ハリケンジャー 巻之二十三『コロンと名探偵』

(2002/7/28)

謎の戦士・シュリケンジャーの正体談義で花が咲く鷹介達。それを余所に、ハムスター館長は苦悩していた。御前様の手の者であることはわかったものの、肝心の正体まではわからないのだ。

センティピードでは、マンマルバが静かにカブトライジャーを追い込み、サタラクラは中忍・キラコローネを遣わせ、人間を香水に変えさせていく。

ジャカンジャ出現の報せを受けた鷹介達は、途中妙な探偵と出会うが、適当に切り上げて先に進み、ゴウライジャーと合流して罠を張る。罠にかかったキラコローネは、マゲラッパ軍団を召喚、ハリケンジャーとゴウライジャーと戦う。
だがカブトライジャーはマンマルバの呪詛が効き、まともに戦えない。更に悪いことに、さっきの妙な探偵がしゃしゃり出てきてマンホールに落下、鷹介達はまともな戦闘隊形を取ることができない。

その隙を突いたキラコローネが、七海と吼太を香水にしてしまう。だがそこに、さっきの妙な探偵が再び姿を現し、マゲラッパを次々と倒してまわる。うろたえるキラコローネの隙を突いた一甲の一撃で、キラコローネは一旦退却する。
鷹介達は、探偵がつけた発信機を頼りにキラコローネを追う。

鷹介達はとある廃屋にたどり着く。壁の隠し扉の奥に香水にされた人々が・・・キラコローネの襲撃に、探偵が正体を明かす。その正体とは、天空忍者シュリケンジャー!
シュリケンジャーとゴウライジャーがキラコローネの相手をしている間に、鷹介は七海と吼太を探す。だがそこにキラコローネの香水火炎が!爆発する廃屋。

からくも脱出した鷹介だった、七海と吼太はキラコローネの手に。キラコローネは炎で二人の香水をあぶり、鷹介達に武器を捨てさせる。二人を元に戻し、鷹介達が駆け寄ったところを火炎攻撃するキラコローネに、シュリケンジャーの怒りが爆発し、ファイヤーモードが発動する!
『分身魔球』『秘打千本ノック』で「あ逆転サヨナラ、葬らん!」とたった一人でキラコローネを粉砕する。

巨大化したキラコローネを天空神が迎え撃つ。意外と苦戦するところに、旋風神ハリアーが参上、『ホイールクラッシュ』『スピンビー・暴れ独楽』でキラコローネを撃破する。

だが、シュリケンジャーの正体は探偵ではなく、変装だったのだ。正体不明のまま、またも去っていくシュリケンジャー。館長はだが、その正体にある人物を当てはめ、当惑していた。


■煩悩

■姉様とフラびぃ

今回は全体的に少なすぎ。ということで、投げやり気味に寄せ上げ乳で1・2・3、および香水嗅ぎ嗅ぎ。なさすぎ今回。

色気系女幹部を強調するにしては、姉様は強調部位が「寄せ上げ」の乳だけというのは、パンチが弱いな。もっとこう、腰とか、脚とか、強調する場所はあるだろう!そんなことではいい大人にウケないぞ!?
・・・というか、いい大人ウケを狙う番組ではなかったな(死)
狙うんだったら小池栄子とかブツブツ・・・あいつは脚がちょっと弱いんだよなブツブツ(こらこら)
フラびぃは相変わらずパッと見た目は魅力的じゃないんだけど、ひとたび口を開くとそのキャラが全面に出てきて大きく印象が変わる。これで少しでも色気系だったら凄いんだけどな。

■ハリケンブルーとか

腰と大腿部はいいキャラなんだけど、乳がなあ・・・。今回、5人が構えているシーンとかでアップあったんだけど・・・サラシか何かでギュッと締めてるんじゃないか?やらしくないように。全く・・・ものを知らない連中だ(貴様だド阿呆)

今回、見栄きりがハリケンジャーとゴウライジャーで分けてあった為、「三人同時の『あ参〜上!』」が見られたのが愉快。いいじゃんこれ。こんなんもっと見たいなあ。
さて煩悩側は、まずイエローと駆けるブルーの後ろアングル前アングル。後ろアングルなんか、ヒップラインとか大腿部のラインがうまく見えていい案配。
キラコローネに香水にされる瞬間、および火あぶりから解放されて悶絶中のシーン。こういうシーンは腰と脚とのラインが妙に色っぽくなることが多いんだよな。
最後は、旋風神呼び出しに行くとこ。

今回はこんなとこ。


■探偵?No,No、Meは20の顔を持つ忍者!

