槍を迎え入れる為に「気合入れて化粧」してる姉様。いいね!うつ伏せになってる背中にそっと横座りして背中に指をはわせて欲しい。
は?倫理協会?
やかましい。人の煩悩呪わば穴百八つというではないか(言いません)。同じ穴のムカデの癖に(ムジナだ)

後はなさそうに思えたが、これだ!パイをぶつけられて、サタラクラに迫る三人!というかパイ!おおっ、寄せてあげてるとはいえ、なんと気持ちよさそうな曲線!ほどよい弾力のありそうな揺れだし、いいね!出番が少ない方がいいぞ姉様!
最後は立ち姿(上半身)。前にも言ったが、姉様の腰から臀部、大腿部のラインが少しでもくっきり映っているのは、なかなか貴重だ。貴重といいつつ結構見てる気もするが気にするな。切れ上がった小股の辺りとか拝んどけ。ぱんぱんっ(柏手)

■おぼろさんとハムちゃん館長

ハムちゃん館長は使いまわしでお茶にごしがあって気に入らん。そんな中でも、とてとてっとお散歩風味のお姿はたまりません。

おぼろさんのシーンは、サタラクラに釘をさされた時の仁王相より、ハムちゃん館長にちょっと筋違いな説教されてる時の、「あたし?あたし?」という姿が妙に可愛いので良い。可愛いという歳でもない気もするが。


■感想

■なぞなぞ

なるほど、確かにゴウライジャーの二人は『俗世間』に極めて弱そうだ。幼い頃からアレだったからなあ。

最初の問題は一甲へ。上は大水、下は大火事。定番中の定番と思わせておいて、実は一甲が大悩み。凄い転落人生だな、こいつ(笑)。
で、その答えが「洪水の日の地下街の火事」。間違ってない気もする(笑)

次は一鍬。袋を破って食べるもの。一瞬スナック菓子とか考えた俺もどうかしている(死)。だが、一甲の偶然のヒントで「パン」と正解を導き出す一鍬。そういえばなぞなぞだったな。
だがサタラクラは時間切れと非情の宣告。先に言え、先に!

次は鷹介。「パパが嫌いな食べ物」なんて定番。だが前例があるので必死で考える。しかしどうしても「パパイヤ」以外に答えが出ない。
しかし正解は「パパによって違う」。当たり前じゃー!なぞなぞちゃうんかコラ(笑)

■サタラクラ登場

マンマルバの帰還を、まるで待っていたかのように登場したサタラクラだが、まずは軽くパイ・トラップ。しかし、マンマルバには通用しなかった。「ノリが悪いよ〜」(サタラクラ・談)
ところで、タザやんって・・・タウ・ザント様?あ、照れていらっしゃる(違う)

今回はいきなり作戦を任されている。中忍ジン・ギローンの蜃気楼(この段階でサタラクラ配下とわかる)で、旋風神がビルを誤斬。そこにけたたましく登場したこのサタラクラ、ハリケンレッドを軽くあしらう(感情に流されていたが)など、さすが七本槍に選ばれるだけはある。
そして、なぞなぞボックスに5人を封じ込めて、あとはハマっていくのを待つばかり。なかなか良いテンポを持ってるじゃないか、サタラクラ。
しかし、サタラクラは最初から鷹介達の正解を認めるつもりなんかないんだよな。傍目には単に騒がしい阿呆な奴だが、要点だけはしっかり押さえている。いいじゃんサタラクラ、こいつ好きだわ。蹴飛ばしたくなるくらいうるさいけど。

■ジャカンジャグループ

「お子様に涙、地球に腐敗、悪に笑いを」
でおなじみのジャカンジャグループ。
そうだったのか(笑)

■残りの七本槍

といっても、二の槍と七の槍は欠番だから、四本槍なんだが。そもそも最初に「7」を固定させておいてメンバーを後から揃えようとは、さすが、どこかマヌケたジャカンジャ軍団頭領タザやんだな。ジャカンジャはこうでないと。

そういう意味でマンマルバは面白くないが、いくらなんでも全員がアレでは余計に面白くないからな。我慢してやろう。
そしてこのマンマルバがまた強い。七本槍はハリケンジャー達と互角以上に渡り合ってきたが、ゴウライジャー2人を相手にあの立ち回り、強すぎる。でもイカツクて嫌い。でもあの声で語尾の「ラー」を変えないでいてくれるのはとても嬉しい。

残りの三人は、殆ど出番が無かったな(笑)。まあ、前回ハデにやってくれたから良しとしよう。

■謎の戦士

暗闇の中、バッティング練習をしている緑の戦士。
・・・なんだい、このスットコドッコイのインチキ外人(推測)は。
「Ok、今行くぜ、ベイビー♪」
駄目すぎ(笑)


■ 次回! ■

サタラクラのなぞなぞと、マンマルバの仕込み罠によって、最大のピンチを迎えるらしい5人に、スットコドッコイなエセ外人が助っ人にやってくる!
バット背負って歯の浮く声音のその正体とは?待て次週!

【 ハリケンジャー 巻之二十二『翼とニンジャ』 】