そっか、シュリケンジャーには「ファイヤーモード」ってのがあって、顔の模様が前後逆転するんだ。口調まで変わってしまうのが笑えるな。ファイヤーモードは江戸っ子モード、と(メモメモ)
それにしても、あの「ズシンッ」って落ちるベスト・・・何か妙に笑えてくる。何故だろう?

で、例の探偵が突然強くなって戻ってきたと思えば、実は変装だった・・・という、随分ベタな展開で俺は大変嬉しい。モードチェンジでキャラが豹変するのとか、「ハハハハーハーイ♪」みたいに去っていくのもベタで好き。

というか、ファイヤーモードの江戸っ子キャラって凄いベタだよ。
分身魔球に大回転打法、千本ノックで「葬らん」って(笑)
こんなにベタが心地よいのも珍しい。どんどん行け!

そんなこいつは「宇宙統一流忍者」。御前様は、その開祖となって疾風流迅雷流をひとつにする、というのが口癖だったとハムちゃん館長が証言。だが、それならあの若造が宇宙統一流忍者であるのは、少々解せない。
この部分が、館長が「シュリケンジャー=御前様」と判断した理由だな。

関係ないけど、探偵さんって、過去の戦隊で主役はった人だって?そうなん?それじゃ、「20の顔」って期待しちゃうね。最後に番場壮吉が出てきたら大笑いだよな(笑)←とかいってベタな釘をさしておく

■愉快なだけじゃないぜ、サタラクラ

うーん、こいつのノリって好きだなー。でも、あのヒゲ面で「ボキ」はねーだろ。こいつらしくて好きだけど。

姉様とフラびぃに手渡した香水、実は宇宙ゴキブリから作ったもの。振り掛けた香水が元の姿に戻ってフライング。キャーキャー逃げ回る二人を、例の如く豪快に笑い飛ばすサタラクラ・・・
もう、こいつってばサイコーにいいよな。それでいて、実は確信犯でもなかったりするところが特に。

「タザやん」「ベイベー」「マルちゃん」「ウェンちゃん」
さて、「フラビージョ」と「サーガイン」はどう呼ぶのだろう?希望としては、
「フ〜ラびちゃ〜ぁぁん(故・山田康夫調)」
「サガやん」
辺りがベタで良さそう。

■今回の中忍、キラ・コローネ

ハリケンジャーの中で、初の女中忍では?そのせいか、声の艶がいい。ナイスマダムって感じ。
語尾のキャラ付けも、この艶っぽさで逆に高得点。この台詞まわし、姉様にちょっとでも身につけてもらいたいね。

■不憫なゴウライジャー

なんというか・・・いたっけ?(笑)

それくらい、不憫な気がする。ビクトリーガジェットだってでなかったし、ロクな活躍だってしてないし、マルちゃん呪いで兄ちゃんズキンドキン。渚のハイカラ(以下削除)
最後だって、折角轟雷神を呼ぼうとしたのに間に合わなかったし。


■ 次回は修行? ■

次回はマンマルバがまたゴウライジャーいびりに出向。けど、なんか一甲と一鍬が時期的なものを考慮して和太鼓をどどんどん♪からかっか♪
そうか、次回は盆踊り大会、と(メモメモ)
なんにせよ、マンマルバじゃあ、面白さは期待できないな。こいつ普通すぎなんだよ普通。実はジャカンジャちゃうやろお前。ということで、次回は煩悩的には期待値ゼロ。今からやる気失せ失せ。

【 ハリケンジャー 巻之二十四『タイコと稲妻』 】